日進市教育振興基本計画見直し(案) 主な修正点について 2 基本施策 基本施策1 家庭・地域教育力の向上 項目 ページ 5 現状と課題 6 修正後 当初 修正理由 しかしながら、近年の都市化、核家族化、 しかしながら、近年の都市化、核家族化、 昨今、子どもの貧困が問題視されているた 地域における地縁的なつながりの希薄化な 地域における地縁的なつながりの希薄化な め、「現状と課題」に貧困問題を追加。 ど、・・・。また、保護者の経済的な理由等か ど、・・・。 らくる子どもの貧困が新たな問題とされてい ます。 主な取り組み 2.地域の子どもの育成活動の支援 3.放課後の子どもの居場所づくり そこで、各地域の特色を活かしながら独自 の事業を展開している家庭教育推進委員会 に対して継続して事業委託を行うとともに、 関係者のスキルアップを目的とした講演会 を開催するなど、組織運営やそれぞれの事 業に対する支援を行います。 また、地域の伝統行事などを活かした多 世代・異世代交流を推進し、伝統文化を継 承する機会を設けるとともに、ものづくりの 継承と発展を目指し、体験学習講座として 「少年少女発明クラブ」を実施し、子どもの 育成を図っていきます。 そこで、各地域の特色を活かしながら独自 の事業を展開している家庭教育推進委員会 に対して継続して事業委託を行うとともに、 関係者のスキルアップを目的とした講演会 を開催するなど、組織運営に対する支援を 行います。 また、地域の伝統行事などを活かした多 世代・異世代交流を推進し、伝統文化継承 とともに地域での子どもの育成を図っていき ます。 第2回会議における「『継続して事業委託を 行う』の後に、『家庭教育推進委員会の事業を 支援していく』ことを入れていただきたい」との 委員からのご意見より。 県の生涯学習計画を参考に、現状にあわせ て一部修正、追加。 ・・・「放課後子ども教室」の環境を整えてい ・・・「放課後子ども教室」を実施します。併 現状にあわせて一部修正。 きます。併せて、留守家庭児童対策事業と せて、留守家庭児童対策事業として実施し して実施している放課後児童健全育成事業 ている学童保育事業との連携を図り、・・・ との連携を図り、・・・ 基本施策2 確かな学力・豊かな心と身体の育成 項目 ページ 7 現状と課題 7 修正後 当初 修正理由 障害や疾病等で支援を必要とする子ども は増加傾向にあり、・・・ 障がいや疾病等で支援を必要とする子ど 日進市では、「障『害』」と漢字表記に統一し もは増加傾向にあり、・・・ ているため、「障がい」となっている部分を「障 害」に修正。 確かな学力や健やかな心身を育む教育を 行うため、小学校に、1・2年生の集団への 適応指導を担当する低学年指導補助教員 及び、学年に関係なく担任と連携して授業を 行う少人数指導補助教員を、小学校及び中 学校に、学力面での支援が必要な児童・生 徒を指導する学習指導補助員を配置 し、・・・ 確かな学力や健やかな心身を育む教育を 行うため、小学校及び中学校に少人数指導 補助教員、学習指導補助教員、低学年指導 補助教員を配置し、・・・ 障害や疾病等で支援を必要とする子ども が適切な教育的支援が受けられるように、 個別の教育支援計画を作成するとともに、 特別支援学級補助教員や介助員の配置を 進め、個別の支援体制の充実を図っていき ます。一人ひとりに応じた指導や支援に加 え、障害のある者と障害のない者が可能な 限り共に学ぶしくみ(インクルーシブ教育シ ステム)の構築を進めます。 また、各学校の特別支援教育コーディネー ターがより機能的に動けるように、特別支援 教育コーディネーター後補充の職員を配置 していきます。 さらに、大学との連携を図り、子どもを対象 にした臨床心理相談事業を委託するなど、 大学の専門性を活かした取り組みを充実さ せていきます。 障がいや疾病等で支援を必要とする子ど 第2回会議において、委員よりご指摘いただ もが適切な教育的支援が受けられるよう き、県の計画にあわせ、インクルーシブ教育シ に、個別の教育支援計画を作成するととも ステムについての記述を追加。 に、特別支援学級補助教員や介助員の配 置を進め、個別の支援体制の充実を図って いきます。 また、各学校の特別支援教育コーディ ネーターがより機能的に動けるように、特別 支援教育コーディネーター後補充の職員を 配置していきます。 また、大学との連携を図り、児童生徒を対 象にした臨床心理相談事業を委託するな ど、大学の専門性を活かした取り組みを充 実させていきます。 