金融市場ウィークリー

金融市場ウィークリー
2016 年 12 月 2 日号
[経済・金融市場動向]
◆ 金融市場見通し・内外経済指標
伊国民投票の結果でボラティリティが高まる可能性。
ただし、原油価格や米消費者マインドが底堅い中、
リスクオンの地合いが大きく崩れる可能性は低い
[トピックス]
◆ OPEC減産合意と今後のポイント
減産合意の背景にサウジアラビアの危機感。原油相
場の下落リスクは軽減したものの、シェールオイル
の増産などの要因から2017年は50ドル台で推移
◆ 米金利上昇はどこまで続くか
米金利は2017年にかけて2%台半ばでの推移を予測。
年明けにかけての変動要因として、欧米金融政策の
変更や伊国民投票などの欧州政治情勢に要注意
✣[目次]✣
今週の注目チャート ···················································· 1
Ⅰ.経済・金融市場動向 ················································ 3
金融市場見通し·································································· 3
金融市場レビュー ································································ 4
内外経済指標の解説と予測 ························································ 5
Ⅱ.トピックス ························································ 8
OPEC減産合意と今後のポイント ···················································· 8
米金利上昇はどこまで続くか:欧米金融政策と欧州政治情勢に注意 ····················· 9
Ⅲ.参考資料 ························································· 11
今週・来週の主要経済指標 ······················································· 11
月次・四半期のスケジュール ····················································· 13
今週の金融市場の動き ··························································· 16
最新リポート一覧 ······························································· 17
〰〰 マーケット時流潮流 〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
イエレン議長が再任される日?
調査本部本部長代理 長谷川克之
今月 13 日、14 日の米 FOMC(連邦公開市場委員会)での利上げが確実視されている。想定外の出来
事が頻発するこの時世。今週末のイタリア国民投票の結果やその後の市場動向次第では番狂わせの
FOMC となる可能性もない訳ではないが、金利先物市場は利上げをほぼ 100%織り込んでいる。
トランプ次期政権下での財政拡張策に伴い、景気や物価上昇が加速するとの期待がドル高・長期金
利高の背景にあるが、選挙戦中にトランプ氏がイエレン議長の低金利政策を批判してきたことも、市
場の金利先高観醸成に一役買っている。いわく「オバマ政権支援のため、議長は低金利策を採ってい
る」
「
(2018 年 2 月に任期を迎える)議長を再任しない」とのこと。本当だろうか。
実業家であり、不動産王、借金王の異名をとったトランプ氏。インフレが高まるような事態となれ
ば話は別だが、基本的には政策金利は低い方が良いというのが本音に違いない。加えて、保護主義的
な通商政策により製造業の復権と国内雇用の増大を目指す姿勢に鑑みれば、ドル高をもたらす金利高
を積極的に支持しているとは到底思えない。イエレン議長が仮に再任されないとしたら、それは低金
利政策を維持した時ではなく、利上げ路線の継続によりドル高を招き、その結果として景気が冷やさ
れた時だろう。
当選後に数々の暴言を撤回してきたトランプ氏。今週は、これまでのウォール・ストリート批判を
よそに大手投資銀行出身のムニューチン氏を財務長官に起用することを明らかにした。イエレン議長
がFRBの透明性を高める改革に取り組むことが前提ではあるが、「イエレン女史は素晴らしい議長
だ」とトランプ氏が称賛する日が何時か来ることも大いにあり得るのではないか。
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
~今週の注目チャート~
【 FF金先市場が織り込む米政策金利見通し 】
市場は来年末までに 3 回利上げが行われることをほぼ織り込む
(%)
1.50
市場予想(12/1)
FRB見通し(2016/9, 中央値)
1.00
総研見通し
0.50
0.00
J F M A M J J A S O N D J F M A M J J A S O N D J F M A M J J A S O N D (月)
Q1
Q2
Q3
Q4
Q1
Q2
Q3
Q4
Q1
Q2
Q3
Q4 (期)
(年)
2015
2016
2017
(資料)Bloomberg、FRB より、みずほ総合研究所作成
【解説】米 10 年国債利回りは今週 2.5%近傍まで上昇した。トランプ氏の政策期待に加え、OPEC 総会(11/30)
での減産合意による原油価格上昇が利回りを押し上げる要因となっている模様だ。市場では、来年末までに
3 回の利上げが行われることをほぼ織り込みつつあり、FRB見通しに接近しつつある。再来週の FOMC
(12/13・14)で示される FOMC 参加者の政策金利見通しが注目される。
【 投資家センチメントと S&P500 指数 】
大統領選挙後に米国株に対する強気派が急上昇
70
(pt)
2,400
60
2,200
(%)
50
2,000
40
1,800
30
1,600
20
1,400
10
強気派
弱気派
S&P500指数
1,200
0
13/1
13/7
14/1
14/7
15/1
15/7
16/1
16/7
(年/月)
(注)強気(弱気)派:機関投資家アンケートにおいて現在の株式相場に対して強気(弱気)と答えた人の比率。
(資料)Investors Intelligence、Bloombergより、みずほ総合研究所作成
【解説】機関投資家向けのアンケートでは、米大統領選挙後に米国株の先行きを強気に見る投資家の比率が
急上昇し、60%近くを占める。弱気派は減少しているものの、依然 20%程度と 2015 年の 10%台と比較する
と高い水準である。次期政権の政策運営や景気の先行き、FRBによる利上げのペースに不透明感が残存す
る中、割高感が高まる米国株に対する見方は分かれており、投資家の弱気な見方も根強いようだ。
1
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
