Ethernet-DMX8 Mk1 Rack - Mileruntech Equipment

Ethernet - DMX 8
User Guide -V3.0.0
Mileruntech
LUMINEX Lighting Control Equipment
Ethernet - DMX8 User Guide V3.0.0
Document ethernet_dmx8_user_guide_v3
Copyright c 2003-2007 LUMINEX LightingControl Equipment.
All rights reserved.
No part of this documentation may be reproduced or transmitted in any form or by any means,
electronic or mechanical, including photocopying and recording, without the prior written permission of
Luminex.
The information in this documentation is supplied without warranty of any kind, either directly or
indirectly, and is subject to change without prior written notice. Luminex, its employees or appointed
representatives will not be held responsible for any damages to software, hardware, or data,
howsoever arising as a direct or indirect result of the product(s) mentioned herein.
Issued by:Publications Department,
Luminex LCE,
Herent 42,
Neerpelt,
B-3910,Belgium.
Documentation reviewed by Bart Swinnen.
Printed in the EU.
Warranty information
限定保障
5
製品の返送について
5
General
パッケージ
6
スペック
6
Conectivity
リアパネル
7
電源
7
DMX input / output 7
Interface
フロントパネル
8
ノードのアンロック
9
ノードのリセット
9
ネットワークコンフィグレーション
10
IP セッティング
10
UDP ポートセッティング
11
DMX コンフィグレーション
12
Outlet Route
13
DMX Output
13
DMX Input
15
マージ DMX インプット
17
フレームレートセッティング
18
マークアフターブレイクセッティング
18
ブレークタイムセッティング
18
DMX アウトプットタイム設定
19
グローバルセッティング
20
プロファイルの適用
21
プロファイルの保存
22
ファームウェアバージョン
22
ステータス表示
23
WebInterface
セットアップ
25
DMX ルーティング
26
マージポリシー
27
インプットローカルモード
27
インプット(IP マージ)
30
アウトプット(IP マージ)
30
リカバリーチャンネル
32
パッチファイル
32
ネットワークセッティング
33
IP セッティング
33
グローバル
DMX ディテール
ツールボックス
34
34
36
Profile マネージャ
36
ファームウェアアップグレード
37
Additional Documentation
Warranty information
限定保障
特殊な使い方でない限り、通常この製品は部品に関して、購入されてから 1 年間の保障でカバーされています。
購入日付が明確でない場合は製造日から 1 年間が保障期間にあてられます。
部品の交換及び修理によってこの期間は延長されません。
製品の返送について
保証期間内で、誤作動の発生する部品があった場合、お客様には不具合品を保護パッケージした上で、弊社までお
送りいただきます。不具合品をお送りいただく際には、その問題について説明を書いたものを添付してください。
部品及び製品をお送りいただく場合の送料はお客様のご負担とさせていただきます。
製品が破損している場合、またはユーザーによる改造、変更、権限のない修理や部品交換が行われていた場合、
それは保証の対象外となります。
General
パッケージ
Ethernet - DMX8
1
マニュアル
1
Ethernet - DMX8 は ArtNet プロトコルと互換性のある 8 つの DMX512 出力が可能なイーサネットノードです。
8 個のアウトレットはすべて RDM との互換があり、インプットアウトプットのどちらにも使用できます。
イーサネット接続は 10/100BaseT 自動検出で、Neutrik RJ45 イーサコン仕様になっています
すべての設定はイーサネット接続を通してウェブブラウジングもしくは、フロントパネルにあるスイッチを使用し
て行います。
ライトブルー LCD パネルには白文字のテキストが表示され、5 個のナビゲーションキーでコントロールされます。
これはすべて、19 インチの1U ユニットのメタルハウジングに入ります。
スペック
Model: Ethernet - DMX8
Manufacturer: LUMINEX Lighting Control Equipment
.Dimensions
482 x 172 x 44 (mm)
Package: 520 x 235 x 50 (mm)
.Weight 2.2 kg
.Electrical
Voltages: 90 ∼ 260 VAC
Frequency: 47 ∼ 63 Hz
Rated power: 20 W
Fuses: 125V, 500mA, Slow blow only (5mm x 20mm)
250V, 315mA, Slow blow only (5mm x 20mm)
.Connectors
1 x Neutrik RJ45 Ethercon connector
8 x Neutrik gold plated 5 pin XLR (female)
.Environmental
Operating temperature: 0 ∼ 60℃
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
Conectivity
リアパネル
電源
この機器は交流電圧 90V と 260V 間で、周波数 47Hz と 63Hz 間の電源で動作します
電源ケーブルは、国内仕様の3極平行プラグがついたものに変更しています。
!!!この機器は必ずアースを接続して使用してください ! !!
