『ファモチジン注用20mg「トーワ」』 のオーダ開始について

2016年12月1日
各 位
薬剤部/薬品情報室(DI室)
DI・BOX#0902
『ファモチジン注用20mg「トーワ」』
のオーダ開始について
H2受容体拮抗剤『ファモチジン注用20mg「トーワ」』(東和薬品)は、薬事委員会にて、
「ガスター注射液20mg/2mL」(アステラス)と交換採用となりました。
平成28年12月2日(金)より『ファモチジン注用20mg「トーワ」』のオーダを開始し、
「ガスター注射液20mg/2mL」は当院取り扱いを中止します。
なお、適応症、用法・用量は変わりありませんが、本剤は凍結乾燥製剤のため溶解が必
要です。
オーダ開始
オーダ中止
オーダ名
ファモチジン注用20mg「トーワ」
ガスター注射液20mg/2mL
成分名
ファモチジン
規格
20mg/アンプル(凍結乾燥製剤)
20mg/2mL/アンプル(液剤)
・上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、ZollingerEllison症候群、侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とす
る脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制
[成人]1回20mgを生食又はブドウ糖液20mLにて溶解し、1日2回(12時間毎)
緩徐に静注。又は輸液に混合して点滴静注。
又は、1回20mgを注射用水1∼1.5mLに溶解し、1日2回(12時間毎)筋注。
年齢、症状により適宜増減。
・上部消化管出血及びZollinger-Ellison症候群では、一般的に1週間以内に効果の発現を
みるが、内服可能となった後は経口投与に切りかえる。
・侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする
脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制では、
術後集中管理又は集中治療を必要とする期間(手術侵襲ストレスは3日間程度、
その他の侵襲ストレスは7日間程度)の投与とする。
・麻酔前投薬
[成人]1回20mgを注射用水1∼1.5mLに溶解し、麻酔導入1時間前に筋注。
又は、生食又はブドウ糖液20mLにて溶解し、麻酔導入1時間前に緩徐に静注。
適応症
用法/用量
外観写真
区分
注射
平成28年12月2日(金)よりオーダ開始
平成28年12月2日(金)よりオーダ中止
*詳細・不明な点につきましては医薬品情報室(3194)までお問い合わせください。
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