平成 28 年 12 月5日 各 位 会 社 名 株式会社インターアクション 代表者名 代表取締役社長 木地 英雄 (コード番号 7725 東証第二部) 問合せ先 代表取締役専務 木地 伸雄 電話番号 045-788-8373 当社連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ 当社は、本日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社BIJの全株式 を譲渡することと決議しましたので、下記のとおりお知らせいたします。なお、本件株式譲 渡に伴い株式会社BIJは当社の連結の範囲から除外されることになります。 1.本株式譲渡の理由 当社は、コーポレートガバナンス・ガイドライン第 2 章 第 8 条第 4 項にて、株主価 値を向上するために、投下資本利益率(ROIC)が加重平均資本コスト(WACC)を下回る 事業については、縮小撤退を検討する経営方針を定めております。 株式会社BIJの主事業であります再生可能エネルギー事業に関しましては、近年、 再生エネルギー固定買取制度の電力買取価格低下に伴う市場の縮小、それに伴う収益の 悪化が想定されております。 当事業年度におきましては、再生エネルギー関連事業は第1四半期時点で、投下資本 1,800 百万円に対して、営業損失 42 百万円、投下資本利益率(ROIC)△2.4%となり、 当社が定める加重平均資本コスト(WACC)5.6%を下回っており縮小撤退を検討してお りました。 また、株式会社BIJは、平成 28 年 8 月より、ホステル事業を開始し、積極的な対 象事業の拡大を目指しております。そのような中で、当社と株式会社BIJとの事業上 のシナジー、ホステル事業の資金ニーズとそれに伴う、当社の資金負担等を検討した結 果、当社の持続的な成長及び長期的な企業価値向上の観点から、株式会社BIJの株式 を適切な価格で売却し、売却資金を、当社期待収益率を上回る事業に投資することは、 合理的かつ適切であると判断いたしました。 本件に伴う当社が想定する利点につきましては、 ① コーポレートガバナンス・ガイドラインに定める基準に則った経営判断を行うこ 1 とによる経営の透明化 ② 借入金の大幅な削減(対象会社の第1四半期での有利子負債 1,488 百万円)、それ に伴う当社 ROIC(投下資本利益率)の向上 ③ 不採算事業からの撤退による収益性の向上 ④ キャッシュフローの改善 なお、本議案につきましては、当社取締役である木地貴雄氏が設立予定の会社と取引 を行うため、関連当事者間の取引に該当いたしますので、取締役会で議論したのち、当 社規定に則り、独立社外取締役2名及び社外監査役 1 名で構成された第三者委員会を設 置し、その適切性および合理性を検証し、その承認を経て、決議に至りました。 2.異動する子会社(株式会社BIJ)の概要 称 株式会社BIJ 地 東京都渋谷区渋谷三丁目 21 番 11 号渋谷サウス 7 階 (1) 名 (2) 所 (3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 (4) 事 容 太陽光発電関連製品のシステム設計・仕入・販売 (5) 資 金 70,000 千円 (6) 設 日 平成 17 年6月6日 (7) 大株主及び持株比率 在 業 内 本 立 年 月 (8) 人的関係 と の 間 の 関 係 取引関係 (9) 貴雄 株式会社インターアクション(100%) 資本関係 上場会社と当該会社 木地 当社が同社株式の 100%を保有しております。 当社から取締役 3 名、監査役 1 名を派遣して おります。 当社は、同社に対し、経営指導を行っており ます。 当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 決算期 平成 26 年5月期 平成 27 年5月期 平成 28 年5月期 純 資 産 287,153 千円 309,462 千円 350,707 千円 総 資 産 843,655 千円 769,928 千円 1,515,395 千円 売 上 高 928,124 千円 797,858 千円 1,342,532 千円 営 業 利 益 147,470 千円 84,690 千円 15,289 千円 経 常 利 益 145,105 千円 69,584 千円 12,847 千円 益 136,143 千円 48,983 千円 7,976 千円 当 期 純 利 2 3.譲渡株式数及び譲渡前後の所有株式の状況 5,800 株 (1) 異動前の所有株式数 (議決権の数:5,800 個) (議決権所有割合:100.0%) (2) 譲 (3) 渡 株 式 数 譲 渡 予 定 価 額 5,800 株 (議決権の数:5,800 個) 株式会社BIJの普通株式 312 百万円 合計 312 百万円 0株 (4) 異動後の所有株式数 (議決権の数:0 個) (議決権所有割合:0.0%) 4.譲渡先について 木地貴雄氏が設立予定の会社を想定しております。詳細が決まりましたら追ってお知 らせいたします。 5.今後の見通し 今後の業績見通しにつきましては、精査中でありますが、確定いたしましたら、すみ やかに業績の状況等を開示する予定であります。 以 3 上
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