DMX input / output 背面パネルには8個の DMX5 ピンメス型コネクターがあり、これはインプット/アウトプット両方の用途で使用
されます。
コネクター
機能
PIN 1
シールド シグナルコモン
PIN 2
データ(−)
PIN 3
データ(+)
PIN 4
使用していません
PIN 5
使用していません
すべてのアウトレットは DMX512-A 仕様で、個々にターミネイトされ、再出力されます。
7
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
Interface
フロントパネル
メニュー階層を上に移動します
<<:メニュー階層の左へのナビゲーション
+:編集フィールドの値を変更します
>>:メニュー階層の右へのナビゲーション
+:アウトレットのモードと名称を表示
<<>>:文字フィールド内での移動
Enter:メニュー階層の下へ移動又は編集領域の確定
Dawn : ルートメニューからメインメニューへの移動
−: 編集フィールドの値変更
フロントパネルのインターフェースは、2 ライン 16 文字のブルースクリーンと 5 個のナビゲーションスイッチで
構成されます。ここで解説されるすべての設定はウェブブラウザーによるアクセスでも設定が可能です。
詳細は 24 ページウェブインタフェースの章を参照してください
電源を入れると、4 個の表示スクリーンが数秒間隔で絶え間なく切り替わります
右向きの矢印ボタンを押すことによって任意のスクリーンを見ることができます
また、プラス又はマイナスボタンで、また異なるスクリーンを表示することができます
このスクリーンシーケンスは、すべてのアウトレットの情報とモードを表示します
これは、テクニシャンにとって個々のアウトレットがどういうモードで設定されているかをすばやく確認する場合
に役立ちます。この表示は、ウェブインターフェースを通してパスワードロックがかかっていても表示可能です
8
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
デバイスのセットアップのためのメニューを開くには、マイナスキーを押してメニューに入ります。
スクリーン内に表示される<>マークはナビゲーションキーの右と左キー(<< >>) で操作できることを示し、階
層メニュー内にあることを表しています。
ノードのアンロック
ノードがオートロック・モード又はウェブインターフェースからパスワードによりプロテクトされると、フロント
パネルは 2 分後に自動的に操作ができなくなります。 この状態でフロントエンドで何か操作をすると、
「“DEVICE
LOCKED」というメッセージを点滅させます。
* パスワードなしのロック解除
・
アップとダウン操作キーを 2 秒間抑え続けます。
・
「Hold to Unlock」というメッセージを表示します
・
「DEVICE UNLOCKED」メッセージが出たらノードはロックが解除されます。
* パスワードのあるロック解除
・
アップとダウン操作キーを 2 秒間抑え続けます
・
パスワードを右/左のキーで移動しながら、値をアップダウンキーで設定します。
・
Enter でパスワードを確定するとロックが解除されます。
* ノードのリセット
ノードをファクトリーデフォルトに戻す方法です。
1.
ノードの電源をオフにします。
2.
アップ/ダウン レフト/ライト4つの矢印キーを押しながら
3.
電源を入れます
4.
Reboot default メッセージが表示されるまで待ちます
5.
メッセージが出たらキーを離し、Enter を押して確定します
6.
FACTORY RESTART wait と表示されます
7.
ノードはリセットされて Ip は 2.0.0.2 / 2.0.0.3 に変更されます
9
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
ネットワークコンフィグレーション
IP セッティング
この装置はイーサネット上に複数の DMX ラインを分配するプロトコルとしてアートネットを使用します。
ArtNet の仕様により、アウトレットの数は 1 ノードあたり 4 (4 入力又は 4 出力 ) に制限されます。しかしながら、
イーサネット DMX8 には、8 つのアウトレットがあります。
これは、この装置が 2 つの IP アドレスを使用する理由です。つまりイーサネット DMX 8の場合、実際には 2 つの
ArtNet ノードが存在しているということです。
これにより、DMX8 では各ノードに 4 アウトレットを装備し、計 8 個のアウトレットを活用することが可能です。
しかし同時に ArtNet のノードに関する仕様により、2 つの異なる IP アドレス (IP1 と IP2) を設定しなければなりま
せん。これは同じ装置でありながら、2 つの別々のネットワークに使用することをも可能にします。
トップメニューで、マイナスキーを押し、Configuration network メニューから Enter を押して Network Config に入ってください。 ここで IP1、IP2 また UDP ポートの設定が可能です。右矢印キーでカテゴリーを選択します。
例えば、Set IP1 を選択し Enter を押します。 最初のケタが点滅し、IP 編集スクリーンが現れます。
IP2 も、以下の手順は同様です。
上下キーで、点滅している編集エリアの値を変更することができます。
編集エリアは左右キーを使用することによって移動できます
フィールドには 0 ∼ 255 の数値を入れることができます。
アップダウンキーを押し続けると変化量が大きくなります。
IP を設定した後、enter を押して確認スクリーンへ移動します。
この確認スクリーンでは、左右のキーで確定またはキャンセルを選ぶことができ
ます。 簡易スクリーンで Confirm かキャンセルを ENTER で決定してください
10
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
UDP ポートセッティング
UDP ポートは、イーサネットにおいてネットワークソケットが ArtNet データの通信のために使用します。
2 つの UDP ポートが使用でき、1 ポートで 4 ユニバースに対応します
これらの数は Hex バリューで示され、デフォルトは 0x1936 です。
これらの値は経験豊富なネットワーク管理者によって設定されるもので、通常は操作する必要はありません。
アップダウンキーを使用して個々に値を変更します。
すべての値は0∼ F の間の数値です。
(16 進数)
左右のキーを使うとエリアを移動できます。
Enter キーで確認スクリーンへ移動します。
