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プレスリリース
平成28年11月 18日
健康福祉部健康長寿推進課
報 道 関 係 者 各 位
山形県老人保健施設協会と山形県との
災害派遣福祉チームの派遣に関する協定の締結式について
このたび、山形県老人保健施設協会と山形県は、災害発生時に避難所等で要介護
者など特別な配慮が必要な方の支援にあたる災害派遣福祉チームの派遣に関し、下
記の日程で協定を締結することとなりましたので、御取材いただきたくお知らせし
ます。
記
1
日
時
平成28年11月29日(火)
午前10時45分から午前11時5分まで
※締結式に先立ち、事務局より協定の概要等について事前説明を行
いますので、午前10時35分まで会場にお集まりください。
2
場
所
山形県庁旧記者会見室(県庁舎5階)
(山形市松波二丁目8-1)
3
4
出席者
その他
山形県老人保健施設協会
会長
山形県知事
ほか
吉村美栄子
森一男
氏
県が関係団体と災害派遣福祉チームの派遣に関する協定を締結す
るのは今回が二件目となります。
災害派遣福祉チームの内容については、別紙資料を御参照ください。
問合せ先:健康福祉部健康長寿推進課
課長補佐(介護事業担当) 小林
電
話:630-3120
報道監 健康福祉部次長 齋藤
(別紙)
山形県老人保健施設協会と山形県との
災害派遣福祉チームの派遣に関する協定の概要
1 協定の目的
この協定は、山形県老人保健施設協会と山形県が、災害発生時に、要介護者など特別な配慮を
要する方を受け入れる避難所等に対し、介護福祉士や社会福祉士等から構成される福祉チームを
派遣することにより、避難所等に避難している要配慮者を支援することを目的とする。
2 災害派遣の概要
(1)福祉チームの構成
県老人保健施設協会の会員施設の職員(1チーム3~5名程度)
※実務経験3年以上の介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員等を想定
(2)主な活動内容
・避難所等における福祉ニーズの把握及び要配慮者のスクリーニング
・要配慮者からの相談対応及び介護を要する者への応急的な支援
(3)派遣の流れ
① 被災市町村から県への派遣要請
② 県から老人保健施設協会への派遣要請
③ 派遣するチームについて、老人保健施設協会が協力施設と調整を行い、県に報告
④ 県から協力施設への派遣要請
⑤ 福祉チームの派遣
(4)役割分担
県
協力施設及び福祉チーム員(派遣候補者)の名簿作成、研修・
実地訓練の実施、福祉チームの派遣要請、派遣に要した費用の
負担、傷害保険への加入 など
老人保健施設
協会
会員施設への周知・協力依頼、協力施設の把握及び県への情報
提供、協力施設との派遣職員の調整 など
3 協定期間
平成28年11月29日から平成29年11月28日までの1年間
※双方より終了の申し出がない場合は自動更新
≪参考≫ 山形県老人保健施設協会の概要
○代表者 森一男(社会福祉法人米沢弘和会(米沢市)理事長)
○会 員 県内の介護老人保健施設 計42施設
○活動内容 施設相互の連絡調整、保健医療の向上及び福祉の普及啓発活動、
施設職員の資質向上に必要な研究及び研修会の実施
山形県災害福祉支援チーム(DCAT)の活動イメージ 県災害対策本部
①派遣要請
被災市町村
(災害対策本部)
本部長:知事
【設置基準】
・県内で震度5弱以上の地震が発生した場合
・大規模災害が発生又は発生のおそれがある場合
・知事が特に必要と認めた場合
連絡・調整
避難所
②連絡
連
携
協力関係団体
(県老人福祉施設協議会、
県老人保健施設協会)
県DCAT担当課
(健康長寿推進課)
③派遣要請
【平常時】
・協力団体との協定締結
・協力施設との協定締結
・協力団体、協力施設及びチーム員名簿の作成
・派遣を想定した傷害保険への加入
・研修、実地訓練の実施
【災害時】
・派遣チーム(案)の作成
・派遣要請
・派遣に要した実費費用の負担
※災害救助法適用の場合は、同法により支弁
【平常時】
・県との協定締結
・協力施設の把握
・研修、実地訓練への協力
福祉避難所
※派遣先は、県内を
原則とするが、他県
で発生した場合は、
国や他の都道府県知
事からの要請を踏ま
え検討
⑦派遣
【活動内容】
活動内容】
・避難者の福祉ニーズの把握
・要配慮者のスクリーニング
・応急的な介護等の支援
※派遣元の施設等の職員の身分を
持って活動する
【災害時】
・派遣チームの構成及び派遣に係る調整
⑤調整結果回答
④派遣調整
【派遣期間】
派遣期間】
・5日間程度(必要に応じ延長
若しくは、交代のチームを派
遣)
協力施設
【災害派遣福祉チーム】
災害派遣福祉チーム】
⑥派遣要請
【平常時】
・県との協定締結
・チーム員の県への事前届出
・研修、実地訓練への参加
⑧活動報告
【災害時】
・派遣の可否の最終調整
・活動報告の確認
◆3~5名程度で構成(複数施設でメン
バーを構成する場合あり)
◆実務経験3年以上の介護福祉士、社会
福祉士、介護支援専門員等(防災士の有
資格者が望ましい)
◆職種、実務経験等を参考に1名リーダー
を置き、チームを統括