1 - 第337回三木市議会定例会 市長 開会あいさつ 平成28年11月29日

第337回三木市議会定例会
市長 開会あいさつ
平成28年11月29日
議会の開会にあたりまして、ごあいさつを申し上げます。
師走が間近に迫り、ふるさとの野山は冬の気配も色濃くなり、寒
さも日ごとに深まってまいりました。
本日、第337回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員
の皆様におかれましては、公私ご多用の中をお繰り合わせの上、ご
参集賜り、ここに開会の運びに至りましたことに対しまして、深く
感謝を申し上げます。
また、議員の皆様には、ふるさと三木の人々の暮らしを守り、活
力あるまちづくりのために、日々ご精励をいただいておりますこと
に、深く敬意を表する次第です。
さて、三木市は今、まちの将来に明るい展望を開くため、全庁が
一丸となって三木の創生に取り組んでいる真っ只中です。
高齢者と若い世代が共に暮らし活気あるまちづくりを実現するた
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め、まずは緑が丘をモデルとした「生涯活躍のまち構想」の推進、
市外からの交流人口を増やすとともに新たな雇用を生み出し、市内
の賑わいと経済を活発にするための「大型集客施設の誘致」、0歳か
ら15歳まで切れ目のない子育て支援・教育の充実など、いずれも
将来にわたって我がまちの活力を保ち続けるために重要な施策を推
進しています。
このような中、先に成立した国の大型2次補正予算をまたとない
チャンスととらえ、各種補助金や地方創生交付金の採択に向け、財
源確保に取り組んだ結果、後ほど提案理由でご説明申し上げますが、
今進めている総合体育館や別所ゆめ街道カフェテラスの建設費など
について貴重な財源を確保することが可能となりました。
これにより、平成29年度に実施する予定であった事業が当初計
画より早期に実施できるとともに、交付税措置がある有利な起債等
の活用により、基金の取り崩しを抑制しながら事業を円滑に進める
ことが可能となりました。
今後も、国の制度を最大限に活用し財源の確保に努めるとともに、
効率的な行財政運営に努める中で、これまで取り組んできた事業を
引き続き重点事業として取組み、着実に成果に繋げてまいる所存で
す。
一方、地方にとって、貴重な自主財源である「ゴルフ場利用税」
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は、ゴルフ競技が112年ぶりにオリンピック正式種目になったこ
とに加え4年後の東京での開催を受け、今年は廃止議論が一段と高
まっており、非常に厳しい状況となっています。
代替財源もない中で「ゴルフ場利用税」が廃止されれば、財政に
きわめて大きな影響となるため、何としても阻止しなければならな
い、このような確固たる思いを持って、私が代表世話人を務める「ゴ
ルフ場利用税堅持のための全国市町村連盟」に加入しておられます
各首長様と共に、50人を超える国会議員の方々と直接面談し、必
死になって必要性・堅持を訴えてまいっております。
この要請活動の期間中に、三木地区区長協議会の皆様から市議会
に「ゴルフ場利用税」の堅持について国への働きかけを要望され、
それを受け市議会におかれましても、その堅持を求め国に意見書を
提出されましたことは、私の要請活動の大きな力となったものであ
り、この場を借り深くお礼を申し上げたいと思っております。
仮に、三木市のゴルフ場利用税5億6千万円が廃止となれば、納
税者1人当たり新たに1万5千円のご負担をいただくか、あるいは
市民サービスを、それに相当する部分を削減する、そのような後が
ない状況に追い込まれかねません。
このような厳しい状況を打開し、三木の創生をやりきらなければ
ならない、将来の三木のまちづくりに道筋をつける、これが今の私
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に課せられた使命だと考えております。
今は、何を置いても多くの市民の暮らしを守り抜くという、固い
決意を持って市政に心血を傾注して取り組んでまいる所存です。
このたびの市議会定例会は、条例関係6件、補正予算5件、その
他 1 件、あわせて12件の提案を予定いたしております。
議員の皆様におかれましては、どうか十分なるご審議をいただき、
適切なるご決定を賜りますよう、お願い申し上げまして、開会のあ
いさつといたします。
提案理由の説明
提案理由の説明に先立ちまして、継続審査となっておりました、
平成27年度各会計決算の認定につきまして、決算特別委員会の委
員の皆様には、長期間にわたり、慎重なるご審査を賜り、先ほど内
