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房の見学、和紙職人との交流や美濃
和紙あかりアート展の見学などを行
いました。
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いう地名が縁で平成 年 月に友好
交流協定を結んでいます。今回の訪
問団は、日本の国会議員にあたる立
法委員の邱議瑩さんを代表に美濃公
所区長夫妻や自治会長、ロータリー
クラブの会長さんなど総勢 名で構
成され、大きな訪問としては平成
年以来となります。
歓迎会では武藤市長が「ようこそ
美 濃 市 へ、 世 界 に 誇 る 美 濃 和 紙 で
作ったあかりアートと町並みを堪能
してください」とあいさつ。
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美濃和紙あかりアート展では、町
邱代表は「心ゆくまで美濃を楽し
みます」と応えてくれました。
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手すきの体験をする邱代表
台湾高雄市美濃区訪問団
台湾高雄市美濃区訪問団は、9日
(日)
と 日(月)の2日間の日程で美
濃市を訪れ、あかりアート展、旧今
井家住宅、世界かんがい遺産の曽代
用水、長良川や美濃橋の見学、美濃
和紙の里会館での手すきの体験など
を行いました。
高雄市美濃区とは、同じ「美濃」と
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並みの人の多さに驚いていた様子で
したが、一つ一つのあかりアートの
作 品 の 出 来 栄 え に 感 動 し た よ う で、
何枚も写真に納めていました。
翌 日の美濃和紙の里会館での紙
す き 体 験 で は、「 和 紙 を す く 作 業 は
興味深い」と感心した様子でした。
進む国際交流、各国訪問団が美濃和紙あかりアート展を見学
(土)
・9日
(日)
に行われ
月8日
た第 回美濃和紙あかりアート展
を、8日に韓国原州市韓紙開発院の
訪問団が、9日に台湾高雄市美濃区
訪問団が見学し、美濃和紙とうだつ
が上がる町並みが織り成す、芸術を
楽しみました。
韓国原州市韓紙開発院訪問団
和紙と韓紙の交流を深めようと韓
国原州市の韓紙開発院から 人が美
濃市を訪れ、和紙がすかれている工
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民間国際交流を支援します
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美濃市では、市民団体などによる
国際交流を支援しています。美濃市
の友好都市である韓国原州市、台湾
高雄市美濃区、イタリア・アマルフィ
市で行われるイベントへの参加、ス
ポーツ・文化・社会教育など各種団
体との相互交流を行う活動に関わる
訪問費用の一部を支援しています。
詳しくは総合政策課(内343)まで
ご連絡ください。
3 広報みの 2016.12.1
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広報みの 2016.12.1
岐阜県プロモーション ニューヨーク
アスターセンターでの
提灯製作の実演
幅 さ ん に よ る 提 灯 製 作 の 実 演 は、
アスターセンターで開催された岐阜
県産日本酒試飲・商談会の一幕とし
て行われました。
この商談会には、県内の の蔵元
が出展しており、美濃市からは小坂
酒造さんが参加しました。
アスターセンターは、ニューヨー
ク最大級の酒類専門店で、マンハッ
タンの中心街にあり、食文化の情報
発信の中枢にあり、当日も約120
人のバイヤーや関係者などが出席し
ていました。
幅さんは、この日のためにアメリ
カ 国 旗 を ア レ ン ジ し た 提 灯 を 準 備。
荷物の関係上、あまり大きな提灯を
準備することができなかったのが残
念でしたが、提灯型を前に、手際よ
く 型 に 美 濃 和 紙 を 張 り は じ め る と、
多 く の 人 が 関 心 を 示 し 立 ち 止 ま り、
注目を集めま
した。
繊細でかつ
大 胆 な 動 き で、
平面から立体
へと作られて
いく提灯に感
動していまし
た。
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岐阜県プロモーション
ニューヨークとは
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美濃和紙をニューヨークでPR!