この確認スクリーンでは、左右のキーで確定またはキャンセルを選ぶことができ
ます。 Enter で簡易スクリーンを表示して Confirm かキャンセルを ENTER で決
定してください
11
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
DMX コンフィグレーション
DMX アウトレットのポートはそれぞれ個別にインプット又はアウトプットに設定することができます。
これらの入力と出力は個々に ArtNet における DMX ユニバース番号を持ちます。
トータル 256 の ArtNet 上における異なった DMX ラインをルーティング可能です。
イーサネット DMX8 は2つのアートネットノードを使用し、それぞれ1∼4をノード1、5∼8をノード2でコ
ントロールします。DMX アウトレットのいくつかの設定は、個々の Node 設定に依存しています。
ArtNet に関する DMX アドレス ( ユニバース ) はアウトレットの Subnet と Subswitch の組み合わせにより決定さ
れます。Subnet は 256 のユニバース空間を 16 に分割し、すべてのアウトレットが 1 つの Subnet を使用します。
( 0 x 0 ∼ F x 0 数値0∼ 15 )
そしてあらゆるアウトレットには別々の Subswitch があり、( 0 x 0 ∼ 0 x F 数値 0 ∼ 15) 結合されて以下の結果
を与えます。 Subnet は 16 進数により表記されるユニバース番号の上の桁をあらわし、Subswitch は下の桁を表
す数値です。
Outlet1 のアドレス
(Subnet 0x2 )
( Outlet 1 SubSw 0xC)
0x2C
(16 × 2)+(1× 12)= 44
幸いにもこの DMX8 ではこうした計算を行う必要もなく、DMX ユニバースをデシマルバリューで表示します。
対応する 16 進値は括弧に表示
12
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
Outlet Route
DMX アウトプット
個々のアウトレット設定のために、DMXConfig メニューから Outlet Route を Enter で選択し、1∼8のアウトレッ
トの選択は<< >>キーを操作して選択します
アップ/ダウンキーでアウトレットの有効/無効を切り替えます
イン/アウトの方向を切り替えます
DMX のモードをシングル又はゼロで切り替えます。
DMX ユニバースアドレスを選択します。
結合した ArtNet ユニバースアドレスは括弧で示されます。
これはアウトレットのサブネットと「サブ - スイッチ」の組み合わせです。
異なる IP のアートネット DMX パッケージをマージするかどうかをオンとオ
フで切り替えます。マージを有効にした場合は、HTP ,LTP, 又はカスタムの選択
ができます。
YES
NO
Enable
出力を有効にする
出力を無効にする
Output
Input
アウトレットを DMX 出力に使用します
アウトレットを DMX の入力ポートとして使用します
Single
Zero
アートネットで配信される DMX をノーマル出力します
512Ch すべてをゼロ出力します。
Dir (Direction)
Mode (Output)
Univ (Universe)
アウトレットの DMX ユニバースを設定します。ArtNet Hexadecimal 値は括弧で表示 13
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
Off
HTP
IP Merging
マージ機能を無効にする
2 つのアートネットの流れを1つの DMX ユニバースに結合します。
すべてのチャンネルは、アートネットにおける指定した 2 つの DMX ユニバースのレ
ベルが比較され、高いレベルを優先して出力します
LTP
2 つのアートネットの流れを1つの DMX ユニバースに結合します。
すべてのチャンネルは、アートネットにおける指定した 2 つの DMX ユニバース間で、
Last Take Precedence ルールにより、更新された側のレベルを出力します。
Custom
ウェブブラウザーが必要です。
ソフトパッチテーブルを使用し、2 つのアートネットソースにおける 2 つの DMX ユ
ニバースをチャンネル個々にマージ指定することができます。
各 DMX チャンネルは HTP、LTP、Backup、S1、S2only) のそれぞれを選ぶことができ、
HTP、LTP 以外にバックアップ指定、又はソース1、ソース2の指定が可能です。
これらはトリガー設定をすることで DMX ユニバースの指定のチャンネルレベルで
マージ設定をリモートで変更することも可能です。
14
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
DMX Input
アウトレットをインプットにセットするために、以下の手順で操作します。
DMXconfig を選び、Outlet route で Enter を押します。右左のキーでアウトレット番号を選択します。
DMX インプットモードの指定 (ノーマルかマージ)
DMX のユニバース指定 (括弧内は 16 進数の表記です)
Enable
Yes
No
アウトレットの有効
アウトレットの無効
Dir (Direction)
DMX のアウトプットとして使用
Output
DMX のインプットとして使用
Input
15
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
Normal
Mode (input)
アウトレットトは DMX インプットしてこれをアートネットに流す通常の機能として動作
します
Merge
アウトレットはその隣のアウトレットとマージします。
このオプションは 1、3、5、および 7 のアウトレットに利用可能です。
このモードが選ばれるとき、それぞれとなりのアウトレットは自動的にインプットモード
となり、マージ用に使用されます。また、隣のアウトレットのオプションを構成すること
によって、マージポリシーを設定することができます。
(Merged DMX インプット参照)
Univ (Universe)
アウトレットのサブスイッチによる DMX ユニバース指定又は、ノーマルインプット、マージにおける DMX ユニ
バース指定
Ip Merging
Off
マージは無効で通常の DMX インプットとして機能します。インプットされた DMX アー
Bck
トネットへ送られます
ネットワーク入力におけるバックアップポートとして使用
同じユニバースアドレスを指定したメインのアートネットソースのバックアップとして
