第 6 章 経営戦略(投資・財政計画)

第6章
経営戦略(投資・財政計画)
6 - 1 経営戦略策定の趣旨・位置づけ
◇ 公営企業を取り巻く現状
全国の上下水道事業を含む公営企業は,保有する資産の老朽化に伴い大量の更新
時期を迎えていることや人口減少等に伴い料金収入が減少していることなどから,
その経営環境は厳しさを増しており,不断の経営健全化の取組が求められています。
公営企業は,住民の日常生活に欠くことのできない重要なサービスを提供する役
割を果たしており,将来にわたってもサービスの提供を安定的に継続することが可
能となるよう,中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」を策定することが総
務省通知(※1)により要請されています。
出典: 全国都道府県・指定都市公営企業管理者会議(平成 27 年 2 月 23 日開催)
【資料3】公営企業の経営戦略の策定等について(総務省ホームページより)
◇ 本市の現状と経営戦略の策定
本市においても,上下水道事業を取り巻く経営環境は,不安定な景気動向や節水
機器の普及,今後の人口減少等の要因から,水需要の低迷による収益の減少,老朽
化した施設の更新・耐震化に対する投資の増大など,厳しい状況が続くものと見込
んでいます。
※1 総務省通知
「公営企業の経営に当たっての留意事項について」(平成 26 年8月 29 日付け総務省公営企業三課室長通知)
『「経営戦略」の策定推進について』(平成 28 年1月 26 日付け総務省公営企業三課室長通知)
- 63 -
このような状況においても,経営基盤の強化と財政マネジメントを確立するため,
上下水道事業が持つ経営資源である「ヒト・モノ・カネ・情報」を最大限活用する
中で,総務省通知や本ビジョンにおける取組内容を踏まえ,中長期的な経営の基本
計画である「経営戦略」を策定するものです。
◇ 計画期間
「経営戦略」の策定に当たっては,中長期的な視点から経営基盤の強化や財政マ
ネジメントの向上に取り組むため,計画期間は「10 年間」とします。
(計画期間)2017 年度(平成 29 年度)~2026 年度(平成 38 年度)
◇ 経営目標及び個別指標の目標
持続可能な経営基盤を確立するため,本ビジョンにおける「基本方針」を踏まえ,
「経営戦略」における 3 つの経営目標と個別指標の目標値を設定して取り組みます。
経営目標 Ⅰ
水需要が減少する厳しい環境にあっても,将来に過度の負担を先送り
しない,財政規律を踏まえた健全で安定した経営を行います。
経営目標 Ⅱ
アセットマネジメント手法の活用により,投資額の平準化を含めた計
画的・効率的な更新投資を実現し,市民の安心・安全を確保します。
経営目標 Ⅲ
自主財源の確保や受益と負担の適正化を行うとともに,多様な主体と
の連携の推進など新たな視点に立った事業経営を行います。
≪個別指標の目標値≫
会計
区分
目標とする指標
現状
目標
指標の意味
料金回収率
106.7%
100%
以上
水道を供給するために必要な費用が,料金で
どの程度賄えているかを表す指標
企業債残高
409 億円
360 億円
以下
将来の負担が過大となっていないか,必要な
投資を行っているかを分析する指標
料金回収率
134.0%
100%
以上
工業用水道を供給するために必要な費用が,
料金でどの程度賄えているかを表す指標
企業債残高
26 億円
5 億円
以下
将来の負担が過大となっていないか,必要な
投資を行っているかを分析する指標
経費回収率
108.5%
100%
以上
汚水を処理するために必要な費用が,下水道
使用料でどの程度賄えているかを表す指標
企業債残高
976 億円
630 億円
以下
将来の負担が過大となっていないか,必要な
投資を行っているかを分析する指標
水道
工業用
水道
下水道
※ 経営分析に当たっては,表に掲げる以外の指標も活用して総合的に検証を行います。
- 64 -
6 - 2 水道事業の将来の事業環境の見込み
(1) 給水人口・給水戸数の予測
ア
給水人口の予測
国立社会保障・人口問題研究所による将来人口推計に基づき予測した結果,本
ビジョンの最終年度である 2026 年度(平成 38 年度)における給水人口は 428,174
人であります。本市の将来人口が減少していく見込みと同様に,2015 年度(平成
27 年度)実績の 450,192 人から約 22,000 人が減少すると予測しています。
イ
給水戸数の予測
給水人口の予測に基づき給水戸数を予測した結果,2026 年度(平成 38 年度)
における給水戸数は 200,007 戸であります。2018 年度(平成 30 年度)までは増
加し,それ以降は減少に転じる見込みとしており,結果として,2015 年度(平
成 27 年度)実績の 204,389 戸から約 4,400 戸が減少すると予測しています。
<予測の方法>
①給水人口
2015 年度(平成 27 年度)の実績に基づき,国立社会保障・人口問題研究所による
将来人口推計の年当たり増減率を乗じて算出した。
②給水戸数
生活用については,①給水人口の予測値を,過去 5 年間から推計した世帯当たり
人口で除して算出した。以外の用途については業務用や工場用などの業態別分類ご
とに過去の増減率や実績を考慮して算出した。
【 図表 6-1 給水人口・給水戸数の予測 】
人口(人)
455,000
給水人口(人)
450,192
448,602
447,018
445,440
445,000
435,000
204,389
204,608
205,027
443,867
442,300
給水戸数(戸)
440,009
437,730
205,098
204,530
給水戸数(戸)
210,000
207,000
435,463
433,207
203,966
430,963
428,174
204,000
203,111
202,332
425,000
201,838
201,347
200,788
200,007
201,000
415,000
405,000
0
~
~
~
~
198,000
0
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
(年度)
(平成27) (平成28) (平成29) (平成30) (平成31) (平成32) (平成33) (平成34) (平成35) (平成36) (平成37) (平成38)
※ 給水戸数は 1 期当たり平均の数値である。
* 各事業の予測に当たっては,定期調定を基礎数値としており決算数値とは異なる場合がある。
- 65 -
(2) 水需要の予測(配水量・有収水量)
今後の水需要を予測した結果,本ビジョンの最終年度である 2026 年度(平成 38
年度)における配水量は 46,507 千㎥,有収水量は 44,181 千㎥であります。
配水量は,最も多かった 2006 年度(平成 18 年度)の 55,908 千㎥と比べて 9,400
千㎥の減少(17%減)
,有収水量は,2007 年度(平成 19 年度)の 51,161 千㎥と比
べて 7,000 千㎥の減少(14%減)となっています。
これは,節水機器の普及などの要因による 1 戸当たりの使用水量の減少傾向に加
え,人口減少に起因する給水人口の減少によるものと考えています。
<予測の方法>
①配水量
算定した有収水量に有収率の目標値(95%まで段階的に引き上げ)を
割り戻して算出した。
②有収水量
(生活用) 給水人口に原単位水量(※)と年日数を乗じて算出した。
(業務用) 業務用給水戸数に原単位水量と年日数を乗じて算出した。
(工場用) 大口需要者は直近の実績値を参考とし,その他の需要者は給水戸数に
原単位水量と年日数を乗じて算出した。
※ 原単位水量(生活用 … ア
業務用・工場用・その他 … イ)
ア:1 人当たり 1 日平均使用水量 <過去 5 年間の実績から推計した年当たり増減率を反映>
イ:1 戸当たり 1 日平均使用水量 <過去 5 年間の実績から推計した年当たり増減率を反映>
【 図表 6-2 配水量・有収水量の予測 】
(千㎥)
配水量(千㎥)
有収水量(千㎥)
52,000
50,619
49,795
50,000
49,218
48,720
48,374
48,031
48,000
46,769
46,000
46,508
46,265
46,041
45,955
47,773
45,629
45,384
47,485
45,111
47,372
45,004
47,007
44,656
46,776
44,437
46,507
44,181
44,000
42,000
40,000
0
~
~
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
(年度)
(平成27) (平成28) (平成29) (平成30) (平成31) (平成32) (平成33) (平成34) (平成35) (平成36) (平成37) (平成38)
- 66 -
(3) 水道料金収入の予測
水需要予測に基づき,現行の料金制度の維持を前提として予測した結果,本ビジ
ョンの最終年度である 2026 年度(平成 38 年度)における水道料金収入は,69 億 4
千 7 百万円となりました。料金収入の最も多かった 2007 年度(平成 19 年度)の
85 億 7 百万円と比べて,15 億 6 千万円の減少(18%減)となっています。
これは,有収水量の減少が料金収入の減少に直結する結果であり,水道事業収入
の根幹である水道料金収入は,今後も減少し続けるものと予測しています。
<予測の方法>
水道料金収入
水需要予測により算出した有収水量に業態別分類(生活用・業務用・
工場用)の 1 ㎥当たり単価(※)を乗じて算出した。
※ 過去 5 年間の実績から推計した年当たり増減率を反映
【 図表 6-3 水道料金・1 戸当たり水量の予測 】
(百万円)
8,000
生活用(百万円)
7,395
7,354
業務用(百万円)
7,307
7,264
工場用(百万円)
7,245
7,188
7,147
その他(百万円)
7,098
7,079
1戸当たり水量
(㎥/戸)
40.0
1戸当たり水量(㎥/戸)
7,023
7,000
6,987
6,947
39.0
6,000
38.1
5,000
37.9
37.6
4,000
38.0
37.4
37.4
37.3
37.2
37.2
37.2
37.0
36.9
36.8
37.0
3,000
2,000
36.0
1,000
0
~
~
35.0
0
2016
2020
2024
2015
2017
2018
2019
2021
2022
2023
2025
2026
(年度)
(平成27) (平成28) (平成29) (平成30) (平成31) (平成32) (平成33) (平成34) (平成35) (平成36) (平成37) (平成38)
(4) 水道施設の見通し(老朽度,余剰能力)
ア
水道施設の老朽度
管路や施設の老朽度については,耐用年数を経過する施設が増加していくと見
込んでいます。今後は,アセットマネジメント手法を活用し,適正な維持管理に
よる機能保持や安全性を考慮したうえで,耐用年数による更新ではなく,新たに
設定した「使用年数基準」に基づき,できる限り長期間使用することで,将来の
更新需要を抑制・平準化することとしています。
< 水道施設の状況 >
・耐用年数を経過した水道管路の割合
・耐用年数を経過した水道施設の割合
・水道管路の年度別整備状況
- 67 -
〔掲載頁 P.18〕
〔掲載頁 P.18〕
〔掲載頁 P.19〕
【 図表 6-4 使用年数基準(水道・工業用水道) 】
< 管路 >
<施設>
使用年数
基準
施設名称
耐用
年数
使用年数
基準
長寿命形鋼管
φ700 ㎜以上
100
土木構造物
60
70
φ600 ㎜以上
80
建築物
50
70
φ500 ㎜以下
40
機械設備
15
30
100
電気設備
20
30
80
監視制御設備
10
15
鋳鉄管(スリーブ無)
60
計装設備
10
20
配水用ポリエチレン管
100
薬品注入設備
15
20
TS接合
40
RR接合
60
管の区分
管種分類
鋼管
GX形
ダクタイル鋳鉄管
鋳鉄管(耐震管)
鋳鉄管(スリーブ有)
鋳鉄管
ポリエ
チレン管
塩化
ビニル管
イ
耐用
年数
(単位:年)
40
水道施設(浄水場)の余剰能力
浄水場などの施設能力については,非常時などにも対応できるように一定程度
の余裕(予備能力)を持っています。
施設利用率(※1)については,2015 年度(平成 27 年度)末現在で,7 割弱と
なっており,施設能力に対して 1 日平均配水量が減少しています。
今後も,水需要の減少から,施設利用率はますます減少するものと見込んでお
り,施設の更新に当たっては,将来の水需要の動向を考慮する中で,引き続き,
施設のダウンサイジングを行っていきます。
【 図表 6-5 施設利用率の予測】
施設能力(千㎥)
(千㎥)
1日平均配水量(千㎥)
施設利用率(%)
1日最大配水量(千㎥)
(%)
80.0
207
207
207
207
207
207
207
207
207
207
207
207
200
164
150
138
66.8
100
75.0
162
136
65.9
160
135
65.2
159
133
64.5
157
156
155
155
154
153
152
151
132
132
131
130
129
129
128
127
63.9
63.6
63.2
62.9
62.5
62.2
61.9
61.6
70.0
65.0
50
60.0
~
~
0
~
~
55.0
0
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
(年度)
(平成27) (平成28) (平成29) (平成30) (平成31) (平成32) (平成33) (平成34) (平成35) (平成36) (平成37) (平成38)
※1 施設利用率 … 配水能力に対する1日平均配水量の割合を表すもの <1日平均配水量 ÷ 配水能力×100(%)>
- 68 -
(5) 組織・給与・職員数の見通し(3 事業共通)
持続可能な事業経営を行うためには,時代の変化に的確に対応した戦略的な政策
を立案・実施できる体制を確立する必要があります。このため,問題・課題を的確
に対応するための組織・機構や横断的な連携が行える体制を整備します。
また,情勢に適応した給与制度を確立する中で,業務量に見合った人員配置や多
様な雇用形態の活用等により,定員管理の適正化を行います。
今後の職員数については,「福山市定員適正化計画2016」
(※1)に基づき,2016
年度(平成28年度)の予算における職員数を踏まえて見込んでいます。
なお,2017 年度(平成 29 年度)から実施する「浄水場等の運転管理及び維持管
理業務の民間委託」についても,業務量に見合った人員の配置を行います。
【 図表 6-6 上下水道局 機構図 】
〔2016年(平成28年)4月1日〕
上下水道事業管理者
経営管理部
上下水道総務課
(水道 5
財務経営課
(水道 6
4
工水 1 ,下水 1 )
お客さまサービス課
(水道 7
11
工水 3 ,下水 3 )
技術管理課
(水道 2
19
工水 6 ,下水 7 )
管財契約課
(水道 5
16
工水 6 ,下水 5 )
14
工水 1 ,下水 6 )
上下水道局長
1
工務部
1
配水管整備課
(水道 22 ,工水 3