【 主要国の名目実効レート 】
ポンドは足元やや通貨高に戻す
(2014/1/1=100)
130
120
米ドル
ユーロ
英ポンド
円
人民元
110
100
90
80
14/1
14/7
15/1
15/7
16/1
16/7
(年/月)
(資料)Bloomberg より、みずほ総合研究所作成
【解説】トランプ次期大統領決定後の主要国の為替の動きをみると、米国の財政拡張期待からドル高が進む
一方、円やユーロが売られる展開となった。人民元は対ドルでは通貨安になっているものの、名目実効レー
トでみれば横ばい圏を維持している。ポンドは英国の Hard Brexit への警戒がやや和らぎ、足元通貨高に戻
している。ただ来年に入りEU離脱交渉が本格化するなかで、ポンドは再び通貨安に振れる可能性がある。
【 新興国の政策金利 】
「通貨防衛の利上げ」と「景気優先の利下げ」
(%)
(%)
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
トルコ
コロンビア
南アフリカ
メキシコ
10
11
12
13
14
15
16
(年)
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
ブラジル
インド
フィリピン
マレーシア
10
11
12
13
14
15
16
(年)
(資料)Bloomberg より、みずほ総合研究所作成
【解説】新興国は米大統領選後の急速な通貨安によって資金流出リスクにさらされている。通貨ペソが急落
したメキシコでは 11 月中旬に利上げが実施されており、大統領が利下げ志向であるトルコでも利上げが行わ
れたほか、金融緩和へ方針転換していた国の多いアジアでは政策金利の据え置きが続いている。その一方で、
景気回復が遅れるブラジルでは、今週、通貨安が続く中で 2 カ月連続となる利下げを実施している。
2
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
Ⅰ.経済・金融市場動向
~金融市場見通し~
イタリア国民投票に注目
来週にかけての注目は、週末のイタリア国民投票(12/4)やオーストリ
ア大統領選の「再」決戦投票(12/4)である。イタリア国民投票は、上院
の権限縮小のための憲法改正の是非を問う内容だが、実質的にはレンツィ
政権の信任投票となっている。世論調査では憲法改正への反対票が賛成票
をやや上回っており、「反対」となれば、市場の不安心理を高めることと
なろう。政治停滞への不安が同国銀行の不良債権問題に飛び火することも
懸念される。オーストリア大統領選では、極右候補が勝利するリスクがあ
る。米大統領選挙が欧州大陸の民意にどう影響するかを占う試金石となる。
ECB政策理事会では、緩
ECB政策理事会(12/8)では、2017年9月まで半年間の緩和期間延長を
和期間を半年延長する公
発表すると予想している。また、購入国債不足問題に対応するため、集団
算大
行動条項(※) が付されていない債券の単一銘柄あたりの購入上限(現在
33%)の撤廃が発表される可能性がある。
(※)投資家の多数決で償還期限や金利などの条件を事後的に変更できるようにする契約条項
米雇用統計は雇用者数の
力強い伸びを予想
米経済指標は今晩発表される11月雇用統計が注目材料であるが、非農業
部門雇用者数は前月差+20万人と力強い伸びになると予想している。国内
で発表される7~9月期GDP2次速報(12/8)は、前期比+0.6%(年率
+2.5%)と、1次速報から小幅に上方修正されると予想する。基準改定が
予定されており、数値が振れる可能性に注意が必要だ。
イタリア国民投票の結果
金融市場では、イタリア国民投票の結果を受け上下に振れる可能性があ
でボラティリティが高ま
り留意が必要だ。トランプ氏の政策期待を織り込む動きが一巡しつつある
るリスク。ただしリスクオ
中、株価は利益確定の売りで弱含み易いと見ている。為替市場ではドルの
ンの地合いが大きく崩れ
上値が重い展開が見込まれる。しかしながら、リスクオンの地合いが大き
る可能性は低い
く崩れる可能性は低いと見ている。OPEC総会(11/30)での減産合意により
原油価格は底堅く推移することが見込まれる。また、米大統領選後も米国
の消費者マインドは良好な水準を維持しており、市場を下支えする要因と
なるだろう。
(野口雄裕)
【 来週の予想 】
項目
内外金利
内外株式
為 替
予想レンジ
USD LIBOR 3カ月(%)
米10年国債(%)
円 TIBOR 3カ月(%)
10年国債(%)
ダウ平均(ドル)
NASDAQ総合指数(ポイント)
日経平均(円)
TOPIX(ポイント)
円/ドル
ドル/ユーロ
円/ユーロ
3
0.910
2.20
0.03
0.00
18,900
5,190
17,900
1,420
112.0
1.030
117.0
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
0.960
2.60
0.07
0.10
19,400
5,390
18,900
1,520
116.0
1.075
123.0
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
~金融市場レビュー~
<内外金利動向>
先週末以降の米 10 年国債利回りは小幅に上昇した。雇用統計の先行指標
米 10 年国債利回りは小幅
といわれる米ADP雇用統計(11/30)がコンセンサスを上回る伸びとなっ
に上昇
たことや OPEC 総会での減産合意(11/30)が上昇要因となった。米 10 年国
債利回りは足元で 2.4%台と、2015 年 7 月以来の水準まで上昇している。
米経済指標が底堅い結果となるなか、市場参加者は 12 月 FOMC(12/13・14)
での利上げを確実視しているようだ。日本の 10 年国債利回りはプラス圏で
の推移が続いている。日銀の 12 月国債買い入れ額(11/30)は変更されな
かった。また、債券市場サーベイ(11 月調査、12/1)では、日銀のマイナ
ス金利政策を導入以降初めて市場の機能度が改善した。
<内外株式動向>
(坂中弥生)
先週末以降米株式相場は、高安まちまちとなった。11 月消費者信頼感指
米株は良好な経済指標そ
数(11/29)や 7~9 月期GDP改定値(11/29)が米景気回復への期待を高
ろうも金利上昇・ドル高
めたが、OPEC 総会を控え投資家の様子見姿勢が強く、方向感に乏しかった。
への警戒感から高安まち
その後 OPEC の減産合意を受けた原油高からエネルギー株や金利上昇・新財
まち、日本株は円安進み
務長官人事を好感した金融株がけん引しダウ平均は上昇するも、ドル高へ
上昇
の警戒感等から情報技術株が重荷となり NASDAQ は下落した。日本株は上昇
した。良好な米経済指標や原油高を受けた円安が好材料となり、日経平均
は終値で年初来高値を更新したが、週末にかけては米雇用統計や伊国民投
票を控えて利益確定売りが優勢となり上昇幅を縮小させた。 (小池睦子)
<為替動向>
今週 のドル円相場は円安ドル高地合い。7~9 月期米GDPで個人消費の
OPEC 減産合意を受け、リ
底堅さが確認されたことや、米国の 11 月消費者信頼感指数が市場予想を大
スクオンの円安進展
きく上回ったことが、ドル高材料となった。またパウエルFRB理事が講
