資料4 中小企業・小規模企業経営課題等把握事業の実施について 1 背景・経緯 ○ 中小企業支援課では、これまで「中小企業活性化推進モニター調査」及び「産 業構造分析等調査」の実施を通して企業の実情を把握していた。 ○ 本年1月の中小企業・小規模企業活性化推進計画の始動にあわせ、中小企業の 振興に効果的な取組になるよう、従来実施していた調査の在り方を検討した。 ○ 検討の結果、「中小企業活性化推進モニター調査」及び定量調査として実施し てきた「産業構造分析等調査」の内容を見直すことにより、今年度から新たに 「中小企業・小規模企業経営課題等把握事業」として実施することとした。 2 事業概要 (1)事業目的 ○ 企業の定量的な事項については、国が実施する経済センサス、中小企業実態基 本調査等で把握する。 ○ それら調査で拾えない現場の声などを、当事業で収集することで、計画の推 進、計画の実効性の検証をはじめとして、今後の施策推進に役立てる。 (2)調査概要 ・企業の業種・業態ごとの実情及び支援ニーズを把握し、県の中小企業振 調査目的 興施策の推進に役立てる。 ・トピック的な事項、県の中小企業振興施策に対する企業の個別意見を把 握する。 対 象 県内中小企業 2,600 社 回 数 年1回 事 業 費 1,920 千円(H28 年度委託料) 3 調査内容 (1)中小企業支援機関の活用促進に向けた質問 ○ 経営課題について ○ 中小企業支援機関の利用について (2)県内企業の黒字化促進のための質問 ○ 新たな事業への取組みについて ○ IT化への取組みについて ○ 人材の確保について (3)廃業率の抑制につなげるための質問 ○ 事業承継について 4 今後のスケジュール H28年12月~2月 委託調査 2月~3月 県職員による訪問調査 3月 調査結果の公表 3月以降 調査で把握した課題に対する対応を随時実施
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