2016年11月24日 京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区 社長

2016年11月24日
京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区
社長:原田
一之
以下京急電鉄)は,緊急時に
タブレットを用いて多言語でのアナウンスや文字情報のスマートフォン等への送信を行う「おも
てなしガイドアナウンス放送アプリ」の実証実験を 11 月 28 日(月)より開始いたします。
訪日外国人の増加により,駅での行先案内表示等の通常のご案内では多言語対応が進んでいま
すが,運転見合わせや列車の遅延といった緊急時のご案内についても多言語対応を一層強化して
いく必要があります。
今回の実証実験では,京急電鉄とヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市)が共同で実証実験中
である多言語案内が可能なシステム「おもてなしガイド」の機能を活用し,多言語での案内放送
を行います。実証実験で用いるシステムでは,タブレットを使って簡単に,主に緊急時を想定し
て登録された定型文の他,一部の文章に選択式を導入することで遅延・トラブルの内容・影響に
ついて放送することができます。多言語案内放送は,「日本語」「英語」「中国語」「韓国語」の
4言語に対応いたします。また,スマートフォン等にインストールされたおもてなしガイドア
プリにも連動し,文字情報での情報配信も同時に行われます。
京急電鉄ではこのシステムについて「品川駅」と「羽田空港国際線ターミナル駅」で実証実験
を行い,外国のお客さまに対する多言語アナウンスの有効性を検証してまいります。
詳細については別紙のとおりです。
今回使用する「おもてなしガイド」
別
紙
「おもてなしガイドアナウンス放送アプリ」実証実験について
1.システム名称
おもてなしガイドアナウンス放送アプリ
2.実証実験期間
2016 年 11 月 28 日(月)~2017 年 3 月 31 日(金)
3.対象駅
品川駅,羽田空港国際線ターミナル駅
4.機能
(1)あらかじめ登録された文章,または一部を選択式で選んだ文章を4言語で音声案内
・日本語・英語・中国語・韓国語(選択式)で案内いたします。
・駅構内への放送は,駅の放送機器を利用しておこないます。
(2)おもてなしガイドアプリを使用すると,放送内容を多言語文字情報として表示が可能
(例)英語にて案内を放送中にアプリを使用すると,中国語や韓国語など放送以外の言語で
も内容を確認することが可能です。
5.使用イメージ
♪ただ今車両点検の為電車が停止し・・・
♪Train service has been suspended・・・
選択後アナウンスを放送
画面はイメージ
放送されている言語以外の言語でも表示が可能
です
6.おもてなしガイドを活用した多言語案内の実証実験について
【京急線における実証実験の概要】
実施期間
実施場所
実施内容
2015 年 11 月~
横須賀中央駅
日本語の駅構内自動放送の内容をアプリ上で多言語表示
2016 年 6 月~
「BLUE SKY TRAIN」(2100 形) 日本語の車内自動放送の内容をアプリ上で多言語表示
2016 年度末(予定)
品川駅
羽田空港国際線ターミナル駅
案内表示器情報および駅構内自動放送の内容をアプリ上
で多言語表示
以
上