こちら - ワーカーズコープ・センター事業団

◦一人一人の人生と深く出会う聞き書きと社会地図づ
くりから地域づくりへ
パネリスト:ワーカーズコープの現場の協同労働の実
践の事例とともに
集会企画
◎基調提起
◎記念講演 講師:伊藤 勲さん
◎パネルディスカッションⅡ
(認定 NPO 法人やまぼうし理事長、
社会福祉士)
「自然と人が共に豊かに生きられる共
生の社会づくりへ」
「“ともにはたらく”、ごちゃ混ぜの地域づくりへ」
パネリスト:安倍真紀さん(社会福祉法人佛子園 三
草二木西圓寺施設長)
ワーカーズコープの現場の実践から
コメンテーター:宮
崎隆志さん(北海道大学教育学部教授)
◎認定 NPO 法人やまぼうし
やまぼうしは、日野市において障がい者就労を軸
に、浅川流域の豊かな自然を守り育みながら、障が
いのある人もない人もともに働き、お年寄りや子ど
もたちも含めた誰もが「自分らしく」暮らせる共生
社会の実現をめざしている。
「当事者主体」とはどういうことなのか。補助金
や制度に頼らない市民連帯による・地域資源循環型
の仕事おこしの経験、個別支援から地域カルテの作
成と中学校区の地域づくりの実践に学ぶ。
◎社会福祉法人佛子園 三草二木西圓寺
「カンブリア宮殿」で放映され、年間 600 団体の
視察を受け入れる佛子園が運営する「シェア金沢」。
その地域を巻き込む“ごちゃまぜ福祉”の発祥の地
である「三草二木西圓寺」(廃寺を活用し、高齢者
デイサービス、障がい者生活介護、就労継続支援 B
型、温泉施設を運営)の町おこしの実践に学ぶ。温
泉と食事を楽しみに住民が毎日訪れ、地域の高齢者
(名人)と障がい者が、梅干し・らっきょ・味噌作
りでともにはたらき、障がいがあっても高齢になっ
ても子どもたちも、色んな人がごちゃ混ぜにいて、
その力を生かし合い、助け合って暮らせる地域づく
りに日々取り組んでいる。
◎パネルディスカッションⅠ
「個別支援と地域づくりを結んで、 当事者主体のケア
を深めよう」
◦本人の願いと本人のつながりを活性化するケアとは
/
11 ◦ニューピアホール(竹芝) 〒 105-0022
東京都港区海岸 1 − 11 − 1 ニューピア竹芝ノースタワー 1F
交通案内 東京臨海新交通ゆりかもめ 竹芝駅 徒歩2分/ JR線・東京モノレール 浜松町駅 北口 徒歩7分/都営地下鉄大江戸線 大門駅
B1 出口 徒歩8分/都営地下鉄浅草線 大門駅 B1 出口 徒歩8分
◦ TKP 赤坂駅カンファレンスセンター 〒 107-0052 東京都港区赤坂2丁目 14 − 27 国際新赤坂ビル 東館 13F
11
交通案内 東京メトロ 千代田線 赤坂駅 5a 出口 直結1分/東京メトロ 赤坂見附駅 山王下方面改札口 徒歩8分/東京メトロ 溜池山王
駅 10 番出口 徒歩7分
◦ TKP 新橋カンファレンスセンター 〒 105-0003 東京都港区西新橋1丁目 15 −1 大手町建物田村町ビル
/
会場案内
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交通案内 都営三田線 内幸町駅 A3 出口 徒歩1分/東京メトロ 銀座線 新橋駅 8番出口 徒歩3分/ JR新橋駅 日比谷口 徒歩4分/
ゆりかもめ 新橋駅 徒歩7分/都営浅草線 新橋駅 A3 出口 徒歩8分/東京メトロ 銀座線 虎ノ門駅 1番出口 徒歩5分/
東京メトロ 丸ノ内線・千代田線・日比谷線 霞ケ関駅 C3出口 徒歩7分
参加申込
※両日、片方の日のみ参加のいずれにしても同金額となります。
■お名前、ご住所、ご連絡先などの個人情報の記入欄を設けてありますが、それらの個人情報は今後のお知らせ以外の目的に使用することはありま
せん。またご本人の同意なく第三者に提供することもございません。
