平成29年度 電気通信施設保守業務に関する説明会資料 目 次

平成29年度
電気通信施設保守業務に関する説明会資料
平成28年12月 7日
東北地方整備局 企画部
情報通信技術課
東北地方整備局
Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism
目
東北地方整備局
次
目
次
1 電気通信施設保守業務に関する概要
2 電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
3 電気通信施設保守業務に係る積算基準等について
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目
次
東北地方整備局
1 電気通信施設保守業務に関する概要
(1)電気通信施設保守業務とは
(2)電気通信施設保守業務、点検業務のイメージ
(3)東北地整の平成29年度からの方針
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1.電気通信施設保守業務に関する概要
東北地方整備局
(1)電気通信施設保守業務とは
○「電気通信施設点検業務」(従来)
東北地方整備局では、電気通信設備の運用状態を管理するため、設備単体の目視、計測等
により機器単体の性能・機能確認を行う個別点検と、施設の総合的な性能・機能を確認する総
合点検などを、点検業務として発注してきました。
○「現状と課題」
点検業務では、点検対象機器が障害となった場合、修理の都度、発注手続きが必要となるた
め復旧までに時間を要すること、発注者・受注者双方の業務の効率化を図り施設を的確に維持
管理することが肝要で、点検や修理について一括して業務管理、データ管理できる仕組みを導
入することが必要となった。
・緊急的な「修理」でも、都度別途発注手続きが必要
・修理に係るデータ管理が煩雑、更新の確実、継続性が困難
○「電気通信施設保守業務」(平成28年度一部で試行)
従来の点検業務に修理を一体化した保守業務として行う。
・機器障害時の復旧時間の短縮化が可能
・機器障害時の対応の一元化と明確化により、施設の的確な維持管理が可能
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1.電気通信施設保守業務に関する概要
東北地方整備局
電気通信施設点検業務とは
東北地方整備局管内に整備されている河川及び道路管理用電気通信施設について、信頼性
の高い安定的な運用・稼働を目的に「国土交通省電気通信施設点検基準」等に基づき各設備
の点検等を行い、電気通信施設の良好な性能・機能維持を図るものである。
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1.電気通信施設保守業務に関する概要
東北地方整備局
電気通信施設点検業務とは
電気通信施設保守業務共通仕様書(案)
~業務に共通の決め事などが記載されている仕様書~
電気通信施設点検基準(案)
~装置毎にどういった項目を点検すると記載されている基準~
電気通信施設点検業務積算基準(案)
~積算の体系や装置毎の積算歩掛りが記載されている基準書~
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東北地方整備局
1.電気通信施設保守業務に関する概要
(2)電気通信施設保守業務、点検業務のイメージ
保守業務
点検業務(従来)
点検
総合点検:施設の総合的な性能・機能確認
個別点検:機器単体の性能・機能確認
巡回点検:施設の設置環境に応じて状態確認
臨時点検:機器の障害箇所の発見、報告及びその場
での修理可能な軽微な作業等
災害等支援
災害発生時における電気通信施設の被災状
況把握、災害対応による施設運用支援等及
び災害発生を想定した訓練等の施設運用支
援
施設等維持作業
電気通信機器の設置環境等を維持するため
の清掃、除草等
修理
+
電気通信機器の機能・性能を復旧・回復させるため、
障害が発生した電気通信機器の部品交換等を行う
作業
修理は、共通仕様書で以下のとおり定義。
第43条修理
1 修理は、施設における機器の性能・機能を復旧・回復させる
ために行う作業であり、障害が発生した機器に対する部品交換等
による修理(故障原因の追究や必要に応じて行う同一機器への今
後の障害発生防止の展開等の作業を含む。)に加え、当該修理内
容のとりまとめも含む作業をいう。
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1.電気通信施設保守業務に関する概要
東北地方整備局
「臨時点検」と「修理」の違い
・「臨時点検」とは、共通仕様書第40条において、機器の障害箇所の発見、報告及びその場で
の修理可能な軽微な作業等と規定している。
規定から、点検者がその場で対応可能な作業。
・「修理」とは、共通仕様書第43条において、機器の性能・機能を復旧・回復させるための作業
のことで、障害が発生した機器に対する部品交換等による修繕(故障原因の追及や必要に応
じて行う同一機器への今後の障害発生防止の展開等の作業を含む。)と規定されている。
規定から、その場での修理が不可能な製造メーカ等の協力が必要な部品交換等による
