- 1 - 平 成 五 條 市 議 会 第 三 回 九 月 定 例 会 会 議 録 ( 第 一 号 ) 二

議
平
成
二 十 八 年
五 條 市 議 会 第 三 回 九 月 定 例 会 会 議 録 (第 一 号)
平成二十八年九月七日 (水曜日)
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一
号)
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程 (第
一
会期 決定の 件
会議 録署名 議員 の 指名
日
第
二
市政 の報告 と提 出 議案の 説明
事
第
三
教育 委員会 の点 検 評価報 告
午前十 時開 議
第
四
平成二十八 年九月 七日
第
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本日の 会議に 付した 事件
議事 日程の とおり
三番
二番
一番
宗
牧
平
養
田
部
野
岡
田
康
雅
清
全
寛
一
司
康
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出席議員 (十二名)
四番
吉
正
五番
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十番
九番
八番
七番
六番
益
吉
山
福
岩
窪
谷
田
田
口
塚
本
龍
吉
雅
耕
雄
博
範
司
実
孝
秀
十一 番
大
佳
十二 番
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欠席議員 (なし)
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説明の ための 出席者
技監
理事 (総務部長)
教育長
副市長
福
八
山
堀
樫
本
塚
田
田
内
内
愼
修
勝
和
伸
成
美
一
二
彦
宏
起
吉
紀
市長公 室長
山
口
裕
友
好
危機管 理監
坂
次
祥
幸
田
すこや か市民 部長
稲
田
博
太
あんし ん福祉 部長
辻
田
市長
産業環 境部長
河
護
都市整 備部長
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秘書課 長
会計管 理者
水道局 長
大塔支 所長
西吉野 支所長
総務部次長 (財政課長)
教育部 長
中
西
松
松
泉
山
和
松
田
本
峯
本
本
谷
本
田
井
幸
賢
久
智
武
進
利
剛
和
則
二
美
美
士
治
明
永
子
企画政 策課長
上
恵
土地開 発公社 事務局 長
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事務局 職員出 席者
彦
治
雅
輔
勝
保
大
美
本
久
巳
仁
竹
事 務局次 長
辰
山
事 務局長
事 務局係 長
片
事 務局主 任
美
ヶ
五
柳
瀬
速 記者
正) ただ い まから 、平成 二十八 年五 條 市議会 第三回 九月定 例会 を 開会い たしま す。
午 前九 時 五十八 分開会
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○議長 (吉田
本日、平成 二十八 年五條市 議会第三回 九月定 例会が招 集されまし たとこ ろ、議員 各位には何 かと御 多用のと ころ御参集 を賜り 、厚くお 礼申
し上げ ます。
本定例会には 、平成二 十八年度五條市各 会計決算 認定を始め、多数 の重要議 案が提出されてお りますの で、各位にはどう か御精励 をいただ
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きます ととも に、円 滑な る 議会運 営に格 段の御 協力 を お願い 申し上 げまし て、 開 会の御 挨拶と いたし ます 。
この際 、申し 上げま す。
会 議記録 及び市 議会 だ より五 條並び に広報 五條 に 掲載の ため、 各会議 の日 程 中、事 務局に 写真撮 影を さ せます ので、 御了承 願い ま す。
会議に入り ます前 に、紀伊 半島大水害 から五 年を迎え 、お亡くな りにな られた方 々の御冥福 と、行 方不明者 の一日も早 い発見 、並びに 被災
正) 黙と う を終わ ります 。
〔黙とう〕
地の一 日も早 い復興 を祈 念 し、黙 とうを ささげ たい と 思いま す。議 場内の 皆様 、 御起立 をお願 いいた しま す 。
黙とう 。
○議長 (吉田
御 着席く ださい 。
御協力 ありが とうご ざい ま した。
正) ただ い まの出 席議員 数は、 定足 数 に達し ており ますの で、 会 議が成 立いた します 。
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○議長 (吉田
太田好 紀登壇 〕
市長か ら、議 会招集 の御 挨 拶があ ります 。太田 市長 。
〔市長
○市長 (太田好紀)改めまして、皆さんおはようございます。
開会に 当たり 一言御 挨拶 を 申し上 げます 。
本日、 平成二 十八年 五條 市 議会第 三回定 例会を 招集 い たしま したと ころ、 議員 各 位には 御出席 を賜り 、厚 く お礼申 し上げ ます。