機能します。
プライマリーの DMX ソースでレシーブしなくなったりエラーが出た場合、自動的にこの
バックアップソースに切り替わります。
再びプライマリー回線がリカバリーした場合は自動的に復帰します
Backup ms
プライマリーのアートネットソースのエラー時、バックアップアウトレットへ切り替える時間です。 ここに入
力した時間を経過して回線はバックアップに切り替わります。(400 ∼ 9999 ms)
Recover
Auto
アートネットストリームの DMX が途切れたとき、ノードはバックアップにスイッチし、
Manual
またプライマリー回線の復帰とともにまた自動的にプライマリーにスイッチします。
ノードは自動的に復帰しません。
トリガーチャンネル及びユニバースを設定してトリガーチャンネルのレベルで元に戻る
ようになります。 28 ページ参照
16
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
マージ DMX インプット(ローカルマージ)
奇数アウトレットを(1、3、5、7) がマージ指定されると隣り合う偶数のアウトレット (2、4、6、8) は自動的にイ
ンプット指定が適用されます。この場合のインプットのマージポリシーとスタートアドレスは偶数アウトレット側
で指定します。 マージポリシーの指定(HTP、LTP、Backup、Custom)
マージする DMX のアドレスをオフセット(ずらして)してマージするこ
とが可能です。そのチャンネルオフセットを入力します
Enable
Yes
No
アウトレットの有効
アウトレットの無効
HTP
Highest Takes Precedence(HTP) により、オフセットチャンネル指定に従い、このアウトレッ
Mode (merged)
トと1つ前隣りのアウトレットとをマージします。
LTP
マージしたチャンネル同士で互いに高いレベルが優先されて出力されます
Latest Takes Precedence(LTP) により、オフセットチャンネル指定に従い、このアウトレッ
トの1つ前隣りのアウトレットとマージされます。値は常に最後に更新されたレベルが優
Backup
先されます。
このアウトレットは前のアウトレットのバックアップ入力として機能します。
前のアウトレットの入力にエラーが発生した場合、自動的にこの入力に切り替わります
Custom
プライマリーデータが有効になるとすぐに、入力は前の入力に切り替わります
このモードはウェブブラウザの使用を必要とします。
これはチャンネル個々に上記マージポリシーを設定するモードです。内蔵のウェブサーバ
にブラウザーでアクセスすることで、完全なソフトパッチを作成することが可能です。
詳細に関しては 28 ページを参照してください。
Offset
2 番目のアウトレットのマージチャンネルのオフセット指定です。どのチャンネルからマージしていくかという
意味です。これはバックアップモードでは使用すべきではありません。
17
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
フレームレートセッティング
フレームレイトは DMX リフレッシュレートを決定します。 リフレッシュレートはすべてのアウトレットに共通
となります。20 ∼ 40FPS(Per Second) の範囲内で設定することができます。
アップ/ダウンキーを使って DMX フレームレイトの値を変更します
(20 ∼ 44fps)
ブレークタイムセッティング
92 ∼ 352 μ s の範囲で DMX のブレークタイムを設定することができます。
これは 512 個のチャンネルを 1 パケットとするその先頭におけるパケット間のアイドルタイムです。
アップ/ダウンキーを使用して DMX のブレイクタイムを
変更します
( 92 ∼ 352 μ s )
マークアフターブレイクセッティング
DMX の MAB タイムは 12 ∼ 88 μ s の範囲で設定できます。
これは新しい DMX パケットのスタートを示すアイドルタイムの後のブレイクタイムです。
アップ/ダウンキーを使って MAB タイムを設定します
( 12 ∼ 88 μ s )
18
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
DMX アウトプットタイム設定
アートネットから DMX データを最後にレシーブしてから、アウトレットから DMX を出力する時間です。
連続か又は 1 分∼ 10 分の間で選択できます。
アップ/ダウンキーを用いてアウトプットタイムを設定します。
連続か 1 分∼ 10 分の間で設定可能です
19
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
グローバルセッティング
グローバル設定には Profile マネージャがあります。
ここでプロファイルを選択することで、DMX ルーティングテーブルを呼び出すことができ、個々の設定にかける
時間を節約することができます。ここには 40 個の異なった設定が保存できます。ファームウェアはデフォルトで
11 個のプロファイルを提供します
プロファイル
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
Default
1 in + 7 out
All out 0
All out 8
All in 0
All in 8
1.7 Hub
2 × 1.3Hub
4 × Merge HTP
4 × Merge LTP
4 × Backup
設定
すべてのアウトは無効
1 インプット0(00) 2∼8アウトレットはそれぞれ、1∼7ユニバースに設定
すべてのアウトはシングルモードで0∼7ユニバースにセット
すべてのアウトはシングルモードで8∼ 15 ユニバースにセット
すべてのアウトレットはインプット0∼7ユニバースにセット
すべてのアウトレットはインプット8∼ 15 ユニバースにセット
1 インプット、2∼8は1のスプリットアウト
1と 5 がインプットになり 2 インそれぞれ 3 アウト仕様
奇数のアウトレットに偶数がすべてマージ設定で HTP モード
奇数のアウトレットに偶数がすべてマージ設定で LTP モード
奇数のアウトレットに対し偶数がすべてバックアップモード
20
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
プロファイルの適用
呼び出したプロファイルは以下の手順で適用できます。
Global set を選択、Profiles recall で Enter
アップダウンキーでプロファイルを選択します
ネットワーク設定もリコールするかどうかを決定します