配水管維持課
(水道 22 ,工水 1
給排水課
(水道 9 ,工水 1
下水道建設課
(水道 0 ,工水 0
下水道施設課
(水道 0 ,工水 0
施設部
25
下水 0 )
23
下水 0 )
20
下水 10 )
22
下水 22 )
1
水づくり課
(水道 21
37
工水 11 ,下水 5 )
施設整備課
(水道 9
11
工水 2 ,下水 0 )
水質管理センター
(水道 9
15
工水 1 ,下水 5 )
水道
118 人
工水
37
人
84
人
19
下水
下水 19 )
計
239 人
※ 管理者は特別職であるため含まない。
「上下水道局長」は,上下水道局長兼経営管理部長(水道)。「工務部」は工務部長(下水)。
「施設部」は施設部長(工水)。
短時間勤務職員は含まない。
※1 「福山市定員管理計画2016」
2016年度(平成28年度)から5年間の定員適正化計画。将来の福山市を支える人材を計画的に確保すると
ともに,本市を取り巻く環境の変化に対応する中で,行政需要の範囲,施策の内容及び手法を見直しながら,
人口規模に応じた定員の適正化に取り組むもの。
- 69 -
6 - 3 工業用水道事業の将来の事業環境の見込み
(1) 水需要の予測
今後の予測については,需要者(事業所)の増減が少ないことや責任水量制の料
金体系を採用していることから,2017 年度(平成 29 年度)の予測値である配水量
84,260 千㎥と有収水量 83,788 千㎥が,本ビジョンの最終年度である 2026 年度(平
成 38 年度)まで変動しないものとして予測しています。
<予測の方法>
① 需要者
② 配水量
③ 有収水量
2016 年度(平成 28 年度)現在の需要者数をもって予測値とした。
(10 年間固定)
算定した有収水量に有収率(94.44%:過去 3 年の平均値)を除して
算出した。
2016 年度(平成 28 年度)現在の需要者ごとの契約水量をもって予測値
とした。
(10 年間固定)
(2) 工業用水道料金収入の予測
今後の予測については,水需要の予測と同様に,2017 年度(平成 29 年度)の有
収水量(予測値)から算出した料金収入 26 億 5 千 6 百万円が,本ビジョンの最終
年度である 2026 年度(平成 38 年度)まで変動しないものとして予測しています。
<予測の方法>
工業水道料金収入
水需要予測により算出した需要者ごとの有収水量に,現行の
料金単価を乗じて算出した。
【 図表 6-7 配水量・有収水量・料金収入の予測 】
配水量(千㎥)
85,000
配水量(千㎥)
2,807
84,190
84,000
83,718
83,000
2,654
84,260
83,788
2,656
84,260
83,788
2,656
84,421
83,949
2,664
有収水量(千㎥)
料金収入(百万円)
84,260
84,260
84,260
83,788
2,656
83,788
2,656
83,788
2,656
84,421
83,949
2,664
料金収入
(百万円)
84,260
83,788
2,656
84,260
83,788
2,656
84,260
2,800
83,788
2,700
2,656
82,000
81,000
2,600
81,354
80,983
2,500
80,000
~
~
~
~
79,0000
02,400
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
(年度)
(平成27) (平成28) (平成29) (平成30) (平成31) (平成32) (平成33) (平成34) (平成35) (平成36) (平成37) (平成38)
※通年は 365 日,閏年は 366 日で見込む。
- 70 -
(3) 工業用水道施設の見通し(老朽度,余剰能力)
ア
工業用水道施設の老朽度
現状や更新の考え方については,P.67 の「水道施設の老朽度」と同様です。
使用年数基準については,P.68 に水道施設と併せて掲載しています。
< 工業用水道施設の状況 >
・耐用年数を経過した工業用水道管路の割合
〔掲載頁 P.19〕
・工業用水道管路の年度別整備状況
〔掲載頁 P.20〕
※工業用水道施設(浄水場 2 か所,配水池 1 か所,ポンプ所 1 か所)は,
建設後,40~50 年が経過しています。
イ
工業用水道施設(浄水場)の余剰能力
浄水場などの施設能力については,非常時などにも対応できるように一定程度
の余裕(予備能力)を持っています。
施設利用率については,2015 年度(平成 27 年度)末現在で,75%程度となっ
ており,近年大きな変動はありません。
今後の水需要については,景気の状況が変わらないものとして予測しており,
施設の更新に当たっては,水需要の動向や施設利用率などを考慮する中で,施設
のダウンサイジングを検討していきます。
【 図表 6-8 施設利用率の予測 】
施設能力(千㎥)
(千㎥)
293
300
293
293
1日平均配水量(千㎥)
293
293
293
1日最大配水量(千㎥)
293
293
293
施設利用率(%)
293
293
(%)
293
90.0
270
85.0
75.9
240
78.7
78.8
78.8
78.7
78.8
78.8
78.8
231
231
231
231
231
231
231
231
231
231
231
231
231
231
78.7
78.8
78.8
78.8
80.0
210
75.0
237
222
180
231
231
231
231
231
231
231
70.0
~
~
0
150
231
~
~
065.0
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
(年度)
(平成27) (平成28) (平成29) (平成30) (平成31) (平成32) (平成33) (平成34) (平成35) (平成36) (平成37) (平成38)
(4) 組織の見通し
現状や今後の考え方については,P.69 に 3 事業共通で記載しています。
- 71 -
6 - 4 下水道事業の将来の事業環境の見込み
(1) 処理区域内人口・排水戸数の予測
ア
処理区域内人口の予測
今後も計画的・効率的な汚水整備の実施を前提として予測した結果,本ビジョ
ンの最終年度である 2026 年度(平成 38 年度)
における処理区域内人口は 342,921
人であります。引き続き,汚水整備の実施による処理区域の拡大に伴い,2022
年度(平成 34 年度)までは増加するものの,以降は人口減少の要因などから緩
やかに減少するものと予測しています。
イ
排水戸数(※1)の予測
処理区(芦田川・松永)や用途ごとの実績値に基づき予測した結果,2026 年
度(平成 38 年度)における排水戸数は 159,164 戸であります。引き続き,処理
区域の拡大や水洗化率向上の取組により,2023 年度(平成 35 年度)までは増加
し,それ以降は人口減少の要因などから緩やかに減少するものと予測しています。
<予測の方法>
①処理区域内人口
2015 年度(平成 27 年度)の実績に基づき,今後の整備予定区域の人口を考慮した
上で,行政区域内人口の変化率(年齢別変化率)を乗じて算出した。
②排水戸数
一般用については,処理区域内人口に水洗化率の目標値を乗じて算出した水洗化人
口の予測値を,過去 5 年間から推計した世帯当たり人口で除して算出した。工業用水
用,公衆浴場用などについては,変動が少ないことから,2015 年度(平成 27 年度)
実績値を基本に算出した。
【 図表 6-9 処理区域内人口・排水戸数の予測 】
処理区域内人口(人)
人口(人)
排水戸数(戸)
排水戸数(戸)
350,000
170,000
343,834
345,000
344,782
345,565
346,331
345,829
345,119
344,045
165,000
342,921
341,386
339,523
340,000
337,532
157,561
158,324
159,029
159,647
159,721
159,670
159,443
159,164
160,000
156,013
154,594
334,336
335,000
155,000
152,701
150,645
330,000
150,000
~
~
325,000
0
~
~
0145,000
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
(年度)
(平成27) (平成28) (平成29) (平成30) (平成31) (平成32) (平成33) (平成34) (平成35) (平成36) (平成37) (平成38)
※排水戸数は 1 期当たり平均の数値である。
※1 排水戸数 … 処理区域内において下水道に接続している戸数(工場・事業所等を含む)
- 72 -
(2) 水需要の予測(汚水処理水量・有収水量)
今後の水需要を予測した結果,本ビジョンの最終年度である 2026 年度(平成 38
年度)における汚水処理水量は 41,283 千㎥,有収水量は 35,462 千㎥であります。
汚水処理水量及び有収水量については,引き続き,処理区域の拡大や水洗化率向
上の取組により,2019 年度(平成 31 年度)までは増加し,それ以降は 1 戸当たり
の使用水量の減少などにより緩やかに減少するものと予測しています。
<予測の方法>
①汚水処理水量
算定した有収水量に有収率の目標値(毎年 0.1%増)を割り戻して
算出した。
②有収水量
(一般用)
芦田川処理区・松永処理区の水洗化人口(予測値)に原単位排水量(※)
と年日数を乗じて算出した。
(工業用水用) 排水戸数(予測値)に原単位排水量と年日数を乗じて算出した。
(公衆浴場用) 排水戸数(予測値)に原単位排水量と年日数を乗じて算出した。
※ 原単位水量(一般用 … ア
工業用水用・公衆浴場用 … イ)
ア: 1 人当たり 1 日平均使用水量 <過去 5 年間の実績による年当たり増減率を反映>
イ: 1 戸当たり 1 日平均使用水量 <2015 年度(平成 27 年度)実績値>
【 図表 6-10 汚水処理水量・有収水量・水洗化率の予測 】
水量(千㎥)
汚水処理水量(千㎥)
有収水量(千㎥)
水洗化率(%)
水洗化率(%)
50,000
97.0
41,348
41,702
41,912
42,013
40,000
35,054
35,405
35,625
35,753
42,287
36,028
42,142
42,116
35,947
35,967
30,000
93.3
20,000
92.7
93.5
93.7
93.8
93.9
42,080
35,978
94.0
42,031
41,730
41,509
41,283
96.0
35,978
35,763
35,615
35,462
94.3
94.4
94.5
94.2
95.0
94.0
93.0
93.0
10,000
92.0
~
~
0
~
~
091.0
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
(年度)
(平成27) (平成28) (平成29) (平成30) (平成31) (平成32) (平成33) (平成34) (平成35) (平成36) (平成37) (平成38)
- 73 -
(3) 下水道使用料収入の予測
水需要予測に基づき,現行の使用料体系を維持することを前提として予測した結
果,本ビジョンの最終年度である 2026 年度(平成 38 年度)における下水道使用料
収入は,58 億 5 千 9 百万円であります。下水道使用料収入については,処理区域
の拡大や水洗化率向上の取組により 2019 年度(平成 31 年度)までは伸びが見込め
るものの,有収水量や 1 ㎥当たり単価の減少から緩やかに減少するものと予測して
います。
<予測の方法>
下水道使用料収入
水需要予測により算出した有収水量に,用途別分類別〔一般用(芦田川処理区・松
永処理区)
,工業用水用,公衆浴場用〕の 1 ㎥当たり単価(※)を乗じて算出した。
※ 一般用は,過去 5 年間の実績から推計した年当たり増減率を反映
※ 工業用水用,公衆浴場用は,2015 年度(平成 27 年度)単価とした。
【 図表 6-11 下水道使用料・1 戸当たり水量の予測 】
料金収入
(百万円)
7,000
6,000
一般用(百万円)
5,715
5,898
5,927
5,942
工場用(百万円)
5,981
公衆浴場(百万円)
5,962
5,960
5,958
1戸当たり水量(㎥/戸)
5,954
5,915
5,887
1戸当たり水量
(㎥/戸)
40.0
5,859
39.5
39.0
38.6
5,000
38.8
38.4
4,000
38.2
38.5
38.1
37.8
37.7
3,000
37.6
38.0
37.5
37.3
37.2
37.5
37.1
2,000
37.0
1,000
36.5
~
~
0
036.0
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
(年度)
(平成27) (平成28) (平成29) (平成30) (平成31) (平成32) (平成33) (平成34) (平成35) (平成36) (平成37) (平成38)
(4) 下水道施設の見通し(老朽度,余剰能力)
ア
下水道施設の老朽度
現状や更新の考え方については,P.67 の「水道施設の老朽度」と同様です。
< 下水道施設の状況 >
・耐用年数を経過した下水道管路の割合
〔掲載頁 P.20〕
・耐用年数を経過した下水道施設の割合
〔掲載頁 P.20〕
・下水道管路の年度別整備状況
〔掲載頁 P.21〕
- 74 -
【 図表 6-12 使用年数基準(下水道) 】
< 管路 >
< 施設 >
耐用年数
(単位:年)
使用年数基準
施設名称
耐用年数
使用年数基準
ヒューム管
75
土木構造物
50
70
塩化ビニル管
100
建築物
50
70
20
40
15
40
15
40
管種分類
鋳鉄管
100
ポリ管,開渠
100
イ
機械設備
(雨水ポンプ)
機械設備
(汚水ポンプ)
100
50
鋼管
電気設備
下水道(処理場)の余剰能力
施設利用率については,2015 年度(平成 27 年度)末現在で,65%程度となっ
ており,今後も汚水整備を計画的に行っていくため,さらに向上する見込みです。
しかし,将来においては,人口の減少に伴い処理区域内人口が減少に転じると
見込んでいることから,施設の更新に当たっては,将来の水需要の動向を考慮す
る中で,施設の適正な規模を検討します。
【 図表 6-13 施設利用率の予測 】
(千㎥)
施設能力(千㎥)
186
175
175
175
150
150
1日最大処理水量(晴天時)(千㎥)
190
190
190
186
1日平均処理水量(千㎥)
200
175
151
施設利用率(%)
190
190
152
152
152
152
114
115
115
116
115
115
65.4
65.7
65.9
66.1
62.1
62.1
100
64.7
80.0
175
152
151
151
140
113
(%)
150
75.0
149
70.0
115
115
114
60.8
60.6
60.3
114
113
65.0
60.0
59.7
60.0
50
55.0
