１．企業概要
企業名
業種
従業員数
資本金
売上金
D社
金属加工業
60名
100（百万円）
創業
住所
経営体制
店舗・工場
1950年
地方主要都市郊外
２．外部環境・内部環境（調査・分析）
外
部
環
境
顧　客
【脅威】X社からの受注が売上高の7割を占めている（特定顧客依存）
【機会】X社向け以外の精密部品の受注が増加傾向にある
【機会】環境関連製品の新規事業分野における一定の需要が存在する
【脅威】製品毎の需要変動や生産数量の変動が大きい
【脅威】主要取引先X社の海外企業への部品調達決定にる受注減少
競　合
事業・商品
内
部
環
創業時 ：農業用器具
X社向け：カーエアコン取付部品セット・カーエアコン用コンプレッサ関連の精密部品
【強み】z鋼板を用いた精密部品の主力製品化
価　格
プロモーション
チャネル
サービス
生産・技術 【強み】市場から評価のある多様な金属加工技術力
組織・人事
境
財　務
【強み】多様な金属加工技術力により、『収益性』が高い➡売上高総利益率・売上高営業利益率
【弱み】X社依存の営業のため、債権の回収効率が低い ➡売上債権回転率
【弱み】X社向製品が中心で生産量の変動が大きいため商品投資効率が低い ➡棚卸資産回転率
【弱み】仕入債務や短期借入金が多く、短期支払能力が低い ➡当座比率・流動比率
【弱み】資本金や利益剰余金が少なく、資本構成がぜい弱 となっている➡自己資本比率
【弱み】売上高に占める固定費の割合が大きい：営業レバレッジの問題
⇒売上が減少しても固定費一定のため利益の減少幅が大きくなる（第×3期）
３．経営革新・改善の内容（提言・助言）
経営理念
D社の安定的な成長・発展
マ
ー
ケ
テ
ィ
ン
グ
生
産
組
織
財
務
経営目標
①X社への売上依存体質の打破
②新規事業進出による需要変動安定化
⇓　それに向けた
・設備投資の検討（収益性および流動性の視点から）
・固定費削減による不況抵抗力強化と収益体質の強化
経営戦略
X社受注減による機械設備ｇの遊休化への対策
＜プロジェクトZ＞機械設備ｇを用いたｚ鋼板の生産増強
＜プロジェクトE＞機械設備ｇ＋新設の機械設備ｈによる環境関連製品の本格生産への特化
➡収益性はプロジェクトEの方が望ましく、流動性はZの方が望ましい
対象顧客
商　品
価　格
プロモーション
チャネル
サービス
営　業
設計・開発
生産計画
生産実施
生産統制
情報システム
組織体制
人事制度