下記の表に必要事項をご記入の上、全国コミュニティケア集会事務局宛に送付してください。
参加申込書 FAX:03-6907-8041 全国コミュニティケア集会事務局 行
男
・
女
お 名 前
ご 住 所
参加日程
ご所属
企業名
団体名
学校名 他
〒 -
TEL − −
FAX − −
E-mail @
ご希望の日に
○をつけてください
両日参加
・
11/26のみ
・
11/27のみ
ともに生き、
ともにはたらく社会をつくる
2016年11月26日(土)全体集会
会場:ニューピアホール(竹芝)
2016年11月27日(日)分野別フォーラム
会場:TKP 赤坂駅カンファレンスセンター/ TKP 新橋カンファレンスセンター
富める者が奪い尽くす社会、分断され連帯できない地域、市民。孤立と人間疎外が極まり、「この社会のどこ
にも自分の居場所がない」と感じる人が増えている。ケアを通して、困難や障害を社会に連帯を生み出す力に変
えて、誰ひとり排除しない、ともに生きる社会をつくり出せるのか、私たちに問われている。
利用者・市民・働く者がお互いを認め合い、主体者となり、力を合わせる“協同労働”という働き方を通して、
ともに生き、ともに働く社会をつくり出したい。弱者支援、制度の限界を超えて、市民の手によるコミュニティ
ケアの創造へ-皆さんの参加を呼びかけます。
◆全体集会 11月26日(土)10:30~17:30 ニューピアホール(竹芝)
◎基調提起 「ともに生き、ともにはたらく社会をつくる」
◎記念講演 「個別支援と地域づくりを結んで、社会変革へ」
中島 康晴さん(特定非営利活動法人 地域の絆 代表理事)
1973 年生まれ。デイサービスセンター生活相談員、老人保健施設介護職リーダー、デイサービス・グルー
プホーム管理者を経て、2006 年に特定非営利活動法人地域の絆を設立。現在、日本社会福祉士会理事、広
島県社会福祉士会相談役、東北大学大学院教育研究科博士課程在学中。「地域包括ケアの理論と実践」など
著作多数。
◎パネルディスカッションⅠ
資料代(一般)1,000 円(学生・障がい者 500 円)
フリガナ
全国コミュニティケア集会 2016
「共に生きる社会をつくる〜当事者が居場所づくり、仕事おこし、社会を変える主体者に」
パネリスト:野々村光子さん(東近江圏域 働き・暮らし応援センター“Tekito-”センター長)と当事者の方
ワーカーズコープの現場から
コメンテーター:加藤彰彦さん(沖縄大学名誉教授、ワーカーズコープ・センター事業団顧問)
◎映画上映:「ほのぼの、と地域で支え合い共に生きる」(仮題:西山正啓監督)
◎パネルディスカッションⅡ
「総合福祉拠点(地域共生拠点)づくりへ〜“決して一人じゃない”と感じられる共同体を市民の手で」
パネリスト:岡元ルミ子さん(ワーカーズコープ・センター事業団国分地域福祉事業所ほのぼの所長)
大谷 信一さん(ワーカーズコープ・センター事業団鳥取地域福祉事業所さんいんみらい所長)
田中 裕之さん(鳥取県八頭町福祉事務所長)
ワーカーズコープの現場から
11/27 参加希望フォーラム
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全国コミュニティケア集会への申し込み、問い合わせ先
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 全国コミュニティケア集会事務局(城戸)
〒 170-0013 東京都豊島区東池袋 1−44−3 池袋 ISP タマビル7階 TEL.03-6907-8040 / FAX.03-6907-8041
E-MAIL:[email protected] ホームページ http://www.roukyou.gr.jp
◆分野別フォーラム 11月27日(日)
10:00~16:30
子どもとつくるまちづくりフォーラム、