~
~
0
0
50.0
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
(年度)
(平成27) (平成28) (平成29) (平成30) (平成31) (平成32) (平成33) (平成34) (平成35) (平成36) (平成37) (平成38)
※施設能力は,施設の増設予定を含む。
≪2019 年(平成 31 年)+10,458 ㎥/日,2022 年(平成 34 年)+3,600 ㎥/日≫
(5) 組織の見通し
現状や今後の考え方については,P.69 に 3 事業共通で記載しています。
- 75 -
6 - 5 効率化・経営健全化のための取組方針
(1) これまでの主な取組と内容
上下水道事業においては,
「福山市行財政改革大綱」及び「福山市行政運営方針」
に基づき,次のとおり行財政改革に取り組んできました。
◇ 行財政改革大綱(第四次)以降の主な取組
会計区分
取組項目
組織・機構の見直し
給与の適正化
定員管理の適正化
実施時期
取組内容
水
工
下
○
○
○
2012.4
水道局と建設局下水道部を組織統合し,
上下水道局を設置
2014.3
新浜浄化センター廃止
2015.3
出張所(東部・西部・北部・神辺)の廃止
○
退職手当支給率の引き下げ (2013.4 ~)
住居手当等の廃止 (2014.4 ~)
給与制度の総合的見直しによる給料表の水準を引き
下げ (2015.4 ~)
○
○
○
水道・工業用水道・下水道の 3 会計で 80 人削減
○
○
○
期間内
(※)
期間内
(※)
○
○
2013.4
松永浄化センター維持管理業務の包括的民間委託
〔2010 年(平成 22 年)から継続実施〕
2015.4
上下水道営業関連業務の包括委託
「ふくやま上下水道料金センター」開設
漏水・修繕業務の委託範囲を拡大
「ふくやま上下水道修繕センター」開設
○
○
受益者負担
の適正化
2015.3
水道料金の見直し(基本水量制の廃止など)
下水道使用料の改定(改定率:16.56%)
○
○
公共施設サービスの
再構築
2015.11
上下水道事業のアセットマネジメント(資産管理)
の導入
○
2012.3
箕島浄水場に太陽光発電設備を設置
2015.11
水質管理センターに太陽光発電設備を設置
○
○
2016.3
三川ダム小水力発電施設を設置
〔福山市,広島県,府中市の共同事業〕
○
○
一般競争入札による複数年契約を実施
〔中津原浄水場,上下水道局庁舎〕
○
○
民間活力の活用
公共施設の利活用
電気調達の見直し
期間内
(※)
※ 2011 年度(平成 23 年度)から 2015 年度(平成 27 年度)までの 5 年間
- 76 -
○
○
○
○
○
○
(2) 今後の取組方針
今後,より厳しさを増していく経営環境の中においても持続可能な事業経営を実
現するため,次に掲げる取組項目を中心に経営の健全化に向け,引き続き,取り組
んでいきます。
◇ 持続可能な経営基盤を確立するための主な取組 〔今後 10 年間〕
水
工
下
掲載
頁
(※)
会計区分
取 組 項 目
取 組 内 容
組織・機構の見直し
行政課題に的確に対応できる組織・機構や横断的な
連携が行える体制を整備します。
○
○
○
P.56
定員管理・給与
の適正化
業務量に見合った人員配置や多様な雇用形態の活用
等による定員管理の適正化を行います。
情勢に適応した給与制度を確立します。
○
○
○
P.56
企業債残高の削減
企業債の発行額は,当年度元金償還額の範囲内とす
ることを基本に,最適な借入条件の検討や自己資金
の活用による借入額の抑制などに取り組みます。
○
○
○
P.57
有収率と有効率
の向上
水道の漏水防止対策や下水道の不明水対策により,
水道・下水道の有収率や有効率の向上に努めます。
○
○
P.57
料金・使用料
の適正化
水道料金・工業用水道料金・下水道使用料の適正化
に向けた研究・検討を行います。
○
○
P.58
水洗化率の向上
接続指導などの強化により水洗化率の向上に取り組
みます。また,下水道使用料収入を早期に確保する
ことにより経営基盤を強化します。
○
P.52
アセットマネジメント
の実践
更新需要見通しや財政見通しにより限られた財源を
活用し,重要度・優先度を踏まえた計画的・効率的
な更新投資や投資額の平準化を行います。
○
○
○
P.58
施設・設備
の最適化
将来の水需要予測や使用水量の地域特性などを検証
する中で,廃止,統合も含めた上下水道施設の全体
最適化を行います。
○
○
○
P.59
人材の育成,技術や
技能の保持・継承
行政職員としての意識改革及び資質向上に取り組む
とともに,企業職員としての知識と高い技術や技能
を保持・継承します。
○
○
○
P.59
P.60
民間との連携
の推進
行政責任の確保を踏まえた上で,公と民の役割分担
を明確にし,民間活力の導入を進めていきます。
○
○
○
P.60
都市間・産学金官民
連携の推進
備後圏域の事業体等との広域連携や大学・企業等と
の連携を推進します。
○
○
○
P.61
発展的な広域化
の推進
県や近隣事業体との連携体制を構築するとともに,
発展的な広域化を推進します。
○
○
○
P.61
新技術を活用した資源
の有効活用
下水道施設の特性を活かした下水熱をはじめとする
エネルギー利活用について調査・研究を進めます。
○
○
○
P.62
※ 第 5 章 「5-3 取組項目ごとの目標・取組方針」で取組項目の具体を示しています。
- 77 -
○
6 - 6 投資・財源の試算の考え方
(1) 財源
上下水道事業を含む地方公営企業は,独立採算による経営が基本であり,財源の
試算に当たっては,収入の根幹をなす料金・使用料収入について,収納率や水洗化
率の向上などによる収入の確保に最大限取り組むことを前提とします。また,その
他の財源についても,新たな国の制度などを常に情報収集し,最大限活用すること
で使用者負担の軽減に取り組みます。
個別の財源の考え方については次のとおりです。
ア
水道料金・工業用水道料金・下水道使用料
各事業の料金等収入については,
「収入の予測」として 6-2(3),6-3(2),6-4(3)
で示した予測数値を使用します。〔2016 年度(平成 28 年度)は当初予算額〕
イ
企業債
各事業の企業債については,6-5(2)の≪今後の取組方針≫に掲げる「企業債残
高の削減」に基づき,借入額を抑制するため,新たな企業債の発行額を当年度の
企業債償還額の範囲内とすることを基本とします。なお,新規借入の条件は,原
則,借入期間:30 年,据置期間:5 年,利率:年 2.0%で見込みます。
会計区分
水
ウ
道
考
え
方
◇ 第六期拡張事業及び配水管整備事業に対して,当年度の元金償還金の範囲内で企業
債を借り入れることとしています。
工業用水道
◇ 今後 10 年間については,内部留保資金の状況から新規の借り入れは行わないこと
としています。
⇒ その後については,浄水場などの更新投資額や財源,内部留保資金の状況など
を考慮した検討を行います。
下 水 道
◇ 建設改良費の起債対象事業に対して,企業債を充当することを基本としますが,当
年度の元金償還金の範囲内で借り入れることとしています。
◇ 元金償還金に対して減価償却費が不足する額(資金不足)に充当するために借り入
れる資本費平準化債については,内部留保資金や企業債残高の状況を考慮したうえ
で活用します。
(借入期間:15 年,据置期間:2 年,利率:年 2.0%)
一般会計繰入金
総務省通知により示されている繰出基準により算定した繰入金(基準内繰入金)
を基本としますが,地方交付税(※1)措置のある経費や本市が合理的な基準に
より算定した福山市独自ルールの経費についても,繰入金として見込んでいます。
※1 地方交付税 … 国と地方の財源の不均衡を是正するため,毎年,合理的な基準より国から地方へ配分される税
- 78 -
会計区分
水
考
方
◇ 基準内繰入金のほか,高料金対策に要する経費(企業債元利償還金)や未普及地域
の解消に要する経費(建設改良費)に対する繰入を見込んでいます。
道
工業用水道
◇ 基準内繰入金を見込んでいます。
◇ 基準内繰入金のほか,合併特例事業に要する経費(建設改良費)や資本費平準化債
の償還に要する経費(企業債利息)等に対する繰入を見込んでいます。
下 水 道
エ
え
国庫補助金・交付金
計画的・効率的な更新投資を行うため,現行の補助制度を最大限活用します。
なお,補助金交付決定が不確実な事業については,見込まないこととします。
会計区分
水
考
方
◇ 生活基盤施設耐震化等交付金 ≪厚生労働省≫
(基幹配水池の耐震化〔久松台配水池・千田配水池など〕
)交付率:1/4
道
工業用水道
◇ 工業用水道事業費補助金 ≪経済産業省≫
(第二期改築事業)<~2018 年度(平成 30 年度)> 補助率:22.5%
◇ 社会資本整備総合交付金,防災・安全交付金 ≪国土交通省≫
(汚水整備,施設の耐震化・長寿命化,浸水対策など)
交付率:管渠等 1/2,終末処理場 5.5/10,1/2
下 水 道
オ
え
その他の財源
2016 年度(平成 28 年度)当初予算を基本として算定しています。下水道事業
受益者負担金については,年度ごとの整備面積に基づき算定しています。
(2) 投資
アセットマネジメント手法を活用し,施設の適正な維持管理を前提として作成し
た更新需要見通しを目安とするとともに,事業実施に当たっては,既存の各種計画
とも整合を図る中で投資額を決定します。
(主な投資内容)
会計
区分
水
道
施設
区分
管
路
事 業 内 容
事業費
(億円)
配水管整備事業
(配水管整備事業計画に基づく水道管路の耐震化・老朽管の更新など)
217.0
配水管改良事業
(道路・ガス・下水道などの工事に伴う移設工事や老朽管の更新など)
37.0
第六期拡張事業
(熊野浄水場廃止に伴う配水管の新設)
- 79 -
8.8
会計
区分
水
道
施設
区分
施
設
事 業 内 容
施設の地震対策
(中津原浄水場・配水池・ポンプ所などの耐震補強工事)
11.0
中津原浄水場の施設更新
(浄水設備ほか)
27.1
千田浄水場の施設更新
(浄水設備)
加圧施設(ポンプ所)の施設更新
(送水ポンプ,電気設備,遠方監視設備ほか)
管
路
工業用
施
設
路
工業用水道第二期改築事業 ≪国庫補助事業≫
(釜屋橋水管橋,中津原浄水場導水管・浄水管の更新)
6.6
導水管・浄水管・配水管の更新
(工業用水道管路の耐震化・老朽管の更新など)
※国庫補助事業の自己資金対応分など
施設の地震対策
(中津原浄水場・箕島浄水場の耐震補強工事)
設
1.1
4.6
29.3
箕島浄水場の施設更新
(浄水設備ほか)
27.8
1.7
汚水整備事業 ≪処理区域の拡大≫
(汚水管路の新設,尾道市汚水管路の共同利用)
83.5
汚水管路の耐震化(地震対策)
・長寿命化
(管更生工事,マンホール上部改築工事,管路の巡視点検)
78.4
不明水対策
(地下水や雨水などの浸入水調査・対策工事など)
松永浄化センター汚水処理設備の増設
(水処理施設,機械設備,電気設備)
施
35.4
中津原浄水場の施設更新
(導水設備,浄水設備,送水設備ほか)
雨水幹線の整備
(出水,新涯4号,新涯7号,機織1号,松永2号など)
下水道
37.9
6.3
加圧施設(大門ポンプ所)の施設更新
(送水ポンプ,電気設備,遠方監視設備ほか)
管
9.9
福田浄水場の更新工事
(ろ過機,送水ポンプ,電気設備ほか)
工業用水道第二期改築事業 ≪国庫補助事業≫
(中津原浄水場:導水設備,浄水設備ほかの更新)
水道
事業費
(億円)
4.6
20.1
6.7
雨水ポンプ場の新設・増設・更新
(中央・松永・一ツ樋ほか,尾道市雨水ポンプ場の共同利用)
65.1
松永浄化センターの耐震化・長寿命化
(管理棟・ポンプ棟・水処理棟などの地震対策・耐津波対策)
10.4
汚水中継ポンプ場の長寿命化
(木之庄中継ポンプ場,明王台第1中継ポンプ場)
雨水ポンプ場の耐震化・長寿命化
(耐震化:水呑,大津野,松永,千田)
(長寿命化:全19施設の計画的な設備更新)
- 80 -
0.5
55.8
(3) 投資以外の経費
維持管理費については,2016 年度(平成 28 年度)当初予算額を基本として算定
し,次に掲げる項目については,個別に設定した条件に基づき算定します。
費
目
条
件
設
定
委
託
料
施設の新設や更新,廃止など個別要因による経費の増減やアセットマネジメン
ト手法の活用による適正な維持管理に要する経費を見込んでいます。
修
繕
費
アセットマネジメント手法を活用し,施設の適正な維持管理による機能保持を
前提として,可能な限り施設を長期間使用するために必要となる各年度の修繕
費を見込んでいます。
変
動
費
水需要予測により算出した配水量・処理水量に基づき,各年度の動力費・薬品
費を見込んでいます。また,物価上昇分として年 1%の単価増を見込んでいま
す。
職員給与費
現行の給与水準及び「6-2(5)組織の見通し」における職員数見込みに基づき,
各年度の職員給与費を見込んでいます。
そ
上記以外の維持管理費のうち経常的な費用については,物価上昇分として年
1%の増を見込んでいます。
なお, 2016 年(平成 28 年)3 月に発生した走島海底送水管漏水事故について
は,仮復旧工事に対する原因者負担分の収益及び本復旧工事(原因者施工)の
資産引継に係る経費を見込んでいます。
《水道事業》
の
他
- 81 -
6 - 7 投資・財政計画
経営戦略における「投資・財政計画」とは,施設・設備の投資の見通しを試算した「投
資試算」と,財源の見通しを試算した「財源試算」を構成要素とし,投資以外の経費も
含めた上で,収入と支出が均衡するよう効率化や経営健全化の取組方針も踏まえた中長
期的な収支計画です。(P.63『
「経営戦略」についての基本的な考え方と構成』を参照)
各事業の投資・財政計画の策定に当たっては,
「6-6 投資・財源の試算の考え方」で
示した考え方を基本として,2026 年度(平成 38 年度)までの今後 10 年間を試算して
います。
(1)水道事業の投資・財政計画
○収益的収支
(単位:百万円)
年 度
2015
(H27)
区 分
収
益
的
収
支
(決算)
収 1. 営業収益
益
うち,料金収入
的
収 2. 営業外収益
入 収入計
収
益
的
支
出
2019
(H31)
2020
(H32)
2021
(H33)
2022
(H34)
2023
(H35)
2024
(H36)
2025
(H37)
2026
(H38)
7,567
7,628
7,572
7,563
7,516
7,460
7,437
7,424
7,360
7,342
7,265
7,246
7,307
7,264
7,245
7,188
7,147
7,098
7,079
7,023
6,987
6,947
603
589
561
552
535
522
513
506
501
497
493
489
8,347
8,156
8,189
8,124
8,098
8,038
7,973
7,943
7,925
7,857
7,835
7,754
6,135
6,830
6,699
6,992
6,950
6,994
6,987
7,087
7,132
7,103
7,212
7,101
977
941
839
800
762
728
696
665
641
626
618
619
(B)
7,112
7,771
7,538
7,792
7,712
7,722
