第 49 期 中 間 報 告 書 平成28年4月1日 平成28年9月30日 Product Development Services P a s s i o n t o G r o w a n d D e v e l o p T o g e t h e 株主 の 皆様へ To Our Shareholders 世界5極にてグローバルに発展し、 事業の永続的な成長を達成してまいります。 ―― Challenge to Change ―― 代表取締役社長 鈴 木 康 夫 株主の皆様におかれましては、平素は格別のご支援を賜 また、円高の進行により営業外費用に為替差損を319百 り厚く御礼申し上げます。当社グループは平成28年9月30 万円計上したことから、経常利益は328百万円(前年同期 年4月1日から平成28年9月30日まで) を終了いたしました が発生したことにより、特別損失に災害による損失を179 日をもちまして、第49期第2四半期連結累計期間(平成28 ので、ここにその事業の概況につきましてご報告申し上げ ます。 当第2四半期連結累計期間の世界経済は、米国において は堅調に推移したものの、英国がEU離脱を決定したこと、 比61.5%減) となり、子会社工場内の倉庫他において火災 百万円計上したこと等から、親会社株主に帰属する四半期 純損失は69百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四 半期純利益471百万円) となりました。 なお、子会社工場内の倉庫他において発生した火災の被 新興国を中心に経済成長が鈍化していることなどから、先 害については、損害保険が付されており、受取保険金の総 進行が企業業績に影響を与えており、円高対策による開発 の一部である約157百万円(1,300千ユーロ)が入金され 行き不透明感が強まっております。国内においては、円高の 額については未確定ですが、平成28年10月までに保険金 費を含む経費抑制の動きが出ております。 ております。当該保険金については、平成29年3月期第3四 を増築し、新規設備の導入と生産機能の集約により、効率的 上いたします。 このような状況のもと、当社は埼玉支社原宿工場に新棟 な生産体制を整えております。また、西日本地区では重要な 半期連結会計期間以降に入金時期に応じて、特別利益に計 引き続き、アークが世界5極にてグローバルに発展し事 開発拠点である名古屋支社を新社屋に移転し、大型設備を 業の永続的な成長を達成するための「4つの柱」 として、① を構築しております。一方、海外ではグローバル事業の拡大 ③リスクを先送りにしないガバナンス体制の構築、④人財 導入することで、新製品開発を総合的にサポートする体制 を目指し、欧州における事業基盤の強化等の諸施策も講じ ております。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業 績は、売上高は21,296百万円 (前年同期比6.4%減) 、営業 利益は683百万円 (前年同期比28.9%減) となりました。 企業価値の最大化、②連結経営とグローバル事業の拡大、 の育成、を重要な経営方針とし、中期経営計画の達成及び 成長戦略の推進に全社を挙げて取り組んでまいります。 株主の皆様におかれましては、何卒一層のご支援とご鞭 撻を賜りますようお願い申し上げます。 r 事 業 別 の 状況 Review of Operations オートモーティブ事業 オートモーティブ事業におきましては、国内では、車両開発メーカーの業績に対する 円高の影響が大きいことから、開発投資の出足は遅く、 またまだら模様を呈しており、 減収減益となりました。一方、欧州では、子会社工場内の倉庫他において、火災が発生 したものの、迅速な対応により生産ラインに対する影響を最小限にとどめることができ、 引き続き好調に推移いたしました。アジアではタイ国内の新車販売は回復しておらず、 用品事業が引き続き低調であったものの、中国の試作事業が堅調に推移しました。 これ らの結果、売上高12,515百万円 (前年同期比3.3%減) 、営業利益829百万円 (前年同 期比22.7%減) となりました。 売上高/営業利益 (百万円) 売上高 15,000 営業利益 12,946 12,000 9,000 1,500 12,515 1,200 1,072 900 829 6,000 600 3,000 0 300 第48期 第2四半期累計 0 第49期 第2四半期累計 エンジニアリング事業 売上高/営業利益 エンジニアリング事業におきましては、国内では、解析エンジニアリング事業の顧客 売上高 への浸透により、受注量は増加傾向にあります。一方、欧州では受注量が増加したもの 6,000 の、円高による為替換算の影響から、減収となりました。また、 ドイツでの派遣法改正に 対応するため、派遣型ビジネスから請負型ビジネスへの事業構造の改革を進めており、 このための投資や費用が増加いたしました。これらの結果、売上高5,086百万円 (前年 5,677 (百万円) 営業利益 300 5,086 4,000 2,000 同期比10.4%減) 、 営業損失46百万円 (前年同期は営業利益15百万円) となりました。 200 100 15 0 0 第48期 第2四半期累計 △46 △100 第49期 第2四半期累計 コンシューマー事業 売上高/営業利益 コンシューマー事業におきましては、国内では、車載等の民生分野での新規開発の遅 (百万円) 営業利益 売上高 4,632 れ、 アミューズメントメーカーの新機種開発の減少等により、減収減益になりました。