藤委員長のご報告どおり、全議案のご承認を賜りましたことに対し
まして、厚くお礼を申し上げます。
あわせて、委員の皆様のご努力、ご精励に対しまして、深く感謝
を申し上げます。
なお、決算特別委員会において賜りましたご意見、ご提言につき
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ましては、その趣旨を十分尊重し、今後の市政運営に当たってまい
ります。
それでは、ただいま上程されました議案について、ご説明申し上
げます。
まず、第57号議案「三木市名誉市民の称号を贈るにつき同意を
求めること」につきましては、去る10月2日にご逝去されました
故鷲尾弘志氏に名誉市民の称号を贈ることについて、三木市名誉市
民条例第2条の規定により議会の同意を求めるものです。
鷲尾氏は、三木市民として11期44年の長きにわたり、連続し
て兵庫県議会議員を務められ、県議会議長などの要職を歴任されま
した。
その間、グリーンピア三木の誘致、三木総合防災公園やひょうご
情報公園都市などの整備に尽力され、関西女学院短期大学(現関西
国際大学)の誘致にも取り組むなど三木市の発展に多大な功績を残
されました。
終始一貫して地方自治の進展と郷土の発展に尽くされた鷲尾氏の
顕著な功績を讃え、われわれ三木市民の誇りとして名誉市民の称号
を贈るものです。
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なお、議会の同意をいただきました後、名誉市民の称号を贈り、
故人を偲ぶため、12月5日に文化会館において、お別れ会を開催
する予定としております。
次に、第58号議案から第63号議案までは、条例の一部改正に
関する議案です。
まず、第58号議案「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関
する条例の一部改正」、第59号議案「三木市長等の給与に関する条
例の一部改正」並びに第60号議案「一般職の職員の給与に関する
条例等の一部改正」につきましては、人事院勧告に基づく国家公務
員の給与改定に準拠し、議員、市長並びに副市長の期末手当の支給
率、一般職員の勤勉手当の支給率、給料月額並びに扶養手当等を改
正します。
また、一般職員について、介護と仕事の両立を支援するため、介
護休暇を3回まで分割して取得できるように改正するとともに、介
護のため勤務しないことが相当であると認められる場合に、1日に
つき2時間を上限として、勤務しないことを承認できる介護時間の
制度を新たに設けるものです。
一般職員の給与等に関しては、従来から国の人事院勧告に準拠し
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た改正を行ってきたところであり、議員並びに特別職とのバランス
もあることから、国の人事院勧告の趣旨に則った改正を行うため、
このたび提案するものです。
なお、扶養手当等一部で職員組合との交渉が妥結に至っていない
ため今後も引き続き交渉を重ねてまいります。
次の第61号議案「三木市税条例の一部改正」につきましては、
地方税法の改正に伴い、個人市民税又は法人市民税について、申告
後に減額更正があり、その後の増額更正等により納付税額が生じた
場合に、当該納付税額に係る延滞金の計算期間を国税に準じて見直
すものです。
また、
「外国居住者等の所得に対する相互主義による所得税等の非
課税等に関する法律」が改正され、国外居住者の配当・利子所得が、
他の所得から分離して課税されるようになることに伴い、当該配当
及び利子に係る個人住民税について、源泉徴収等を通じた課税がで
きなくなるため、申告等に基づく課税を行うこととするものです。
次の第62号議案「三木市国民健康保険税条例の一部改正」につ
きましては、第61号議案、市税条例の改正においてご説明したと
おり、国外居住者の配当・利子所得が、他の所得から分離して課税
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されるようになることに伴い、個人住民税で課税される当該配当及
び利子等の額を、国民健康保険税の所得割額の算定及び軽減判定に
用いる総所得金額に含めることとするものです。
次の第63号議案「三木市都市計画下水道事業受益者負担金条例
の一部改正」につきましては、旧吉川町の区域内における受益者負
担金の算定について、合併の経過措置として吉川町都市計画下水道
事業受益者負担金条例を適用していたものを、合併前から旧吉川町
で計画していた区域の公共下水道本管工事が完了したことに伴い、
平成29年4月1日以降は三木市都市計画下水道事業受益者負担金
条例を適用することとするものです。