演で年内利上げを示唆したこともドル買いをサポートした。週半ばには
OPEC での減産合意を受けて原油価格が上昇したことから、投資家のリスク
センチメント改善とともに円売りが進んだ。その後は 11 月米雇用統計を控
え、ドル円相場は様子見の展開となった。ユーロドル相場は、良好な米景
気指標を背景にドル高ユーロ安に一時振れる場面もあったが、ドルの上値
は重く、1 ユーロ=1.06 ドル前後でもみ合う展開となった。
(有田賢太郎)
<新興・資源国動向>
通貨安に一旦歯止め
新興国市場では、減価傾向にあった各国通貨(対ドルレート)に底入れ
の兆候をうかがわせる動きが見られる。一部の新興国通貨については、米
長期金利の上昇が一旦一服した先週から通貨安の進行がペースダウンして
いたが、米金利が再び上昇した今週半ば以降も通貨安一服の流れは総じて
維持されている。米金利の押し上げ要因となった原油相場の急騰が、投資
家のリスク許容度を回復させる要因としてプラスに作用しているほか、中
国のPMI(12/1)が上昇したことも追い風となっている。株価も続伸も
しくは持ち直しの動きが見られるが、政治不安の続くブラジルや大統領の
権限強化が懸念材料のトルコでは株安・通貨安が進んでいる。 (井上淳)
4
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
~内外経済指標の解説と予測~
<国 内>
消費関連指標は堅調
今週発表の指標は、消費関連指標の堅調さや、生産の持ち直しを確認す
る内容となった。10月の消費関連指標(11/29)をみると、実質消費支出(除
く住居費)は前月比▲1.0%(9月同+2.8%)となった。振れの大きい教育
費(同▲14.5%)が押し下げた。一方、小売業販売額(名目・季節調整済)
は前月比+2.5%(9月同+0.3%)と、天候要因による悪影響がはく落し、
伸びを高めた。個人消費は、今後も緩やかに回復すると見込むが、生鮮食
品価格の上昇を背景とした家計の節約志向の高まりが懸念される。
生産は持ち直し
10月の鉱工業生産指数(11/30)は、前月比+0.1%(9月同+0.6%)と3
カ月連続で上昇した。電子部品・デバイス工業などが押し上げた。7~9月
期対比でみれば+1.2%となり、生産は持ち直していると評価される。生産
計画をみると、12月にかけて増産傾向が続く見通しとなっている。
来週は実質GDP成長率(2次速報)や景気動向指数などが発表される。
7~9月期の実質GDP成長率(2次速報)(12/8)は、前期比+0.6%(年
実質GDP2 次速報は 1 次
率+2.5%)と、1次速報(前期比+0.5%、年率+2.2%)からの小幅な上
速報から小幅に上方修正
方修正を予想する。民間在庫投資が上方修正され、1次速報段階よりも在庫
調整圧力が残存していたことが示される見込みだ。全体として、輸出の持
ち直しがプラスに寄与したものの、個人消費と設備投資が低調だったとの
見方は変わらないだろう。なお、統計の基準改定で過去に遡って成長率が
変化するため、7~9月期の数値も振れる可能性があり、注意が必要だ。
一致CI・先行CIともに
10月の景気動向指数(12/7)は、CI一致指数が113.9、CI先行指数が
上昇。内閣府の基調判断は
101.0と予想する。製造業関連の指標が軒並み改善したことなどから、一致
「改善」に上方修正
CIが2カ月連続で上昇する見込みである。また、後方3カ月移動平均ベー
スで3カ月連続の上昇となることから、内閣府の基調判断が、2015年4月以
来の「改善」に引き上げられるとみられる。
【 実質GDP成長率の推移 】
(高瀬美帆)
【 景気動向指数の推移 】
(2010年=100)
(前期比、%)
1.5
1.0
公的需要
CI一致指数
116
家計
(消費+住宅)
(予測)
外需
111
0.5
106
0.0
CI先行指数
実質GDP
成長率
▲ 0.5
民間在庫投資
▲ 1.0
Q3
Q4
2014
Q1
Q2
Q3
2015
Q4
101
民間設備投資
96
Q1
Q2
13/01
Q3
2016
13/07
14/01
14/07
15/01
15/07
16/01
16/07
(年/月)
(注)みずほ総合研究所による予測値(過去に遡って改訂される分も反映して予測)。
(資料)内閣府「景気動向指数」より、みずほ総合研究所作成
(資料)内閣府「四半期別GDP速報」より、みずほ総合研究所作成
5
金融市場ウィ~クリ~(2016 年 12 月 2 日号)
<海 外(米国)>
7~9 月期の成長率は上方
改定
7~9 月期の実質GDP成長率(11/29)は個人消費の上方改定を主因に、
前期比年率+3.2%(速報値:同+2.9%)に修正された。
エネルギー物価の前年比
下落率が大きく縮小
10 月のPCEデフレーター上昇率(11/30)は、前年比+1.4%(前月同
+1.2%)と加速した。ガソリン等エネルギー物価の下落率が大きく縮小し
た。一方、コアに関しては、同+1.7%と前月からほぼ変わらなかった。
11 月のサーベイ調査は堅
調な内容
大統領選挙前後の情報が混在する 11 月のサーベイ調査をみると、カンフ
ァレンスボード消費者信頼感指数(11/29)は 2007 年 7 月以来の高水準、
製造業ISM指数(12/1)は今年 6 月以来の水準に上昇した。入荷遅延指
数の上昇が主因だ。需要増加を背景に、入荷が遅れている状況が示された。
大半の地区は経済活動の
11 月 18 日までの情報に基づきまとめられた地区連銀経済報告(ベージュ
拡大が継続したと判断。
ブック、11/31)によれば、大半の地区は経済活動の拡大が継続したと判断
一方、大統領選挙に関連
した。一方、一部の地区は、大統領選挙に関連する不確実性が、自動車販
する不確実性を指摘する
売や住宅販売、人材派遣業の職業紹介にマイナスとなった可能性を指摘し
報告があったほか、ドル
た。税制改革の内容が明らかになるまで企業は投資判断を先送りにしてい
高への懸念を示す企業の
るとの声や、オバマケアを巡る不確実性の高まりを受けて、ヘルスケア業
声が増加
界の成長の鈍化や短期的な公的支出の削減を懸念する声も報告された。ま
た、前回 10 月に公表されたベージュブック以降、「ドル高」への言及が増
加している。11 月は、複数地区における輸出業者が主要な懸念材料として、
ドル高を挙げていた。
11 月の非農業部門雇用者
今晩発表の 11 月の雇用統計(12/2)では、非農業部門雇用者数が前月差
数は力強い伸びを予想。
+20 万人と、力強い伸びになると予想する。小売業等のサービス部門の雇
非製造業の業況は底堅い
用増加ペースが高まるとみられる。失業率は 4.9%と前月から変わらず、時
結果になると予想
間当たり賃金上昇率は上昇傾向が続くだろう。
11 月の非製造業ISM指数(12/5)は底堅い水準を維持し、12 月のミシ
ガン大消費者信頼感指数(12/9)は高水準が続く見通しだ。 (風間春香)
【 製造業・非製造業ISM指数 】
62
製造業ISM指数
60
非製造業ISM指数
【 非農業部門雇用者数 】
(前月差、千人)
500
400
58
建設業
鉱業
製造業
民間サービス業
政府部門
非農業部門合計
300
56
54.0
54
200
53.2
52
100
50
0
48
46
14/11
▲100
15/5