7,683
7,752
7,773
7,729
7,830
7,720
2. 営業外費用
(A)-(B)
2018
(H30)
7,405
1. 営業費用
経常損益
2017
(H29)
7,744
(A)
支出計
2016
(H28)
決 算
見 込
(C)
1,235
385
651
332
386
316
290
191
152
128
5
34
特別利益
(D)
4
144
99
0
0
0
0
0
0
0
0
0
特別損失
(E)
101
18
130
3
3
3
3
3
3
3
3
3
(F)
△97
126
△31
△3
△3
△3
△3
△3
△3
△3
△3
△3
特別損益
(D)-(E)
当年度純利益(△純損失)
1,138
511
620
329
383
313
287
188
149
125
2
31
繰越利益剰余金(△累積欠損金)
(C)+(F)
1,138
511
620
329
383
313
287
188
149
125
2
31
当年度資金残高
2,871
2,284
1,433
443
△ 410 △ 1,360 △ 2,467 △ 3,515 △ 4,143 △ 4,460 △ 4,647 △ 4,792
○資本的収支
(単位:百万円)
年 度
2015
(H27)
区 分
(決算)
1. 企業債
2. 国庫補助金
資
本
的
収
支
資
本 3. その他
的
計
(A)
収
入 (A)のうち翌年度へ繰り越され (B)
る支出の財源充当額
2017
(H29)
2018
(H30)
2019
(H31)
2020
(H32)
2021
(H33)
2022
(H34)
2023
(H35)
2024
(H36)
2025
(H37)
2026
(H38)
1,700
1,700
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
2,000
-
15
15
-
38
-
-
-
-
-
-
1,900
-
316
208
154
154
147
139
125
113
113
102
99
91
2,016
1,923
2,169
2,154
2,185
2,139
2,125
2,113
2,113
2,102
2,099
1,991
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2,016
1,923
2,169
2,154
2,185
2,139
2,125
2,113
2,113
2,102
2,099
1,991
1. 建設改良費
3,515
3,814
4,246
4,077
4,161
4,239
4,266
4,239
3,898
3,694
3,630
3,645
2. 企業債償還金
2,453
2,573
2,582
2,591
2,603
2,625
2,707
2,663
2,491
2,316
2,147
1,986
-
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5,968
6,392
6,833
6,673
6,769
6,869
6,978
6,907
6,394
6,015
5,782
5,636
純計
資
本
的
支
出
2016
(H28)
決 算
見 込
(A)-(B)
(C)
3. その他
計
資本的収入額が資本的
支出額に不足する額
企業債残高
(D)
(D)-(C)
3,952
4,469
4,664
4,519
4,584
4,730
4,853
4,794
4,281
3,913
3,683
3,645
40,919
40,046
39,464
38,873
38,270
37,645
36,938
36,275
35,784
35,468
35,321
35,235
詳細は P.90 へ
- 82 -
(2)水道事業の見通し
ア 収益的収支
収入では,営業収益の根幹である水道料金収入が,節水機器の普及や今後の人
口減少等の要因から減少し続けるものと見込んでいます。一方,支出では,老朽
化した施設の更新や耐震化に伴う減価償却費や施設の修繕費が増加するものと見
込んでいます。
このため,企業の継続的な経済活動から生じる経常収益と経常費用との差引で
ある経常損益は,2015 年度(平成 27 年度)の 12 億 3 千万円の利益から本ビジョ
ンの最終年度である 2026 年度(平成 38 年度)では 3 千万円の利益まで減少する
見込みです。
なお,2016 年(平成 28 年)3 月 20 日に発生した走島海底送水管漏水事故に伴
う復旧に係る経費については,2016 年度(平成 28 年度)と 2017 年度(平成 29
年度)の特別利益及び特別損失にそれぞれ計上しています。
イ 資本的収支
収入では,
その多くを占める企業債が 20 億円程度で推移すると見込んでいます。
一方,支出では,企業債償還金が毎年 25 億円程度で推移し,2026 年度(平成 38
年度)には 20 億円まで減少する見込みですが,老朽化した施設の更新や耐震化に
要する建設改良費が毎年 35 億円から 40 億円程度必要となります。
このため,資本的収支の差引では,毎年 40 億円程度の不足額を見込んでいます。
これまでは内部留保資金により補てんしていましたが,2019 年度(平成 31 年度)
以降は内部留保資金が不足すると見込んでいます。
ウ 資金残高(内部留保資金)
2015 年度(平成 27 年度)末の資金残高は,約 28 億 7 千万円となっています。
今後も,水道料金収入の伸びが見込めない一方で,毎年多額の建設改良費を要する
ことから資金残高は年々減少し,2019 年度(平成 31 年度)には資金が不足(△4
億 1 千万円)すると見込んでいます。
エ 資金不足を解消するための取組
水道事業会計を取り巻く厳しい経営環境に対しては,経営資源である「ヒト・
モノ・カネ・情報」を全て検証するとともに,効率的な事業経営を行う中で,財
政の健全化に努めなければなりません。
- 83 -
投資については,アセットマネジメント手法を活用する中で,将来の更新投資
を抑制・平準化するとともに,各種整備計画の見直しを行います。
一方,財源については,収入の根幹である水道料金について,独立採算の原則
や受益者負担の原則,将来負担との公平性などを踏まえ,料金体系を含め適正な
原価となるよう検討します。
引き続き,持続可能な事業経営を行うため,全力で経営努力を行っていきます。
【 図表 6-14 企業債残高・元利償還金の推移 】
元金償還金,支払利息
(百万円)
3,000
元金償還金(百万円)
支払利息(百万円)
40,919
2,573
2,582
2,591
2,603
2,625
2,707
2,663
2,491
2,500
40,000
2,316
2,453
40,046
2,000
2,147
38,270
39,464
1,986
37,645
38,873
38,000
36,938
36,275
35,784
1,500
1,000
企業債残高
(百万円)
42,000
企業債残高(百万円)
972
929
827
788
750
35,468
35,321
35,235
614
606
607
36,000
34,000
716
684
654
630
500
32,000
~
~
00
2015
(平成27)
2016
(平成28)
2017
(平成29)
2018
(平成30)
2019
(平成31)
2020
(平成32)
2021
(平成33)
2022
(平成34)
2023
(平成35)
2024
(平成36)
2025
(平成37)
30,000
0
2026
(年度)
(平成38)
△ 4,647
△ 4,792
2025
(平成37)
2026 (年度)
(平成38)
【 図表 6-15 資金残高の推移 】
(百万円)
4,000
3,000
2,871
2,284
2,000
1,433
1,000
443
0
△ 410
△ 1,000
△ 1,360
△ 2,000
△ 2,467
△ 3,000
△ 3,515
△ 4,000
△ 4,143
△ 5,000
△ 4,460
△ 6,000
2015
(平成27)
2016
(平成28)
2017
(平成29)
2018
(平成30)
2019
(平成31)
2020
(平成32)
2021
(平成33)
- 84 -
2022
(平成34)
2023
(平成35)
2024
(平成36)
(3)工業用水道事業の投資・財政計画
○収益的収支
(単位:百万円)
年 度
2015
(H27)
区 分
収
益
的
収
支
(決算)
収 1. 営業収益
益
うち,料金収入
的
収 2. 営業外収益
入 収入計
収
益
的
支
出
2019
(H31)
2020
(H32)
2021
(H33)
2022
(H34)
2023
(H35)
2024
(H36)
2025
(H37)
2026
(H38)
2,663
2,666
2,666
2,673
2,666
2,666
2,666
2,673
2,666
2,666
2,666
2,652
2,656
2,656
2,664
2,656
2,656
2,656
2,664
2,656
2,656
2,656
237
260
245
246
234
227
221
216
216
214
213
213
3,052
2,923
2,911
2,912
2,907
2,893
2,887
2,882
2,889
2,880
2,879
2,879
2,079
2,364
2,253
2,512
2,324
2,314
2,385
2,366
2,329
2,331
2,441
2,490
85
82
69
57
47
38
29
24
20
17
14
13
(B)
2,164
2,446
2,322
2,569
2,371
2,352
2,414
2,390
2,349
2,348
2,455
2,503
2. 営業外費用
(A)-(B)
2018
(H30)
2,807
1. 営業費用
経常損益
2017
(H29)
2,815
(A)
支出計
2016
(H28)
決 算
見 込
(C)
888
477
589
343
536
541
473
492
540
532
424
376
特別利益
(D)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
特別損失
(E)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
(F)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
888
477
589
343
536
541
473
492
540
532
424
376
特別損益
(D)-(E)
当年度純利益(△純損失)
(C)+(F)
繰越利益剰余金(△累積欠損金)
当年度資金残高
888
477
589
343
536
541
473
492
540
532
424
376
4,918
4,738
4,391
3,969
3,753
3,535
3,843
4,046
4,131
4,508
5,143
5,983
○資本的収支
(単位:百万円)
年 度
2015
(H27)
区 分
(決算)
1. 企業債
2. 国庫補助金
資
本
的
収
支
資
本 3. その他
的
計
(A)
収
入 (A)のうち翌年度へ繰り越され (B)
る支出の財源充当額
純計
(A)-(B)
資 1. 建設改良費
本 2. 企業債償還金
的
支 3. その他
出 計
資本的収入額が資本的
支出額に不足する額
企業債残高
(C)
(D)
(D)-(C)
2016
(H28)
決 算
見 込
2017
(H29)
2018
(H30)
2019
(H31)
2020
(H32)
2021
(H33)
2022
(H34)
2023
(H35)
2024
(H36)
2025
(H37)
2026
(H38)
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
96
104
165
68
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
96
104
165
68
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
96
104
165
68
0
0
0
0
0
0
0
0
1,304
1,416
1,611
1,384
1,384
1,416
885
1,082
1,326
1,040
747
532
370
383
358
345
317
297
225
179
153
127
85
51
0
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
1,674
1,801
1,971
1,731
1,703
1,715
1,112
1,263
1,481
1,169
834
585
1,578
1,697
1,806
1,663
1,703
1,715
1,112
1,263
1,481
1,169
834
585
2,584
2,201
1,843
1,498
1,181
884
659
480
327
200
115
64
詳細は P.91 へ
(4)工業用水道事業の見通し
ア 収益的収支
収入では,現行の料金体系の維持を前提として,毎年 26 億円程度の安定した
工業用水道料金収入が確保できるものと見込んでいます。一方,支出では,老朽
化した施設の更新や耐震化に伴う減価償却費,施設の修繕費が増加傾向にあるも
のの,建設改良費の財源として新たな企業債の借入を行っていないことから,支
払利息が減少するものと見込んでいます。
このため,経常損益は,本ビジョンの最終年度である 2026 年度(平成 38 年度)
まで,毎年 3 億円から 5 億円程度の利益で推移する見込みです。
- 85 -
イ 資本的収支
収入では,本ビジョンの計画期間内では,新たな企業債の発行(借入)を行わ
ないものとしています。一方,支出では,企業債償還金は毎年減少し続ける一方
で,老朽化した施設の更新や耐震化に要する建設改良費は年平均で 10 億円程度が
必要となります。
このため,資本的収支の差引では,年平均で 10 億円程度の不足額を見込んで
おり,その不足額は,内部留保資金により補てんします。
ウ 資金残高(内部留保資金)
2015 年度(平成 27 年度)末の資金残高は,49 億 2 千万円となっています。
今後の資金残高については,施設の更新や耐震化に要する経費の増加に伴い,一
時的に約 35 億円まで減少しますが,本ビジョンの最終年度である 2026 年度(平
成 38 年度)には約 60 億円となる見込みです。長期的には,更新投資の増額を見
込んでおり,その対応に必要な資金を確保しておく必要があります。
【 図表 6-16 企業債残高・元利償還金の推移 】
元金償還金,支払利息
(百万円)
450
400
2,584
元金償還金(百万円)
300
2,500
345
2,201
370
企業債残高
(百万円)
3,000
企業債残高(百万円)
383
358
350
支払利息(百万円)
317
297
2,000
1,843
1,498
250
225
1,500
1,181
200
179
153
884
150
1,000
127
659
100
83
71
85
480
58
50