この改正により、吉川町において平成29年4月1日以降に下水
道の接続申請をされる場合は、旧吉川町では1住宅当たり210,
000円であった受益者負担金の額が、三木市基準の1㎡あたり5
60円になります。
次に、第64号議案「平成28年度三木市一般会計補正予算(第
3号)」につきましてご説明いたします。
この度の補正は、国の2次補正を活用して、平成29年度に予定
していた(仮称)総合体育館の建設や、学校施設の耐震化などに要
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する経費や、地方創生拠点整備交付金を活用した別所ゆめ街道カフ
ェテラスの建設費を計上するほか、ごみ焼却施設の運転管理業務の
長期包括委託契約の更新に向けた準備を行うなど、緊急を要する経
費について所要の補正を行うものです。
まず、議会費では、このたびの条例改正に基づき、議員期末手当
159万9千円を増額しております。
そのほか人件費の補正を加え、議会費全体で316万2千円を増
額しています。
次に、総務費では、人事管理費において、職員の退職等に伴い、
代替の非常勤職員を雇用するため、賃金1億1,200万円を増額
しております。
文書管理費においては、庁内で一括管理しているコピー機の使用
枚数及び郵便物の発送件数が増加したため、消耗品費として150
万円、通信運搬費として170万円を増額しております。
企画費においては、ふるさと納税の記念品を充実するなど制度を
積極的にPRした結果、寄附金が当初見込んでいた1億円から1億
5,000万円へと増加する見込みとなりましたので、記念品を2,
500万円増額するとともに、寄附金の増収額5,000万円は翌
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年度以降の事業に活用するため、こころのふるさと三木応援基金に
積み立てます。
生活安全対策費においては、今年度から防犯カメラの設置を行う
団体に1台当たり8万円を助成する制度を設け、当初予算では10
件、80万円を予算化していましたが、防犯意識の高まりにより、
設置を希望する団体が多くなったため、追加の補助金7件分、56
万円を増額しています。
諸費においては、現在係争中である民間事業者が吉川町新田地区
内で計画している産業廃棄物処理場の建設に関連した2件の訴訟費
用として、顧問弁護士に支払う裁判委託料600万円を追加してい
ます。
1件目の訴訟は市が提訴したものであり、里道水路の明け渡し訴
訟で、現在神戸地方裁判所で係争中です。
2件目は、事業者側から提訴されたものであり、産業廃棄物建設
予定地内の市道を市が廃止しなかったことに対する損害賠償請求訴
訟です。これについては、大阪高等裁判所まで市が全面勝訴したも
のの、現在、事業者側が最高裁判所に上告しています。
そのほか人件費の補正を加え、総務費全体で1億4,201万7
千円を増額しています。
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次に、民生費では、福祉医療費において、子育て支援を充実し、
若い世代が安心して子どもを産み育てられる環境を早急に作るため、
今年1月から中学生までの医療費の完全無料化を行ったところ、医
療費が当初の見込みを上回ることとなりましたので、乳幼児等医療
費1,300万円を増額しています。
後期高齢者医療費においては、人件費の補正に伴い、後期高齢者
医療事業特別会計への繰出金153万5千円を増額しています。
臨時福祉給付金支給費においては、平成26年4月から消費税が
8%へ増税されたことによる影響を緩和するため、課税世帯の扶養
親族や生活保護の被保護者等を除く市民税均等割が課税されていな
い方に対し、平成29年4月から平成31年9月まで2年半分15,
000円の臨時福祉給付金を全国的に支給することとなりましたの
で、事業費2億4,492万7千円を追加しております。
老人福祉総務費においては、人件費等の補正に伴い、介護保険特
別会計への繰出金355万3千円を増額しております。
認定こども園・保育所費においては、待機児童の解消を目的に志
染保育所で0歳児の募集停止を2年間延長し来年度も0~1歳児の
受け入れを行うに当たって、各年齢の保育室を利用者数に見合う面
積の保育室へ移動させます。また、新5歳児の保育室については移
動先となる同保育所のプレハブ室内にトイレと放送用のスピーカー
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を設置する必要があるほか、新2歳児の保育室についてはトイレが
必要であるため、整備工事費750万円を追加しております。