修繕作業。
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1.電気通信施設保守業務に関する概要
東北地方整備局
(3)東北地整の平成29年度からの方針
保守業務の全事務所への展開
東北地方整備局では、平成28年度に一部事務所で実施し
ている試行を平成29年度から全事務所で実施する予定です。
「点検業務」を「保守業務」とする目的と期待される効果
目的と効果
・障害、故障時の迅速な復旧
・障害、故障時における対応の一元化と明確化
発注者、受注者間の情報共有が円滑になり
迅速性、品質向上が期待できる。
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1.電気通信施設保守業務に関する概要
東北地方整備局
(空)
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目
東北地方整備局
次
2 電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等
について
(1)政府調達(WTO)の適応対象
(2)保守業務による契約方式の変更
(3)電気通信施設保守業務の入札参加要件
(4)総合評価
(5)今後の発注スケジュールの例
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2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
東北地方整備局
(1)政府調達(WTO)の適応対象
①通信設備(電気通信機器(9品目))を含む保守業務は、
政府調達(WTO)の適用対象となる。
○電気通信機器(9品目)
①多重通信設備
③遠方監視設備
⑤長距離(30km以上)用光伝送設備
⑦模写伝送装置
⑨ネットワーク設備
②端局設備
④交換設備
⑥移動体通信設備
⑧衛星通信設備
②電気設備(自家用電気工作物等)単独の保守業務は、
政府調達(WTO)の適用対象とならない。
電気設備(受変電設備、発電設備、電源設備)の場合
③通信設備(電気通信機器(9品目含む))と電気設備を合わせた保守
業務は、政府調達(WTO)の適用対象となる。
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2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
東北地方整備局
(2)保守業務による契約方式の変更
「電気通信施設点検業務」を「保守業務」として発注する場合、
保守業務
発注方式の変更が生ずる
「電気通信機器の修理を含んだ業務」
・点検業務(従来の調達)
一般競争、価格競争
・電気通信機器の修理を含んだ保守業務は、
政府調達(WTO)総合評価、 政府調達(WTO) または 一般競争
(参考)調達価格による契約方式(H28年度)
38.5万SDR(6200万円)以上
政府調達対象(WTO)、総合評価
10万SDR(1600万円)以上
政府調達対象(WTO)
10万SDR(1600万円)未満
一般競争入札
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2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
東北地方整備局
1.通信設備の保守業務(電気通信機器(多重通信設備、交換機等)を含むもの)
○38.5万SDR(H28,H29年度は6,200万円)以上のものは
政府調達協定対象・一般競争入札・総合評価落札方式
○10万SDR(H28,H29年度は1,600万円)以上のものは
政府調達協定対象・一般競争入札・最低価格落札方式
○10万SDR(H28,H29年度は1,600万円)未満のものは
一般競争入札・最低価格落札方式
(電気設備)
(通信設備)(通信設備+電気設備)
【点検業務】
【保守業務】
一般競争入札
最低価格落札方式
10万SDR
一般競争入札
最低価格落札方式
政府調達協定非対象
38.5万SDR
【保守業務】
政府調達協定非対象
一般競争入札
最低価格落札方式
政府調達協定非対象
10万SDR
一般競争入札
最低価格落札方式
官(報公告手続き必要)
一般競争入札
最低価格落札方式
政府調達協定非対象
38.5万SDR
政府調達協定対象
一般競争入札
総合評価落札方式
【点検業務】
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2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
東北地方整備局
(3)電気通信施設保守業務の入札参加要件
①.等級要件
国土交通省競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」で東北地域の競争
参加資格を有する者であること。(A、B、C又はD等級による制限はしない。)
※国土交通省競争参加資格(全省庁統一資格)とは
各省庁における物品の製造・販売等に係る一般競争(指名競争)の入札参加資格(全省庁統一資格)で、