適用したいプロファイルを選んでください。空のプロファイルは次のように表示されます。
“--Empty--”
空のプロファイルを適用しても何も起こりません。メニューは、確認を表示せずメニューを Exit し
ます。有効なプロファイルが選ばれると、装置は、ネットワーク設定もリコールするか聞いてきます。
ネットワーク設定がリコールされると、IP と UDP ポート設定はデフォルト値に変更されます
したがって、変更したくないのであればここでは NO を選択してください
21
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
プロファイルの保存
独自の設定をプロファイルとして保存する方法は以下の手順で行います。
Global set を選び、Profiles Store で Enter
アップダウンキーで空のプロファイル又は既存のプロファイ
ルを選択します。
プロファイルの名前を編集するのに、アップ/ダ
ウンキーを使用して文字を変更してください。編集
エリアを変えるには Left と Right キーを使用します。
プロファイルを保存するために空のプロファイルを選択するか、または上書きしたいプロファイルを選んでくださ
い。空のプロファイルが選ばれると、名前の編集画面になります
デフォルトで「Profile」という文字に続きプロファイルナンバーが表示されます。既に使用されたプロファイルが
選ばれると、既存の名前が表示され , 名前を編集するか、または Enter でそのまま使用することができます。
上書きする場合、
“OVERWRITE”の確認メッセージが出て Enter で確定します。
上書きされたプロファイルはリカバリーできません。
ファームウェアバージョン
このスクリーンはこのノードでランニングするソフトウェアのバージョンが何かを確認する便利な方法です。
最新のソフトウェアバージョンはルミネックスのサイトからダウンロードしてください。
( www.luminex.be )
22
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
ステータス表示
4 つの指示スクリーンが数秒の間隔で絶え間なく切り替わります。
また、下の階層に入ったとき、ボタンが 2 分間何も押されないとまたこのトップメニューに戻ります。
これらのスクリーンの1つは構成されたアウトレットの状態を示します。
スクリーン
説明
出力される DMX ポートはありません。すべてが無効になっています
アウトレット 1 は通常の入力として構成されています。
文字は入力を示す i と I の間で絶え間なく変化します
アウトレットの1はとなりのアウトレットとともに HTP モードでマージ設
定になります。マージを示すmと M の文字は絶え間なく変化します。
マージポリシーの各モードは以下の記号で表示されます
HTP:hと H
LTP:lと L
Backup:bと B
Custom:cと C
アウトレット1は DMX アウトプットとして構成されています。
文字は o と O の間で絶え間なく変化します。
アウトレット1は連続的にゼロレベルを出力するモードに設定されていま
す。記号はzと Z の間で絶え間なく変化します。
23
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
WebInterface
直感的なウェブインタフェースからノードの構成をセットアップできます。
ノードの持つ IP アドレスにアクセスすると図のようなルートスクリーンが開きます。
このブラウザーを使用したノードへのアクセス時には、使用するコンピューターの IP アドレスを設定する必要が
あります。
アドレスは (IP2.x.x.x か 10.x.x.x と サブネットに 255.0、.0、.0、) を使用します。
また、ネットワークを使用せず、直接ノードとコンピューターを接続するにはクロスケーブルを使用して 1 対1の
接続が可能です。 アクセス方法は、ウェブブラウザを起動し、URL 欄にノードの IP アドレスを入力します
( http://2.0.0.2 )
DMX ルーティングテーブル
グローバルセッティング
ナビゲーションバー
ネットワークセッティング
このページはノードデバイスのインフォメーションを表示するものです。ここでは、デバイスのすべての設定が表
示されます。 DMX のルーティング情報、ネットワークセッティング情報など
24
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
セットアップ
サブメニューを1つ選んでクリックし、設定を個々に行います。セットアップページでは?マークが各項目にあり、
クリックするとその用語についてまた、内容について説明を表示するポップアップウインドウが開きます。
Node 1 & 2
ナビゲーションバーにあるノード1と 2 をそれぞれクリックすると 4 アウトレットづつにノードの設定が可能にな
ります。Node1 では1∼4のアウトレット、Node2 ではアウトレット 5 ∼8について設定を行います。
上の図はメインセッティングページです
ここでは個々のアウトレットのインプット及びアウトプット指定ができます。
アウトレットの方向、モード、ユニバースなどを選択してください。
また、同時にノードの IP アドレス、Netmask、ポート、およびネットワーク上のノード名を変更することが可能です
同じ設定は左のナビゲーションバーにあるノード2をクリックしてアウトレット 5 ∼8に対しても可能です。
25
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
DMX ルーティング
以下にすべての機能を利用するためのカテゴリーごとの解説をします。
Direction
アウトレットの入力か出力かの定義です。この設定で入力か又は出力かで、モードの設定に違いが出ます。
Universe
このアウトレットで使用する DMX のユニバース番号を定義します。ここで指定されたユニバースでこのアウトレッ
トはネットワーク上に DMX を流します。左のカラムはデシマル表示で、右のカラムがヘキサデシマル表記になっ
ています。
Mode
ディレクションで設定されるアウトプットかインプットかの違いで設定内容が異なります
Input :
Disable:アウトレットは無効。必要のないアウトレットを無効にするのはノードのパフォーマンス的
にはよい選択です
Normal:ノーマルインプットです
Merge :2つの DMX インプットをマージします。奇数のアウトレットにのみ適用可能で、奇数アウトレッ
トをマージ指定するととなりあう偶数のアウトレットが自動的にインプットになります。
Output