一 5,000 方、海外では、欧州、台湾において試作事業が堅調に推移いたしました。これらの結果、 4,000 売上高4,632百万円 (前年同期比3.4%増) 、営業利益345百万円 (前年同期比1.6%減) 3,000 となりました。 2,000 200 1,000 100 0 4,479 500 400 351 第48期 第2四半期累計 345 第49期 第2四半期累計 300 0 地域別売上高構成比 ASEAN 欧 州 Europe 中国 China 売上高構成比 売上高構成比売上高構成比 売上高構成比 売上高構成比売上高構成比 売上高構成比 売上高構成比売上高構成比 売上高構成比 売上高構成比売上高構成比 売上高構成比 売上高構成比売上高構成比 5.9% 5.9 6.3% 6.3 3.0% 3.0% 57.6% 57.6%57.6 27.2 5.9 6.3 3.0 % % 27.2%27.2 %% % % % % 北 米 North America 日 本 Japan 売上高構成比売上高構成比 57.6%57.6% 売上高構成比売上高構成比 27.2%27.2% 売上高構成比売上高構成比 5.9% 5.9% 売上高構成比売上高構成比 6.3% 6.3% 売上高構成比売上高構成比 3.0% 3.0% 財務諸表 財 務ハイライト Financial Statements 四半期連結貸借対照表(要約) 前 期 (単位:百万円) 末 平成28年3月31日現在 当第2四半期末 平成28年9月30日現在 流動資産 25,474 22,124 固定資産 14,396 13,550 有形固定資産 10,998 11,122 無形固定資産 1,741 1,577 投資その他の資産 1,656 850 資産合計 39,871 35,675 流動負債 9,371 8,209 固定負債 1,951 1,776 負債合計 11,322 9,986 純資産合計 28,549 25,689 負債及び純資産合計 39,871 35,675 Financial Highlights 純資産の状況 自己資本比率 純資産 単位:% 単位:百万円 40,000 69.2 71.6 67.0 32,107 29,503 30,000 28,549 23,388 34.0 34.0 平成25年 3月 平成26年 3月 10,000 0 (単位:百万円) 前第2四半期累計 当第2四半期累計 売上高 22,755 21,296 売上原価 17,620 16,529 平成27年4月 1 日から 平成27年9月30日まで 平 成 2 8 年 4 月 1 日 から 平 成 2 8 年 9 月 3 0 日まで 売上総利益 5,134 4,767 販売費及び一般管理費 4,173 4,083 営業利益 961 683 経常利益 851 328 親会社株主に帰属する四半期純利益 又は四半期純損失(△) 471 △ 60 40 20,000 20 平成27年 3月 平成28年 3月 平成28年 9月 0 売上高/営業利益率 売上高 営業利益率 単位:% 8 60,000 46,742 45,000 6.1 5.6 27,283 30,000 6 5.1 4.2 24,723 34.0 22,755 21,296 15,000 0 平成24年 9月 4 3.2 平成25年 9月 平成26年 9月 平成27年 9月 平成28年 9月 2 0 69 有利子負債の状況 四半期連結キャッシュ・フロー計算書(要約) 前第2四半期累計 平成27年4月 1 日から 平成27年9月30日まで 営業活動による キャッシュ・フロー (単位:百万円) 当第2四半期累計 有利子負債 20,000 538 15,000 1,591 △ 1,953 10,000 財務活動による キャッシュ・フロー △ 1,046 △ 25 5,000 △ 197 △ 686 1,724 △ 2,127 現金及び現金同等物の 期首残高 11,387 9,571 連結除外に伴う現金及び現 金同等物の減少額 13 - 現金及び現金同等物の 四半期末残高 9,676 7,443 (記載金額は、 百万円未満を切り捨てて表示しております。) 2.5 21,481 △ 現金及び現金同等物に 係る換算差額 単位:倍 25,000 平 成 2 8 年 4 月 1 日 から 平 成 2 8 年 9 月 3 0 日まで 716 デット・エクイティ・レシオ 単位:百万円 投資活動による キャッシュ・フロー 現金及び現金同等物の 増減額(△は減少) 25,689 単位:百万円 四半期連結損益計算書(要約) 80 72.0 0 2.0 1.5 1.0 1.0 1,028 0.0 平成25年 3月 平成26年 3月 0.5 599 0.0 平成27年 3月 503 0.0 平成28年 3月 411 0.0 平成28年 9月 0 株 式 の 状 況 (平成28年9月30日現在) 会 社 概 要(平成28年9月30日現在) Stock Information 株式の状況 ● 会社概要 900,000,000株 発行可能株式総数 (普通株式) 50,000,000株 (B種優先株式) ● 338,657,431株 発行済株式の総数 (普通株式) 23,704,319株 (B種優先株式) ● 