46
327
36
26
19
13
9
51
200
115
6
00
2015
(平成27)
2016
(平成28)
2017
(平成29)
2018
(平成30)
2019
(平成31)
2020
(平成32)
2021
(平成33)
2022
(平成34)
2023
(平成35)
2024
(平成36)
3
2025
(平成37)
64
500
2
0
2026 (年度)
(平成38)
【 図表 6-17 資金残高の推移 】
(百万円)
7,000
5,983
6,000
5,000
4,918
5,143
4,738
4,508
4,391
3,969
4,000
3,753
3,535
3,843
4,046
4,131
2022
(平成34)
2023
(平成35)
3,000
2,000
1,000
0
2015
(平成27)
2016
(平成28)
2017
(平成29)
2018
(平成30)
2019
(平成31)
2020
(平成32)
2021
(平成33)
- 86 -
2024
(平成36)
2025
(平成37)
2026
(年度)
(平成38)
(5)下水道事業の投資・財政計画
○収益的収支
(単位:百万円)
年 度
2015
(H27)
区 分
(決算)
収 1. 営業収益
益
うち,使用料収入
的
2.
営業外収益
収
入 収入計
収
益
的
収
支
収
益
的
支
出
2016
(H28)
決 算
見 込
2017
(H29)
2018
(H30)
2019
(H31)
2020
(H32)
2021
(H33)
2022
(H34)
2023
(H35)
2024
(H36)
2025
(H37)
2026
(H38)
7,293
8,024
7,642
7,470
7,552
7,577
7,619
7,658
7,669
7,662
7,685
7,679
5,716
5,889
5,927
5,942
5,981
5,962
5,960
5,958
5,954
5,915
5,887
5,859
4,783
4,537
4,427
4,338
4,279
4,298
4,282
4,267
4,272
4,275
4,298
4,318
12,076
12,561
12,069
11,808
11,831
11,875
11,901
11,925
11,941
11,937
11,983
11,997
1. 営業費用
8,344
9,019
8,847
8,637
8,608
8,759
8,822
9,002
9,021
9,148
9,342
9,407
2. 営業外費用
2,118
2,092
1,922
1,813
1,745
1,666
1,578
1,494
1,413
1,340
1,278
1,219
(B)
10,462
11,111
10,769
10,450
10,353
10,425
10,400
10,496
10,434
10,488
10,620
10,626
(A)
支出計
経常損益
(C)
1,614
1,450
1,300
1,358
1,478
1,450
1,501
1,429
1,507
1,449
1,363
1,371
特別利益
(A)-(B)
(D)
550
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
特別損失
(E)
1
589
330
70
2
2
2
2
2
2
2
2
(F)
549
△ 589
△ 330
△ 70
△2
△2
△2
△2
△2
△2
△2
△2
特別損益
(D)-(E)
2,163
861
970
1,288
1,476
1,448
1,499
1,427
1,505
1,447
1,361
1,369
繰越利益剰余金(△累積欠損金)
当年度純利益(△純損失)
(C)+(F)
2,163
861
970
1,288
1,476
1,448
1,499
1,427
1,505
1,447
1,361
1,369
当年度資金残高
1,125
650
301
145
174
195
171
164
173
184
165
512
○資本的収支
(単位:百万円)
年 度
2015
(H27)
区 分
(決算)
2018
(H30)
2019
(H31)
2020
(H32)
2021
(H33)
2022
(H34)
2023
(H35)
2024
(H36)
2025
(H37)
2026
(H38)
3,356
4,639
2,894
3,606
3,469
2,989
2,963
2,928
2,617
2,678
2,452
2,539
2. 国庫補助金
1,301
1,753
729
1,228
1,355
1,289
1,310
1,348
1,308
1,385
1,307
1,190
1,326
839
915
692
658
684
622
578
541
546
532
526
5,983
7,231
4,538
5,526
5,482
4,962
4,895
4,854
4,466
4,609
4,291
4,255
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
純計
資
本
的
支
出
2017
(H29)
1. 企業債
資
本 3. その他
的
計
(A)
収
入 (A)のうち翌年度へ繰り越され (B)
る支出の財源充当額
資
本
的
収
支
2016
(H28)
決 算
見 込
5,983
7,231
4,538
5,526
5,482
4,962
4,895
4,854
4,466
4,609
4,291
4,255
1. 建設改良費
(A)-(B)
(C)
3,884
5,751
3,088
4,047
4,171
3,741
3,795
3,889
3,807
4,036
3,959
3,944
2. 企業債償還金
6,402
6,496
6,594
6,616
6,587
6,525
6,562
6,384
6,162
6,060
5,818
5,514
281
5
64
5
5
5
5
5
5
5
5
5
10,567
12,252
9,746
10,668
10,763
10,271
10,362
10,278
9,974
10,101
9,782
9,463
3. その他
計
(D)
資本的収入額が資本的
支出額に不足する額
(D)-(C)
企業債残高
4,584
5,021
5,208
5,142
5,281
5,309
5,467
5,424
5,508
5,492
5,491
5,208
97,627
95,770
92,070
89,060
85,942
82,406
78,807
75,351
71,806
68,424
65,058
62,083
○一般会計繰入金
(単位:百万円)
年 度
区 分
収益的収支分
2015
(H27)
(決算)
2016
(H28)
決 算
見 込
2017
(H29)
2018
(H30)
2019
(H31)
2020
(H32)
2021
(H33)
2022
(H34)
2023
(H35)
2024
(H36)
2025
(H37)
2026
(H38)
3,953
4,355
3,845
3,638
3,641
3,661
3,668
3,678
3,657
3,662
3,696
3,700
基準内繰入金
3,660
4,212
3,754
3,542
3,540
3,558
3,565
3,577
3,558
3,569
3,609
3,622
基準外繰入金
293
143
91
96
101
103
103
101
99
93
87
78
692
719
672
639
615
586
588
545
504
510
495
489
基準内繰入金
659
689
672
639
615
586
588
545
504
510
495
489
基準外繰入金
33
30
4,645
5,074
4,517
4,277
4,256
4,247
4,256
4,223
4,161
4,172
4,191
4,189
資本的収支分
合計
詳細は P.92 へ
(6)下水道事業の見通し
ア 収益的収支
収入では,営業収益の根幹である下水道使用料が,1 戸当たりの使用水量の減
少はあるものの,処理区域の拡大により,59 億円程度で推移するものと見込んで
います。一方,支出では,汚水整備などに伴う減価償却費が増加するものの,企
業債借入額を抑制する取組などから支払利息が減少するものと見込んでいます。
このため,経常損益は,本ビジョンの最終年度である 2026 年度(平成 38 年度)
まで,毎年 13 億円から 15 億円程度の利益で推移する見込みです。
- 87 -
イ 資本的収支
収入では,建設改良費に比例して年度間の増減はあるものの,その主な財源で
ある企業債が 30 億円程度,国庫補助金が 10 億円程度で,それぞれ推移すると見
込んでいます。一方,支出では,企業債償還金が減少傾向にはあるものの 60 億円
程度で推移します。また,新たな汚水整備や長寿命化・耐震化に要する建設改良
費に毎年 40 億円程度が必要となります。
このため,資本的収支の差引では,毎年 50 億円程度の不足額を見込んでおり,
その不足額は,内部留保資金により補てんします。
ウ 資金残高(内部留保資金)
2015 年度(平成 27 年度)末の資金残高は,11 億 2 千万円となっています。
今後の資金残高については,下水道使用料収入は見込めるものの,企業債償還金
や施設整備に要する経費が引き続き必要なことから,2025 年度(平成 37 年度)
まで,毎年 2 億円程度で推移する見込みであり,将来の更新・耐震化に必要な額
を十分に確保できていない状況です。
【 図表 6-18 企業債残高・元利償還金の推移 】
元金償還金,支払利息
(百万円)
7,000
6,402
6,496
95,770
6,000
5,000
元金償還金(百万円)
6,594
92,070
6,616
6,587
89,060
97,627
85,942
支払利息(百万円)
6,525
82,406
6,562
78,807
企業債残高
(百万円)
120,000
企業債残高(百万円)
6,384
75,351
6,162
71,806
6,060
68,424
4,000
5,818
5,514
100,000
80,000
65,058
62,083
60,000
3,000
2,088
2,007
2,000
1,866
1,768
40,000
1,692
1,613
1,525
1,439
1,359
1,286
1,221
1,163
20,000
1,000
0
0
2015
(平成27)
2016
(平成28)
2017
(平成29)
2018
(平成30)
2019
(平成31)
2020
(平成32)
2021
(平成33)
2022
(平成34)
2023
(平成35)
2024
(平成36)
2025
(平成37)
0
2026
(年度)
(平成38)
【 図表 6-19 資金残高の推移 】
(百万円)
1,200
1,125
1,000
800
650
600
512
400
301
145
200
174
195
2019
(平成31)
2020
(平成32)
171
164
173
184
165
2021
(平成33)
2022
(平成34)
2023
(平成35)
2024
(平成36)
2025
(平成37)
0
2015
(平成27)
2016
(平成28)
2017
(平成29)
2018
(平成30)
- 88 -
2026
(平成38)(年度)
6 - 8 投資・財政計画に未反映の取組や今後検討予定の取組の概要
将来にわたって持続可能な経営基盤を確立するために,今後取り組むこととしている
もので,「投資・財政計画」には反映していないものは次のとおりです。
会計区分
取組内容
遊休財産等の
有効活用
企業債の最適な
借入方法や条件の検討
適正な原価や
公平性のある
料金・使用料体系
多様な主体との連携や
新たな手法の活用
多様な主体との
広域化の推進
下水熱利用や
ICTの活用
第 5 章に掲げる取組項目及び実施事業
掲載頁
水
工
下
〔4-(1)-1〕 行財政改革の推進
(56) 財源の確保,受益と負担の適正化
○
○
○
P.56
〔4-(1)-3〕 企業債残高の削減
(59) 新たな企業債発行額の抑制
○
○
○
P.57
〔4-(1)-6〕 料金・使用料の適正化
(62) 料金・使用料の適正化
(水道料金・工業用水道料金・下水道使用料)
○
○
○
P.58
〔4-(5)-1〕 民間との連携の推進
(73) 民間との連携
〔4-(5)-2〕 都市間・産学金官民連携の推進
(74) 都市間・産学金官民連携
○
○
○
P.60
P.61
〔4-(6)-1〕 発展的な広域化の推進
(75) 広域化の推進
○
○
○
P.61
〔4-(6)-2〕 新技術を活用した資源の有効活用
(76) 下水熱等活用の推進
(77) ICT(情報通信技術)の活用
○
○
○
P.62
6 - 9 計画の進捗管理
経営戦略の実効性を高めるために,毎年度進捗管理(モニタリング)を行うとともに,
別途作成する5年間の実施計画の見直し(ローリング)の際には,計画と実績の乖離を
検証するとともに,計画の前提条件や経営健全化に向けた取組内容の見直しを反映する
など,PDCAサイクルを実践することでより実態に即した計画とします。
また,この経営戦略の策定後に,新たな経営健全化や財源確保に係る取組が具体化し
た場合には適宜見直しを行うなど,事業経営を行う上で,より効率的・効果的な計画と
していきます。
- 89 -
【参考】
- 水道事業:投資・財政計画(詳細) -
年 度
区 分
業
収
益 (A)
1. 営
金
収
入
(1) 料
収
(2) 受 託 工 事 収 益 (B)
益
そ
の
他
(3)
収
業
外
収
益
2. 営
補
助
金
的
(1)
他 会 計 補 助 金
そ の 他 補 助 金
収
長 期 前 受 金 戻 入
(2)
益 入
そ
の
他
(3)
収 入 計
(C)
業
費
用
1. 営
(1) 職 員 給 与 費
収
基
本
給
的
退 職 給 付 費
そ
の
他
益
費
(2) 経
動
力
費
修
繕
費
収 的
材
料
費
薬
品
費
そ
の
他
支
(3) 減 価 償 却 費
業
外
費
用
2. 営
支
払
利
息
(1) 支
出
の
他
(2) そ
支 出 計
(D)
経
常
損
益 (C)-(D) (E)
特
別
利
益
(F)
特
別
損
失
(G)
特
別
損
益 (F)-(G) (H)
当年度純利益(又は純損失) (E)+(H)
繰 越 利 益 剰 余 金 又 は 累 積 欠 損 金 (I)
流
動
資
産 (J)
う ち 未 収 金
流
動
負
債 (K)
うち建設 改良 費分
う ち 一 時借 入金
う ち 未 払 金
(I)
累積欠損金比率 (
×100 )
(A)-(B)
資
金
の
不
足
額
年 度
区 分
業
債
1. 企
う ち 資本費平準化債
資
2. 他 会 計 出 資 金
資
3. 他 会 計 補 助 金
本 4. 他 会 計 負 担 金
5. 他 会 計 借 入 金
本 的 6. 国 ( 都 道 府 県 ) 補 助 金
7. 固 定 資 産 売 却 代 金
事
負
担
金
8. 工
収 9. そ
の
他
計
的
(A)
(A)のうち翌年度へ繰り越さ
入
(B)
れる支出の財源充当額
純計
(A)-(B) (C)
収
建
設
改
良
費
資 1.
