平成 27年度『個人研究』報告書 高鷲 忠美 研究テーマ 「学校図書館における図書館活用教育の展開」 「学校図書館における図書館活用教育の展開」をここ数年来の研究テーマにしている。 現在、山形県鶴岡市立朝暘第一小学校と島根県東出雲町立揖屋小学校及び島根県大田市立 富山小学校を研究対象の中心としている。 朝暘第一小学校は、平成 7 年から図書館活用教育を推進しており、今年度は「第 7 次図 書館活用推進計画」の初年度であった。公立小学校でこの活動が、20 年続いているのは大 変評価できる。 2000 年から 15 年間継続して朝暘第一小学校の図書館活用教育に参加してきたが、今 年度は体調が悪く参加できなかった。 子供たちの「読書」は習慣化しており、学校図書館からの貸出は一人あたり 174 冊に及 んでいる。 授業でも学校図書館を活用することは、教師にとっても子供たちにとっても当た り前のこととなっている。 島根県東出雲町立揖屋小学校は、2007 年から朝暘第一小学校のいいところを取り入れた 「図書館活用教育」を開始し、2008 年度からは「学校研究」に位置づけた。その 4 年間の 子供たちの成長には目を見張るものがあり、教師もそれに勇気づけられている。揖屋小学 校では、今年度専任の司書教諭に加えて高学年担当の司書教諭を加え、専任の学校司書と 協働して「図書館活用教育」を推進している。 その他の業績は以下の通りである。 8月6日 12 月 21 日 大和市教育委員会講演 中日新聞 講師 「「学校司書」で図書館図書館変身」コメント -1-
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