FETA2500B → FETA2500BA のバージョンアップ

No. GHB16Z03
2016 年 11月 29日
お客様各位
コーセル株式会社
IPS開発部
部長 万尾 達也
FETA2500B → FETA2500BA のバージョンアップ電源発売のご案内
拝啓 貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
平素は、格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
さて、ご愛顧いただいておりますユニット型電源 FETA2500Bについて、表記のとおり、バージョンアップ
版としてFETA2500BAを発売いたしますので、ご案内申し上げます。
敬具
記
1. バージョンアップ電源の概要
これまでご愛顧いただいておりますユニット型電源 FETA2500Bは、一部の電気的仕様が一般的な
汎用電源とは異なることもあり、お客様の要望で個別仕様品で対応しておりました。
今回、このような背景があり、仕様を一部見直し、汎用電源の機能としたバージョンアップ電源として、
FETA2500BAを発売いたします。
FETA2500Bからの主なバージョンアップ内容を表1に示します。
表1 主なバージョンアップ内容
項番
項目
従来機種
FETA2500B-□
バージョンアップ機種
FETA2500BA-□
備考
1
出力電圧可変範囲
定格電圧の90%~110%
定格電圧の80%~110%
2
外部電圧コントロール機能
による出力電圧可変範囲
【標準品】
定格電圧の90%~110%
【Y1オプション品】
約0V~定格電圧の110%
【標準品】
約0V~定格電圧の110%
※FETA2500BAにY1オ
プション設定はありませ
ん。
3
外部電圧コントロール機能
による出力電圧可変追従速度
約100ms
約10ms
※測定条件
Vo:50%→100%への
可変時
4
低電圧保護
定格出力電圧の60%~70%
(固定値)でラッチ停止
なし
※項番2の機能優先の
ため低電圧保護削除
5
保護回路動作後のラッチ停止
解除方法
入力を遮断し10秒経過後、
入力を再投入
入力を遮断し10秒経過後、入力
を再投入、もしくはリモートコント
ロール端子により解除
6
瞬時停電(入力電圧ディップ)時
の動作
出力電圧が停止した場合、
入力電圧異常による停止と判定
し、ラッチ停止
出力電圧が停止しても、入力電
圧が復帰すれば出力電圧も復帰
その他の電気的仕様、外観、外形寸法、端子配列の変更はありません。
2.従来機種(FETA2500B)の販売について
今回、バージョンアップ電源としてFETA2500BAを販売いたしますが、従来モデルのFETA2500Bは
継続して販売いたします。ただし、通常のご使用の場合には、FETA2500BAを推奨いたします。
3.FETA2500BAの販売開始時期
FETA2500BAは、2016年12月中旬から販売開始いたします。
なお、製品納期等に関しましては、当社担当営業までお問合せいただけますようお願いいたします。
以上