15/11
16/5
15/11
16/11
(年/月)
(注)11 月の非製造業の値はみずほ総合研究所予測値。
(資料)米サプライマネジメント協会より、みずほ総合研究所作成
16/2
16/5
16/8
16/11
(年/月)
(注)11 月の値はみずほ総合研究所予測値。
(資料)米国労働省より、みずほ総合研究所作成
6
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
<海 外(欧州)>
英GDPは消費中心に増
加が継続
7~9 月期の英GDP(11/25、2 次推計値)は前期比+0.5%と、1 次推計
値から据え置かれた。個人消費が成長率を押し上げた。固定投資は増加し
たが、公共投資の増加が主因であり、民間投資は力強さを欠いた。
独・仏消費統計は改善
10 月のドイツ小売数量(11/30)は前月比+2.4%、同月のフランス実質
財消費(11/28)は同+0.9%といずれも大幅に増加した。前月の落ち込み
の反動の面もあるが、両国で財消費が改善傾向であることを示している。
ユーロ圏インフレ率は小
11 月のユーロ圏インフレ率(11/30)は前年比+0.6%と、前月から小幅
な上昇にとどまった。食品物価の上昇率が高まった一方、コア・インフレ
幅上昇にとどまる
率が横這い推移となった。基調的な物価上昇圧力の弱さを示す結果である。
ユーロ圏企業の投資計画
11 月の欧州委員会景気調査(11/29)では、ユーロ圏企業の雇用見通しが
一段と改善した。雇用改善を起点とした消費拡大が今後もユーロ圏景気の
は下方修正に
回復を支えると期待される。一方、ユーロ圏製造業企業の投資見通しでは、
2016 年の投資計画が半年前から下方修正され、2017 年の計画も慎重なもの
となった。対英関係を巡る不確実性の増大などが影響したと推察される。
仏共和党の大統領選候補
フランス共和党の第 2 回予備選(11/27)では、フィヨン元首相(得票率
は 66.5%)が勝利した。同氏は大統領選に共和党候補として出馬する。な
が決定
お、与党・社会党の予備選は来年 1 月に実施される予定である。
今週末以降はイタリア国
今週末に注目されるのは、イタリア国民投票(12/4)やオーストリア大
民投票、オーストリア大
統領選の再決選投票(12/4)であり、これらの結果を受けて金融市場が混
統領選やECB理事会な
乱する可能性がある。国民投票は上院の権限縮小のための憲法改正の是非
どが注目材料に
を問う内容だが、実質的にはレンツィ政権の信任投票となっている。「反
対」という結果になれば、レンツィ首相が辞任し、政局が不透明となる恐
れがある。大統領選では極右候補が勝利するリスクがある。来週の欧州中
央銀行(ECB)の政策理事会(12/8)では、資産購入プログラムの延長
や、購入対象となる債券の条件変更などが決定されるとみられる。経済指
標では、7~9 月期のユーロ圏GDP(12/6、3 次推計値)や 10 月のドイツ
(松本惇)
企業関連統計などが発表される。
【 ユーロ圏製造業の設備投資計画 】
(前年比、%)
2015
2016
2017
45
(%)
40
35
金融危機前のレンジ
10
8
6
4
2
0
▲2
▲4
▲6
▲8
▲ 10
▲ 12
2014
【 イタリア国民投票に関する世論調査 】
30
25
20
15
10
5
前年秋
当年春
当年秋
0
実績
賛成
計画
反対
不明
(注)11 月 18 日時点の結果。
(資料)EMG Acqua よりみずほ総合研究所作成
(資料) 欧州委員会より、みずほ総合研究所作成
7
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
Ⅱ.トピックス
~OPEC 減産合意と今後のポイント~
減産合意を守ったサウジ
アラビアの危機感
OPEC は 11 月 30 日に定例総会を開き、8 年ぶりとなる減産を決めた。今
回の協調減産は 9 月末の臨時総会ですでに基本合意されていたが、市場で
は基本合意が反故になるのではないかとの見方もあった。実際、具体的な
割り当てを決める協議は直前まで続けられ、当日になっても総会前に非公
式会合が開かれるほどであった。最終的に合意に至った背景には、サウジ
アラビアの危機感があったと見られ、サウジアラビアが総会直前になって
減産に消極的な発言をしたのも、イランを協調に参加させるための戦略に
過ぎなかった可能性が高い。サウジアラビアは、最終的に生産調整の基準
となる生産量の実績についてイランの主張を受け入れ、これまでイランの
特別扱いを認めなかった姿勢を改めて、イランに対して大幅に譲歩してい
る。9 月の合意を反故にすれば原油相場の急落は避けられず、そして何より
も、原油需給の超過供給が 2017 年も年間を通じて続きかねない状況にあっ
たことが、サウジアラビアの危機感を高めたと考えられる。
今後の原油相場を展望す
る上での 3 つのポイント
減産が履行されれば、原油価格の下落リスクは大幅に軽減することにな
る。しかし、それでも 2017 年の原油相場は 50 ドル台が中心の値動きにな
ると見ている。ポイントとなるのが、米国のシェールオイルだ。50 ドル相
場が常態化すれば再び増産する可能性があり、原油相場の上値を抑える要
因となる。また、生産枠が順守されるかという問題もある。今回は生産量
を監視することになっているが、過去にもあった生産枠破りが起きればそ
れも減産効果を弱める。そして最も重要だと考えられるのが、ロシアなど
非 OPEC 諸国の協調だ。ロシアの協調がなければ構造的な過剰生産体質は改
まらない可能性があり、減産に合意したはずの産油国を再び増産の誘惑に
かき立てる要因にもなる。今回の減産合意で原油相場は持ち直しているが、
持続性ならびに今後の上昇幅は以上の 3 点がポイントとなろう。(井上淳)
【 図表 原油相場の推移 】
(ドル/バレル)
80
OPEC臨時総会
(アルジェリア会合)
今回のOPEC総会
70
60
16/6
16/8
産油国会合
(ドーハ会合)
最初の
増産凍結
報道
50
OPEC
総会
増産凍結
協議の
再開報道
40
30
20
15/10
15/12
16/2
16/4
16/10
16/12
(年/月)
(資料)Bloomberg より、みずほ総合研究所作成
8
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
~米金利の上昇はどこまで続くか:欧米金融政策と欧州政治情勢に注意~
米大統領選挙後、トランプ
米大統領選挙(11/8)後、米金利は上昇し、その後も高水準を維持して
次期大統領の政策に対す
いる。米 10 年国債利回りをみると、Brexit 決定後に 1.3%台と過去最低ま
る期待が高まり、米金利は
で低下したが、足元では 2.4%台と 2015 年 7 月以来の水準となっている。
上昇
足元の金利上昇は、トランプ次期大統領の政策に対する期待によるとこ
ろが大きいとみられる。長期金利は、①期待実質成長率、②期待物価上昇
率、③リスクプレミアムと要因分解することができる。トランプ氏が掲げ
る減税やインフラ投資などの財政政策は、景気刺激策という点で①期待実
質成長率や②期待物価上昇率の上昇要因であり、財政赤字拡大という点で
は③リスクプレミアムの増加要因である。金融市場のデータをみると、大
