HOKUYO NEWS PAPER 北洋新聞 札幌No.1無料電子新聞 同制度は、町内会を中心に利用が広がり、幅員8m以 下の生活道路の約7割で実施されている。昨シーズンの 負担額は据え置きだったが、その前のシーズンまで6年 連続値上げ。再び値上げとなったことで、長期的な負担 増が深刻化している。負担額が値上げの背景には、人件 平成28年12月2日(金)発行 購読料 無料 発行所 ㈱パンダ不動産 編集発行人 田口宗勝 [email protected] 費上昇がある。 今後さらにガソリン価格が下落しても、負担額減少は 期待できそうにない。また、国際情勢の変化などでガソ リン価格が上昇に転じれば、負担額が増えることになる。 町内会費の他に除雪費を集めている町内会では、世帯 当たりの負担額を増やしてきた。また、町内会費の予算 内だけから負担額を捻出している地域では、他の事業を 縮小するなどを検討する必要がある。どちらのケースで も容易ではなく、町内会関係者の一部からは「市の負担 割合を増やして欲しい」との悲鳴も出ている。 昨4月の札幌市長選挙でも争点の一つとなり、同制度 の廃止を訴えた自民党候補が敗れた。制度維持を公約に 掲げた秋元克広市長は、市民の信任を得た形となり、今 後も大きな改革はなさそうだ。 負担額は、対象となる道路のキロ当たりで算出される ため、マンションが密集している地域では、世帯当たり の負担額が少なくなる。そのため、「郊外の過疎化」や 「都心回帰」を加速させる要因のひとつとの指摘もある。 町内会に悲鳴 札幌市と町内会が半額ずつ排雪費用を負担する「除雪 パートナーシップ制度」で、今シーズンの町内会負担額 が昨シーズンから2.18%値上げの1キロ当たり463,500 円に決定した。 第884号 |経済 http://www.hokuyonp.com 平成28年12月2日(金) 北洋新聞 アーチェリーの矢 民家に刺さる 豊平区の住宅の壁にアーチェリーの矢が突き刺さっているのが 見つかった。矢は約100メートル離れたある場所から放たれたも のだった。 2~300mという。安全のため弓は本来、水平に引き絞らなければ ならないが、男性は上向きに絞り、ねらいの定まらない内に手か ら離れたのではないかと説明している。 この問題は、9月17日に豊平区月寒東の住宅にアーチェリーの 矢が刺さっているのを住人が見つけ、警察に届け出たもの。警察 そして男性は矢が場外に飛び出したことに気づかず、矢を探す は事件と事故の両面で捜査していたが、11月に入って事実が明ら こともしなかったという。今回とは別にこれまでに3本の矢が弓 かになった。矢は住宅から約100m離れた月寒体育館の屋外弓道場 道場の外に飛び出していたと地域住民から札幌市に報告があった。 から飛んできたものだった。矢を放ったのは、ここでアーチェリー の練習をしていた80代の男性だった。男性が放った矢は弓道場の 弓道場は閉鎖中で、札幌市は、矢が場外に飛び出さないようネッ 壁を越えていったと見られる。男性が使用していた弓の飛距離は、 トを設置する予定。 カジノ法審議入り 民進は反対へ 民進党は、合同部門会議を開き、カジノを解禁する法案への対 応を協議した。その結果、反対する方向で大串博志政調会長に対 応を一任することを決めた。 会議では、ギャンブル依存症対策が不十分だとする慎重論が多 かった一方、経済効果が期待されるため推進すべきだとの意見も 出た。会議終了後、大串氏は記者団に、与党が2日に衆院内閣委 員会でカジノ法案の採決に踏み切る場合は、執行部全体で改めて 国会対応を確認する意向を明らかにした。 カジノ法が今国会で成立すれば、関連法案は平成29年度中に成 立する見込み。カジノ候補地の選定は平成30年になるため、誘致 競争が本格かしそうだ。北海道では、苫小牧市と釧路市、留寿都 町が立候補している。 道外では、大阪府と東京都、横浜市が前向きと見られているが、 選定方法が不透明との指摘もある。 |不動産 http://www.hokuyonp.com 平成28年12月2日(金) 北洋新聞 「マンションは管理を買え」と言われるが、管理レ ベルを見抜くのは容易ではない。 確かにマンション内を「くまなく調査」することは 難しいが、駐車場を観察することで、ある程度の管理 レベルを知ることができる。 駐車場に契約者の部屋番号や氏名が表示されている のは防犯上NGと言える。外出中かどうかが一目でわ かってしまうので、空き巣のターゲットになりやすい からだ。もちろん、家族が車で外出中でも留守番が在 宅の可能性もあるが、「駐車場に車があれば空き巣に 狙われにくい」ことは間違いない。 氏名や部屋番号ではなく駐車場番号を表示している マンションなら外出中かどうか部外者は判断できない。 このようなマンションは防犯意識が高いはずで、管理 全般のレベルが高いと予想できるだろう。 れているマンションは評価していいということになる。 マンションには、ゴミ問題や騒音問題、滞納問題な ど管理レベルの差がでる問題が多いが、「防犯意識だ けが高く、他の問題では管理レベルが低い」というケー スは考えにくい。つまり、駐車場に番号だけが表示さ ただし、逆のケース「管理レベルが高いのに防犯意 識だけは低い」マンションはありえるので、駐車場の 表示がNGでも購入候補から外さないほうがいいだろ う。 防犯意識調査 氏名表示に注意 パンダ不動産の中古マンション 詳しくはココをクリック!! |娯楽 www.hokuyon.com 平成28年12月2日(金) 芸人では、ピコ太郎の「PPAP」が選ばれ、トレ ンディエンジェルの「斎藤さんだぞ」は、トップ10入 りを逃した。 流行語大賞に選ばれると、翌年以降にテレビ露出が減 る「一発屋」になる恐れがある。来年以降のピコ太郎 に注目が集まる。 政治では、「盛り土」と「保育園落ちた日本死ね」 がトップ10に選ばれた。例年、与党を批判する言葉が 選ばれる傾向があるが、今年はおとなし目の言葉が選 れた。 週刊文春の「ゲス不倫」は、トップ10に選ばれたが 年間大賞を逃した。不倫ネタだけでなく、政治家の贈 収賄など多くのスクープを連発した文春だったが、ユー キャンの評価は低かったようだ。 ただし、この賞は民間企業が行っている企画で、公平・ 公正さは求められていない。審査方法に、偏りがあっ たとしても責めることができないシステムだ。来年は、 他の企業・団体が主催する同様の企画が現れることを 期待する。出なければ、北洋新聞で「札幌版流行語大 賞」を企画するかもしれない。 流行語大賞発表 「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に「神っ てる」が選ばれ、トップテンにはこの1年を彩った言 葉が並んだ。 北洋新聞
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