また 、平素 は市政 の発 展 と市民 生活の 向上に 精力 的 に御活 躍をい ただい てお り ますこ とに、 衷心よ り敬 意 を表す るもの であり ます 。
さて、今年 は台風 の発生が 遅かったも のの、 八月中に 、日本列島 に四つ もの台風 が上陸し、 観測史 上初めて 、そのうち の二つ が北海道 に上
陸、ま た、同 じく観 測史 上 初めて 、台風 十号が 東北 地 方の太 平洋側 に上陸 し、 各 地に甚 大な被 害をも たら し ました 。
犠牲になら れた方 々に哀悼 の意を表し ますと ともに、 被災されま した皆 様方に、 心からお見 舞い申 し上げ、 一刻も早い 復旧を お祈り申 し上
げたい と思い ます。
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本市におい ては、 未曾有の 災害をもた らした 紀伊半島 大水害から 五年の 節目とな った九月四 日に、 犠牲にな られた方々 の御冥 福と、い まだ
行方不明の方々の一日も早い発見を祈願するため、議員各位を始め国・県・市の関係機関の多くの皆様に御臨席をいただき、 「紀伊半島大水
害五條 市追悼 式」を 挙行 す るとと もに、 記念植 樹及 び 記念碑 の除幕 をいた しま し た。
当日は、台 風十二 号による 悪天候を心 配して おりまし たが、晴天 の下、 発災以来 、御尽力い ただい ておりま すことを関 係各位 に感謝を 申し
上げる ととも に、災 害に 強 いふる さとづ くりを お誓 い いたし ました 。
また、追悼 式に先 立ち、八 月二十八日 に、県 警本部・ 五條消防署 ・消防 団等によ る一斉捜索 が行わ れ、懸命 な捜索を実 施して いただき まし
た。
関係各 位には 、改め て敬 意 と感謝 を申し 上げま す。
災害は、 いつやっ てくる か分かりま せん。紀 伊半島 大水害を経 験した本 市では 、災害の記 憶と教訓 を風化 させること なく、市 民の皆 様が、
安心して、 安全に暮 らせる 、災害に強 いまちづ くりを 進めてまい りますの で、議 員各位にお かれまし ても一 層の御協力 を賜りま すよう 、お願
い申し 上げま す。
結びに当 たり、議 員各位 には健康に 御留意い ただき 、ますます 御活躍く ださい ますことを お願い申 し上げ 、平素のお 礼と議会 招集の 御挨拶
に代え させて いただ きま す 。
正) ただ い まから 本日の 会議を 開き ま す。
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○議長 (吉田
諸般の 報告事 項があ りま す ので、 事務局 長から 報告 を させま す。
○事務局長 (竹本勝治)命により、私から御報告を申し上げます。
ま ず、全 国森林 環境 税 創設促 進議員 連盟で ござ い ます。
去 る、七 月二十 一日 に 岐阜県 高山市 におき まし て 、全国 森林環 境税創 設促 進 議員連 盟第二 十三回 定期 総 会が開 催され ました 。
初めに 、鳥取 県三朝 町議 会 牧田会 長代行 の開会 挨拶 並 びに岐 阜県高 山市議 会水 門 議長か ら歓迎 の挨拶 があ り ました 。
続いて 、来賓 各位の 祝辞 及 び祝電 の披露 があり 、議 長 選出後 、議事 に入り まし た 。
議事で は、平 成二十 七年 度 事業経 過報告 及び決 算報 告 並びに 会計監 査報告 があ り 、それ ぞれに つきま して 了 承並び に認定 されま した 。
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続いて、平 成二十 八年熊本 震災に伴う 災害救 助法の適 用のあった 加入団 体の平成 二十八年度 会費の 免除並び に平成二十 八年度 事業計画 案及
び予算 案につ いて審 議が 行 われ、 いずれ も原案 のと お り可決 され、 その後 、本 会 の大会 宣言が 満場一 致で 採 択され ました 。
続いて、記 念講演 が行われ た後、次期 総会開 催地とな る高知県大 豊町議 会都築副 会長からの 挨拶が あり、最 後に、大分 県日田 市議会島 﨑副
会長か ら閉会 の挨拶 があ り 、総会 は終了 いたし まし た 。
次に、 奈良県 市議会 議長 会 でござ います 。
去 る、八 月八日 橿原 市 におき まして 、平成 二十 八 年度第 二回奈 良県市 議会 議 長会が 開催さ れまし た。
初めに会長の 天理市議 会大橋議長の挨拶 に続き、 第一回奈良県市議 会議長会 終了後に就任され ました奈 良市議会正副議長 の紹介が ありまし
た。
続 いて、 議員表 彰規 定 に該当 する議 員二十 三名 に 表彰状 の贈呈 が行わ れま し た。
会議では、前 回の議長 会以降の事務報告 並びに会 議出席報告があり 、それぞ れ了承さた後、今 後の議長 会の運営及び奈良 県知事へ 提出する
要望書 案につ いて協 議が 行 われ、 いずれ も原案 のと お り了承 され、 会議を 閉会 い たしま した。
次に、地方 自治法 第二百三 十五条の二 第三項 の規定に より、監査 委員か ら、一般 会計及び特 別会計 並びに水 道事業会計 の五月 分から七 月分
までの 例月出 納検査 の結 果 報告が 提出さ れてお りま す 。