統領選挙後に②期待物価上昇率が約 0.3%Pt 上昇する一方、③リスクプレ
ミアムを示すCDSプレミアムには大幅な上昇がみられない。したがって、
米 10 年国債利回りの上昇(約 0.6%Pt 上昇)は①期待実質成長率と②期待
物価上昇率の上昇が主な要因といえるだろう。
米 10 年国債利回りは 2017
米 10 年国債利回りは、2017 年にかけて 2%台半ばを中心とした推移が続
年にかけて 2%台半ばの
くとみている。トランプ次期大統領による財政政策の効果が現れるのは早
推移が続くと予想
くても 2017 年後半以降とみられるが、上述の通り、期待先行で既に金利が
上昇している。年明け以降に政策の仔細が発表されるが(図表 2)、想定外
の規模の政策が発表されるといったことが無い限り、金利の大幅な上昇に
は至らないだろう。みずほ総合研究所では 2017 年後半に 2 回程度利上げが
行われるとみている。市場参加者の予想も同程度となっており、金融政策
による米金利上昇圧力は限定的となりそうだ。
目先の注目点は、欧米金融
年明けにかけての米金利の動向を左右する要因としては、欧米金融政策
政策と欧州政治動向
と欧州の政治情勢が挙げられる。
12 月 FOMC(12/13・14)では、利上げが決定されるとみている。米経済
指標は、今晩発表の 11 月米雇用統計を含め、底堅さを維持するとみられる。
米経済に関する悪材料が出ないなか、利上げが決定される可能性が高い。
【 図表1 米10年国債利回りと期待インフレ率 】
2.5
【 図表2 米国の政治日程 】
(%)
米大統領選挙(11/8)
2017年
2.4
2.3
1月3日
新議会開会
1月20日
新大統領就任式
~5月
両院議会演説
2.2
2.1
2.0
1.9
予算教書
米10年国債利回り
「最初の100日」
1.8
1.7
1.6
期待インフレ率
(ブレーク・イーブン・インフレ率(10年))
1.5
10/3 10/8 10/13 10/18 10/23 10/28 11/2 11/7 11/12 11/17 11/22 11/27
(月/日)
9月30日
2018年度予算期限
10月1日
2018年予算開始
(資料)各種報道等より、みずほ総合研究所作成
(資料)Bloomberg より、みずほ総合研究所作成
9
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
ただし、市場参加者は 12 月の利上げを既に織り込んでおり、利上げの決定
自体は米金利に大きな影響を与えないだろう。
政策金利見通し次第では、
米金利への影響という点では、FOMC 参加者の政策金利見通しが注目され
更なる米金利上昇も
る。2016 年 9 月時点の政策金利見通し(中央値)では、2017 年に年 2 回程
度の利上げが示唆されており、長期の政策金利水準は 2.9%となっている。
2017 年の利上げパスの引き上げや、長期の政策金利見通しの上方修正があ
れば、米金利の更なる上昇圧力となり得る。
12 月ECB政策理事会で
他方、12 月のECB政策理事会(12/8)での政策変更が、米金利の低下
の政策変更が米金利の低
圧力になる可能性に注意が必要だ。ECBは緩和期間を半年延長し、購入
下に繋がる可能性も
国債不足に対応する対策を発表すると予想している。資産購入の対象とな
る債券の条件を変更しなければ、ドイツ国債の購入が 2017 年 3 月までに困
難になるとみられる。これに対応するため、集団行動条項が無い債券の単
一銘柄当たりの購入上限(現在 33%)撤廃といった変更を行うと予想して
いる。政策変更を受けて欧州の金利が低下すれば、米金利の低下に繋がる
可能性がある。
欧州政治要因によるリス
また、欧州政治要因での不透明感の高まりが、金融市場のリスクオフに
クオフの高まりにも留意
繋がりかねない点にも留意すべきである。米金利上昇をきっかけに欧州で
も全般的に金利が上昇していたが、上昇ペースは国によって差がある。欧
州の 10 年国債利回りをみると、10 月末頃からイタリアが急速に上昇してお
り、足元では 2%超えと 2015 年 7 月以来の水準だ。このイタリアの金利上
昇は、憲法改正の是非を問う国民投票(12/4)を背景とした先行き不透明
感の高まりが影響しているとみられる。レンツィ首相が憲法改正が否決さ
れれば辞任すると公言するなか、世論調査では反対が賛成をやや上回って
おり、結果が注目される。
欧州では 2017 年に独仏選挙や英国のEU脱退通告など政治イベントが数
多くある(図表 4)。不確実性が高まりやすい状況にあり、リスクオフによ
り米金利低下が進む可能性に注意が必要だ。
【 図表3 欧州の10年国債利回り 】
【 図表4 欧州の選挙スケジュール 】
(%)
年
2.5
米大統領選挙(11/8)
(坂中弥生)
イタリア
月
2016年
イタリア国民投票(4日)
12月
2.0
オーストリア大統領選挙(4日)
スペイン
1.5
2017年
英国はEUに脱退通告を実施(3月まで、予定)
3月
1.0
フランス
0.5
ドイツ
オランダ下院選挙(15日)
4月
フランス大統領選挙・初回投票(23日)
5月
フランス大統領選挙・決選投票(7日)
0.0
8~10月 ドイツ連邦議会選挙
▲ 0.5
10/3
10/8 10/13 10/18 10/23 10/28 11/2
2018年
11/7 11/12 11/17 11/22 11/27
5月
イタリア下院選挙
(月/日)
(資料)各種報道等より、みずほ総合研究所作成
(資料)Bloomberg より、みずほ総合研究所作成
10
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
Ⅲ.参考資料
今週の主要経済指標
日 付
11/29(火) 日
経 済 指 標 等
今回実績
百貨店・スーパー販売額[既存店](10月速報)
小売業販売額(10月速報)
前年比
前年比
▲1.0%
▲0.1%
前回実績
予想
▲0.9%
▲1.6% R
▲3.2%
▲1.7%
2年利付国債入札:最高利回り ▲0.154%、 平均利回り ▲0.156%、 入札倍率 4.27倍
有効求人倍率(10月)
1.40倍
1.39倍
1.38倍
3.0%
3.0%
3.0%
前年比
▲0.4%
▲1.0%
▲2.1%
前期比年率
+3.2%
+3.0%
4~6月期
+1.4%
完全失業率(10月)
実質消費支出[二人以上の全世帯](10月)
米
GDP(7~9月期暫定)
S&P/コアロジックCS住宅価格指数[20都市](9月)
前年比
カンファレンスボード消費者信頼感指数(11月)
11/30(水) 日 鉱工業生産(10月速報)
新設住宅着工戸数(10月)
米 個人所得(10月)
消費支出(10月)
コアPCEデフレータ(10月)
5.1%
5.2% R
5.1%
107.1
101.5 R
100.8
前月比
+0.1%
0.0%
+0.6%
季調済年率
98.3万戸
96.4万戸
98.4万戸
前月比
前月比
前年比
+0.6%
+0.3%
+1.7%
+0.4% R
+0.5% R
+1.7%
+0.4%
+0.7%
+1.7%
前月比
+0.1%
+0.1% R
+1.4%
前年比
+0.6%
+0.6%
+0.5%
前年比
前年比
+11.5%
▲1.4%
N.A.