競争参加地域を希望する地域に所在する各省庁の全調達機関において有効です。各省庁申請受付窓口
(東北地方整備局総務部契約課)で申請可能です。
・参加資格の審査は、随時申請の受付を行うが、資格を付与したときから有効となるため、希望する調
達案件の入札に間に合わないことがあるので、余裕を持って申請すること。(入札書の提出期限まで
に資格審査結果通知書が必要)
※資格の種類及び調達する物品等の種類とは
(1)物品の製造、(2)物品の販売、(3)役務の提供等 (4)物品の買受け
※建設工事、測量・建設コンサルタント等業務の競争参加資格では、
保守業務の入札に参加できません。
全省庁統一資格は、下記のサイトを参照願います。
統一資格審査申請・調達情報検索サイト (総務省)
http://www.chotatujoho.go.jp/va/com/ShikakuTop.html
2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
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東北地方整備局
②.業務履行実績要件(企業の要件)
1)平成14年度以降の履行対象設備が入った保守、点検
(H29.3.31完了見込みを含む)
発注機関
元請け
再委託
国の機関
○
○
地方公共団体
○
○
公共機関
○
○
地方公社
○
○
民間企業
○
×
*履行実績対象設備(下記のいずれかの設備の実績)
①多重無線設備 ②端局設備 ③遠方監視設備 ④交換設備 ⑤長距離(30km以上)用光伝送設備
⑥移動体通信設備 ⑦模写伝送装置 ⑧衛星通信設備 ⑨ネットワーク設備
履行対象設備は案件によって変わりますので入札説明書を確認願います。
2)建設業法上の建設工事のうち「電気工事」又は「電気通信工事」で、履行対象設
備の施工実績、据付調整を含む製造の実績をもって代えることが出来る。
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2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
東北地方整備局
③.管理技術者要件
下記a~dのいずれか1つの要件並びにe~gの要件を満足すること。
なお、業務経験は、電気通信施設点検基準(案)にあるいずれかの対象設備の保守
又は点検業務(再委託の実績を含む)の経験又は、建設業法上の建設工事のうち、
「電気工事」又は、「電気通信工事」の施工経験、据付調整を含む製造の経験とする。
(実績は、平成29年3月31日までに完了見込みを含む)
a.学校教育法による大学、短大、高等専門学校若しくはこれらに相当する外国の
学校において電気工学又は電気通信工学に関する学科を修めた者で、卒業後
3年以上の業務経験を有する者。
b.学校教育法における高等学校若しくはこれらに相当する外国の学校において
電気工学又は電気通信工学に関する学科を修めた者で、卒業後5年以上の業
務経験を有する者。
c.上記a及びb以外の者で、7年以上の業務経験を有する者。
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2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
東北地方整備局
d.以下のいずれかの資格および業務経験を有する者。
資格
業務経験
技術士(総合監理部門(電気電子))
-
技術士(電気電子)
-
一級(二級)電気工事施工管理技士
-
第一種電気工事士
-
第一級、第二級総合無線通信士
3年以上
第一級、第二級陸上無線技術士
3年以上
第一級陸上特殊無線技士
3年以上
電気通信主任技術者
3年以上
第一種、第二種、第三種電気主任技術者
3年以上
第二種電気工事士
3年以上
: 今年度から実施。なお、発注案件により異なるため、入札説明書を確
認願います。
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2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
東北地方整備局
e.通常の勤務時において○※時間以内に履行場所(※)に到着できる場所を主たる
勤務地とすること。
f .国土交通省発注の他の保守業務の管理技術者を兼務することができる。なお、
兼務する場合は、業務履行開始予定日の手持ち業務量(電気通信施設の保守業
務及び運転監視業務の当初請負金額の合計をいう。)は、2億円未満かつ5件以
下であること。
g. 配置予定管理技術者は、入札参加希望者との間で直接的かつ恒常的な雇用関
係があること。
※ 詳細については、各業務の入札説明書による。
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2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
東北地方整備局
(4)総合評価
① 別紙参照
(H28年度通信設備保守業務(本局)の総合評価の実績)
② H29年度の保守業務では、評価項目や評価内容が、発注案件