う ち 職 員 給 与 費
本 2. 企 業 債 償 還 金
支 的 3. 他 会 計 長 期 借 入 返 還 金
支 4. 他 会 計 へ の 支 出 金
の
他
5. そ
出
計
(D)
資本的収入額が資本的支出額に
(E)
不足する額
(D)-(C)
1. 損 益 勘 定 留 保 資 金
補
2. 利 益 剰 余 金 処 分 額
塡
3. 繰 越 工 事 資 金
財
の
他
4. そ
源
計
(F)
補 塡 財 源 不 足 額 (E)-(F)
他 会 計 借 入 金 残 高 (G)
企
業
債
残
高 (H)
○他会計繰入金
年 度
区 分
収 益 的 収 支 分
う ち
う ち
資 本 的 収 支 分
う ち
う ち
合
計
基 準 内 繰 入 金
基 準 外 繰 入 金
基 準 内 繰 入 金
基 準 外 繰 入 金
(単位:千円,%)
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
(平成27年度) (平成28年度) (平成29年度) (平成30年度) (平成31年度) (平成32年度) (平成33年度) (平成34年度) (平成35年度) (平成36年度) (平成37年度) (平成38年度)
( 決 算 ) ( 決 算見 込)
7,743,853
7,566,765
7,627,761
7,572,222
7,563,035
7,515,903
7,459,830
7,437,489
7,424,346
7,359,819
7,342,159
7,265,040
7,404,909
7,245,919
7,306,940
7,264,362
7,244,829
7,188,466
7,146,604
7,098,257
7,079,245
7,022,910
6,987,114
6,946,816
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
338,944
320,846
320,821
307,860
318,206
327,437
313,226
339,232
345,101
336,909
355,045
318,224
602,827
589,204
560,807
551,932
535,575
522,645
513,610
505,861
501,393
497,511
493,020
488,334
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
535,550
509,621
503,067
497,393
484,337
474,507
468,185
462,023
458,716
455,892
452,144
448,044
67,277
79,583
57,740
54,539
51,238
48,138
45,425
43,838
42,677
41,619
40,876
40,290
8,346,680
8,155,969
8,188,568
8,124,154
8,098,610
8,038,548
7,973,440
7,943,350
7,925,739
7,857,330
7,835,179
7,753,374
6,134,840
6,829,893
6,699,330
6,991,656
6,949,955
6,994,246
6,987,224
7,086,620
7,132,472
7,102,740
7,211,404
7,100,768
783,113
856,493
830,213
842,102
820,181
805,791
823,331
805,390
817,821
810,519
830,966
824,207
410,000
420,328
389,852
388,547
380,067
375,320
376,585
376,638
377,656
378,941
379,037
377,687
28,324
67,877
92,064
106,876
98,241
91,088
106,299
88,260
98,815
89,146
109,425
105,023
344,789
368,288
348,297
346,679
341,873
339,383
340,447
340,492
341,350
342,432
342,504
341,497
2,466,338
2,855,455
2,773,517
2,946,777
2,874,859
2,862,088
2,800,900
2,863,613
2,899,093
2,880,192
2,925,169
2,898,252
298,955
341,093
341,666
341,597
342,563
343,542
345,118
346,478
349,113
349,886
351,652
353,135
684,938
926,812
898,813
1,070,503
987,611
997,609
974,840
985,944
1,017,006
1,028,230
1,044,806
1,058,316
81
108
109
112
114
117
120
123
126
129
132
134
67,844
123,924
124,132
124,108
124,462
124,818
125,391
125,885
126,843
127,124
127,769
128,309
1,414,520
1,463,518
1,408,797
1,410,457
1,420,109
1,396,002
1,355,431
1,405,183
1,406,005
1,374,823
1,400,810
1,358,358
2,885,389
3,117,945
3,095,600
3,202,777
3,254,915
3,326,367
3,362,993
3,417,617
3,415,558
3,412,029
3,455,269
3,378,309
977,149
940,975
838,807
800,394
762,434
728,080
696,030
665,626
641,704
626,257
618,369
618,997
972,196
928,911
826,660
788,247
750,456
716,102
684,052
653,648
629,726
614,279
606,391
607,019
4,953
12,064
12,147
12,147
11,978
11,978
11,978
11,978
11,978
11,978
11,978
11,978
7,111,989
7,770,868
7,538,137
7,792,050
7,712,389
7,722,326
7,683,254
7,752,246
7,774,176
7,728,997
7,829,773
7,719,765
1,234,691
385,101
650,431
332,104
386,221
316,222
290,186
191,104
151,563
128,333
5,406
33,609
4,486
144,001
99,001
1
1
1
1
1
1
1
1
1
101,110
18,399
129,925
3,034
3,034
3,034
3,034
3,034
3,034
3,034
3,034
3,034
△ 96,624
125,602
△ 30,924
△ 3,033
△ 3,033
△ 3,033
△ 3,033
△ 3,033
△ 3,033
△ 3,033
△ 3,033
△ 3,033
1,138,067
510,703
619,507
329,071
383,188
313,189
287,153
188,071
148,530
125,300
2,373
30,576
1,138,067
510,703
619,507
329,071
383,188
313,189
287,153
188,071
148,530
125,300
2,373
30,576
4,578,621
3,782,197
2,890,744
1,986,164
1,097,948
141,645
238,539
232,526
227,741
221,394
215,905
210,229
309,865
303,212
305,765
303,983
303,166
300,807
299,055
297,032
296,236
293,879
292,381
290,695
3,879,096
4,080,831
4,048,995
4,145,841
4,132,526
4,209,513
5,367,916
6,238,044
6,686,683
6,828,426
6,848,748
6,989,756
2,573,071
2,582,546
2,591,195
2,602,435
2,624,653
2,707,950
2,662,402
2,490,659
2,316,124
2,147,462
1,986,088
1,987,430
-
-
-
-
-
-
1,234,185
2,245,070
2,850,713
3,170,457
3,329,931
3,482,897
1,218,602
1,410,862
1,370,377
1,455,983
1,420,450
1,414,140
1,383,906
1,414,892
1,432,423
1,423,084
1,445,306
1,432,006
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
409,925
1,359,918
2,466,975
3,514,859
4,142,818
4,459,570
4,646,755
4,792,097
(単位:千円)
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
(平成27年度) (平成28年度) (平成29年度) (平成30年度) (平成31年度) (平成32年度) (平成33年度) (平成34年度) (平成35年度) (平成36年度) (平成37年度) (平成38年度)
( 決 算 ) ( 決 算見 込)
1,700,000
1,700,000
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,000,000
1,900,000
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
76,441
82,078
74,882
82,689
74,744
67,236
54,053
41,061
41,261
30,689
27,472
18,665
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
32,242
46,124
46,299
46,299
46,299
46,299
46,299
46,299
46,299
46,299
46,299
46,299
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
15,000
15,500
-
37,500
-
-
-
-
-
-
-
147,636
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
54,125
79,370
33,280
25,600
25,600
25,600
25,600
25,600
25,600
25,600
25,600
25,600
5,891
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2,016,335
1,922,573
2,169,962
2,154,589
2,184,144
2,139,136
2,125,953
2,112,961
2,113,161
2,102,589
2,099,372
1,990,565
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2,016,335
3,515,287
272,478
2,452,955
-
-
-
5,968,242
1,922,573
3,813,522
293,024
2,573,071
-
-
5,000
6,391,593
2,169,962
4,246,017
316,558
2,582,546
-
-
5,000
6,833,563
2,154,589
4,077,247
315,194
2,591,195
-
-
5,000
6,673,442
2,184,144
4,161,123
308,030
2,602,435
-
-
5,000
6,768,558
2,139,136
4,239,334
300,552
2,624,653
-
-
5,000
6,868,987
2,125,953
4,265,627
302,715
2,707,950
-
-
5,000
6,978,577
2,112,961
4,239,381
301,632
2,662,402
-
-
5,000
6,906,783
2,113,161
3,898,087
302,469
2,490,659
-
-
5,000
6,393,746
2,102,589
3,694,497
304,659
2,316,124
-
-
5,000
6,015,621
2,099,372
3,629,547
304,731
2,147,462
-
-
5,000
5,782,009
1,990,565
3,644,580
303,697
1,986,088
-
-
5,000
5,635,668
3,951,907
4,469,020
4,663,601
4,518,853
4,584,414
4,729,851
4,852,624
4,793,822
4,280,585
3,913,032
3,682,637
3,645,103
3,533,880
182,141
-
235,886
3,951,907
-
-
40,919,365
3,070,406
1,138,067
-
260,547
4,469,020
-
-
40,046,294
3,861,458
510,703
-
291,440
4,663,601
-
-
39,463,748
3,620,307
619,507
-
279,039
4,518,853
-
-
38,872,553
3,036,120
712,259
-
350,737
4,099,116
485,298
-
38,270,118
3,108,143
313,189
-
358,526
3,779,858
949,993
-
37,645,465
3,097,694
287,153
-
360,720
3,745,567
1,107,057
-
36,937,515
3,199,435
188,071
-
358,432
3,745,938
1,047,884
-
36,275,113
3,176,768
148,530
-
327,328
3,652,626
627,959
-
35,784,454
3,162,357
125,300
-
302,711
3,590,368
322,664
-
35,468,330
3,190,368
2,373
-
308,623
3,501,364
181,273
-
35,320,868
3,165,014
30,576
-
304,171
3,499,761
145,342
-
35,234,780
(単位:千円)
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
(平成27年度) (平成28年度) (平成29年度) (平成30年度) (平成31年度) (平成32年度) (平成33年度) (平成34年度) (平成35年度) (平成36年度) (平成37年度) (平成38年度)
( 決 算 ) ( 決 算見 込)
79,082
76,039
72,954
69,747
66,446
63,341
60,621
59,030
57,862
56,799
56,052
55,461
55,961
55,600
55,334
55,052
54,794
54,576
54,429
54,299
54,159
54,019
53,889
53,789
23,121
20,439
17,620
14,695
11,652
8,765
6,192
4,731
3,703
2,780
2,163
1,672
108,683
128,202
121,180
128,987
121,043
113,534
100,352
87,360
87,560
76,988
73,771
64,964
43,470
54,970
53,953
53,635
52,880
51,886
51,549
51,679
51,819
51,959
51,239
50,009
65,213
73,232
67,227
75,352
68,163
61,648
48,803
35,681
35,741
25,029
22,532
14,955
187,765
204,241
194,134
198,734
187,489
176,875
160,973
146,390
145,422
133,787
129,823
120,425
- 90 -
【参考】
- 工業用水道事業:投資・財政計画 -
年 度
区 分
業
収
益 (A)
1. 営
金
収
入