「共に働く」職場づくり・仕事おこしフォーラム、高齢者・障がい者フォー
ラムの 3 つの分野別フォーラムを開催します。
主催 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
共催 日本高齢者生活協同組合連合会、ワーカーズコープ連合会・センター事業団、一般社団法人日本社会連帯機構、
一般社団法人協同総合研究所
① 子どもとつくるまちづくりフォーラム
「子どもの育ちと自然、労働、コミュニティ〜ともに生きる社会の創造へ〜」
会場:TKP 赤坂駅カンファレンスセンター・ホール 13A
◎パネルディスカッション
開催趣旨
社会の未来は、現在の子どもが置かれている現実に目を
凝らせばよく見えてくる。子どもの貧困率は 16%にも達し、
6 人に 1 人の子どもが何らかの貧困状態にあえいでいる。
一方、家族や地域のつながりが急速に薄れ、社会的に孤
立をする子どもや親も増えている。能力で人を評価する受
験競争や自己責任を問う流れもますます強まっている。
今日ほど、人間らしく育つ子どもの発達を保障する自
然環境や社会、コミュニティのあり方を根源から問い、
新しい社会像やコミュニティのあり方を創造することが
一人ひとりの市民にも問われているのではないか。全国
で広がる子ども食堂の取組みなどからも、フォ―ラムを
通じて、子どもを中心にしたあるべき社会のあり方を共
に考えていきたい。
集会企画
◎基調提起
◎記念講演 講師:辻 英之さん
「子どもが育つ大人も育つ まちづくりと協同労働」
パネリスト:気まぐれ八百屋だんだん 近藤博子さん
ワーカーズコープ浦安地域福祉事業所
コメンテーター:片岡 輝さん(東京家政大学名誉教
授・詩人)
コーディネーター:佐々木あゆみさん
(ワーカーズコー
プセンター事業団北海道)
◎近藤博子さん
1959 年島根生まれ。1980 年東京医科歯科大学
歯学部付属歯科衛生士学校卒業後、36 年間歯科衛
生士を続ける中、2008 年気まぐれ八百屋だんだん
をスタート。寺子屋、各種講座の開催など民間型の
文 化 セ ン タ ー と し て の 役 割 も 担 う 場 所 と な る。
2012 年、こども食堂をスタート。2015 年「こど
も笑顔ミーティング実行委員会」代表としても活動
を始める。
(NPO 法人グリーンウッド自然体
験教育センター代表理事)
「奇跡のむらの物語 1000 人の子
どもが限界集落を救う!」
◎辻 英之さんへのインタビュー
玉木信博さん(一般社団法人日本社会連帯機構事務局長)
◎ NPO 法人グリーンウッド自然体験教育センター
NPO 法人グリーンウッド自然体験教育センター
は、自然体験教育活動の普及と発展をめざして設立
され、日本の豊かな自然環境を活用した自然体験教
育活動を推進し、青少年の健全育成及び国民の豊か
な余暇生活の構築に寄与することを目的に活動して
いる。特に、次代の担い手である青少年が「心の豊
かさ」や「生きる力」を育んでいくことを支援する
ために、森・川をフィールドにした多彩な自然体験
教育プログラムを実施。教育を通じた持続可能な地
域づくり(村、学校、NPO の三者の協働モデル)
をさまざまなプログラムも行っている。
◎記念鼎談
「共に生き、共に育つ社会づくりを考える」
汐見稔幸さん(白梅学園大学学長、東京大学名誉教授)
永戸祐三さん(日本労働者協同組合連合会理事長)
星平順子さん(ワーカーズコープセンター事業団九州
沖縄事業本部本部長代行)
◎まとめ
藤田 徹さん(ワーカーズコープ・センター事業団理事長)
②「共に働く」職場づくり・仕事おこしフォーラム
会場:TKP 新橋カンファレンスセンター・ホール 2
開催趣旨
2015 年4月、
「個人の尊厳の確保」と「地域づくり」
を目的に生活困窮者自立支援制度が施行された。私たち