学校図書館の図書については、文部科学 省が定める基準による図書冊数を目指すと ともに、学校図書館に図書館補助員を配置 することにより、司書教諭の補助として、蔵 書管理や貸出・返却、図書館を活用した授 業の補助等を行い、・・・・・・ また、読み聞かせや朝読書の時間を設け るなど、図書を活用し、子どもが読書に親し む習慣を身につける取り組みを推進します。 学校図書館の図書については、文部科学 省が定める基準による図書冊数を目指すと ともに、学校図書館に図書館補助員を配置 することにより、司書教諭の補助として、蔵 書管理や貸出・返却、図書館を活用した授 業の補助等を行い・・、 また、朝読書の時間を設けるなど、読書に 親しむ習慣を身につけていきます。 主な取り組み 2.個に応じた指導の充実 8 35.特別支援教育の推進 43.読書活動の推進 第3回会議において、委員より「『学習指導 補助教員』とあるのは、『学習指導補助員』」で はないか」との指摘をいただき、確認し修正。 また、第3回会議において、委員より、「様々 な補助教員、補助員があり、区別がつかな い」、「補助教員や補助員がどのようなことを やっているのかわかるよう、はっきり記述した 方がよい」とのご意見をいただき、記述を修 正。 第2回、第3回会議において、「学校図書館 法が変わり、学校には司書を置くことになって きているが、司書教諭がなくなったというわけ ではない」、「学校図書館の今後のあり方につ いては、不確定な部分が多いため、『司書の 補助として』という文言は入れない方がよいの ではないか」とのご指摘をいただき、一部削 除。 基本施策2 確かな学力・豊かな心と身体の育成 ページ 項目 8 当初 修正理由 地域や大学等の連携により、外部講師を 招聘し、教職員の負担軽減を図るとともに、 子どもたちのゆとりある生活と、家庭の日 (毎月第3日曜日)の家族と過ごす時間の確 保や地域活動への参加等の促進に配慮し ながら、部活動の環境の充実を推進してい きます。 近年、本市の中学校の部活動について 教職員の負担軽減と子どもたちのゆとりの は、吹奏楽やサッカーなどで全国大会に出 重視という現状にあわせて記述を修正。 場し、輝かしい成績を残す部活動も見受け られます。今後も、選手が大会などに出場 する際の交通費の補助やバスの借り上げな どを行うとともに、地域や大学等の連携によ り外部講師を招聘するなど、積極的に部活 動の環境の充実を図っていきます。 9.いじめ防止対策の推進 「日進市いじめ防止基本方針」に基づ き、いじめの未然防止、いじめの早期発見、 いじめへの対処にかかる取り組みを学校の みならず、市全体で進め、大人一人ひとりが 日頃から子どもが発信する小さなサインを 見逃さず、全ての子どもが尊厳を保ち、健全 な人間として成長することができる社会の実 現を目指します。 平成27年度に「日進市いじめ防止基本方 針」を策定したことから、主な取り組みに追 加。 10.相談体制の充実 スクールソーシャルワーカー、スクールカ ウンセラー及び心の相談室相談員などを配 置し、子どもが直接いじめや悩みなどを相 談できる体制の充実を図っていきます。 また、教育支援センターにおいては、不 登校児童生徒への教育、家庭訪問など学 校復帰への支援を推進します。 相談体制の充実に積極的に取り組んでいる という現状にあわせて項目を追加。 6.部活動の環境の充実 9 修正後 基本施策2 確かな学力・豊かな心と身体の育成 項目 ページ 9 119.食育や地産地消の推進 修正後 当初 修正理由 望ましい栄養や食事の摂り方を学習する ため、栄養教諭、学校栄養職員による栄養 指導を実施します。また、小学生の給食セン ターの見学会や中学生の職場体験の場の 提供、伝統的な郷土料理・行事食を取り入 れた献立の実施、小中学生とその保護者等 を対象とした献立コンクールの実施を通し て、子どもたちの給食への関心を高めるよう 努めていきます。これに併せて「朝食を食べ ない児童生徒ゼロ」を目指して、栄養バラン スのとれた食生活や「早寝・早起き・朝ごは ん」等の規則正しい生活習慣の重要性につ いても啓発していきます。 また、積極的に県内産の農畜水産物や市 内の農産物を使用し、給食を通じて地産地 消を進めていきます。さらに、週5日のうち4 日を米飯とするなどして、和食の良さを子ど もたちに伝えていきます。 学校給食では、「朝食を食べない児童ゼ ロ」を目指した栄養士による給食指導の実 施や、小学校の給食センターの見学会や中 学生の職場体験の充実、郷土料理・行事食 等を取り入れた献立の作成、給食への関心 を高めるための小中学生を対象とした献立 コンクール等を実施していきます。 また、週5日のうち4日を米飯とし、地元日 進産のお米を使用しています。副食におい ても積極的に県内産の農・畜・水産物や市 内産の農産物を使用しており、今後も食育 を通じて地産地消を進めていきます。 