▲0.6%
4~6月期
▲10.0%
+3.1%
中古住宅販売仮契約指数(10月)
ベージュブック(地区連銀経済報告)
伯 金融政策決定会合(29・30日)
欧 ユーロ圏消費者物価(11月速報)
OPEC総会(ウィーン)
12/1(木) 日
法人企業統計(7~9月期)
経常利益[全産業]
設備投資[全産業](ソフトウェア除く)
10年利付国債入札:最高利回り 0.040%、 平均利回り 0.032%、 入札倍率 3.78倍
中 製造業PMI(11月)
51.7
51.0
51.2
非製造業PMI(11月)
54.7
N.A.
54.0
財新製造業PMI(11月)
米 製造業ISM指数(11月)
50.9
51.0
51.2
53.2
52.5
51.9
268千人
253千人
251千人
失業保険新規申請件数(~11/26)
予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters 等)の取りまとめた予想コンセンサス。
米国の経済指標は特に断りのない限り季調値。
R は改定値。
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、
泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア
11
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
来週の主要経済指標
日 付
12/2(金) 米
経 済 指 標 等
前 回
予 想
雇用統計(11月)
失業率
非農業部門雇用者数
時間当たり賃金(全従業員ベース)
4.9%
+161千人
+0.4%
5.0%
+191千人
+0.3%
N.A.
42.3
43.0
中 財新サービスPMI(11月)
N.A.
52.4
52.0
米 非製造業ISM指数(11月)
[54.0]
54.8
57.1
前年比
0.2%
0.0%
0.0%
財・サ収支
▲413億㌦
▲364億㌦
▲405億㌦
先行DI
一致DI
先行CI
一致CI
[88..9%]
[100.0%]
[101.0]
[113.9]
55.0%
66.7%
100.3
112.7
40.0%
88.9%
100.9
111.9
[+0.6%]
+0.5%
4~6月期
+0.2%
経常収支 [+1兆6,148億円] +1兆8,210億円
(前年比)
+25.4%
[+15.2%]
貿易収支
+6,424億円
[+5,080億円]
(前年比)
+839.2%
[+6.4%]
+2兆8億円
+23.1%
+2,432億円
-
前月差
前月比
[4.9%]
[+200千人]
[+0.2%]
前々回
12/4(日) 伊 憲法改正を問う国民投票
墺 大統領選(再決戦投票)
12/5(月) 日 黒田日銀総裁挨拶(パリ・ユーロプラス・フィナンシャル・フォーラム)
消費者態度指数
消費動向調査(11月)
12/6(火) 日 毎月勤労統計(10月速報)
米 貿易収支(10月)
名目賃金
印 金融政策決定会合
12/7(水) 日
景気動向指数(10月速報)
岩田日銀副総裁挨拶(長崎県金融経済懇談会)
12/8(木) 日
GDP(7~9月期2次速報)
前期比
国際収支(10月速報)
現状判断DI
45.5
46.2
44.8
中 貿易収支(11月)
米ドル
+468億㌦
+491億㌦
+420億㌦
輸出総額(11月)
前年比
▲5.0%
▲7.3%
▲10.0%
前年比
▲1.9%
▲1.4%
▲1.9%
[255千人]
268千人
251千人
+3.7%
+3.2%
N.A.
+3.7%
+3.2%
+1.9%
+3.5%
+3.0%
+1.8%
+2.2%
+2.1%
+1.9%
[94.0]
93.8
87.2
景気ウォッチャー調査(11月)
30年利付国債入札
輸入総額(11月)
米 失業保険新規申請件数(~12/3)
欧 ECB政策理事会
12/9(金) 日
マネーストック(11月速報)
M2
前年比
前年比
M3
広義流動性 前年比
法人企業景気予測調査(10~12月期)
中 消費者物価指数(11月)
前年比
米 ミシガン大消費者信頼感指数(12月速報)
予想:[ ]はみずほ総合研究所予想、それ以外はコンセンサス(Bloomberg 等)。予定は変更になる可能性があります。
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、伊:イタリア、墺:オーストリア、中:中国、韓:韓国、
印:インド、尼:インドネシア、泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア
12
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
12 月のスケジュール
国
1
内
国 他
1
米 製造業ISM指数(11 月)
2
2
米 雇用統計(11 月)
3
3
4
4
5
黒田日銀総裁挨拶(パリ・ユーロプラス・フィナンシ 5
ャル・フォーラム)
,消費動向調査(11 月)
毎月勤労統計(10 月速報)
6
6
7
8
9
法人企業統計調査(7~9 月期),新車販売台数(11 月)
10 年利付国債入札
米
岩田日銀副総裁挨拶(長崎県金融経済懇談会)
景気動向指数(10 月速報)
GDP(7~9 月期 2 次速報), 国際収支(10 月速報)
景気ウォッチャー調査(11 月), 30 年利付国債入札
マネーストック(11 月速報)
法人企業景気予測調査(10~12 月期)
伊 憲法改正を問う国民投票
墺 大統領選(再決戦投票)
米 非製造業ISM指数(11 月)
米 貿易収支(10 月),労働生産性(7~9 月期改訂)
製造業新規受注(10 月)
7
8
欧 ECB政策理事会
9
米 ミシガン大学消費者信頼感指数(12 月速報)
10
10
11
11
12 機械受注統計(10 月),企業物価指数(11 月)
第 3 次産業活動指数(10 月)
13 5 年利付国債入札
12 米 連邦財政収支(11 月)
3 年国債入札,10 年国債入札
13 米 30 年国債入札
14 日銀短観(12 月調査)
設備稼働率(10 月)
15 20 年利付国債入札
16
14 米 FOMC(13・14 日),小売売上高(11 月)
鉱工業生産・設備稼働率(11 月),PPI(11 月)
15 英 英中銀金融政策委員会(14・15 日)
米 CPI(11 月),経常収支(7~9 月期)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(12 月)
ネット対米証券投資(10 月)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(12 月)
16 米 住宅着工・許可件数(11 月)
17
17
18
18
19 貿易統計(11 月),資金循環統計(7~9 月期速報)
19 独 ifo景況感指数(12 月)
20 日銀金融政策決定会合(19・20 日)
日銀総裁定例記者会見
21 全産業活動指数(10 月)
20
22
24
22 米 耐久財受注(11 月),個人所得・消費支出(11 月)
企業収益(7~9 月期改訂),GDP(7~9 月期確定)
景気先行指数(11 月)
23 米 新築住宅販売件数(11 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(12 月確報)
24
25
25
26 黒田日銀総裁講演(日本経済団体連合会審議員会)
日銀金融政策決定会合議事要旨(10/31・11/1 分)
27 消費者物価(11 月全国・12 月都区部)
住宅着工統計(11 月),労働力調査(11 月)
家計調査(11 月),2 年利付国債入札
28 鉱工業生産(11 月速報),商業動態統計(11 月速報)
26
29 日銀金融政策決定会合における主な意見(12/19・20
分)
30
29 米 7 年国債入札
31
31
23 天皇誕生日(日本休場)
21 米 中古住宅販売件数(11 月)
クリスマスの振替休日(米国休場)
27 米 S&P/コアロジックCS住宅価格指数(20 都市・10 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(12 月)
2 年国債入札
28 米 5 年国債入札
30 米 シカゴPMI指数(12 月)
*印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、伊:イタリア、墺:オーストリア
13
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
1 月のスケジュール
国
1
2
内
元日(日本休場)
国民の休日(日本休場)
米
国 他
1
2
米 ニューイヤーズデー(米国休場)
3
3
米 製造業ISM指数(12 月)
4
4
米 FOMC 議事録(12/13・14)
5
新車販売台数(12 月),10 年利付国債入札
5
米 非製造業ISM指数(12 月)
6
毎月勤労統計(11 月速報)
6
米 雇用統計(12 月)
貿易収支(11 月)
製造業新規受注(11 月)
7
8
9
7
成人の日(日本休場)
8
9
10
10 米 3 年国債入札
11 景気動向指数(11 月速報),30 年利付国債入札
11 米 10 年国債入札
12 国際収支(11 月速報)
景気ウォッチャー調査(12 月)
13 マネーストック(12 月速報)
14
12 米 イエレンFRB議長講演(ワシントン D.C.)