ワーカーズコープは、社会的困難にある人と「共に働く、
共に生きる、地域をつくる」を共通のテーマに、地域づ
くり・仕事おこしに取り組んできた。フォーラムでは、
その実践の中で培われた「認めあう」文化が根付く職場
づくり、そして、自然と折り合いながら、暮らしを成り
立たせていく“生業”を復活させるような地域循環型産
業を通じた地域づくりの実践を交流する。
「共に働く」
ことの意味や可能性を深める場としたい。また、2017 年
3月4、5日には、
「若者・ひきこもり協同実践交流集
会 in 東京〜生きづらさに抗して共に生きる社会をつく
る」が開催される、そのプレイベントと位置付け、若者
たちの「共に学び、働く」仕事おこしの実践も交流する。
集会企画
◎基調提起
◎パネルディスカッションⅠ
「若者たちの地域づくり〜場づくり・仕事おこしの挑
戦と可能性」
「働く」をめぐる、新しい社会づくりへのアプローチ。
生きづらい社会の実態、新しい生き方・働き方、共に生
きる地域づくりに向けて一歩踏み出している若者の実践
を交流し、議論する。
パネリスト:地域協同組合「無茶々園」
ワーカーズコープ(協同労働)の現場で働
く若者たち
コメンテーター:南 出吉祥さん(岐阜大学地域科学部
地域文化学科 准教授)
◎南出吉祥さん
伊賀で生まれ、愛知で
育ち、東京で学び、岐阜
で働く。教育学をベース
に据えながら、
「大人にな
る っ て ど う い う こ と?」
と い う テ ー マ に つ い て、
実態・実践・政策など多
様な視点から探求してい
る。若者支援全国協同連絡会(JYC フォーラム)常
任委員、子ども・若者支援ネットワーク岐阜世話人
など。
◎イタリア映画「人生、ここにあり!」鑑賞
原題「シ、プオ・ファーレ」(やればできるさ)。1978
年、イタリアでは、「自由こそ治療だ」という画期的な
考え方のもと制定されたバザーリア法により、次々に精
神病院が閉鎖。それまで病院に閉じ込められていた患者
たちが、労働者協同組合(ワーカーズコープ)を舞台に、
労組出身の意固地な中年男と共に、タイル張りの仕事を
おこす。1980 年代の社会連帯協同組合(現、社会的協
同組合)の実話を基に製作。
◎演舞「モップダンス」
(ワーカーズコープの清掃現場から生まれたダンス)
◎パネルディスカッションⅡ
「可能性を発揮する、労働の芸術化と文化の創造」
「協同労働を表現する」運動から、仕事と労働の芸術化、
地域と共生の文化創造を考える。芸術活動によって生み
出される、新しい価値の創造・継承・そして定着として
の文化とは何か。
コーディネーター:横山哲平さん(ワーカーズコープ・
センター事業団副理事長)
③ 高齢者・障がい者フォーラム
「制度の限界を超えて、コミュニティケアの創造へ〜個別支援と仕事おこし、地域づくりを結んで〜」
会場:TKP 新橋カンファレンスセンター・ホール 1A
開催趣旨
介護保険制度の創設から 16 年。介護の市場化が進み、
地域のケア力が失われていく中で、軽度者の給付抑制と
制度からの切り離し、市町村事業への移行が利用者・市
民不在のまま、強引に進められている。これまでの経過
を振り返り、私たちは介護の「市場化」ではなく、地域・
市民が担う「社会化」をどこまで実現できたのだろう。
制度の矛盾と限界をどう認識し、超えようとしてきたの
か。制度が劣化し大きく変質しようとしている今、私た
ちは改めて何のためにどこへ向かってケアの仕事をする
のか。その本質を問い、コミュニティケアの創造へ本格
的に向かっていきたい。
自然と他者との関わりは、その人の生に深い喜びをも
たらすもの。そして、“はたらくことは、人を命につな
ぐもの”。弱者支援、制度の限界を超えて、“ともにはた
らく”を軸にすえた当事者主体の仕事おこし、地域づく
りの実践を深め合おう。