岐阜県は、平成 年から、官民連
携して「観光・食・モノ」を三位一体
で売り込む「飛騨・美濃じまん海外
戦略プロジェクト」を展開し、主に
経済発展が著しいアジアと、世界の
情報と流行の発信拠点であるヨー
ロッパをターゲットに推進してきま
した。
今回、世界最大級の市場規模を誇
るアメリカにおいて初めてトップ
セールスを実施し、これに、武藤鉄
弘美濃市長を初め県内のモノづくり
企業を代表して幅商店の幅さん、美
濃和紙ちぎり絵の講師、市職員が同
行し、アメリカ・ニューヨークで「美
濃和紙」ならびに「美濃」をPRして
きました。
日 程 は 9 月 6 日 か ら 日 で、
ニューヨーク総領事館、ニューヨー
ク 岐 阜 県 人 会、 J E T R O ニ ュ ー
ヨークや国連大使などへの訪問、岐
阜 県 産 日 本 酒 試 飲・ 商 談 会 へ の 参
加、ジャパンソサエティでのちぎり
絵ワークショップの開催などの活動
をしました。特に「提灯製作の実演」
と「ちぎり絵ワークショップ」を通し
て感じた、アメリカにおける「美濃
和紙の可能性」を報告します。
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in
in
9月6日から 日までの4泊6日の日程で、岐阜県がアメリカで
行った﹁ 観 光 誘 客 と県 産 品・農 産 物 輸 出 拡 大に向け た トップセ ール
ス﹂
の一環として美濃和紙をPRしてきました。
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般の方の予約制で、参加費を会員
ドル
(一般の方 ドル)、定員を 人
で募集をかけたところ、数日で完売
したとのことでした。
最初に武藤市長があいさつ、その
後、美濃和紙の歴史や作り方などの
概略の講義を行い、いよいよ、ちぎ
り絵のワークショップへ。講師は西
部泰子さんと古田八重子さんの2名
です。
参加者 名を前に、通訳を交えな
がらゼスチャーでちぎり絵や和紙の
ちぎり方などを説明しました。
画題は「富士山」、「花火」の2種類
と、 自 由 に 自 分 で 考 え て 作 れ る フ
リーのキットを用意しました。
皆さん、説明を熱心に聞き、いざ
始めると真剣そのもので、テーブル
を 2 人 が 回 り な が ら お 手 伝 い を し、
1時間半ほどで上手に完成しまし
た。
参加者の方は、老若男女さまざま
な年代性別で、一人での参加や友達
との参加などでした。
ワークショップを始める前は、言
葉も通じなく、和紙の扱い方も知ら
ない人を相手に心配をしていた講師
でしたが、始まってしまうと言葉が
通じなくても雰囲気などでお互いが
理解しようと努めることで、意思疎
通が図られていました。
参加者の皆さんもとても楽しそう
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に制作をし、自分が作った作品にと
ても満足そうにしていました。
教室が終わってから同ソサエティ
の方に聞いたところ、とても好意的
な感想が多く、またやりたいとのリ
クエストがあったと聞きました。
美濃和紙の広がる可能性
今回のワークショップや提灯製作
実演など、直接現地の人とかかわる
機会を通じて、アメリカの人々の日
本への興味や関心は高く、特に伝統
工芸など手工芸に日本文化を感じて
いるように思いました。
今回のように美濃和紙に直に触れ
てもらう場は貴重な機会であり、今
後のアメリカをはじめとする海外へ
の進出、販路拡大に大いに期待でき
るものであると思いました。
5 広報みの 2016.12.1
美濃和紙ちぎり絵
ワークショップを開催
美濃和紙ちぎり絵ワークショップ
は、ジャパン・ソサエティで開催さ
れ、 人が参加しました。
同ソサエティは1907年(明治
年)にニューヨークに設立された
民間非営利団体で、アメリカ最大規
模を誇る日米交流団体として、両国
間の相互理解と友好関係を促進する
ため活動を続けています。
その活動範囲は、政治・経済・芸
術・文化など幅広く、各分野での催
し物や人物交流などを通じて日本理
解を促し、また、経済界のリーダー、
アーティスト、企業家から学生まで
様々な方を招聘し、日米の個人・法
人会員をはじめとする多くの人々を
対象に年間100以上のプログラム
を提供しています。
美濃和紙のちぎり絵ワークショッ
プは、同ソサエティの会員および一
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※写真提供 Japan Society, photo by George Hirose