子育て支援費においては、来年度からよかわ認定こども園の開設
に向けて現在園舎の改修工事を行っているところですが、利用しや
すい環境を整えるため保護者等との話し合いを経て、送迎用の駐車
場の整備や遊戯室のエアコンの設置、低年齢用の便器への交換など
の追加工事費等3,500万円を増額しております。
そのほか人件費の補正を加え、民生費全体で3億780万4千円
を増額しています。
次に、衛生費においては、健康増進施設費において、吉川健康福
祉センターの健康プールのシャワー・ジャグジー用の温水設備が故
障しているため、改修工事費350万円を追加しております。
じん芥処理費においては、ごみ焼却施設の運転管理業務の長期包
括委託契約が平成29年度で終了するため、平成30年度から5年
間の契約を行う必要があります。この準備として今年度中に次期契
約に向けた仕様書を作成するための委託料600万円を追加します。
併せて、長期包括委託契約の債務負担行為限度額として平成30年
度から平成34年度までの5年間で21億円を設定します。
また、埋立処分場で7月22日に自然発火による火災が発生した
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ことにより、コンパクタが使用不能となったため、備品購入費3,
078万円を追加しています。
そのほか人件費の補正を加え、衛生費全体で4,313万7千円
を増額しています。
次に、農林業費においては、ため池等整備事業費において、国の
補正予算に伴い、事業費の割り当てが増加したため、県営事業負担
金2,444万7千円を増額しています。
そのほか人件費の補正を加え、農林業費全体で1,469万2千
円を増額しています。
次に、商工費においては、今年度から新たに課税対象となったサ
ーティワンアイスクリーム社及び新コスモス電機社に係る固定資産
税のうち償却資産分に対する優遇措置助成金について、当初予算時
点では算定ができなかったため、2,840万円を増額するほか、
所要の補正を加え、商工費として3,485万2千円を増額してお
ります。
次に、土木費においては、道路橋梁維持費において、国の2次補
正により、吉川地区の道路維持補修工事1,200万円、有安橋な
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どの橋梁維持補修工事費等9,000万円を増額しています。
道路橋梁新設改良事業においては、別所ゆめ街道カフェテラスの
建設について、建設費の増額を行っています。
カフェテラスの建設については、平成28年3月議会及び6月議
会の2度において否決され、このたび提案させていただくに当たり、
レストランの営業事業者を9月から10月にかけて公募しました。
募集期間中に3社と交渉しましたが、募集期間が限られていたこ
ともあり最終的に応募まで至らなかったため、改めて12月から来
年2月まで再募集を行います。
一方、このたびの国の補正予算において「地方創生拠点整備交付
金」により、事業費の2分の1の補助を受けられる制度が創設され、
その活用にあたってはこの12月補正で予算計上することが必要で
あることから、この度上程させていただくものです。
カフェテラス本体の建設工事費については、当初の7,500万
円から外構工事の工事費2,500万円を追加し、総額で1億円と
しております。
当初の計画では、その全額が市の負担となるものでした。
しかしながら、今回の国の2次補正による地方創生拠点整備交付
金と交付税措置のある起債を活用することで、市の実質的な財政負
担は当初計画の7,500万円から2,500万円へと5,000
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万円の軽減となるものです。
なお、建設工事は営業事業者が決まるまで着工はいたしません。
交通安全施設整備費においては、事業の進捗により補償費から工
事請負費へ1,500万円を組み替えます。
公園費においては、現在耐震改修工事を進めている三木山総合公
園屋内プールについて、現場確認を行った結果、天井部分について
も耐震化を行う必要が生じましたので、追加工事費3,000万円
などを増額しています。
まちづくり支援費においては、緑が丘のまちの再生に当たって、
住み替え促進のための最初の集合住宅を建設するため、土地の調査
委託料200万円を追加しております。
このほか人件費の補正を加え、土木費として3億984万5千円
を増額しています。
次に、消防費では、人件費の補正として607万円を減額してい
ます。
次に、教育費では、小学校管理費において、国の2次補正による
前倒しとして三木、志染、豊地の3小学校の体育館の非構造部材耐
震改修費4,700万円、緑が丘東小学校のエレベーターなどの設
