第12講 仕事 教科書P.110~113 物理で使う「仕事」について理解する。 仕事の大きさを計算できるようになる。 負の仕事を理解する。 重力による仕事を理解する。 1 【A 仕事】 (問題12-1) 「仕事」をしたことになるのはどれか。 (a)床に置いてある荷物を水平に押 したところ,荷物が動いた (b)床に置いてある荷物を一生懸命 に押したが,荷物は動かなかっ た。 (c)質量5.0kgの物体を,手に持って 運んだ 力𝐹 力𝐹 【A 仕事】 物理での『仕事』とは.... 物体に力を加えたとき,その力の方向に 動いた場合,その力が「仕事をした」 支える力 力𝐹 力𝐹 重力 移動方向 力の方向に動いている 移動方向 そもそも動いていない 力の方向に動いていない 【A 仕事】 物理での『仕事』とは.... 物体に力を加えたとき,その力の方向に 動いた場合,その力が「仕事をした」 力𝐹[N]を物体に加えたとき,物体が力の方 向に𝑥[m]動いたときの仕事𝑊は, W= F x ’P ˆÊ:[N @ m]= [J] 【A 仕事】 (手のした仕事)=5.0J W= F x 5.0N 1.0m 質量が10kgでも,5.0kgでも,仕事は同じ! 質量に関係ない! 【A 仕事】 面積が仕事を表す 横軸に移動距離 𝑥 , 縦軸に力𝐹をとる 仕事: 0 【B 力と運動方向が異なる場合の仕事】 a.斜めの力 F 仕事に寄与しない 仕事をする分力 µ 動いた方向の分力 【B 力と運動方向が異なる場合の仕事】 a.摩擦力の仕事 力と逆向き(負の方向)に動いたと考える 動摩擦力10N 5.0m ŽdŽ– W= P 10 N A 5.0 m = P 50 J (負の仕事) 【C 重力のする仕事】 ●持ち上げる場合 (重力に逆らってする仕事) ●落下する場合 (重力がする仕事) 落 下 一定の速さでゆっ くり持ち上げる
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