な お、会 議資料 及び 監 査資料 等につ きまし ては 、 事務局 におい て保管 いた し ており ますの で、後 刻、 御 清覧い ただき たいと 存じ ま す。
正) 以上 で 諸般の 報告を 終わり ます 。
以 上を御 報告申 し上 げ まして 、諸般 の報告 とい た します 。
○議長 (吉田
益田 吉博登 壇〕
正) 次に 、 奈良県 広域消 防組合 の議 会 の報告 があり ます。 十一 番 益田吉 博議員 。
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○議長 (吉田
〔十一番
○十一番 (益田吉博)議長から発言の許可をいただきましたので、去る七月二十六日火曜日、午後二時から、奈良県広域消防組合消防本部にお
いて開 催され ました 、奈 良 県広域 消防組 合議会 第一 回 臨時会 の報告 をいた しま す 。
本議会では、 まず、臨 時議長による仮議 席の指定 が行われ、続いて 、議長及 び副議長の選挙が 行われ、 指名推選により議 長に葛城 市の西川
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弥三郎 議員、 副議長 に上 北 山村の 福西
力議員 がそ れ ぞれ当 選され ました 。
次に、議席 の指定 に続き、 本臨時会の 会期を 一日とす ることが決 定され た後、会 議録署名議 員の指 名に続き 、定期監査 の結果 に関する 報告
及び例 月出納 検査の 結果 報 告が監 査委員 からあ りま し た。
次に、管理 者から の行政報 告に続き、 損害賠 償の額の 決定の専決 処分の 報告並び に平成二十 七年度 奈良県広 域消防組合 桜井消 防事業特 別会
計繰越 明許費 繰越計 算書 の 報告と 管理者 提出の 専決 処 分の報 告の二 議案が 提出 、 いずれ も原案 のとお り承 認 されま した。
続いての議案審議では、奈良県広域消防組合職員の退職管理に関する条例及び平成二十八年度奈良県広域消防組合一般会計補正予算 (第二
号)並 びに、 新桜井 消防 署 に係る 大規模 改修及 び施 設 等工事 の変更 契約の 締結 に ついて 審議さ れ、い ずれ も 原案の とおり 可決さ れま し た。
次に、財産 取得と して、高 規格救急車 六台、 消防ポン プ自動車二 台及び 救助工作 車一台、屈 折はし ご付消防 ポンプ車一 台を購 入する五 議案
を一括 議題と し、そ れぞ れ 提案説 明の後 、慎重 審議 を 経て採 決の結 果、全 員一 致 で、原 案どお り可決 され ま した。
最 後に、 監査委 員の 選 任につ き同意 を求め られ 、 大和高 田市の 吉田誠 克議 員 が全員 一致で 監査委 員に 選 任され ました 。
な お、会 議資料 につ き まして は、事 務局に おい て 保管し ており ますの で、 後 刻、御 清覧い ただき たい と 存じま す。
正) 以上 で 奈良県 広域消 防組合 の議 会 の報告 を終わ ります 。
以 上、御 報告申 し上 げ まして 、奈良 県広域 消防 組 合議会 の第一 回臨時 会の 報 告とい たしま す。
○議長 (吉田
正) この 際 、御報 告申し 上げま す。
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○議長 (吉田
先の平成二十 八年五條 市議会第二回六月 定例会以 降の休会中、会議 規則第百 六十七条第一項た だし書の 規定により、議員 の派遣を 決定いた
してお ります が、詳 細に つ きまし ては、 お手元 に配 布 いたし ており ますの で、 御 了承願 います 。
また、 報告書 につき まし て は事務 局で保 管して おり ま すので 、後刻 、御清 覧願 い ます。
正) 本日 の 日程に つきま しては 、お 手 元に配 布済み のとお りで あ ります 。
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○議長 (吉田
配 布漏 れは ござ いま せ んか。 ── 。
これ より日 程に 入り ます。
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正) 日程 第 一、会 議録署 名議員 の指 名 を行い ます。
一番
十二 番
十一 番
養
大
益
田
谷
田
全
龍
吉
康
雄
博
議員
議員
議員
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○議長 (吉田
会議 録署名 議員は 会議 規 則第八 十八条 の規定 によ り 、議長 から指 名いた しま す 。
以上、 三名の 方にお 願い い たしま す。
正) 次に 、 日程第 二、会 期決定 の件 を 議題と いたし ます。
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○議長 (吉田
お諮りします 。本定例 会の会期につきま しては、 去る八月三十一日 開催の議 会運営委員会にお きまして 御協議を賜りまし た結果、 先に御通
正) 御異 議 なしと 認めま す。よ って 会 期は本 日から 十月三 日ま で の二十 七日間 と決定 いた し ます。
〔「異議なし」の声あり〕