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置費1億1,000万円、理科教材備品の購入費160万円を追加
しています。また、来年度の特別支援学級の新設に要する備品購入
費等300万円を追加しています。
中学校管理費においては、国の2次補正による前倒しとして三木、
三木東、別所、吉川の4中学校の体育館の非構造部材耐震改修費1
億1,400万円、吉川中学校のトイレ改修費5,100万円、理
科教育備品の購入費120万円を追加しています。
特別支援学校費においては、国の2次補正による前倒しとして、
非構造部材耐震改修費744万6千円を追加しています。
(仮称)総合体育館の建設費については、当初、28年度と29
年度の2年に分けて予算措置を行う予定でしたが、国の2次補正に
おける国庫補助金を確保し、加えて交付税措置のある有利な市債な
どを活用して、29年度に予定していた工事費等14億3,220
万4千円を前倒しで計上しています。この内訳は、保健体育総務費
において本体工事費等13億6,220万4千円、土木費の公園費
において駐車場の整備工事費7,000万円をそれぞれ増額してい
ます。
国の2次補正による補助金を確保したことで、交付税措置のある
補正予算債を活用できることなどにより、一般財源を4億円以上軽
減し、基金の取り崩しを抑制することができます。また、実質的な
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市の負担は当初の計画より1億7,500万円軽減することが可能
となるものです。来年10月のオープンに向けて、引き続き建設を
進めてまいります。
教育費としては、このほか人件費の補正を加え16億7,960
万3千円を増額しています。
次に、災害復旧費では、農林業施設災害復旧費において、9月の
台風16号で被災した農業施設23件の災害復旧工事費3,300
万円を追加しています。
以上、歳出25億6,204万2千円を増額し、歳出総額を33
8億5,851万8千円とするものです。
一方、歳入といたしましては、市税、分担金及び負担金、国庫支
出金、県支出金、寄附金、繰入金、諸収入、市債の増額をもって、
収支の均衡を図っています。
次の債務負担行為の補正では、じん芥処理施設管理事業について、
平成30年度から平成34年度まで5年間の運転管理業務の長期包
括委託契約の限度額を追加するものです。
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次の地方債の補正では、埋立処分施設整備事業について、新たに
起債の限度額を追加し、認定こども園施設整備事業など7件につい
て起債の限度額を変更するものです。
次に、特別会計及び企業会計についてご説明を申し上げます。
まず、第65号議案「平成28年度三木市介護保険特別会計補正
予算(第2号)」につきましては、人事異動に伴う人件費及び介護保
険事業者管理システム導入費を追加し、歳出総額を67億7,19
1万4千円とするものです。
一方、歳入といたしましては、国庫支出金、県支出金、繰入金の
増額をもって、収支の均衡を図っております。
次に、第66号議案「平成28年度三木市後期高齢者医療事業特
別会計補正予算(第1号)
」につきましては、人事異動に伴う人件費
153万5千円を追加し、歳出総額を11億3,953万5千円と
するものです。
一方、歳入といたしましては、繰入金の増額をもって、収支の均
衡を図っております。
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次に、第67号議案「平成28年度三木市水道事業会計補正予算
(第1号)
」につきましては、収益的支出において、人件費など所要
の補正を加え、総額を18億7,310万9千円とするものです。
次に、第68号議案「平成28年度三木市下水道事業会計補正予
算(第1号)」につきましては、収益的収入において、不明水調査県
補助金を追加し、総額を26億1,138万3千円とする一方、収
益的支出において、人件費など所要の補正を加え、総額を25億6,
508万9千円とするものです。
また、資本的収入において事業費の確定などに伴い、総額を15
億9,751万5千円とする一方、資本的支出においては、人件費
の補正を加え、総額を25億4,807万7千円とするものです。
以上で、ただいま提案いたしました議案についての説明を終わり
ます。
どうか慎重なるご審議によりまして、よろしくご賛同を賜ります
ようお願い申し上げます。
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