により変わる可能性がありますので、各案件の入札説明書を確認
願います。
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2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
東北地方整備局
(5)今後の発注スケジュールの例
12月上旬~
1月上旬
入 札 公 告
H28年度通信設備保守業務(本局)
H28年 の実績
1月8日(金)
約4週間
入札説明書の交付
1月中旬~
2月上旬
確認書等の提出期限
1月下旬~
2月中旬
参加資格確認通知
2月上旬~
3月上旬
入
札
(落札候補者決定)
4月1日
2月8日(月)
約2週間
2月24日(水)
約3週間
3月11日(金)
約3週間
契
約
業務実施
4月1日(金)
※詳細については、各業務の入札説明書を確認願います。
2.電気通信施設保守業務の入札・契約手続き等について
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東北地方整備局
(参考)電子調達システム(GEPS)の導入について
○対象案件
東北地方整備局(港湾空港部を除く)における物品・役務の一般競争入札
○運用開始時期 平成28年9月から(事務所・管理所は11月から)入札公告を行う調達案件
現在運用している電子入札システム(物品・役務)から、電子調達システム(GEPS)に移行。
【電子入札システムのICカードお持ちの方】
現在、国土交通省の電子入札システムのICカードをお持ちの方は、電子調達システム(GEPS)におい
ても、引き続きICカードを使用可能。電子調達システム(GEPS)への登録手続が必要。
参照:https://www.geps.go.jp/manuals
【新たに電子調達システムを利用したい方】
ハードウェア、ソフトウェア及びネットワークの環境を整え、電子証明書の取得が必要。
参照:https://www.geps.go.jp/how_to_use
【紙入札で入札に参加したい方】
電子調達システム(GEPS)に移行した後も、紙入札参加願いを提出することにより紙入札での入札に
参加可能。
政府電子調達(GEPS)のシステムに関する問い合わせ、操作方法等については、下記連絡先まで。
①電話による問合せ(受付時間:開庁日8:30~18:30)
②メールによる問合せ(24時間受付)
③FAXによる問合せ(24時間受付)
https://www.geps.go.jp/
ヘルプデスクTEL 0570‐014‐889 FAX 017‐731‐3178
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目
東北地方整備局
次
3 電気通信施設保守業務に係る積算基準等について
(1)点検・保守業務共通仕様書の概要及び適用範囲
(2)電気通信施設保守業務共通仕様書(案)の改定概要
(3)電気通信施設保守業務積算基準(案)の概要
(4)電気通信施設保守業務積算基準(案)の改定概要
(5)修理費の算出手順
(6)その他参考URL
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3.電気通信施設保守業務に係る積算基準等について
(1)点検・保守業務共通仕様書の概要及び適用範囲
業務計画等
従来の点検業務の適用範囲
点検基準
特記仕様書
東北地方整備局
保守業務適用範囲
総合点検
電気通信施設の総合的な性能・機能確認を行う点検であり、「国土交通省電気通信施設点
検基準(案)」及び特記仕様書に基づき点検を実施するもの
(総合点検実施にあたっては、実施手順書の作成が必須)
個別点検
電気通信施設の機器単体の性能・機能確認を行う点検であり、「国土交通省電気通信施設
点検基準(案)」及び特記仕様書に基づき点検を実施するもの
巡回点検
電気通信施設の設置環境に応じて機器の状態確認を行う点検で、「国土交通省電気通信施
設点検基準(案)」及び特記仕様書に基づき点検を実施するもの
(総合・個別点検を補完するもので、点検業務と同時に履行はしない)
仕様書に規定する電気通信施設の範囲で、機器の障害箇所の発見、報告及びその場での修
理可能な軽微な作業等であり、監督職員の指示により実施するもの
指示書
臨時点検
特記仕様書
指示書
災害等支援
特記仕様書
指示書
施設等維持作業
電気通信施設の設置環境等を維持するための清掃、除草等の作業であり、特記仕様書及び
監督職員の指示により実施するもの
共通仕様書
技術的所見のとりまとめ
・点検データ等から電気通信施設の機器の状態等を所見にとりまとめるとともに、機器機能の
変化傾向の分析・解析を行い、技術的所見にとりまとめるもの
指示書
修理
災害発生時における電気通信施設の被災状況把握、災害対応による施設運用支援等及び
災害発生を想定した訓練等の施設運用支援等を行う作業を総称したものであり、特記仕様書
及び監督職員の指示により実施するもの(広域災害発生時に業務履行場所以外で災害等支
援が必要になった場合は協議により実施)
電気通信施設の機器の性能・機能を復旧・回復させるために行う作業であり、協議のうえ指
示により実施するもの(障害が発生した機器に対する部品交換等による修繕(故障原因の追
