Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 1 2017年3月期第2四半期決算説明会 目次 1. 2017年3月期第2四半期決算概要 2. 2017年3月期見通し 3. 事業別主要施策の進捗状況 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 2 2017年3月期第2四半期決算説明会 目次 1. 2017年3月期第2四半期決算概要 2. 2017年3月期見通し 3. 事業別主要施策の進捗状況 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 3 2017年3月期第2四半期決算説明会 2017年3月期第2四半期 決算ポイント 海外エレベータロープは堅調、海外防災製品およびCFCCが 伸び悩む一方、ワイヤソーの売上計上により増収増益 売 上 高 321億41百万円 〔前期比 +3.6％〕 16年3月期に納入したワイヤソーを期ズレ計上したことにより増収 営 業 利 益 16億84百万円 〔前期比 +11.7％〕 ワイヤソー売上、海外エレベータロープの増収により増益 親会社株主に帰属する 四 半 期 純 利 益 8億10百万円 〔前期比 +31.7％〕 前期対比では、為替差損：△1.2億円、遊休不動産の売却損および生産 設備の減損△1.2億円があるも、営業利益増により最終増益 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 4 4 2017年3月期第2四半期決算説明会 2017年3月期第2四半期 決算ハイライト 16年3月期第2四半期 金 額 売 上 （売上高比） 17年3月期第2四半期 金 額 （売上高比） （金額：百万円） （金額：百万円） 前年同期比 金 額 （増減比） 高 31,036 － 32,141 － +1,105 (+3.6%) 営 業 利 益 1,507 (4.9%) 1,684 (5.2%) +177 (+11.7%) 経 常 利 益 1,041 (3.4%) 1,235 (3.8%) +194 (+18.6%) 親会社株主に 帰 属 す る 四半期純利益 615 -(2.0%) 810 (2.5%) +195 (+31.7%) Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 5 5 2017年3月期第2四半期決算説明会 セグメント別の状況（売上高） 鋼索鋼線：海外､繊維ロープ好調も､国内鋼索鋼線市況悪化により微減収 スチールコード：ワイヤソーの売上計上により大幅増収 開発製品：海外の防災製品およびCFCCのプロジェクト期ズレにより減収 （金額：百万円） 16年3月期第2四半期 金 額 （構成比） 17年3月期第2四半期 金 額 （構成比） 前年同期比 金 額 （増減比） 鋼 索 鋼 線 14,267 (46.0%) 14,212 (44.2%) ᇞ55 (ᇞ0.4%) スチールコード 6,711 (21.6%) 8,583 (26.7%) +1,872 (+27.9%) 開 発 製 品 6,101 (19.7%) 5,344 (16.6%) ᇞ756 (ᇞ12.4%) 不 動 産 632 (2.0%) 661 (2.1%) +29 (+4.6%) そ の 他 3,323 (10.7%) 3,339 (10.4%) +16 (+0.5%) 計 31,036 (100.0%) 32,141 (100.0%) +1,105 (+3.6%) 合 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 6 6 2017年3月期第2四半期決算説明会 増減要因分析（売上高） （単位：百万円） 鋼 索 鋼 線 国内 鋼索鋼線 海外 スチールコード 開 発 製 品 繊維 ワイヤソー等 ×748 ○355 ○337 ﾀｲﾔｺｰﾄﾞ 道路安全 施設 橋梁他 ｿｰﾜｲﾔ ×639 14,267 14,212 '16/3期 1Q･2Q '17/3期 1Q･2Q Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. ○197 CFCC ○2,315 6,711 ×190 8,583 '17/3期 1Q･2Q '16/3期 1Q･2Q 7 ×366 ×202 6,101 5,344 '16/3期 1Q･2Q '17/3期 1Q･2Q 2017年3月期第2四半期決算説明会 セグメント別の状況（営業利益） 鋼 索鋼線：海外エレベータロープの増収により増益 スチールコード：ワイヤソーの売上計上に伴い増益 開発製品：海外防災製品およびCFCCの減収に伴い減益 （金額：百万円） 16年3月期 第2四半期 17年3月期 第2四半期 前年同期比 金 額 （増減比） 線 890 1,084 +194 (+21.7%) ス チ ー ル コ ー ド 275 840 +565 (+204.9%) 開 品 127 ᇞ607 ᇞ734 ― 鋼 索 鋼 発 製 不 動 産 35 174 +139 (+389.3%) そ の 他 177 193 +16 (+8.6%) 計 1,507 1,684 +177 (+11.7%) 合 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 8 8 2017年3月期第2四半期決算説明会 増減要因分析（営業利益） （単位：百万円） 鋼 索 鋼 線 国内 鋼索鋼線 ×1 スチールコード 繊維 ○65 開 発 製 品 ワイヤソー等 海外 ○129 1,521 ×976 '17/3期 1Q･ 2Q 127 890 1,084 国内 ﾀｲﾔｺｰﾄﾞ ｿｰﾜｲﾔ ×16 海外 ﾀｲﾔｺｰﾄﾞ ｿｰﾜｲﾔ 840 ○499 △607 橋梁他 CFCC ×22 ×163 ○81 275 '16/3期 1Q･2Q Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. '17/3期 1Q・2Q '16/3期 1Q･2Q ×549 道路安全 施設 '17/3期 1Q・2Q '16/3期 1Q・2Q 9 2017年3月期第2四半期決算説明会 キャッシュ・フロー 営業活動：前受金の減少（前期はワイヤソーの前受金あり） 投資活動：有形固定資産の取得 財務活動：配当金の支払い△645 （金額：百万円） 16年3月期 第2四半期 現 営 投 フ 財 そ 現 4,649 2,759 △ 1,312 1,447 △903 △368 4,825 金及び現金同等物の期首残高 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー リ ー ・ キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー の 他 （ 為 替 換 算 差 ） 金及び現金同等物の期末残高 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 10 17年3月期 第2四半期 4,569 503 △1,159 △656 △923 668 3,659 2017年3月期第2四半期決算説明会 設備投資の状況 2017年3月期第2四半期 設備投資額 660百万円 （前年同期比△673百万円） 日本特殊合金(株)における精密切削工具用素材の生産能力 増強および、土浦工場におけるワイヤロープの生産能力増強 （※2016年3月期設備投資額2,108百万円（キャッシュ・フロー・ベース） （（参考）公募・売出による調達資金の使用状況 セグメント 資金使途 （百万円） 投資予定額 開 発 製 品 CFCC生産能力増強 累計投資実績 2016年9月末時点 完了予定年月 1,296 778 2018年12月 鋼 索 鋼 線 国内生産能力増強 208 60 2017年 3月 鋼 索 鋼 線 ITシステム更新 430 9 2018年 3月 そ 399 399 2016年 2月 2,333 1,246 の 他 精密切削工具用素材生産能力増強 合 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 計 11 11 2017年3月期第2四半期決算説明会 目次 1. 2017年3月期第2四半期 決算概要 2. 2017年3月期見通し 3. 事業別主要施策の進捗状況 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 12 2017年3月期第2四半期決算説明会 2017年3月期 見通し CFCC次期プロジェクトの発注遅れ等の影響があるものの、 通期業績見通しについて期首からの変更はない ワイヤソーの売上寄与により増収増益を見込む （金額：百万円） 16年3月期 金 額 売 上 高 65,281 17年3月期 （売上高比） - 金 額 66,000 前年同期比 （売上高比） - 金 額 （増減比） +719 (+1.1%) 営 業 利 益 4,303 (6.6%) 4,400 (6.7%) +97 (+2.2%) 経 常 利 益 3,021 (4.6%) 3,800 (5.8%) +779 (+25.7%) 親会社株主に帰属 する当期純利益 2,673 (4.1%) 2,700 (4.1%) +27 (+1.0%) Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 13 13 2017年3月期第2四半期決算説明会 2017年3月期 セグメント別見通し（売上高） 鋼索鋼線 ： 国内鋼索鋼線の市況悪化により減収 スチールコード： 選別受注により中国タイヤコードは減収も、ワイヤソーの売上により増収 開発製品 ： CFCCプロジェクト発注遅れがあるも､海外の防災製品販売増により横ばい （金額：百万円） 16年3月期 （構成比） 金 額 17年3月期 （構成比） 金 額 前年同期比 （増減比） 金 額 鋼 索 鋼 線 28,788 (44.1%) 27,500 (41.7%) ᇞ1,288 (ᇞ4.5%) スチールコード 13,038 (20.0%) 14,700 (22.3%) +1,662 (+12.7%) 開 発 製 品 14,898 (22.8%) 15,000 (22.7%) +102 (+0.7%) 不 動 産 1,272 (1.9%) 1,300 (2.0%) +28 (+2.2%) そ の 他 7,284 (11.2%) 7,500 (11.4%) +216 (+3.0%) 計 65,281 (100.0%) 66,000 (100.0%) +719 (+1.1%) 合 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 14 14 2017年3月期第2四半期決算説明会 2017年3月期 セグメント別見通し（営業利益） 鋼索鋼線：国内鋼索鋼線製品の売上減に伴い減益 スチールコード：中国高採算製品への受注シフト、ワイヤソーの売上により増益 開発製品 ：CFCCの次期プロジェクト発注遅れにより減益 不動産 ：コスト減および太陽光発電事業収入増が寄与 （金額：百万円） 16年3月期 鋼 索 鋼 線 ス チ ー ル コ ー ド 開 発 製 品 不 動 産 そ の 他 合 計 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 17年3月期 2,284 777 658 125 458 4,303 2,200 1,300 100 300 500 4,400 15 前年同期比 （増減比） 金 額 ᇞ84 +523 ᇞ558 +175 +42 +97 (ᇞ3.7%) (+67.3%) (ᇞ84.8%) (+140.0%) (+9.2%) (+2.3%) 15 2017年3月期第2四半期決算説明会 配当方針 17/3期 ： 40.0円の配当を予想 年 度 16/3期 17/3期 予想 配当（年度当り） 4.0円/株 40.0円/株 配当性向（連結） 24％ 24％ ※当社は、2016年10月1日をもって当社普通株式の単元株式数を 1,000株から100株に変更するとともに、10株を1株とする併合を行いました。 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 16 16 2017年3月期第2四半期決算説明会 目次 1. 2017年3月期第2四半期 決算概要 2. 2017年3月期見通し 3. 事業別主要施策の進捗状況 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 17 17 2017年3月期第2四半期決算説明会 中期経営計画の基本コンセプト 五輪特需が終息する2020年以降の持続的成長を見据え、その礎を固める中期経営計画。 この実現に向け、「国内事業基盤の強化」、「新素材・新技術への挑戦」、「海外展開」の3点にフォーカスして、 全事業の活性化に当社グループ一丸となって挑戦する ～2014年 2015年～2019年 2020年以降 五輪特需後の 持続的成長 TCT-Focus 2020 前倒し 達成 （前中期計画） TCT-フォワード （真の復活への 準備期間） （売上高1000億円超） 国内事業の 基盤強化 新素材・技 術への挑戦 （CFCC等） 海外展開 国土強靭化 五輪特需 技術革新 新興国台頭 円安 成長の追い風となる環境変化 成長への ギアチェンジ Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 18 2017年3月期第2四半期決算説明会 中期経営計画 “TCT-Focus 2020”を構成する5つの主要施策 ・セグメントの海外売上比率25％を目指す（15年3月期：17％） 鋼索鋼線 S C 開 発 製 品 そ の 他 Foreign Outclass CFCC Utilities Speed Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. - エレベータロープ 中国における当社ロープ採用機の交換需要を捕捉、加えて緊密販売先の 拠点拡充（東南アジア・インド等）にも対応する - 繊維ロープ 海洋国家のロープメーカーとして125年の業歴で培った技術を活かし、世界 の船舶・海上構造物用スーパー繊維ロープ市場に進出する ・超高強度ワイヤに極細伸線技術を応用し、ファインワイヤ製品等の高付加価 値品を強化し、製品種の拡充と利益率向上を図る ・スチールよりも軽量・高強度なCFCC® （炭素繊維複合材ケーブル）の特性を 生かし、スチールワイヤ製品の置換を図る ・日本国内で好評価を得ている防災製品を、中央アジア・中東諸国の公共施 設・機関に展開し、イスラム圏でのデファクトスタンダード化を狙う ・子会社の日本特殊合金は、ニッチではあるが世界的に需要が見込まれる高速 精密切削工具用新素材の外販に注力し、 5年間で売上高倍増を図る 19 2017年3月期第2四半期決算説明会 現段階で進捗する3つの施策についてご説明 ・セグメントの海外売上比率25％を目指す（15年3月期：17％） 鋼索鋼線 S C 開 発 製 品 そ の 他 Foreign Outclass CFCC Utilities