知申し 上げま したと おり 、 本日か ら十月 三日ま での 二 十七日 間とい たした いと 思 います が、こ れに御 異議 ご ざいま せんか 。
○議長 (吉田
なお 、会期 中の会 議予 定 につき まして は、各 位に 御 通知申 し上げ ました とお り であり ます。
太田好 紀登壇 〕
正) 次に 、 日程第 三、市 政の報 告と 提 出議案 の説明 を求め ます 。 太田市 長。
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○議長 (吉田
〔市長
○市長 (太田好紀)それでは本年六月から今日までの市政の概要について御報告申し上げ、議会を始め市民の皆様に御理解と御協力を賜りたい
と存じ ます。
それで は、各 部の所 管事 業 ごとに 御報告 申し上 げま す 。
初めに 、市長 公室の 事業 に ついて であり ます。
新 庁 舎 整 備 推 進 事 業 に つ い て は 、 奈 良 県 下 初 と な る 国 、 県 、 市 集 約 型 の 庁 舎 を 目 指 し 現 在 関 係 機 関 と の 調 整 を 進 め て お り ま す 。 ま た 、 新庁
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舎建設基本計画 の策定に あたっては、本市 のまちづ くりと一体的に進 める必要 があることから、 五條イン ターやJR五条駅 周辺を含 めた中心
市街 地の整 備との 関連 性 を意識 し、取 組を進 めて ま いりま す。
新庁舎整備 の推進 体制とし ては、有識 者や議 会、市内 各種団体の 代表者 からなる 新庁舎整備 委員会 を設置し 、去る八月 二十三 日に第一 回会
議を開催い たしまし た。併 せて、庁内 でもプロ ジェク トチーム及 びワーキ ンググ ループを立 ち上げ、 全職員 が一丸とな って取組 を進め ている
ところ であり ます。
次に、五條市元気なまちづくり交付金制度については、本年度から、新たに学生等の若者を対象とした五條市 「学生版」元気なまちづくり
交付金事業 を創設い たしま した。本市 の次世代 を担う 若者達の事 業として 中学生 の団体から 一件、高 校生の 団体から二 件を採択 いたし ました。
次に、ふる さと納 税につい ては、全国 的な動 きとして インターネ ットを 活用した 取組が主流 になっ ており、 本市でも昨 年七月 にインタ ーネ
ットを媒体 とした寄 附シス テムの導入 により寄 附件数 、金額共に 大幅な増 加実績 がありまし た。さら に、よ り多くの皆 様にふる さと納 税で五
條市を応援 していた だける よう、本年 七月には 全国約 九千八百万 人以上の 登録会 員数を誇る 楽天市場 でふる さと納税が できるシ ステム に変更
し、五條市 の特産品 などに ついても今 まで以上 に広く PRするこ とが可能 となり ました。ま た、イン ターネ ットを御利 用されな い方に 対して
は、職員が 作成した パンフ レットを使 用し、イ ンター ネットで御 覧になれ る内容 と同様にし 、寄附を いただ けるようき め細やか な対応 を心が
けてお ります 。
続きま して、 危機統 括室 の 事業に ついて 申し上 げま す 。
初めに 、本市 の防災 につ い てであ ります 。
平成二十七 年度か ら進めて まいりまし た防災 行政無線 の整備につ いては 、西吉野 地区での整 備がほ ぼ終了し 、八月以降 、同地 区におい て災
害時の緊急 放送等に ついて の試験運用 を行って いると ころであり ます。ま た、五 條地区につ きまして も、本 年八月から 順次工事 を行い 、総務
省から の免許 交付を 経て 、 平成二 十九年 度から は五 條 地区及 び西吉 野地区 の本 格 運用を 予定し ており ます 。
次に、 生活安 全につ いて で ありま す。
安全で安心して暮らせる五條市の実現に向け、運転手の交通規範意識の向上による交通事故抑止や、 「動く防犯カメラ」としての犯罪抑止
効果を目的 として、 昨年度 に引き続き 実施して おりま すドライブ レコーダ ー装着 補助金制度 について は、七 月末現在百 三十八台 の応募 があり
ました 。
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本年七月末 現在、 五條市内 の交通事故 発生率 は昨年度 比マイナス 四・五 パーセン トとなって おり、 奈良県全 体の発生率 が昨年 度比マイ ナス
二・二 パーセ ントで ある こ とを考 慮する と大幅 に減 少 してい ること から、 ドラ イ ブレコ ーダー の普及 が一 因 である ものと 確信し てお り ます。
次に、陸上 自衛隊 駐屯地の 誘致につい ては、 本年七月 三十一日に 奈良県 が発表し た平成二十 九年度 政府予算 編成に向け た要望 説明にお いて
「陸上自衛隊ヘリポート調査候補地」の調査順位が公表され、一番が 「プレディアゴルフ地区」、二番が 「阿田峯公園南西台地地区」となり
ました。今後、 「プレディアゴルフ地区」において、県による広域防災拠点の整備検討やアクセス道路の調査が、また防衛省においても県の
広域防 災拠点 を利用 する 場 合の基 本構想 の検討 が行 わ れるこ ととな ります 。
