群馬労働局管内の全産業における労働災害による休業 4 日以上の死傷

群馬労働局健康安全課
★群馬労働局管内の全産業における労働災害による休業 4 日以上の死傷者数(以下「死傷
者数」という。)は、前年比で 8.3%減少しましたが、建設業における死傷者数は、46 人減少(減
少率 15.8%)となりました。
労働災害発生状況の推移
建設業
0
建設業における
労働災害死傷者数の推移
建設業以外
1000
土木工事
2000
0
H23 249
2199
H23
H24
265
2204
H24
H25
279
H26
292
2380
H27 246
100
67
56
H25
2252
2182
建築工事
69
H26
59
H27
61
その他の建設
200
147
162
300
35
47
157
265
53
175
146
249
58
39
279
292
246
★群馬労働局管内の建設業における死傷者数を事故の型別でみると「墜落・転落」が最も多く
なっています。 次いで「はさまれ・巻き込まれ」、「切れ・こすれ」、「転倒」の順となっています。
建設業における事故の型別の割合
(平成27年)
激突
崩壊・倒壊
12人
4.9%
10人
4.1%
その他
16人
6.5%
墜落・転落
79人
32.1%
動作の反動・
無理な動作
12人
4.9%
激突され
16人
6.5%
飛来・落下
20人
8.1%
転倒
22人
8.9%
切れ・こすれ
28人
11.4%
はさまれ・巻き
込まれ
31人
12.6%
裏面もご覧ください。
★平成 27 年の建設業の死傷者数を経験年数別でみると「経験年数 1 年以内」が最も多く、
年齢別でみると「高年齢者の割合」が高くなっています。
建設業における
年齢別労働災害発生状況(H27)
建設業における
経験年数別労働災害発生状況(H27)
10歳代
13人
5.3%
30年超
30人
12.2%
30年以内
31人
12.6%
20年以内
44人
17.9%
1年以内
49人
19.9%
20歳代
37人
15.0%
3年以内
32人
13.0%
10年以内
37人
15.0%
60歳代~
66人
26.8%
30歳代
50人
20.3%
5年以内
23人
9.3%
40歳代
44人
17.9%
50歳代
36人
14.6%
建設業における死亡災害発生状況
★平成 27 年の群馬労働局管内の建設業における死亡者数は、平成 26 年より 9 人減少し 3 人となりました。
1月
1
50 歳代
11時頃
2人
9月
2
年齢
性別
職種
11時頃
2人・1 人
10月
12時頃
男
牛舎の屋根上で、波板スレート屋根撤去作業中、
スレート屋根を踏み抜き約3.7m下のコンクリート床
に墜落し、脳挫傷により医療機関にて加療していた
が、4月に死亡した。
民
間
事故の
型 別
起因物別
墜落・
転落
屋根
墜落・
転落
脚立
作業員
60 歳代
男
高さ約1.5mの脚立に乗りカーポートの屋根取り付
け作業中、脚立からコンクリート床面に墜落し、頭部
民
を負傷し入院加療していたが20日後に死亡した。
間
作業員
60 歳代
男
3
8人・4人
災害のあらまし
発注者
番号
発生月
発生時間帯
店社人数・
現場人数
土工
跨道橋橋台の基礎工事現場で、クレーン機能付き
ドラグ・ショベルを用いて、現場内に敷設されていた
仮設の鉄板を大型ダンプトラックに積込み作業中、
停車していた同トラックが突然逸走し始めたため、同 県
トラックの左後方で待機していた被災者が咄嗟に止
めようとして、同トラックの前方に回り込んだ所、轢か
れ死亡した。
はさまれ、
巻 き 込 ま トラック
れ