連邦財政収支(12 月),30 年国債入札
13 米 小売売上高(12 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(1 月速報)
PPI(12 月)
14
15
15
16 機械受注統計(11 月)
第 3 次産業活動指数(11 月)
企業物価指数(12 月)
17 設備稼働率(11 月),20 年利付国債入札
16 米 キング牧師誕生日(米国休場)
18
20
18 米 鉱工業生産・設備稼働率(12 月),CPI(12 月)
ネット対米証券投資(11 月)
ベージュブック(地区連銀経済報告)
19 欧 ECB政策理事会
米 住宅着工・許可件数(12 月)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(1 月)
20 米 新大統領就任式
21
21
22
22
23 全産業活動指数(11 月)
23
24 40 年利付国債入札
24 米 中古住宅販売件数(12 月),2 年国債入札
25 貿易統計(12 月)
25 独 ifo景況感指数(1 月)
米 5 年国債入札
26 米 新築住宅販売件数(12 月),7 年国債入札
19 5 年利付国債入札
26
27 消費者物価(12 月全国・1 月都区部)
17 米 ニューヨーク連銀製造業業況指数(1 月)
28
27 米 GDP(10~12 月期速報)
耐久財受注(12 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(1 月確報)
28
29
29
30 商業動態統計(12 月速報),2 年利付国債入札
30 米 個人所得・消費支出(12 月)
31 日銀金融政策決定会合(30・31 日)
日銀総裁定例記者会見
日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解)
鉱工業生産(12 月速報)
住宅着工統計(12 月)
労働力調査(12 月)
家計調査(12 月)
31 米 シカゴPMI指数(1 月)
S&P/コアロジックCS住宅価格指数(20 都市・11 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(1 月)
雇用コスト指数(10~12 月期)
*印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕
日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ
14
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
四半期スケジュール
2月
日 本 2
6
7
8
9
10
13
14
20
21
23
28
米 国 1
2
3
7
8
9
10
14
15
16
21
22
23
24
27
28
欧 州 2
消費動向調査(1 月)
10 年利付国債入札
毎月勤労統計(12 月速報)
景気動向指数(12 月速報)
10 年物価連動国債入札
国際収支(12 月速報)
景気ウォッチャー調査(1 月)
マネーストック(1 月速報)
機械受注統計(12 月)
30 年利付国債入札
第 3 次産業活動指数(12 月)
企業物価指数(1 月)
GDP(10~12 月期 1 次速報)
設備稼働率(12 月)
5 年利付国債入札
貿易統計(1 月)
全産業活動指数(12 月)
20 年利付国債入札
商業動態統計(1 月速報)
鉱工業生産(1 月速報)
2 年利付国債入札
FOMC(31・1 日)
製造業ISM指数(1 月)
労働生産性(10~12 月期暫定)
非製造業ISM指数(1 月)
雇用統計(1 月)
貿易収支(12 月)
3 年国債入札
10 年国債入札
30 年国債入札
連邦財政収支(1 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(2 月速報)
PPI(1 月)
鉱工業生産・設備稼働率(1 月)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(2 月)
小売売上高(1 月)
CPI(1 月)
住宅着工・許可件数(1 月)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(2 月)
2 年国債入札
FOMC 議事録(1/31・2/1)
5 年国債入札
中古住宅販売件数(1 月)
7 年国債入札
新築住宅販売件数(1 月)
耐久財受注(1 月)
GDP(10~12 月期暫定)
シカゴPMI指数(2 月)
S&P/コアロジック CS 住宅価格指数(20 都市
・12 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(2 月)
英中銀金融政策委員会(1・2 日)
3月
4月
法人企業統計調査(10~12 月期)
消費者物価(1 月全国・2 月都区部)
消費動向調査(2 月)
家計調査(1 月)
GDP(10~12 月期 2 次速報)
景気ウォッチャー調査(2 月)
国際収支(1 月速報)
マネーストック(2 月速報)
毎月勤労統計(1 月速報)
法人企業景気予測調査(1~3 月期)
企業物価指数(2 月)
第 3 次産業活動指数(1 月)
設備稼働率(1 月)
日銀総裁定例記者会見
日銀金融政策決定会合(15・16 日)
資金循環統計(10~12 月期速報)
全産業活動指数(1 月)
貿易統計(2 月)
商業動態統計(2 月速報)
消費者物価(2 月全国・3 月都区部)
鉱工業生産(2 月速報)
労働力調査(2 月)
家計調査(2 月)
3
7
10
13
製造業ISM指数(2 月)
個人所得・消費支出(1 月)
ベージュブック(地区連銀経済報告)
3 非製造業ISM指数(2 月)
7 貿易収支(1 月)
3 年国債入札
8 10 年国債入札
労働生産性(10~12 月期改訂)
9 30 年国債入札
10 連邦財政収支(2 月)
雇用統計(2 月)
14 PPI(2 月)
15 FOMC(14・15 日)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(3 月)
小売売上高(2 月)
CPI(2 月)
16 住宅着工・許可件数(2 月)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(3 月)
17 鉱工業生産・設備稼働率(2 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(3 月速報)
21 経常収支(10~12 月期)
22 中古住宅販売件数(2 月)
23 新築住宅販売件数(2 月)
24 耐久財受注(2 月)
27 2 年国債入札
28 5 年国債入札
S&P/コアロジック CS 住宅価格指数(20 都市
・1 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(3 月)
29 7 年国債入札
30 GDP(10~12 月期確定)
企業収益(10~12 月期)
31 個人所得・消費支出(2 月)
シカゴPMI指数(3 月)
3
4
5
1
3
8
9
10
13
15
16
17
22
29
31
1
9 ECB政策理事会
16 英中銀金融政策委員会(15・16 日)
日銀短観(3 月調査)
毎月勤労統計(2 月速報)
景気ウォッチャー調査(3 月)
マネーストック(3 月速報)
企業物価指数(3 月)
20 貿易統計(3 月)
27 日銀総裁定例記者会見
日銀金融政策決定会合(26・27 日)
日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見
解)
7
10
11
12
13
14
17
18
19
20
21
25
26
27
28
製造業ISM指数(3 月)
貿易収支(2 月)
非製造業ISM指数(3 月)
FOMC 議事録(3/14・15)
雇用統計(3 月)
3 年国債入札
10 年国債入札
連邦財政収支(3 月)
30 年国債入札
PPI(3 月)
ミシガン大学消費者信頼感指数(4 月速報)
小売売上高(3 月)
CPI(3 月)
ニューヨーク連銀製造業業況指数(4 月)
鉱工業生産・設備稼働率(3 月)
住宅着工・許可件数(3 月)
ベージュブック(地区連銀経済報告)
フィラデルフィア連銀製造業業況指数(4 月)
中古住宅販売件数(3 月)
新築住宅販売件数(3 月)
2 年国債入札
S&P/コアロジック CS 住宅価格指数(20 都市
・2 月)
カンファレンスボード消費者信頼感指数(4 月)
5 年国債入札
7 年国債入札
耐久財受注(3 月)
GDP(1~3 月期速報)
シカゴPMI指数(4 月)
雇用コスト指数(1~3 月期)
27 ECB政策理事会