また、五條 市のみ ならず県 南部全域の 御理解 を得て、 地域として 駐屯地 誘致の体 制を整える べく、 本市議会 の議長、自 衛隊駐 屯地誘致 特別
委員会委員長を始め吉野郡三町八村の自治体の首長を委員とし、また県知事を顧問、五條市・吉野郡選出県議会議員を参与とした 「奈良県南
部陸上 自衛隊 駐屯地 誘致 推 進協議 会」を 十月に 設立 で きるよ う準備 を進め てい る ところ であり ます。
次に、 消防関 係につ いて で ありま す。
消防団員の 消防操 法技術の 向上と士気 の高揚 を図り、 火災時にお ける迅 速、的確 な消火活動 に資す る目的で 、八月二十 三日に 奈良県消 防操
法大会が開 催され、 本市消 防団からは 第一方面 隊が出 場し、日頃 の訓練の 成果を 発揮され、 本市とし ては実 に二十四年 振りとな る準優 勝を飾
られま した。
また、八月 九日の 十津川村 の大規模林 野火災 では、十 津川村消防 団と奈 良県広域 消防組合と の連携 状況及び 情報収集を 実施す るととも に、
十津川 村災害 対策本 部の 活 動に必 要な飲 料水等 の物 資 の提供 を行い ました 。
続きま して、 すこや か市 民 部の事 業につ いて申 し上 げ ます。
人 権 ・ 同 和 問 題 に 関 す る 啓 発 推 進 事 業 に つ い て は 、 私 た ち の 身 近 に 存 在 す る 人 権 問 題 を 一 人 一 人 が 認 識 し 、 お 互 い の 立 場 を 尊 重 し なが ら
日々生 活する ことの 大切 さ を理解 し、人 権意識 の向 上 につな げてい くよう 啓発 推 進に取 り組ん でいる とこ ろ であり ます。
毎月十一日の 「人権を確かめあう日」には、市役所窓口での啓発物品の配布やJR五条駅での早朝街頭啓発活動を行っております。
特に、七月は 「差別をなくす強調月間」であり、七月九日には 「第四十五回差別をなくす市民集会」を開催し、車いすダンスの林 佐恵さん
とジェネシスオブエンターテイメントの皆様を講師にお迎えし、それぞれの体験を語っていただきました。 「誰にでもできることがある。で
きないこと に目を向 けない で、できる ことをも っと大 切にしたい 。」とい うメッ セージを、 ダンスを 披露す ることで伝 えていた だき、 市民の
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皆様の 人権意 識の高 揚を 図 りまし た。
今後も、市民の皆様と連携を図りながら 「人権尊重のまちづくり」を目指して啓発活動に取り組んでまいります。
続きま して、 あんし ん福 祉 部の事 業につ いて申 し上 げ ます。
平成二十六年の消費税率引き上げによる影響を緩和するため、所得の少ない方に対して実施する 「臨時福祉給付金」と、賃金引き上げの恩
「
」
恵が及びに くい所得 の少な い年金受給 者の方を 対象と した 障害・遺族 年金受給 者向け給付 金 については 、今月中旬 に該当予 定者へ 個別に通
知し、申請の受付を開始できるよう事務をすすめております。併せて、市のホームページ及び 「広報五條」に記事を掲載し、周知を図りまし
た。今 後も滞 りなく 事務 を 進めて まいり たいと 考え て おりま す。
続きま して、 産業環 境部 の 事業に ついて 申し上 げま す 。
初めに、農 林行政 の取組に ついては、 捕獲し たイノシ シ・鹿の命 を活か し、地域 の特産品と するた め、八月 八日にジビ エを活 かした地 域活
性化事業として 「大切な命、活かすジビエカレー」を製作発表いたしました。このジビエカレーを通じ、全国に向けて積極的に五條市をPR
してま いりま す。
また、柿の振興については、今年も奈良県産 「ハウス柿」の出荷時期に合わせ、七月二十七日に奈良県農林部、JAならけん、柿生産者代
表と共 に森山 裕農林 水産 大 臣を表 敬訪問 し、ハ ウス 柿 のPR や輸出 も含め た今 年 度の柿 出荷計 画の報 告を い たしま した。
次に、企業誘致の促進については、七月十九日に大阪において開催された 「企業立地セミナーin大阪」に参加し、県内外から約三百名の
企業関 係者が 集まる 会場 に おいて PR活 動を行 いま し た。
次に、 観光振 興につ いて で ありま す。
八月十五日 に行わ れた吉野 川祭りは、 昨年並 みの約八 万人という 大勢の 来場者が ございまし た。毎 年、安全 ・安心な開 催に努 めており 、今
年も無 事に終 えるこ とが で きまし た。
また、八月 二十一 日にはJ R大阪ステ ーショ ンシティ において、 地域プ ロジェク トを協同で 推進す る帝塚山 大学とイベ ントを 開催いた しま
した。他府 県の多く の方々 にも五條市 の魅力を 知って いただくこ とを目的 として 行ったこの イベント は、生 産量日本一 である柿 に関す るクイ
ズや自 然に触 れ合う 体験 を 通して 五條市 をPR する 絶 好の機 会とな りまし た。
続きま して、 都市整 備部 の 事業に ついて 申し上 げま す 。
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初めに 、地籍 調査に つい て であり ます。
「犬飼町・上野町・相谷町・釜窪町・中町の各一部地区」を始めとする三地区について、土地所有者への閲覧と確認工程を進めるとともに、