(1) 料
収
(2) 受 託 工 事 収 益 (B)
そ
の
他
益
(3)
収
業
外
収
益
2. 営
補
助
金
的
(1)
他 会 計 補 助 金
そ の 他 補 助 金
収
長 期 前 受 金 戻 入
(2)
益 入
そ
の
他
(3)
収 入 計
(C)
業
費
用
1. 営
(1) 職 員 給 与 費
収
基
本
給
的
退 職 給 付 費
そ
の
他
益
費
(2) 経
動
力
費
修
繕
費
収 的
材
料
費
薬
品
費
そ
の
他
支
(3) 減 価 償 却 費
業
外
費
用
2. 営
支
払
利
息
(1) 支
出
の
他
(2) そ
支 出 計
(D)
経
常
損
益 (C)-(D) (E)
特
別
利
益
(F)
特
別
損
失
(G)
特
別
損
益 (F)-(G) (H)
当年度純利益(又は純損失) (E)+(H)
繰 越 利 益 剰 余 金 又 は 累 積 欠 損 金 (I)
流
動
資
産 (J)
う ち 未 収 金
流
動
負
債 (K)
うち建設 改良 費分
う ち 一 時借 入金
う ち 未 払 金
(I)
累積欠損金比率 (
×100 )
(A)-(B)
資
金
の
不
足
額
年 度
区 分
業
債
1. 企
う ち 資本費平準化債
資
2. 他 会 計 出 資 金
資
3. 他 会 計 補 助 金
本 4. 他 会 計 負 担 金
5. 他 会 計 借 入 金
本 的 6. 国 ( 都 道 府 県 ) 補 助 金
7. 固 定 資 産 売 却 代 金
事
負
担
金
8. 工
収 9. そ
の
他
的
計
(A)
入 (A)のうち翌年度へ繰り越さ (B)
れる支出の財源充当額
(単位:千円,%)
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
(平成27年度) (平成28年度) (平成29年度) (平成30年度) (平成31年度) (平成32年度) (平成33年度) (平成34年度) (平成35年度) (平成36年度) (平成37年度) (平成38年度)
( 決 算 ) ( 決 算見 込)
2,815,166
2,662,866
2,666,023
2,666,023
2,673,300
2,666,023
2,666,023
2,666,023
2,673,300
2,666,023
2,666,023
2,666,023
2,806,713
2,651,669
2,656,298
2,656,298
2,663,575
2,656,298
2,656,298
2,656,298
2,663,575
2,656,298
2,656,298
2,656,298
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
8,453
11,197
9,725
9,725
9,725
9,725
9,725
9,725
9,725
9,725
9,725
9,725
236,985
260,354
245,151
246,232
233,917
227,403
221,311
216,468
215,249
213,554
213,400
213,268
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
220,076
224,617
209,409
210,486
198,606
192,196
186,100
181,253
180,031
178,332
178,174
178,038
16,909
35,737
35,742
35,746
35,311
35,207
35,211
35,215
35,218
35,222
35,226
35,230
3,052,151
2,923,220
2,911,174
2,912,255
2,907,217
2,893,426
2,887,334
2,882,491
2,888,549
2,879,577
2,879,423
2,879,291
2,079,344
2,364,272
2,253,513
2,511,841
2,324,126
2,314,450
2,384,956
2,365,980
2,328,946
2,330,801
2,441,083
2,489,993
244,709
275,208
279,057
282,538
281,204
282,967
281,129
283,889
280,339
297,838
286,657
294,048
121,962
131,988
134,636
134,150
134,263
134,313
134,791
134,811
135,196
135,681
135,718
135,207
9,055
19,220
15,829
20,413
18,691
20,512
17,783
20,506
16,239
32,835
21,589
29,875
113,692
124,000
128,592
127,975
128,250
128,142
128,555
128,572
128,904
129,322
129,350
128,966
963,082
1,125,098
1,033,895
1,252,107
1,052,198
1,048,433
1,077,480
1,062,358
990,375
960,041
1,020,862
1,053,437
118,522
151,011
152,654
154,183
156,152
157,284
158,858
160,448
162,498
163,677
165,315
166,970
195,329
155,148
176,040
134,996
133,827
144,000
132,003
184,789
180,001
170,266
220,627
222,984
-
47
47
48
49
50
51
52
53
54
55
55
22,335
56,255
56,868
57,439
58,172
58,595
59,182
59,775
60,540
60,980
61,591
62,208
626,896
762,637
648,286
905,441
703,998
688,504
727,386
657,294
587,283
565,064
573,274
601,220
871,553
963,966
940,561
977,196
990,724
983,050
1,026,347
1,019,733
1,058,232
1,072,922
1,133,564
1,142,508
85,272
82,166
68,880
57,620
46,965
37,559
29,622
24,039
19,937
16,689
14,394
12,961
82,542
70,906
57,620
46,360
35,874
26,468
18,531
12,948
8,846
5,598
3,303
1,870
2,730
11,260
11,260
11,260
11,091
11,091
11,091
11,091
11,091
11,091
11,091
11,091
2,164,616
2,446,438
2,322,393
2,569,461
2,371,091
2,352,009
2,414,578
2,390,019
2,348,883
2,347,490
2,455,477
2,502,954
887,535
476,782
588,781
342,794
536,126
541,417
472,756
492,472
539,666
532,087
423,946
376,337
301
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
-
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
301
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
887,836
476,782
588,781
342,794
536,126
541,417
472,756
492,472
539,666
532,087
423,946
376,337
887,836
476,782
588,781
342,794
536,126
541,417
472,756
492,472
539,666
532,087
423,946
376,337
5,254,631
4,910,257
4,550,674
4,159,826
3,914,769
3,696,348
4,008,535
4,209,743
4,284,439
4,657,411
5,300,289
6,144,790
246,049
232,457
232,863
232,863
233,501
232,863
232,863
232,863
233,501
232,863
232,863
232,863
532,343
529,947
504,585
507,957
458,544
387,419
344,661
315,955
280,605
234,070
208,289
199,035
382,840
357,519
345,062
317,557
296,431
225,839
178,971
152,405
127,240
84,997
50,610
36,747
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
136,274
159,199
146,294
177,171
148,884
148,351
152,461
150,321
140,136
135,844
144,450
149,059
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2015年度
(平成27年度)
( 決 算 )
-
-
-
-
-
-
95,900
-
-
-
95,900
(単位:千円)
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
(平成28年度) (平成29年度) (平成30年度) (平成31年度) (平成32年度) (平成33年度) (平成34年度) (平成35年度) (平成36年度) (平成37年度) (平成38年度)
( 決 算見 込)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
104,300
165,300
67,900
-
-
-
-
-
-
-
-
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
104,301
165,301
67,901
1
1
1
1
1
1
1
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
純計
(A)-(B) (C)
建
設
改
良
費
資 1.
う ち 職 員 給 与 費
本 2. 企 業 債 償 還 金
支 的 3. 他 会 計 長 期 借 入 返 還 金
支 4. 他 会 計 へ の 支 出 金
の
他
5. そ
出
計
(D)
資本的収入額が資本的支出額に
(E)
不足する額
(D)-(C)
95,900
1,303,753
31,577
370,380
-
-
-
1,674,133
104,301
1,416,953
48,939
382,840
-
-
2,000
1,801,793
165,301
1,611,492
60,935
357,519
-
-
2,000
1,971,011
67,901
1,384,209
60,657
345,062
-
-
2,000
1,731,271
1
1,383,080
59,769
317,557
-
-
2,000
1,702,637
1
1,416,834
59,811
296,431
-
-
2,000
1,715,265
1
884,490
60,031
225,839
-
-
2,000
1,112,329
1
1,081,941
60,040
178,971
-
-
2,000
1,262,912
1
1,326,894
60,218
152,405
-
-
2,000
1,481,299
1
1,040,131
60,439
127,240
-
-
2,000
1,169,371
1
747,109
60,456
84,997
-
-
2,000
834,106
1
532,409
60,232
50,610
-
-
2,000
585,019
1,578,233
1,697,492
1,805,710
1,663,370
1,702,636
1,715,264
1,112,328
1,262,911
1,481,298
1,169,370
834,105
585,018
損 益 勘 定 留 保 資 金
利 益 剰 余 金 処 分 額
塡
繰 越 工 事 資 金
財
そ
の
他
源
計
(F)
補 塡 財 源 不 足 額 (E)-(F)
他 会 計 借 入 金 残 高 (G)
企
業
債
残
高 (H)
473,586
1,010,380
-
94,267
1,578,233
-
-
2,583,769
709,126
886,839
-
101,527
1,697,492
-
-
2,200,929
1,213,927
476,782
-
115,001
1,805,710
-
-
1,843,410
976,401
588,781
-
98,188
1,663,370
-
-
1,498,348
1,239,361
342,794
-
120,481
1,702,636
-
-
1,180,791
1,055,590
536,126
-
123,548
1,715,264
-
-
884,360
495,779
541,417
-
75,132
1,112,328
-
-
658,521
697,074
472,756
-
93,081
1,262,911
-
-
479,550
873,492
492,472
-
115,334
1,481,298
-
-
327,145
540,459
539,666
-
89,245
1,169,370
-
-
199,905
239,414
532,087
-
62,604
834,105
-
-
114,908
117,966
423,946
-
43,106
585,018
-
-
64,298
収
補
1.
2.
3.
4.
○他会計繰入金
年 度
区 分
収 益 的 収 支 分
う ち
う ち
資 本 的 収 支 分
う ち
う ち
合
計
基 準 内 繰 入 金
基 準 外 繰 入 金
基 準 内 繰 入 金
基 準 外 繰 入 金
(単位:千円)
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
(平成27年度) (平成28年度) (平成29年度) (平成30年度) (平成31年度) (平成32年度) (平成33年度) (平成34年度) (平成35年度) (平成36年度) (平成37年度) (平成38年度)
( 決 算 ) ( 決 算見 込)
3,600
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,600
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
3,600
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
3,625
- 91 -
【参考】
- 下水道事業:投資・財政計画 -
年 度
区 分
業
収
益 (A)
1. 営
(1) 使 用 料 収 入
収
(2) 受 託 工 事 収 益 (B)
の
他
(3) そ
益
うち雨水処理負 担金
収
業
外
収
益
2. 営
補
助
金
(1)
他 会 計 補 助 金
収
そ の 他 補 助 金
長 期 前 受 金 戻 入
(2)
益
入
の
他
(3) そ
収 入 計
(C)
業
費
用
1. 営
(1) 職 員 給 与 費
基
本
給
収
的
退 職 給 付 費
そ
の
他
益
費
(2) 経
動
力
費
修
繕
費
収 的
材
料
費
薬
品
費
そ
の
他
支
(3) 減 価 償 却 費
業
外
費
用
2. 営
支
払
利
息
(1) 支
出
う ち 雨 水 分
の
他
(2) そ
支 出 計
(D)
経
常
損
益 (C)-(D) (E)
特
別
利
益
(F)
特
別
損
失
(G)
特
別
損
益 (F)-(G) (H)
当年度純利益(又は純損失) (E)+(H)
繰 越 利 益 剰 余 金 又 は 累 積 欠 損 金 (I)
流
動
資
産 (J)
う ち 未 収 金
流
動
負
債 (K)
うち建設 改良 費分
う ち 一 時借 入金
う ち 未 払 金
(I)
累積欠損金比率 (
×100 )
(A)-(B)
資
金
の
不
足
額
的
年 度
区 分
業
債
1. 企
う ち 資本費平準化債
資
2. 他 会 計 出 資 金
資
3. 他 会 計 補 助 金
本 4. 他 会 計 負 担 金
5. 他 会 計 借 入 金
本 的 6. 国 ( 都 道 府 県 ) 補 助 金
7. 固 定 資 産 売 却 代 金
事
負
担
金
8. 工
収 9. そ
の
他
的
計
(A)
入 (A)のうち翌年度へ繰り越さ (B)
れる支出の財源充当額
純計
(A)-(B) (C)
収
建
設
改
良
費
資 1.