Disable :アウトレットは無効。必要のないアウトレットを無効にするのはノードのパフォーマンス的
にはよい選択です
Zero: 512 のすべてのチャンネルで0レベルを出力します。(メインテナンス用モード)
Single:ノーマルアウトプット
IP Merging
この機能は2つの DMX 又はアートネットソースをマージする機能を提供します。ここで指定されるマージポロシー
に従い、同ネットワーク上にある同じユニバース指定された DMX ストリームの入力がマージして出力されます。
これはバックアップ指定の入力は除外されます。
Legend
これはアウトレットが何に接続されているかを認識しやすくするための文字列で、自由に決めることができます
Unicast
アートネットはブロードキャストプロトコルです。これは出力される1つの DMX ソースがこれを受け取るすべて
の機器に送信されることを意味しますが、このユニキャスト指定により、特定のノードにだけパケットを送ること
ができます。この設定はインプット指定したポートにのみ設定可能です。
通常はグレー表示になっているので、チェックを入れてから目的の IP を入力します
26
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
マージポリシー
Ethernet-DMX 8 はエンハンスドマージ機能によって、異なる DMX ユニバースのチャンネルをミックスする機能を
提供します。マージ機能には4つのマージポリシー(ルール)があり、これは2つのメインセットアップカテゴリー
で定義します。
ローカルマージ機能:
2 つの 異なった DMX ラインを同じ物理デバイスで ( ノード)でマージします。
マージポリシーはインプットに対して設定します
ローカル DMX マージ
IP マージ:
これはネットワーク上にある2つの異なった DMX 又は Artnet の流れをマージします。DMX はネットワーク上で
同じユニバース番号のものがマージ出力されます。IP バックアップインプットは除外されます。
マージポリシー
HTP
高いレベルの優先 ( 調光器の一般チャンネルに適用するポリシーです)
LTP
最後に実行されたデータの優先 (ムービングライトなどの機器に使用できます)
Backup バックアップ入力として、インプットポートに設定します。
Custom これは最も完全で効率的な方法です。このモードは、それぞれのユニバースの各チャンネル個々にどう
いうポリシー(LTP / HTP)を適用するかを定義できます。
また、いくつかのチャンネルは DMX によるリモートコントロールトリガーを可能にすることも
できます。これはマージポリシーをリモート制御するということです。
適用されるポリシーはそれがインプットかアウトプットかで異なります
インプット(ローカルモード)
Outlet 1
Outlet 2
方向
Input
Input
ユニバース
0(00)
Ch1
モード
Merge
LTP/HTP/Custom
この例では、
「ローカルマージ」モードが選択されています。
2 番目のアウトレットは自動的にマージインプットにセットされます。2 つめのアウトレットはアウトレット1(プ
ライマリーインプット)のモードがマージ設定されている間、ユニバースの選択ができなくなります。代わりに
DMX のスタートチャンネル・アドレス (1-512) を設定することができます。これは、どのチャンネル・アドレスか
らマージするかのオフセット設定です。 これはセカンダリーインプットのマージポリシーを LTP 又は HTP に設
定されたときに表示されます
27
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
ローカルマージモードにおいて、2 つ目のアウトレットのマージポリシーで「バックアップ」を選んだ場合、ブルー
の小さいアイコンがアウトレット 2 の左側に現れます。これをクリックするとポップアップフレームが現れます
DMX インプットバックアップ マージ
このメニューではバックアップ時間 (400 ∼ 9999ms) を選択することができます。
この時間は、メインのインプット(奇数アウトレット)からの信号が途絶えるときに自動的にこのインプットに切
り替えるディレイための時間です。DMX が復帰したときにプライマリーインプットへ復帰させるには、チェック
ボックスのチェックを入れてください。チェックボックスをオフにする場合、トリガーユニバースとリカバリーチャ
ンネルを指定しなければいけません
次のこのセカンダリーポートで、カスタムを選択した場合、やはり同じく小さな青いアイコンが表れます
これをクリックしてください、新しいポップアップフレームが表示されます
28
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
「ショーテーブル」ボタンをクリックするとこのポートに対するソフトパッチが可能であることが確認できます
Offset S1&S2:
2 つのアウトレットのスタートチャンネルの値を入力します。例えばチャンネル3でソース1の
チャンネル 3 を動かすようなずれが必要であれば、3 を入力します。
From . To :
このレンジは連続した複数のチャンネルにポリシーを適用するときに使います
例えば 23 ∼ 145 のチャンネルに HTP ルールを必要とするなら、フロムフィールドに 23 を入
力して TO フィールドに 145 を入力します。次に、「モード」ドロップダウンリストの中の HTP
ルールを選択してください、そして、次に、「セットデフォルトモード」を押します
これは以下のすべての設定に対しても同様です
ゼロ、HTP、LTP、S1( ソース 1 専用 ) S2( ソース2専用)
Backup としての S1( バックアップとしてのソース 1)、Backup としての S2(Backup としての
ソース 2)
左のカラムはネットワーク上に流れるユニバースチャンネル番号を表します。
S1 カラムはソース 1 チャンネル、S2 カラムはソース 2 チャンネルを表します。これらのカラムは自由に番号を入
力することができ、この欄を使用してソフトパッチを作成することができます。
SUBMIT Change をクリックするとウインドウが閉じられ、変更内容が確定します。 変更が確定したという
( サクセスフリー ) のメッセージダイアログが現れ、これを閉じるとまたノードの設定画面に戻ります。
インプット(IP マージ)
バックアップ設定 (右側のノード設定)
Outlet 1
Outlet 2
Outlet 3
Outlet 4
方向
Output
Output
Input
Input
ユニバース
0(00)
1(01)
0(00)
1(01)
モード
Single
Single
Normal