*印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕
15
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
今週の金融市場の動き
[海外金利]
11/24
ドルLIBOR 3M(%)
ユーロドル金先(Dec17)
米国債(10年、%)
休場
スワップ金利(10年、%)
11/25
11/28
11/29
11/30
12/1
12/2
前週末比
0.93733
0.93511
0.93067
0.93417
0.94167
0.00434
98.585
98.605
98.630
98.605
98.575
▲ 0.010
2.357
2.312
2.291
2.381
2.448
0.091
2.184
2.147
2.125
2.214
2.287
0.103
独国債(10年、%)
0.259
0.240
0.205
0.221
0.275
0.369
0.129
英国債(10年、%)
1.436
1.417
1.380
1.370
1.418
1.497
0.080
[内外株式]
11/24
ダウ平均(㌦)
S&P500指数
休場
NASDAQ総合指数
日経平均(円)
TOPIX(Pt.)
11/25
11/28
11/29
11/30
12/1
12/2
前週末比
19,152.14
19,097.90
19,121.60
19,123.58
19,191.93
39.79
2,213.35
2,201.72
2,204.66
2,198.81
2,191.08
▲ 22.27
5,398.92
5,368.81
5,379.92
5,323.68
5,251.11
18,333.41
18,381.22
18,356.89
18,307.04
18,308.48
18,513.12
18,426.08
▲ 147.81
44.86
1,459.96
1,464.53
1,469.58
1,468.57
1,469.43
1,483.27
1,477.98
13.45
出来高(百万株)
2,367.54
2,492.78
2,185.70
1,956.01
2,671.17
2,821.42
2,833.40
340.62
売買代金(億円)
26,183.09
27,225.26
23,546.72
23,080.50
32,492.34
32,911.92
30,178.48
2,953.22
2,644.08
2,633.24
2,654.31
2,660.98
2,668.09
2,668.44
2,658.20
24.96
12/1
12/2
日経JASDAQ平均(円)
[円金利]
11/24
TIBOR 3カ月(%)
11/25
11/28
11/29
11/30
0.05600
0.05600
0.05600
0.05600
0.05600
0.05600
0.05600
前週末比
0.00000
ユーロ円金先(Dec16)
99.940
99.940
99.940
99.940
99.940
99.945
99.940
0.000
新発国債(10年、%)
0.030
0.030
0.010
0.015
0.020
0.020
0.035
0.005
長国先物(Dec16)
150.44
150.37
150.60
150.63
150.56
150.50
150.48
0.110
スワップ金利(5年、%)
0.074
0.078
0.063
0.063
0.070
0.081
0.079
0.001
[為替]
11/24
11/25
11/28
11/29
11/30
12/1
12/2
前週末比
円/$
113.33
113.22
111.94
112.38
114.46
114.10
114.04
0.82
$/EUR
1.0554
1.0589
1.0614
1.0650
1.0589
1.0661
1.0684
0.0095
円/EUR
119.61
119.82
118.81
119.68
121.19
121.64
121.84
2.02
(注)前週末比は、海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較。
東京市場の発行日表示値は終値もしくは 15:00 時点値。
米国 10 年債、米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値。
日本株出来高・売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高・売買代金。
TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値。
新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値。
金利先物は東京金融取引所(TFX)のユーロ円 3 ヵ月金利先物。
独・英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値。
為替は NY 時間終値(発行日のみ東京時間 15:00 時点、出所:Bloomberg)
。
16
金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)
最新リポート一覧
<みずほインサイト>
2016 年 12 月 1 日
農業競争力強化プログラムの評価~農政改革の領域が関連産業へと大きく拡大~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl161201.pdf
2016 年 11 月 30 日 大企業と中小企業の設備投資における「逆転現象」の背景
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp161130.pdf
2016 年 11 月 29 日 ふるさと納税の現状と課題~望まれる体験型返礼品の拡充や魅力ある政策の発信~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl161129.pdf
2016 年 11 月 28 日 動き出すフランスの大統領選挙~フィヨン元首相が共和党候補に~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu161128.pdf
<内外経済見通し>
2016 年 11 月 15 日
2016・17 年度 内外経済見通し
~世界経済は緩やかに持ち直し、トランプは世界を変えるか~
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_161115.pdf
2016 年 5 月 10 日
MIZUHO Research & Analysis no.1
特集 グローバル経済の中長期展望と日本産業の将来像~パラダイムシフトと日本の針路~
http://www.mizuho-fg.co.jp/company/activity/onethinktank/vol001/pdf/all.pdf
執筆担当者
・市場調査部
武内浩二
野口雄裕
井上 淳
大塚理恵子
坂中弥生
03-3591-1244
03-3591-1249
03-3591-1197
03-3591-1420
03-3591-1242
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
・欧米調査部
小野 亮
吉田健一郎
松本 惇
風間春香
03-3591-1219
03-3591-1265
03-3591-1199
03-3591-1418
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
・経済調査部
有田賢太郎
大野 晴香
上里 啓
高瀬美帆
03-3591-1419
03-3591-1243
03-3591-1284
03-3591-1416
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
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本資料は、当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、その正確性、確実性を保証
するものではありません。また、本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります。
発行・編集/みずほ総合研究所 調査本部
〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 TEL.03-3591-1296
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金融市場ウィークリー(2016 年 12 月 2 日号)