Speed Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. - エレベータロープ 中国における当社ロープ採用機の交換需要を捕捉、加えて緊密販売先の 拠点拡充（東南アジア・インド等）にも対応する - 繊維ロープ 海洋国家のロープメーカーとして125年の業歴で培った技術を活かし、世界 の船舶・海上構造物用スーパー繊維ロープ市場に進出する ・超高強度ワイヤに極細伸線技術を応用し、ファインワイヤ製品等の高付加価 値品を強化し、製品種の拡充と利益率向上を図る ・スチールよりも軽量・高強度なCFCC® （炭素繊維複合材ケーブル）の特性を 生かし、スチールワイヤ製品の置換を図る ・日本国内で好評価を得ている防災製品を、中央アジア・中東諸国の公共施 設・機関に展開し、イスラム圏でのデファクトスタンダード化を狙う ・子会社の日本特殊合金は、ニッチではあるが世界的に需要が見込まれる高速 精密切削工具用新素材の外販に注力し、 5年間で売上高倍増を図る 20 2017年3月期第2四半期決算説明会 CFCC CFCC®の世界展開 進捗状況 1. 北米工場の立上げ完了。ミシガン州 知事を招いて10月に開所式を開催 2. 新アメリカ大統領就任による北米イン フラ投資拡大に期待 3. 初の量産案件であるインドネシア送電 線プロジェクトの工事遅延により、次 期受注は今期第4四半期以降へ 4. エジプト、インド、マレーシア等世界各 地で拡販活動を展開。来期以降に 急拡大する見通し 開業式に参加した日本側役員・スタッフ、現地スタッフ （左から）スタイドル運輸長官、当社社長、スナイダー州知事、グレース博士 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 21 21 2017年3月期第2四半期決算説明会 Utilities 防災製品の海外拡販 進捗状況 1.CIS圏 • カザフスタン：11月に工場の操業開始。 訪日中のナザルバエフ大統領を迎えて 開業式を開催 • ロシア：ソチ等の実績を活かし、現地パート ナーとの協力関係を強化。日露経済協力 の進展を追い風に同国の急速な経済回復 に備える 2.中東 • サウジアラビア： 5月に完工したデモ施工の 高評価を受け、メッカ近郊の本格受注案 件の調査・設計完了。現地MOT高官が製 品認定のため来日 東京（本社） （左）当社会長、（右）ナザルバエフ大統領 カザフスタン （左）カザフスタン法人社長、（中）当社社長、（右）アルマティ市長 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 22 22 2017年3月期第2四半期決算説明会 Speed 高速精密切削工具用素材の拡販 進捗状況 ◆CFCC、防災製品の海外展開加速に 加え、ニッチながら子会社の新素材拡 販もスピード展開中 1. 5月から稼働した新工場は、試作・量 産体制ともに順調なスタート 回転工具用超硬押出丸棒素材 2. 海外の新規先開拓も進捗し、新規先 からは高評価を受けている。売上高は 順調に積み上がっていく見通し 3. 国内外の見本市に出展しており、今後 も海外を含め積極展開を図る タイで開催された金属加工の見本市（METALEX) Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 23 2017年3月期第2四半期決算説明会 当社グループが目指す中期経営計画最終年度の姿 ●定性的目標 2020年以降の持続的成長にフォーカスし、その礎を築くべく、「トータル・ケーブル・テクノロジーの追求」によっ て、グローバル市場での競争力強化を図り、より一層社会に貢献できる企業価値の高いエクセレントカンパ ニーとなることを目指す ●計画最終年度の定量目標（20/3期） [2015年5月発表数値] 売上高 900億円以上 海外 売上比率 （例年13％の約2倍） 営業利益 78億円以上 EBITDA 100億円以上 D/Eレシオ 0.6以下 ROE （15/3期実績の倍） 14％以上 （財務体質改善との両立を目指す） 25％以上 （ROEの維持との両立を目指す） ●2016年3月期実績（参考） ROE 海外売上比率 EBITDA D/Eレシオ 12.4% 15.9% 64億円 1.33 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 24 2017年3月期第2四半期決算説明会 本資料は当社が発行する有価証券の投資勧誘を目的として作成 されたものではありません。 本資料に記載された予測、予想、見込みその他の将来情報は、現 時点で当社が把握可能な情報および一定の前提または仮定に基づ くものであり、今後、経済情勢をはじめ、当社の業績に影響を与える 様々な既知または未知のリスクによって、ここに述べられている見通しと 実際の結果が、大きく異なる可能性があります。 Copyright TOKYO ROPE MFG. CO., LTD. 25
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