Normal
IP Merge
Disable
Disable
Back up
Back up
このモードは上記のようなシチュエーションで非常に効果的です
上の図の右側にある照明デスクはステージ上のバックアップデスクとして使用されます。
この図の意味は左のコンソールから送られるアートネットのパケットが途切れたとき、右側のノードが自動的にス
イッチしてバックアップコンソールの信号に切り替えるシステムを表しています
この設定で画面の中のアウトレット隣に出るアイコンをクリックし、ダイアログを表示して、バックアップの切り
替え時間を入力してください。
29
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
インプット(IP マージ)
(右側のノード設定)
Outlet 1
Outlet 2
Outlet 3
Outlet 4
方向
Output
Output
Output
Output
ユニバース
モード
Single
Single
Disable
Disable
0(00)
1(01)
IP Merge
HTP/LTP/Custom
HTP/LTP/Custom
この設定は、2つのコンソールを同時に使用する際に非常に便利な機能です。
このセットアップで、右の照明ソフトウェア (S2) は左の照明デスク (S1) と同時に使用されます。
2つの DMX ソースは右のノードのアウトプットで最終的にマージされます。
アウトレットを出力に設定するとき、IP マージモードは以下のポリシーを提供します
HTP
高いレベルを優先するモード
LTP
ラストテイクのレベルを優先する
Custom
チャンネルごとに異なるポリシーを設定するとともにソフトパッチ/チャンネルごとのリモート
トリガーを設定します
このカスタムを選択すると、左端に青いアイコンが現れ、これをクリックすると次のようなウインドウが開きます。
30
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
この設定はインプット時のカスタムマージの設定と同様です (28 ページ )
主な違いは以下のポイントに関するものだけです
IP ソース 1 と 2:
ここには2つのコンソールの IP アドレスを入力することができます
Universe:
ここでは入力されたアートネットの中の DMX ユニバースを指定することができます。
2 つのソースが同じユニバース番号を使用しない時、この特徴は非常に便利なマージ
機能として有効なものになります
Trigger チャンネル
この機能は1つの DMX チャンネルのレベルによってリモートでマージポリシーを変更することを可能にします。
ネットワーク上のどこからでも、例えば LTP マージを S 2オンリーなど異なったポリシーに DMX のトリガーチャ
ンネルのレベルで変更できます。ここに使用したい DMX チャンネル番号を入れてください。マージルールは離れ
た箇所からこのチャンネルのレベルでコントロールできます。
この設定を有効にするには、グローバル設定に戻り、ここでトリガーを有効にするをチェックし、トリガー用のユ
ニバースを選択します。また、コントロールする側でそのチャンネルをパッチまたはアサインする必要もあります
次のページは DMX トリガーチャンネルのレベル表です
31
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
DMX トリガーチャンネルレベル
0-7
Do nothing
注意:
8 - 15
Zero out
トリガーチャンネルを複数のソース(コンソール)に設定した
16 - 23
HTP merge
場合、片方のコンソールからレベルを送ったとき、片方のソー
24 - 31
LTP merge
スは「Do nothing」である必要があります。
32 - 39
Source 1 only
もし、2つのソースから異なったレベルが送られた場合、ノー
40 - 47
Source 2 only
ドは2つのモード間でスワッピングを起こし、ノードのプロ
48 - 111
Reserved
セッシング処理に大きな負荷を与えます。
112 - 119
Source 1 as backup
120 - 127
Source 2 as backup
128 - 255
Do nothing
その結果、ノードの処理スピードは著しくダウンします
リカバリーチャンネル
IP マージモードにおいてバックアップモードを選択した場合、ノードはプライマリー DMX 入力が故障した場合、
自動的にこのアウトレットにスワップします。そしてプライマリーインプットが復活したとき、オートリカバリー
が有効になっているとノードは自動的に元のソースにスイッチします
しかし、往々にしてリカバリーするタイミングやリカバリーするポートはユーザー自身のタイミングで戻すことが
要求されます。
(例えばコンソールのリブートするタイミングやキューのロードなどにより)
オートリカバリーのチェックを外したとき、ノードはマニュアルでのリカバリーを行います。
グローバルページ設定において、トリガーを有効にすると、トリガー用のユニバースとリカバリーチャンネルが選
べるようになります。ここで指定するチャンネルのレベルで、個々のアウトレットを個別にリカバリーさせること
ができるようになります。
DMX リカバリーチャンネルレベル
0-7
Do nothing
8 - 15
リカバリーアウトレット1
16 - 23
リカバリーアウトレット2
24 - 31
リカバリーアウトレット3
32 - 39
リカバリーアウトレット4
40 - 47
リカバリーアウトレット5
48 - 55
リカバリーアウトレット 6
56 - 63
リカバリーアウトレット7
64 - 71
リカバリーアウトレット8
72 - 79
リカバリーアウトオール
80 - 255
Do nothing
パッチファイル
ノードのカスタム設定で見ることのできるテーブル(ソース1とソース2のパッチ)はロードパッチまたはエクス
ポートパッチのスイッチでロードしたり保存することができます。
Luminex ノードは .txt ファイルを認識します。
これは TAB で分割されるスプレッドシートのデータです ( 例 Excel、Calc)
32
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
ネットワークセッティング
IP セッティング
ここには ArtNet の IP アドレスと Netmask を入れることができます。
ArtNet IP の設定に自信がなければ、
、
「ArtNet compliant?」にチェックを入れてください。MAC アドレスから自動