究や必要に応じて行う同一機器への今後の障害発生防止の展開等の作業を含む)
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3.電気通信施設保守業務に係る積算基準等について
東北地方整備局
(2)電気通信施設保守業務共通仕様書(案)の改定概要
H29年度から適用
第43条 修理
1 修理は、施設における機器の性能・機能を復旧・回復させるために行う作業であり、障害が発生した
機器に対する部品交換等による修繕修理(故障原因の追究や必要に応じて行う同一機器への今後の
障害発生防止の展開等の作業を含む。)に加え、当該修繕修理内容のとりまとめも含む作業をいう。
2 修理は、本業務の対象履行施設に限るものとする。
3 修理は、協議のうえ指示するものとする。
第44条 技術的所見等のとりまとめ
1 それぞれの施設毎のデータ等を判定基準値と比較し、機器の状態等を所見にとりまとめるものとする。
2 完成図書及び過去の点検データと比較をし、現状の機器機能の変化傾向について分析・解析を行い、
技術的所見にとりまとめるものとする。
3 修理にあたっては、故障の状況(原因を含む)、対処内容、対処後の状況、当該修繕に要した費用
(修繕費)等について、修理報告書にとりまとめるものとする。
第45条 報告等
1 ~6(省略)
7 修理を行った場合は、第44条第3項の修理報告書を、故障の状況(原因を含む)、対処内容、対処
後の状況、当該修繕に要した費用(修繕費)等について、速やかに監督職員に提出するものとする。
また、7日以内に修理状況及び内容等を文書にて提出するものとする。
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3.電気通信施設保守業務に係る積算基準等について
(3)電気通信施設保守業務積算基準(案)の概要
直接人件費
技術者等の人件費
労務費
保守業務費の構成
保守業務価格
直
接
費
材料費
直接経費
東北地方整備局
賃 金
直接人件費以外の労務費用
材料費
材料の費用
機械経費
測定機器等の費用
旅費交通費
技術者等の旅費・交通費用
安全費
安全対策に要する費用
その他
機材運搬、仮設備等に要する費用
保守業務費
技術管理費
間
接
費
技術管理費
諸経費
一般管理費等
修理費
消費税相当額
修理に要する費用
(諸経費など含めて計上する)
技術管理に要する費用
《参考》
技術者・技術員の基準日額
⇒点検技術者、点検技術員の
日額を適用
総合点検、個別点検等の歩掛
点検業務積算基準との違い
 「修理費」の工種を設定し積算体系に追加
⇒ 障害が発生した機器に対する部品交換等の修理(故障原因の追究等の作業を含む)に要する費用(直接経費、
諸経費含む)を計上
⇒点検業務積算基準の標準歩掛
を適用
諸経費率
⇒点検業務積算基準の諸経費率
に準じる
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3.電気通信施設保守業務に係る積算基準等について
東北地方整備局
(4)電気通信施設保守業務積算基準(案)の改定概要
H29年度から適用
2 保守業務費の構成
保守業務費の構成は、以下のとおりとする。
修 理 費
2-4 修繕修理費
当該保守業務における設備の修繕修理に要する費用である。
その算定は、積み上げ計上(労務費、材料費、直接経費、技術管理費(報告書を含む)、諸経費を含む)とする。
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3.電気通信施設保守業務に係る積算基準等について
東北地方整備局
(5)修理費の算出手順
「電気通信施設保守業務積算基準(案)」には、以下の記述が有る。
2-4 修理費
当該保守業務における設備の修理に要する費用である。
その算定は、積み上げ計上(労務費、材料費、直接経費、技術管理費(報告書を含む)、諸
経費を含む)とする。
⇒ 「修理費」については、「直接費」とは別に計上することにすることになりますので、以下
の手順を参考に願います。
【手順1】
特記仕様書等で「修繕をする場合の技術者の組み合わせ」が明示されますので、その組
み合わせで「労務費・材料費・直接経費(安全費)・技術管理費・諸経費」を積み上げます。
(1回あたりの単価を算出)
【手順2】
上記単価に、特記仕様書等に明記されている「回数」等を掛けて「修理費」を算出。
修理費には諸経費を含んで計算しますので、保守業務価格の諸経費の対象には
なりません。
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3.電気通信施設保守業務に係る積算基準等について
(6)参考URL
http://www.mlit.go.jp/
東北地方整備局
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3.電気通信施設保守業務に係る積算基準等について
東北地方整備局
(各種積算基準等)
(各種仕様書、監督・検査、調達ガイド等)
(技術者単価等)
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