LE GRAND BLEU

L E G R A N D B L E U
ル グ ラ ン ブ ル ー Univers Volunteers Kobe
ユニベールボランティア(UV)神戸
2016.10.25 No.250
高齢者の想いに耳を傾けるシニアボランティアグループ
フレ ン ズ 芦 屋
高校生と一緒に「いきいきサロン」を実施
フレンズ芦屋では、5 月から私立甲南高校の総合学習の一環として、芦屋陽光町南芦屋浜団
地への傾聴訪問に高校生が同行する活動が始まりました。震災を知らない高校生にボランティ
ア体験を通して震災の理解を深めてもらうことが目的です。さらに、夏休みに入った 7 月 21
日と 8 月 18 日には、団地内の市営住宅コミュニティプラザ集会室で行っている「いきいきサ
ロン」にも高校生(7 月:13 名・8 月:6 名)が参加しました。8 月の様子を報告します。
◆サロンへのお誘いに
8 月 18 日、初めに簡単な打ち合わせをした後、
生徒さんと一緒に団地内に住む高齢者の方々に
サロンへのお誘いに行きました。
「今日は甲南高校の生徒さんも参加してくれま
すので、 楽しみにお越しください」 とお声掛けを
しました。 何軒か回った後に生徒さんにも 「お声
掛けしてみる?」 と聞くと、 「はい !!」 と元気のい
い返事。 生徒さんは何の躊躇もなくインターホン
高校生も共に語らいを楽しむ
を押されていました。
「いつもと何か違う?」 と思ってか、 玄関まで
出て来られる方もおられました。 なかには、 「今
ユニベールボランティア心得 7 カ条が
私たちの基本姿勢です
日は学生さんが声掛けに来てくれてびっくりした」
と、 嬉しそうにおっしゃる方もいました。
1.相手の立場に立って活動しましょう。
2.秘密を守りましょう。
3.約束を守りましょう。
◆世代を超えて和やかに交流
4.情報の収集と提供に心がけましょう。
会場では、 生徒さんもテレビや机の移動等、
5.関係者とよく連携しましょう。
サロンの準備を積極的にしてくださいました。 そ
6.自分が専門家でないと自覚しましょう。
7.息の長いボランティア活動をめざしましょう。
して、 サロン開始後には前方に出て、 皆さんと
一緒にダンベルを持って体操を体験しました。
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その後の茶話会では、 サロン参加者の隣に
生徒さんが座り、 参加者はまるで、 お孫さんと
話しているようにリラックスされていました。 生徒
さんも参加者と笑顔で話されている姿が微笑ま
しかったです。
さらに、 生徒さんがギターで、 『ユーアーマイ
サンシャイン』 『上を向いて歩こう』 を演奏して
くださり、 参加者のなかには手拍子をして楽しく
歌っている方や、 歌いながら 「若い人の元気を
ダンベル体操の様子
いただいて嬉しい」 と、 目をキラキラ輝かせて
いらっしゃる方もいました。 会場に一体感が生
まれ、 自然と参加者のお話しもはずみ、 生徒さ
んも自然体でのびのびと対応してくれて、 とても
和やかなサロンとなりました。
○
7 月と 8 月の芦屋いきいきサロンは、 暑いな
かにも関わらず、 たくさんの高齢者の方々が参
加してくださいました。 LSA (生活相談員) さん
のご好意で、 お盆、 湯呑、 氷等をお借りするこ
とができ、 お茶の準備もスムーズにできました。
サロンを開催できることも多くの方々のご協力
があってのことと心から感じる日でした。 ありがと
うございました。 (LGB 編集委員)
甲南高校生参加の
いきいきサロンで感じたこと
サロンに参加予定のお宅への声掛けに
始まり、 会場の準備、 茶話会、 歌の時間、
後片づけと、 高校生の皆さんは我々ボラ
ンティアと共に行動されました。 何をどの
様に頼んでも、 戸惑うことも臆することも
なく笑顔で話したり歌ったりして、 ゲストの
高齢者の皆さんに溶け込み、 皆さんをど
んなに笑顔にしてくださったか…。
高齢者の皆さんが、 心から楽しそうに
声を上げて笑い、 「孫と話してるようだ」
とリラックスされている姿に、 若者の持つ
オーラ、 また何の先入観も持たず、 その
場に溶け込めることの素晴らしさに感心い
たしました。
ギターを持ち込み弾き語りもしてくれ
て、 楽しいひと時でした。 ただ時代を感
じたのは、 童謡、 唱歌を高校生はほとん
ど知りませんでした (笑) ご愛嬌です。
今後も傾聴訪問の同行があると聞いてい
茶話会で談笑する高校生とサロン参加者
ます。 高齢者の皆さんに元気をもたらし
てくれることが楽しみです。 (Y,H)
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フレンズ高槻
にしよすみちょう
高槻西五百住町ふれあいサロンでの
玄米ダンベル体操 活動報告
玄米ダンベル体操をするサロンの参加者
◆ 8 年ぶりに協力依頼を受けて
ケアボランティアとして発足し、 公益財団法人
9 月 11 日、 阪急富田駅から徒歩 10 分位の
ユニベール財団のもと、 現在高槻では高齢者