的に計算されるアドレスが入力されます。通常、ArtNet IP は 2.x.x.x か 10.x.x.x のようなネットワークアドレスに
なります。もちろん IP は、一般に見られるような、192.168.x.x といったアドレスにしたければそういう設定を行
うことも可能です。しかしその結果、そのノードがネットワーク上の ArtNet IP アドレス (2.x.x.x か 10.x.x.x) で設定
されるデバイスからは見えなくなります。
Port フィールドは UDP ArtNet パケットの伝送に使用される UDP ポートです
Luminex では、この値を変更しないことをお薦めします
ノードの識別 :
ここにノードの名称を入れて、ウェブインタフェース、ArtNet 用のソフトウェア又は Luminex LumiNet モニター
から識別しやすいように設定します
33
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
グローバル
セットアップサブメニューの Global をクリックすることによって、いくつかのグローバルな設定を変更すること
ができます。
ここでは LumiNet モニター上に示されるデバイス ID 番号を変えることができます。
また、Trigger チャンネルに使用するユニバースを指定することができます
ノードは指定したユニバースのチャンネルを使用してリモートトリガーを行います
リカバリーをマニュアル操作で行う場合、ここに設定したチャンネルのレベルでリカバリーします。
(28、32 ページ参照)
DMX ディテール
アウトレットの DMX フレームレートを 20 ∼ 44fps の間で設定できます
DMX ブレイクタイムは 92 ∼ 180 の間で設定できます。
DMX マークアフターブレイクタイムは 12 ∼ 88 μs DMXアウトプットタイムは連続又は指定した1∼ 10 分の時間で設定できます。このタイムはアートネットから
くるDMXの入力がなくなったとき、これを維持するか又は指定した時間で出力を止めてしまうかの選択です。
34
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
その他
この部分はセキュリティと警告に関するものです :
Verbose レベル :
フロントエンドにある OK LED に関するエラーメッセージを表示するかどうかの選択
.Lock Mode:
セキュリティーレベルの選択
オートロックにすると、2 分後にノードのフロントパネルをロックします
パスワードプロテクトモードは、
「ロックコード」フィールドにパスワードを設定する必要があります。
ノードがいったんロックされると、フロントパネルのスイッチ又はウェブインタフェースパスワード欄で 3 ケタ
のパスワードを入力しなければなりません。
これら 2 つのロック・モードのために、OK LED はノードがロックされることを示す Orange に点灯します。
「ノードのアンロック」
という章で、完全な手順を参照してください。
35
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
ツールボックス
ナビゲーションバーで Tools をクリックすると、サブメニューが現れます。サブメニューの項目の 1 つを選んでく
ださい。
Profile マネージャ
プロファイルマネージャは 40 個のプロファイルを保存します。すべてのプロファイルがデバイスに格納されます。
プロファイルはノードの設定を保存したデータで、ノードに保存してからは、いつでもドロップダウンリストから
選び、リコールすることができます。その内容はこのドロップダウンリストから選択したときに、下の画面にプレ
ビューとして表示されます。 空のプロファイルが選択されたときは何も表示されません
ここでプロファイルを選択すると、その設定をロードするか、またはそのプロファイルを削除するか、それとも、
そこへ現在のデータを保存することが可能です。
デバイスからプロファ
イルをダウンロードする
コンピューターに保存したプロ
ファイルをインポートする
プロファイルを選び、
recall を押すと設定をロードするかどうか尋ねてきます。また、データを保存(Save) のスイッ
チを押すと、プロファイル名の入力を促すウインドウが開きます。
またエクスポートを押すと、接続中のコンピューターにこのデータを保存することができます。
このエクスポートしたデータは逆にインポートすることも可能です。
36
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
ファームウェアアップグレード
ファームウェアアップグレードページでは、ダウンロードしたファームウェアファイルを選択して、それをデバイ
スにアップロードすることができます。このページは、現在の動作しているファームウェアバージョンを表示しま
す。 最新のファームウェアは、Luminex ウェブページからダウンロードすることができます。
Http://www.luminex.be
ファームウェアをイーサネット -DMX2 にインストールするには、以下の方法に従ってください :
1. .zip file をダウンロードして、ハードディスクに保存します。
2. .zip file を解凍します。
3. 最新リリースのための "ChangeNote.txt" を読んでください。
4. ウェブブラウザのアドレス欄にデバイスの IP アドレスを入力してブラウズしてください。
5. ツールボックスをクリックしてください -> ファームウェアアップグレード。
6. ハードディスク (_ アップグレード eth_dmx2.tgz) 上の解凍されたアップグレードファイルをブラウズしてく
ださい。
7. ファイルを選択して、
「アップグレード」ボタンを押します。
8. アップグレードファイルがデバイスに送られるでしょう。
9. デバイスがリブートされるまで、待ってください。
10. あなたのブラウザの装置の IP 番号を入れてください、そして、Toolbox でチェックしてください ->
最新版であれば、ファームウェアアップグレードは正しいバージョン番号を表示します。
37
Ethernet DMX8 Box Ver3.0.0
Additional Documentation
ルミネックス製品に関する追加の資料などは、すべてルミネックスウェブページのサポートページから
ダウンロードすることができます。 また、製品に関するサポートフォーラムも合わせてご利用ください
http://www.luminex.be
日本語のサポートが必要な場合は、
(株式会社マイルランテックのサポートフォーラム)がありますので、
こちらをご利用ください。
http://www.mileruntech.com
38