第2回、第3回会議において、委員より、「国 が推奨しており、県の計画にもある『早寝・早 起き・朝ごはん』という言葉を計画に入れてい ただきたい」とのご意見をいただき、記述を修 正。 基本施策3 安全で安心して学ぶことができる教育環境の整備 項目 ページ 10 現状と課題 修正後 修正前 校舎や体育館の耐震化については、・・・ 併せて、インターネット・携帯電話の普及を はじめ、経済・社会・生活のあらゆる場面で 情報化が進む中、情報及び情報手段を主 体的に選択して活用する能力を育成するた めに、時代に対応したICT環境の整備を 図っていくことが重要となります。 県の計画及び現状にあわせて記述を追加。 本市の児童生徒数は、・・・ 10 主な取り組み 1.学校施設の整備及び充実 また、国や県の動向を踏まえながら、ICT 機器などの教育環境の整備を行うとともに、 情報セキュリティの確保を図っていきます。 県の計画及び現状にあわせて記述を追加。 基本施策3 安全で安心して学ぶことができる教育環境の整備 ページ 項目 修正後 修正前 10 登下校時における安全対策として、市の 防犯アドバイザーによる学校内及び学校周 辺の巡視・指導や、通学路の危険箇所や交 差点などで子どもたちを安全に通学させる ための交通指導員の配置を実施します。併 2.子どもたち児童生徒の安全の確保 せて、いざという時に子どもたちが駆け込む 事の出来る「こども110番の家」の充実に努 め、見守りボランティア活動等、保護者や地 域住民の協力も得ながら、登下校時の子ど もの見守りを推進していきます。 登下校時における安全対策として、警備 業者による学校内及び学校周辺の巡回警 備や、通学路の危険箇所や交差点などで子 どもたちを安全に通学させるための交通指 導員の配置、・・・ 現状にあわせて記述を修正。 また、第2回会議で、「『地域住民による見守 り』といった内容を入れていただきたい」とのご 意見があったことから、記述を見直し。 11 また、障害や疾病等で支援を必要とする 子どもたちについては、就学前の幼稚園・保 育園のときから担任の先生、子ども発達支 援センターと教育委員会が連絡を取り合 い、・・・ また、障がいや疾病等で支援を必要とす る子どもたちについては、就学前の幼稚園・ 保育園のときから担任の先生と教育委員会 が連絡を取り合い、・・・ 日進市では、「障『害』」と漢字表記に統一し ているため、「障がい」となっている部分を「障 害」に修正。 現状にあわせて、「子ども発達支援センター」 を追加。 経済的理由で修学困難と認められる児童 現状にあわせ、高等学校等に通学する生徒 生徒の保護者に対し、・・・ への補助に関する記述を追加。 3.切れ目のない学びの確立 6.就学・修学支援体制の充実 また、高等学校等に通学する生徒の修学支 援のため、経済的理由により修学困難であ ると認められる学業良好な生徒を対象に修 学資金の補助を行い、教育の機会均等及 び社会に役立つ人材の育成を目指します。 併せて、私立高等学校等に通学する生徒 の保護者の経済的負担を軽減するため、特 に負担の大きい入学納付金についての補 助を実施します。 基本施策4 学びを支援する体制の充実 項目 ページ 12 修正後 修正前 修正理由 主な取り組み 1.生涯学習システムの充実推進 2.高校・大学と地域の交流促進 13 3.図書館サービスの充実 また、生涯学習人材バンク「まちかどね ネットワーク」を運営し、技能や知識を持った 地域の人財を発掘すると共に、「学びネット あいち」を活用することにより、市民主体の 自走する生涯学習システムの充実を図りま す。 高校においては、特に地域との交流を図 り、・・・ 大学との連携においては、市内外の大学 と連携し、・・・大学の人材・施設を使って地 域の知的資源を有効活用し、子どもたちの 知的好奇心を高める学びの場である「子ど も大学にっしん」を開催します。 また、生涯学習人材バンク「まちかどね 県の計画及び現状にあわせて一部修正、追 ネットワーク」を運営し、技能や知識を持っ 加。 た地域の人財を発掘・活用することにより、 市民主体の自走する生涯学習システムを推 進します。 特に、平成29年度からは、「子ども読書活 動推進計画」の策定にあわせ、0歳から18 歳までの子どもたちが、本を生活の中で身 近に感じ、積極的に読書活動を行うことがで きるように、図書館が中心となって様々な取 り組みを推進します。 「子ども読書活動推進計画」の策定にあわせ て記述を追加。 高校においては、特に地域との交流を図 現状にあわせて一部追加。 り、・・・ 大学との連携においては、市内外の大学 と連携し、・・・大学の人材・設備を活用した 子どもたちの知的好奇心を高める学びの場 である「子ども大学にっしん」を開催します。 