(資料1)災害医療機能の検討

議題1
災害医療機能の検討
資料1
前回の説明から
現在の広尾病院の災害医療機能
<役割>
○東京都災害医療協議会、東京都災害医療コーディネーター部会
○「地域災害拠点中核病院」として地域会議の事務局
地域災害医療コーディネーターとしての役割
○地域公開講座の実施
減災対策支援室の開設:公・民の減災対策推進、人材育成等
<ソフト>
・日本DMAT、東京DMAT等の派遣
・オープンキャンパス+公開講座(年24回の災害医療研修)、管理者研修
・院内防災訓練見学会(100人超の見学者)、NBC災害研修、
東京医師アカデミーの災害医療研修への講師派遣
<ハード>
・災害医療対策施設「レドマス広尾」:研修、災害時用資器材の備蓄、仮設病床
改築による災害医療機能の強化(論点案)
【ハード】
 災害時に備えたスペースの確保・拡張性
※災害拠点病院指定要件…「災害時における患者の多数発生時(入院患者については通常時の
2倍、外来患者については通常時の5倍程度を想定)に対応可能なスペース及び簡易ベット
等の備蓄スペースを有することが望ましい」(H24.3.21厚生労働省通知)
・災害時の増床余力
現状:478床→603床、病棟は6床室中心・廊下等も狭い
・多数の傷病者を受け入れられるスペース
・活動拠点本部(DMATの活動拠点等)
・NBC災害を想定した除染スペース
等
現状:災害拠点病院を想定した設計となっておらず、玄関前・院内等のスペース狭い
 発災直後から継続して医療を提供できる免震構造へ
現状:躯体の老朽化や設備の劣化、耐震構造であるが免震構造でない
 ヘリポートの整備
現状:屋上(消防庁のヘリに対応可能)
 災害時に参集可能な職務住宅の整備
現状:レドマス広尾、看護宿舎
改築による災害医療機能の強化(論点案)
【ソフト】
(災害時)
 人材派遣対応
現状:DMAT、医療救護班派遣等
(平時)
 訓練・研修等の実施
現状:自治体防災訓練、「公開講座 災害研修」、「Open Campus Hiroo」等
 地域との連携
現状:地域公開講座の実施、減災対策支援室の開設等
【基幹災害拠点病院の新たなモデル】