う ち 職 員 給 与 費
本 2. 企 業 債 償 還 金
支 的 3. 他 会 計 長 期 借 入 返 還 金
支 4. 他 会 計 へ の 支 出 金
の
他
5. そ
出
計
(D)
資本的収入額が資本的支出額に
(E)
不足する額
(D)-(C)
1. 損 益 勘 定 留 保 資 金
補
2. 利 益 剰 余 金 処 分 額
塡
3. 繰 越 工 事 資 金
財
の
他
4. そ
源
計
(F)
補 塡 財 源 不 足 額 (E)-(F)
他 会 計 借 入 金 残 高 (G)
企
業
債
残
高 (H)
○他会計繰入金
年 度
区 分
収 益 的 収 支 分
う ち
う ち
資 本 的 収 支 分
う ち
う ち
合
計
基 準 内 繰 入 金
基 準 外 繰 入 金
基 準 内 繰 入 金
基 準 外 繰 入 金
(単位:千円,%)
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
(平成27年度) (平成28年度) (平成29年度) (平成30年度) (平成31年度) (平成32年度) (平成33年度) (平成34年度) (平成35年度) (平成36年度) (平成37年度) (平成38年度)
( 決 算 ) ( 決 算見 込)
7,292,613
8,023,630
7,642,274
7,470,877
7,551,648
7,576,775
7,618,573
7,658,505
7,669,096
7,662,296
7,684,765
7,678,789
5,715,617
5,889,141
5,927,373
5,941,518
5,980,975
5,962,115
5,960,446
5,957,954
5,953,993
5,914,764
5,887,008
5,858,799
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1,576,996
2,134,489
1,714,901
1,529,359
1,570,673
1,614,660
1,658,127
1,700,551
1,715,103
1,747,532
1,797,757
1,819,990
1,557,574
2,114,996
1,710,076
1,524,534
1,565,835
1,609,835
1,653,302
1,695,726
1,710,265
1,742,707
1,792,932
1,815,165
4,782,982
4,536,982
4,427,176
4,337,899
4,279,385
4,298,048
4,282,176
4,266,515
4,271,477
4,274,410
4,297,585
4,317,867
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2,379,901
2,287,546
2,253,509
2,220,786
2,200,349
2,243,536
2,264,081
2,280,092
2,320,962
2,351,134
2,391,018
2,429,598
2,403,081
2,249,436
2,173,667
2,117,113
2,079,036
2,054,512
2,018,095
1,986,423
1,950,515
1,923,276
1,906,567
1,888,269
12,075,595
12,560,612
12,069,450
11,808,776
11,831,033
11,874,823
11,900,749
11,925,020
11,940,573
11,936,706
11,982,350
11,996,656
8,343,592
9,018,971
8,846,812
8,637,044
8,607,620
8,758,790
8,821,638
9,002,459
9,020,921
9,147,569
9,342,289
9,406,559
388,198
446,461
410,258
397,211
399,622
403,109
403,556
406,392
400,175
408,838
416,511
405,045
180,374
200,632
188,075
187,384
187,545
187,616
188,294
188,322
188,871
189,560
189,611
188,885
27,027
31,606
21,393
9,904
11,768
15,356
14,548
17,330
10,097
17,481
25,066
14,873
180,797
214,223
200,790
199,923
200,309
200,137
200,714
200,740
201,207
201,797
201,834
201,287
2,333,702
2,864,949
2,737,961
2,534,037
2,427,131
2,450,939
2,436,967
2,560,426
2,519,272
2,572,764
2,657,236
2,642,163
80,336
91,789
92,150
90,378
92,313
93,604
95,237
97,180
98,747
100,554
101,508
102,470
208,225
349,102
352,412
226,679
219,527
220,869
220,689
223,187
221,057
230,872
245,745
236,122
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2,413
6,036
6,249
6,045
11,115
6,155
6,219
11,305
6,347
6,410
11,500
6,543
2,042,728
2,418,022
2,287,150
2,210,935
2,104,176
2,130,311
2,114,822
2,228,754
2,193,121
2,234,928
2,298,483
2,297,028
5,621,692
5,707,561
5,698,593
5,705,796
5,780,867
5,904,742
5,981,115
6,035,641
6,101,474
6,165,967
6,268,542
6,359,351
2,117,892
2,091,578
1,922,409
1,813,235
1,745,529
1,666,148
1,578,012
1,493,635
1,413,041
1,340,499
1,277,660
1,219,182
2,087,575
2,007,232
1,866,149
1,768,379
1,692,365
1,613,428
1,524,903
1,438,964
1,358,866
1,285,629
1,221,094
1,163,243
340,577
334,489
315,963
308,319
311,791
315,070
317,036
318,690
319,377
321,335
323,992
327,495
30,317
84,346
56,260
44,856
53,164
52,720
53,109
54,671
54,175
54,870
56,566
55,939
10,461,484
11,110,549
10,769,221
10,450,279
10,353,149
10,424,938
10,399,650
10,496,094
10,433,962
10,488,068
10,619,949
10,625,741
1,614,111
1,450,063
1,300,229
1,358,497
1,477,884
1,449,885
1,501,099
1,428,926
1,506,611
1,448,638
1,362,401
1,370,915
550,450
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1,068
588,730
329,752
70,060
1,719
1,719
1,719
1,719
1,719
1,719
1,719
1,719
549,382
△ 588,729
△ 329,751
△ 70,059
△ 1,718
△ 1,718
△ 1,718
△ 1,718
△ 1,718
△ 1,718
△ 1,718
△ 1,718
2,163,493
861,334
970,478
1,288,438
1,476,166
1,448,167
1,499,381
1,427,208
1,504,893
1,446,920
1,360,683
1,369,197
2,163,493
861,334
970,478
1,288,438
1,476,166
1,448,167
1,499,381
1,427,208
1,504,893
1,446,920
1,360,683
1,369,197
2,395,909
2,194,395
1,778,866
1,516,568
1,489,842
1,523,060
1,492,198
1,549,148
1,536,497
1,575,307
1,600,733
1,939,393
289,403
298,189
300,125
300,841
302,839
301,884
301,799
301,673
301,472
299,486
298,081
296,653
7,763,621
8,137,779
8,093,829
7,958,116
7,840,850
7,889,482
7,705,039
7,547,349
7,423,770
7,209,434
6,949,868
6,732,138
6,496,585
6,593,843
6,616,083
6,586,661
6,525,117
6,561,340
6,384,180
6,162,140
6,060,012
5,817,795
5,514,200
5,304,326
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1,216,388
1,493,288
1,427,098
1,320,807
1,265,085
1,277,494
1,270,211
1,334,561
1,313,110
1,340,991
1,385,020
1,377,164
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
(単位:千円)
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
(平成27年度) (平成28年度) (平成29年度) (平成30年度) (平成31年度) (平成32年度) (平成33年度) (平成34年度) (平成35年度) (平成36年度) (平成37年度) (平成38年度)
( 決 算 ) ( 決 算見 込)
3,355,900
4,639,400
2,894,400
3,605,800
3,468,800
2,988,800
2,962,700
2,927,900
2,617,100
2,678,100
2,451,500
2,539,500
1,150,000
1,050,000
1,050,000
1,050,000
900,000
800,000
700,000
600,000
350,000
250,000
-
-
691,888
719,154
671,781
639,173
615,009
586,440
587,846
544,622
503,750
509,855
495,298
488,884
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1,301,200
1,752,550
728,500
1,228,197
1,354,550
1,288,750
1,309,650
1,348,400
1,307,500
1,384,800
1,307,200
1,189,500
462,464
1
98,900
1
1
1
1
1
1
1
1
1
164,518
119,639
144,249
52,501
43,404
98,244
34,827
33,527
37,425
36,645
37,165
37,425
7,536
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
5,983,506
7,230,744
4,537,830
5,525,672
5,481,764
4,962,235
4,895,024
4,854,450
4,465,776
4,609,401
4,291,164
4,255,310
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
5,983,506
3,884,395
272,478
6,401,949
-
-
280,883
10,567,227
7,230,744
5,750,316
296,130
6,496,587
-
-
5,000
12,251,903
4,537,830
3,087,739
275,032
6,593,843
-
-
64,340
9,745,922
5,525,672
4,046,484
270,364
6,616,083
-
-
5,000
10,667,567
5,481,764
4,170,801
278,265
6,586,661
-
-
5,000
10,762,462
4,962,235
3,740,866
226,293
6,525,117
-
-
5,000
10,270,983
4,895,024
3,795,439
227,059
6,561,340
-
-
5,000
10,361,779
4,854,450
3,888,885
227,091
6,384,180
-
-
5,000
10,278,065
4,465,776
3,806,601
227,707
6,162,140
-
-
5,000
9,973,741
4,609,401
4,036,386
228,484
6,060,012
-
-
5,000
10,101,398
4,291,164
3,959,617
228,539
5,817,795
-
-
5,000
9,782,412
4,255,310
3,944,074
227,761
5,514,200
-
-
5,000
9,463,274
4,583,721
5,021,159
5,208,092
5,141,895
5,280,698
5,308,748
5,466,755
5,423,615
5,507,965
5,491,997
5,491,248
5,207,964
2,253,343
2,163,493
-
166,885
4,583,721
-
-
97,626,964
3,935,451
861,334
-
224,374
5,021,159
-
-
95,769,777
4,095,325
970,478
-
142,289
5,208,092
-
-
92,070,334
3,669,878
1,288,438
-
183,579
5,141,895
-
-
89,060,051
3,579,305
1,476,166
-
225,227
5,280,698
-
-
85,942,190
3,667,990
1,448,167
-
192,591
5,308,748
-
-
82,405,873
3,766,025
1,499,381
-
201,349
5,466,755
-
-
78,807,233
3,789,972
1,427,208
-
206,435
5,423,615
-
-
75,350,953
3,800,810
1,504,893
-
202,262
5,507,965
-
-
71,805,913
3,828,950
1,446,920
-
216,127
5,491,997
-
-
68,424,001
3,914,411
1,360,683
-
216,154
5,491,248
-
-
65,057,706
3,613,280
1,369,197
-
225,487
5,207,964
-
-
62,083,006
(単位:千円)
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
2025年度
2026年度
(平成27年度) (平成28年度) (平成29年度) (平成30年度) (平成31年度) (平成32年度) (平成33年度) (平成34年度) (平成35年度) (平成36年度) (平成37年度) (平成38年度)
( 決 算 ) ( 決 算見 込)
3,953,207
4,354,767
3,844,958
3,638,127
3,641,350
3,660,823
3,667,870
3,678,620
3,657,248
3,662,448
3,695,961
3,699,894
3,660,396
4,211,738
3,753,929
3,542,556
3,540,272
3,558,109
3,564,866
3,577,043
3,558,200
3,568,744
3,609,268
3,622,259
292,811
143,029
91,029
95,571
101,078
102,714
103,004
101,577
99,048
93,704
86,693
77,635
691,888
719,154
671,781
639,173
615,009
586,440
587,846
544,622
503,750
509,855
495,298
488,884
659,088
689,154
671,781
639,173
615,009
586,440
587,846
544,622
503,750
509,855
495,298
488,884
32,800
30,000
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
4,645,095
5,073,921
4,516,739
4,277,300
4,256,359
4,247,263
4,255,716
4,223,242
4,160,998
4,172,303
4,191,259
4,188,778
- 92 -
第7章
進捗管理と点検・見直し
本ビジョンの実効性を挙げるため,毎年度,計画の達成度を評価するとともに,計画
と実績の乖離やその原因を分析し,その結果を予算編成や次期計画の策定等に反映させ
る『PDCA サイクル』を導入します。
また,検証に際しては,使用者へ結果等を公表し,双方向のコミュミケーションの構
築を図りながら,ご意見や提言を『PDCA サイクル』へ反映させていきます。
◇ 福山市上下水道事業中長期ビジョン(経営戦略)の進捗管理〔PDCA サイクル〕
Plan
(計画)
Action
(見直し)
福山市上下水道事業
中長期ビジョン
(経営戦略)
Do
(実施)
Check
(検証)
公表
・アンケート
ご意見
≪要望・意見の把握≫
・経営審議会など
使
用
者
P l a n ( 計 画 )・・・過去の実績や将来予測などに基づき計画を策定する
D o ( 実 施 )・・・計画に沿って業務を行う
C h e c k ( 検 証 )・・・業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
Action(見直し)・・・実施が計画に沿っていない部分を調べて見直す
- 93 -
福 山 市
上下水道事業中長期ビジョン(経営戦略)
2017年度 ~ 2026年度
(平成29年度 ~ 平成38年度)
2017年(平成29年)○○月
福山市上下水道局 経営管理部 財務経営課
〒 720-8526 広 島 県 福 山 市 古 野 上 町 1 5 番 2 5 号
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