今年度着手の三地区 「野原中一丁目・五丁目の各一部」、 「北山町 (西谷)の一部」、 「南阿田町の一部」は、関係機関との調整を行いなが
ら地域 推進委 員会の 設立 も 終えた ところ であり 、一 筆 地調査 工程に 向けて 一部 地 区で地 元説明 会を実 施い た しまし た。
次に、平成 二十七 年七月の 台風十一号 により 被災した 西吉野地区 の四箇 所の道路 については 、二箇 所は本年 五月にしゅ ん工し 、残る二 箇所
につい ては十 一月頃 の完 成 を目途 に現在 鋭意事 業を 進 めてお ります 。
南奈良総合 医療セ ンターへ のアクセス 道路と なる市道 西阿田阿田 峰線に ついては 、本年七月 に地元 説明会を 終え、現在 詳細設 計に着手 して
いると ころで ありま す。
また、市道 の橋り ょう点検 については 、点検 が残って いる四百五 十一橋 のうち本 年度実施す る百箇 所の橋り ょう点検の 業務委 託の発注 に向
けて準 備を進 めてお りま す 。
また、市営 住宅に ついては 、入居者の 安全性 を確保す るための耐 震診断 や修繕工 事を終え、 現在は 広報五條 及び市のホ ームペ ージを通 じて
市民の 皆様へ 空き家 入居 の 募集を 行なっ ている とこ ろ です。 今後、 公平・ 公正 な 手続き により 入居者 を決 定 してま いりま す。
次に、五條市域の京奈和自動車道大和・御所道路 (御所区間)については、本年度末の供用に向けて五條北ランプ橋出屋敷高架橋上部工事
及び、新田 東佐味ト ンネル の工事が進 められて いると ころです。 五條市及 び県南 部地域のゲ ートウェ イの構 築に向けて 、五條イ ンター チェン
ジ付近 の基本 計画の 素案 づ くりを 進めて まいり ます 。
次に、都市 計画の 取組につ いては、今 後の人 口減少や 高齢化に対 応する ため、本 年八月に立 地適正 化計画策 定委員会を 設置い たしまし た。
今後は、公 共交通施 策、商 業施策、住 宅施策、 医療・ 福祉施策、 農業施策 など多 様な分野の 計画との 整合を 図り、コン パクトな まちづ くりや
公共交 通など のネッ トワ ー ク形成 の実現 に向け て関 係 部局と 連携し 、取組 を進 め てまい ります 。
次に、空き 家等利 活用推進 事業につい ては、 西吉野町 平雄の移住 体験型 住宅が七 月から利用 してい ただける こととなり ました 。市街地 から
離れた魅力 ある暮ら しを体 験していた だき、五 條市中 山間地域へ の移住が 促進で きるよう、 引続きア ンケー ト調査結果 を分析し 、移住 促進及
び空き 家の利 活用の 推進 に 努めて まいり ます。
次に、 建設中 の五條 市上 野 公園総 合体育 館につ いて は 、十月 のオー プンに 向け て 仕上げ 工事に 掛かっ てい る ところ であり ます。
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総合体育館 が市民 の皆様に 親しんでも らえる よう、市 民や小・中 学校の 児童・生 徒を対象に 愛称を 募集して おりました ところ 、総数で 三百
七十九案の応募をいただき、七月十九日の 「愛称選定委員会」において選考した結果、施設が多くの県産材の杉を使用していることから、英
語で杉を意味する 「シダー」と屋内体育施設の 「アリーナ」を合わせた、西吉野中学校の生徒の作品 「シダーアリーナ」が最優秀となりまし
た。
次に、 下水道 事業に つい て は、生 活環境 の改善 と公 衆 衛生の 向上、 公共用 水域 の 保全に 資する ことを 目的 に 事業を 進めて おりま す。
平成二十七 年度か ら整備を 進めており ました 野原西二 丁目・東町 付近の 整備工事 については 、本年 七月にし ゅん工し、 引き続 きJAな らけ
ん野原支店 前から辯 天宗付 近までの野 原西四丁 目・小 和田汚水幹 線の整備 に取り 掛かるべく 施工事業 者の選 定作業に取 り掛かっ ている ところ
であり ます。
今後も 効率的 な計画 を立 て ながら 、下水 道の普 及整 備 に取り 組んで まいり ます 。
続きま して、 西吉野 支所 の 事業に ついて 申し上 げま す 。
きすみ館改 修事業 は、木質 バイオマス ボイラ ー導入に 関する基本 設計業 務を委託 し、バイオ マス資 源の地域 内循環を目 指して 事業を進 めて
いると ころで ありま す。
最後に 、教育 行政に つい て 申し上 げます 。
初めに 、学校 の適正 化に つ いてで ありま す。
平成二十八年度末をめどに策定する 「学校適正化基本計画」の基本的な考え方を定めるため、 「学校適正化のための基本方針」を策定いた
しまし た。
また、八月 六日に 保護者や 市民の皆様 を対象 に、本市 における学 校適正 化につい ての理解を 深めて いただき 、様々な角 度から 本市の教 育に
ついて考えていただくことを目的に 「平成二十八年度五條市教育フォーラム」を開催し、二百七十九名の参加をいただきました。
次に、 学校教 育につ いて で ありま す。
八月八日に、今年度新たな取組である、理科好きの子供たちを育てる 「サイエンス・スクールin五條」を、奈良教育大学と連携して吉野