に し よ す み
所の西 五百住文化センターで行われる敬老会
宅へ伺ってお話しを聴かせていただく傾聴訪問
を兼ねた催事に、 西五百住福祉協力会から玄
活動や、 赤大路コミュニティセンターで玄米ダ
米ダンベル体操の依頼をいただき、 フレンズ高
ンベル体操を月 1 回担当していることを紹介し
槻のメンバー 5 名と地域の高齢者の方々を含
ました。
む 30 名で、 介護予防に向けた玄米ニギニギ
ストレッチの後、 ダンベル体操の由来や効用、
体操を行いました。 平成 21 年 6 月から丸 7 年
玄米ダンベルそれぞれ 300 gずつを両手で持
が経ち、 「前回良かったので」 とお聞きする中、
つ姿勢、 体操の流れをご説明し、 「パーグーニ
に し よ す み
西五百住 2 度目の交流となります。
ギニギ」 と、 ユニベールオリジナルピアノ演奏
私たちのグループは阪神淡路大震災で心の
の CD に合わせ、 皆様終始、 とても真剣でいき
いきと楽しい雰囲気で取り組んでくださいました。
数人の方から 「もう 1 回」 とお声が上がるほど、
体操の良さを感じていただけたことを嬉しく思い
ました。
ご希望の方には、 玄米ダンベルの作り方と体
操の流れのパンフレットをお配りしました。 メン
バー全員、 和やかなうちに楽しく活動できたこと
を、 感謝でご報告いたします。
自己紹介するメンバー
(フレンズ高槻 / 酒井 道子)
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Infomation
(1) 2016 年 9 月の活動記録
(2) 2016 年 11 月以降の活動日程
【友愛訪問】
フレンズ
活動名
フレンズ芦屋
‣ 陽光町 : 件数 169 件 活動メンバー数 34 名
‣ 海洋町 : 件数 3 件 活動メンバー数 6 名
訪問
県営 3 棟 ・ 市営 4 棟 各棟月 2 回以上
海洋町 月 1 回 3 件 芦屋
フレンズ神戸
サロン
‣ 筒井住宅 : 件数 9 件 活動メンバー数 9 名
‣ 個人宅 : 件数 3 件 活動メンバー数 6 名
11月活動日
神戸
訪問
フレンズ高槻 17 日 (木)
筒井住宅
3 日 (祝) 17 日 (木)
個人宅 月 1 回 4 件
‣ 個人宅 : 件数 6 件 活動メンバー数 12 名
フレンズ和歌山 訪問
月 1 回 6 件
高槻
サロン
‣ 個人宅 : 件数 1 件 活動メンバー数 2 名
【いきいきサロン】
26 日 (土)
ボランティア事務所での予定
フレンズ芦屋 ‣ 9 月 15 日 : 参加者 22 名 活動メンバー数 13 名
11 月 08 日 (火) 10 時
0 入会オリエンテーション *
フレンズ高槻 11 月 09 日 (水) 10 時
運営委員会
‣ 9 月 24 日 : 参加者 29 名 活動メンバー数 8 名
【その他】
‣ 9 月 16 日の神戸市中央区筒井住宅支援者連絡
会議に、 3 名のメンバーが出席しました。
‣ 9 月 2 日と 30 日に芦屋市の陽光町秋まつり実行委
・ グラン ・ ブルー
11 月 10 日 (木) 13 時半 ル
編集会議
* 原則として、 毎月第 2 火曜日に実施します (1 月と 8 月
を除く)。 入会希望の方がおられましたら、 前日までに
ボランティア事務所までご連絡ください。
後期全体集会
員会が開催され、延べ2名のメンバーが出席しました。
【ボランティアメンバー】
日 時
11 月 29 日 (火) 10 時 ~ 11 時 50 分
‣ 登録メンバー数 120 名
会 場
神戸市勤労会館 403 ・ 404 号室
内 容
事例発表、 分野別グループ討議
(入会者 1 名 / 退会者 0 名 / 休会者 0 名)
編集
後記
これから寒くなってくると温泉に行かれる人が多いと思いますが、 気を付けなくてはいけないのが 「湯
かぶれ」 だそうです。 「湯かぶれ」 というのは、 入ることで皮膚が赤くなったり、 ピリピリすることだそう
です。 温泉には効能等が書かれていると思いますが、 入る前にはそれをよく読むことが大切だそうで
す。 また、 入浴の時はナイロン製のタオル等で強くこすらないように気を付けましょう。 (Y.K)
公益財団法人ユニベール財団
〒 160-0004 東京都新宿区四谷 2-14-8 YPC ビル 5F Tel.03-3350-9002 Fax.03-3350-9008 www.univers.or.jp
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公益財団法人ユニベール財団内
Tel.078-221-5901 Fax.078-221-5902 [email protected]
会報誌はユニベール財団のホームページ(www.univers.or.jp)にも掲載しています。
※ホームページでの閲覧により、紙面での配布が必要ないメンバーは、ボランティア事務所までご連絡ください。
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