基本施策5 文化の振興 項目 ページ 13 現状と課題 14 修正後 修正前 日進市には、国登録有形文化財(建造物) 日進市には、市が指定する文化財が10 である旧市川家住宅をはじめ、市が指定す 件(平成24年4月現在)、また現存する埋 る文化財が11件(平成25年4月現在)、ま 蔵文化財包蔵地が58箇所あります。 た現存する埋蔵文化財包蔵地が58箇所あ ります。 修正理由 現状にあわせたデータの修正。 主な取り組み 1.芸術文化の振興活動の推進 2.文化財の保護・調査・普及・活用 市民会館で実施されている自主文化事業 を多様化し推進させるとともに、・・・「にっし ん文化祭」や「日進市民美術展覧会」など市 民の芸術鑑賞と参加の機会を多くします。そ のために、「まちなかギャラリー」の実施や 「あいちトリエンナーレ」のサテライト会場で の協力を目指し、市民が芸術に気軽に参加 できる環境を整えていきます。 また、「夏休みこども絵画教室」、「子ども アート展」など、子どもたちの文化活動を振 興する事業を推進します。 さらに、民俗芸能発表会を開催し、本市の 伝統文化の継承を行う機会を設けていきま す。 (第1段落削除) 市民会館で実施されている自主文化事業 県の計画及び現状にあわせて一部修正、追 を多様化し推進させるとともに、・・・「文化 加。 祭」や「美術展」など市民の芸術鑑賞と参加 の機会を多くします。 また、「子どもアート展」など、子どもたちの 文化活動を振興する事業を推進します。 地域の風土と本市に生きる過去から現在 現状にあわせて一部修正、追加。 までの人々の歩みを記録し、・・・ 生涯学習や文化財保護活用の拠点とし また、生涯学習や文化財保護活用の拠点 て、江戸時代に建造され、地域の歴史を現 として、江戸時代に建造され、地域の歴史を 在に伝える歴史的建造物である「旧市川家 現在に伝える歴史的建造物である「旧市川 住宅」を保存活用していきます。 家住宅」を保存活用していきます。 また、本市の特徴的な文化財である「猿投 窯」等、地域固有の歴史を理解する上で欠 かすことのできない埋蔵文化財が開発予定 地に所在する場合には、適切に記録保存措 置を講じていきます。 基本施策6 生涯スポーツの推進振興 項目 ページ 14 現状と課題 15 修正後 修正前 修正理由 しかし、平成26年度に実施した市民意識 調査の結果では、週に1回以上スポーツを 行う人の割合は31.1%となり、前回調査 の29%から若干向上したものの、今後も引 き続き、スポーツを身近に感じられる環境を 整備し、市総合計画の最終目標でもある5 0%を目指していくことが必要です。 しかし、平成20年度に実施した市民意識 調査の結果では、週に1回以上スポーツを 行う人の割合は29%にとどまり、今後は、 だれでも、いつでも、気軽にスポーツが楽し め、身近に感じられる環境を整備することが 必要です。 現状にあわせたデータの修正。 第2回会議において、委員より「計画である ので、目標数値を入れてはどうか」とのご意見 をいただいたことから、目標数値を追加。 市内スポーツ団体の体育協会やレクリ エーション協会との連携を強化し、・・・団体 の支援・育成を図るとともに、各種スポーツ の専門的な知識・技能を有する指導者を養 成するセミナーを実施して、市民ニーズに対 応できる指導者を育成し、救急救命講習会 への参加を呼びかけるなどスポーツにおけ る安全の確保も行っていきます。 また、2020年に東京で開催されるオリン ピック・パラリンピックを通じた学びを推進し ていきます。 市内スポーツ団体の体育協会やレクリ 県の計画及び現状にあわせて一部修正、追 エーション協会との連携を強化し、・・・団体 加。 の支援・育成を図るとともに、各種スポーツ の専門的な知識・技能を有する指導者を養 成するセミナーを実施して、市民ニーズに対 応できる指導者を育成します。 主な取り組み 2.スポーツ組織の活動支援 第4章 基本計画の推進に向けて ページ 項目 16 1 計画の進行管理 修正後 修正前 この計画の進行管理の方法について この計画の進行管理の方法について は、・・・PDCAサイクル(Plan:計画、Do:実 は、・・・PDCAサイクルのもと計画の進行管 施・実行、Check:点検・評価、Act:処置・改 理を図っていきます。 善)のもと計画の進行管理を図っていきま す。 修正理由 第3回会議において、委員より「一般の市民 にとっては、PDCAサイクルの意味がわからり づらいので、説明を入れた方がよい」とのご指 摘をいただきたことから、記述を追加。
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