川河川敷及 び五條小 学校を 会場に実施 いたしま した。 理科実験を 通じて、 子供た ちが理科の 有用性を 感じた り、理科へ の親しみ を感じ たりす
るすば らしい 機会に なっ た ことと 考えて おりま す。
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次に、食物アレルギーを持つ子供たちについて、安全をどのように守っていくかをまとめた 「学校給食における食物アレルギー対応マニュ
アル 」を策 定し、 研修 会 を通じ 学校関 係者や 行政 機 関に周 知いた しまし た。
また、八月 三日に は、中学 校の部活動 で近畿 及び全国 大会に出場 するこ ととなっ た五條東中 学校テ ニス部及 び水泳部、 五條西 中学校バ レー
ボール 部並び に西吉 野中 学 校卓球 部の選 手の壮 行会 を 実施い たしま した。
次に、 生涯学 習の事 業に つ いてで ありま す。
八月七日に 「NHKラジオ体操指導者の岡本美佳先生とラジオ体操しましょう!」と題して、中央体育館を会場に、ラジオ体操講習会並び
にスポ ーツ推 進員の お世 話 で体力 測定を 開催い たし ま した。
六歳から八 十三歳 まで異世 代の六十人 の参加 者は、個 人又はグル ープを 組んで、 岡本先生か らラジ オ体操の 一つ一つの 動作の 指導を受 け、
実践を行い ました。 講師の 指導どおり ラジオ体 操をき ちんと行う と、全身 を使い 非常に効果 が高いも のと実 感できた一 時間三十 分とな りまし
た。
次に、 文化財 事業に つい て であり ます。
大塔町の篠原地区に古くから伝わる 「篠原踊り」の保存活動の一つとして、将来に伝えていくための踊りや歌のデジタル化を進めておりま
す。九月二 十五日に は石川 県で開催さ れる民俗 芸能大 会に篠原踊 り保存会 の皆様 が出演され る予定で 、それ に向けて練 習も重ね ていた だいて
おりま す。
次に、 青少年 野外活 動事 業 につい てであ ります 。
トレジャー キャン プを、七 月三十日か ら八月 一日まで 和歌山県立 潮岬青 少年の家 において実 施いた しました 。自然の中 で友達 とキャン プを
体験し 、助け 合い、 励ま し 合うこ とから 、子供 たち に たくま しい成 長の姿 を見 る ことが できま した。
また、八月 二十六 日の教育 相談研修会 には奈 良県臨床 心理士会会 長の石 田陽彦氏 を講師とし てお招 きし、保 護者や教職 員の方 に不登校 にな
る児童 ・生徒 の内面 や引 き 籠もり の若者 への支 援に つ いて学 んでい ただき まし た 。
市政の 報告は 、以上 であ り ます。
専決処分の報告、承認を求めること (五條市ひとり親家庭等医療費助成条例の一部改正)につきましては、児童扶養手
続きま して、 本定例 会に 提 出いた します 諸議案 につ い て御説 明申し 上げま す。
まず、報第 十二号
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五條 市議会議員 及び五 條市長の 選挙におけ る選挙 運動用自 動車の使用 の公営 に関する 条例等の一 部改正 につきま して
当法施行令 の改正に 伴い、 平成二十八 年度のひ とり親 家庭等医療 費助成に 特に緊 急を要した ため専決 処分を したので報 告し、承 認を求 める次
第であ ります 。
次に、議第 五十一 号
平成二十八年度五條市一般会計補正予算 (第一号)議定につきましては、歳入歳出それぞれ九千四百七十八万八千円
五 條 市 立 へ き 地 保 育 所 条 例 の 廃 止 に つ き ま し て は 、 城 戸 保 育 所 を 用 途 廃 止 す る た め 、 本 条 例 を 廃 止 す る も の で あ りま
は、公 職選挙 法施行 令の 一 部改正 に伴い 、選挙 運動 の 公費負 担につ き限度 額を 引 き上げ るため 、本条 例等 の 一部を 改正す るもの であ り ます。
次に、議第五 十二号
す。
次に、議第 五十三 号
を追加し、 総額二百 十八億 二千四百七 十八万八 千円と する予算の 補正、及 び大和 都市計画用 途地域変 更支援 業務委託に 係る債務 負担行 為の追
加等でござ います。 補正の 主な内容と いたしま しては 、市内介護 施設にお ける移 動支援や見 守りなど に用い る介護ロボ ットの導 入補助 として
四百二十二 万一千円 、鳥獣 被害緊急対 策事業に 係る金 網柵等材料 費として 六千二 百三十六万 七千円等 の追加 であり、財 源につき まして は、国
平成二十八年度五條市介護保険特別会計補正予算 (第一号)の議定につきましては、歳入歳出それぞれ四千八百三十
庫支出 金及び 繰越金 等を 見 込みま して補 正予算 を編 成 した次 第であ ります 。
次に、議第 五十四 号
三万八千円 を追加し 、総額 三十九億五 千百八十 三万八 千円とする もので、 補正の 内容は、介 護保険財 政調整 基金積立金 三千八百 九十一 万二千
円及び償還 金九百四 十二万 六千円を追 加するも のであ り、これら の財源に つきま しては、繰 越金を見 込みま して補正予 算を編成 した次 第であ
ります 。