17,103名 株主数 (普通株式) 2名 (B種優先株式) ● 大株主 (上位10名) 株主名 O P I ・ 1 74.66 株 式 会 社 み ず ほ 銀 行 12,315 3.40 株式会社三菱東京U F J銀行 11,588 3.20 4,743 1.31 会 株 社 式 ア 会 ー ク 資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口) 1,651 0.46 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 946 0.26 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5) 870 0.24 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 862 0.24 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口3) 857 0.24 株 818 0.23 式 会 社 S B I 証 券 個人・その他 14.27% 金融機関 9.13% 外国法人等 0.54% 証券会社 1.10% 所有者別 株式分布状況 その他法人 74.96% 業 名 株式会社アーク (ARRK CORPORATION) 設 立 昭和43年12月10日 (創業昭和23年) 所 在 地 統括本部 (本店) 大阪市中央区南本町二丁目2番9号 辰野南本町ビル10階 資 20億円 従 本 業 金 員 数 3,551名 (連結) (平成28年3月31日現在) 主 要な営 業 所 及び 工 場 統括本部 (本店) 大 阪 本 社 東 京 本 社 名 古 屋 支 社 埼 玉 支 社 横 浜 事 業 所 広 島 事 業 所 栃 木 営 業 所 富 士 吉 田 工 場 (注) 名古屋支社は、 平成28年10月31日に愛知県日進市へ移転しております。 主 要な子 会 社 米国アーク 英国アーク タイアーク アークヨーロッパ P+Z Engineering GmbH Shapers'フランス 役 年 大阪市中央区 大阪府富田林市 埼玉県朝霞市 名古屋市天白区 埼玉県日高市 横浜市都筑区 広島市南区 栃木県宇都宮市 山梨県富士吉田市 Shapers'ポーランド Shapers'インド 台湾アーク アークディソン上海 東莞アーク 役 員 及び 執 行 役 員 株 主メモ 事 社 持株比率(%) 270,555 式 1 持株数(千株) 社 株 Corporate Profile 度 毎年4月1日から翌年3月31日まで 員 長 鈴 木 康 夫 取 締 役 神 谷 達 郎 代 表 取 締 役 社 定 時 株 主 総 会 毎年6月中 取 締 役 松 本 展 明 剰 余 金 の 配 当 の 基 準 日 期末配当金 3月31日 中間配当金 9月30日 取 締 役 石 岡 浩 取 締 役 入 江 修 二 単 100株 取 締 役 三 宅 誠 一 取 締 役 髙 井 伸 太 郎 元 株 式 数 株 主 名 簿 管 理 人 特別口座の口座管理機関 三菱UFJ信託銀行株式会社 同 三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部 〒541-8502 大阪市中央区伏見町三丁目6番3号 Tel 0120-094-777 (通話料無料) 公 連 告 絡 方 先 法 電子公告 ホームページアドレス http://www.arrk.co.jp/ ただし、電子公告を行うことができない事由が生じた場合は、 日本経済新聞に掲載いたします。 (ご注意) 1.株主様の住所変更、単元未満株式の買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を 開設されている口座管理機関 (証券会社等) で承ることとなっております。口座を開設されている 証券会社等にお問合せください。株主名簿管理人 (三菱UFJ信託銀行) ではお取り扱いできませ んのでご注意ください。 2.特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行が口座管 理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関 (三菱UFJ信託銀行) にお問合せく ださい。なお、三菱UFJ信託銀行本支店でもお取次ぎいたします。 3.未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。 役 吉 田 正 明 監 査 役 山 田 庸 男 監 査 役 中 田 貴 夫 常 勤 執 監 行 査 役 員 常 務 執 行 役 員 藤 田 隆 夫 常 務 執 行 役 員 伏 屋 義 治 常 務 執 行 役 員 皆 川 敏 弘 常 務 執 行 役 員 加 々 美 一 彦 執 行 役 員 村 田 成 人 執 行 役 員 白 石 泰 基 執 行 役 員 本 名 賢 一 海外現地法人の執行役員待遇者 常 務 執 行 役 員 待 遇 Antony Lowe 常 務 執 行 役 員 待 遇 Stefan Dömök 執 行 役 員 待 遇 Thomas Schneider 執 行 役 員 待 遇 陳 永 祥
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