次に、認第 一号か ら認第十 号につきま しては 、平成二 十七年度の 五條市 一般会計 、各特別会 計及び 五條市水 道事業会計 の歳入 歳出決算 の認
五 條市教 育委員会委 員の任命 につき ましては、 寒川英明 委員の 任期が、平 成二十八 年十二 月十九日を もって満 了する ため、
定を求 めるも のであ りま す 。
次に、同第 二号
人権擁護 委員の候補 者推薦 につき意 見を求める ことに つきまし ては、小松 靖幸委 員の任期 が、平成二 十八年 十二月三 十一
その後 任の同 意を求 める も のであ ります 。
次に、推第 二号
日をも って満 了する ため 、 その後 任を推 薦し、 議会 の 意見を 求める もので あり ま す。
以上が 市政の 報告と 、こ の たび提 出いた しまし た諸 議 案の概 要であ ります 。
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正) 市政 の 報告と 提出議 案の説 明が 終 わりま した。
議員各 位にお かれま して は 、慎重 審議の 上、何 とぞ 御 議決、 御承認 いただ きま す ようお 願い申 し上げ ます 。
○議長 (吉田
堀内 伸起登 壇〕
正) 次に 、 日程第 四、教 育委員 会の 点 検評価 報告を 求めま す。 堀 内教育 長。
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○議長 (吉田
〔教育長
○教育長 (堀内伸起)ただいま議長の許可をいただきましたので、報告をさせていただきます。
最初に、従 来、こ の件につ きましては 、教育 委員長か ら報告をさ せてい ただいて おりました が、法 の改正に より、教育 委員会 制度が見 直さ
れたこ とから 、私よ り報 告 をさせ ていた だきま す。
平成二十八年度五條市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書につきましては、 「地方教育行
政の組織及 び運営に 関する 法律」第二 十六条第 一項に 基づき、教 育委員会 は、毎 年度、その 教育行政 事務の 管理及び執 行状況に ついて 点検及
び評価を行 い、その 結果に 関する報告 書を作成 し、議 会に提出す るととも に、市 民への説明 の責任を 果たす ため、公表 すること が義務 付けら
れてお ります 。
よって、五 條市教 育委員会 では、法の 定めに より、教 育委員会の 権限に 属する活 動状況と評 価、主 要施策の 点検評価を 、平成 二十七年 度事
業を対 象に、 別冊の 報告 書 に取り まとめ をいた しま し た。
また、事務 の点検 及び評価 を行うに当 たって は、法の 定めにより 、教育 に関し、 学識経験を 有する 者の知見 の活用を図 り、よ り客観性 ・公
平性の ある点 検・評 価と な ること を目指 して、 学識 経 験者に 点検評 価委員 とし て 参加い ただき 、それ を意 見 書にま とめて います 。
その意見書 におき ましては 、五條市教 育振興 基本計画 を策定して 各課の 目標を明 確にし、ハ ード事 業を着々 と進める一 方、教 育フォー ラム
等を開催し 、学校適 正化に 関する最終 答申をま とめた こと、また 、将来を 見据え た教育体制 の構築に 向けた 取組、特色 のある学 校づく りや学
力向上の推 進、ある いは、 住民ニーズ に沿った イベン トの実施、 文化財等 の保存 と事業振興 、あるい は、幼 児・児童・ 生徒に対 する細 やかな
サポー トなど 、時代 と社 会 に適合 した教 育行政 の取 組 を評価 いただ いたと ころ で ありま す。
主要施 策評価 の評価 対象 は 、平成 二十五 年三月 に策 定 した基 本計画 に掲げ られ た 六施策 として おりま す。
詳細につき まして は、別冊 の平成二十 八年度 報告書に 記載し、お 手元に お配りさ せていただ いてお りますの で、後刻、 御清覧 をお願い 申し
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上げま す。
最後に、教 育の分 野は、学 校教育、生 涯学習 、文化財 等、多岐に わたっ ておりま すが、今後 、これ らの点検 ・評価を適 切に行 い、教育 行政
の更なる推 進や改善 に努め 、学校を始 め関係機 関との 協力体制の 強化を図 り、教 育効果をさ らに高め ること を期して、 報告を終 わらせ ていた
だきま す。
正) 報告 が 終わり ました 。
ありが とうご ざいま した 。
○議長 (吉田
正) 以上 を もちま して、 本日の 日程 は 全部終 了いた しまし た。
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○議長 (吉田
明日八 日から 十二日 まで 休 会とし 、次回 、十三 日午 前 十時に 再開し て、一 般質 問 を行い ます。
なお、一般 質問をさ れる議 員各位は、 明日八日 の正午 までに、所 定の発言 通告書 に質問事項 を具体的 に御記 入の上、議 長まで提 出願い ます。
本日は 、これ をもち まし て 散会い たしま す。
午 前十 時 四十一 分散会
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