口蹄疫防疫対策等情報発信ホームページ構築業務委託仕様書 宮崎県農政水産部畜産新生推進局家畜防疫対策課 口蹄疫防疫対策等情報発信ホームページ構築業務委託仕様書 1 業務の目的 宮 崎 県 ( 以 下「 甲 」と い う 。)で は 、「 忘 れ な い そ し て 前 へ 」 を 合 い 言 葉 に 、 平 成 22 年に本県で発生した家畜伝染病「口蹄疫」について、その記憶を風化させることなく語 り継ぐため、口蹄疫メモリアルセンターや県内各地でのパネル展示等において情報発信 を行っている。 これらの情報発信を行う上で、県外等の遠方より口蹄疫について学びたい方や、より 深く学びたい方のニーズに応え、また、当時の記憶に加え、再生・復興の取組及び全国 からの支援に対する感謝等についても情報発信していくため、関連情報についてインタ ー ネ ッ ト を 介 し て 閲 覧 で き る ホ ー ム ペ ー ジ( 以 下「 口 蹄 疫 ホ ー ム ペ ー ジ 」と い う 。)を 制 作することとする。 2 業務概要 ・コンテンツならびにトップページデザイン構成の提案 ・ホームページ専用デザインの作成 ・作成したデザインのテンプレート作成 ・宮崎県公式ホームページで導入しているコンテンツマネージメントシステム(以下 「 県 庁 C M S 」 と い う 。)( グ ロ ー バ ル デ ザ イ ン 株 式 会 社 製 「CMS-8341/や さ し い 」) への適用ファイル作成 3 ホームページの内容 (1) 全 体 に つ い て ア 閲覧者が、本県の畜産業の様々なイメージを感じ取れるようなデザインをサイト 全部に盛り込むこと。 イ 全体の構成は別紙「サイト全体構成案」を想定しているが、効果的な構成につい て提案すること。 ウ 「宮崎県ホームページバリアフリー化のための手引書」を考慮すること。 (2) ト ッ プ ペ ー ジ に つ い て ア 「 口 蹄 疫 の 記 憶 」、「 再 生 ・ 復 興 の 取 組 」 及 び 「 全 国 か ら の 支 援 」 の 3 つ の テ ー マ に分類し、閲覧者が知りたい情報のページが容易に表示されるよう配置すること。 イ 「口蹄疫メモリアルセンター」及び「口蹄疫パネル・DVDの無料貸出」の情報 ページが容易に表示されるよう配置すること。 ウ 「 宮 崎 の 肉 ・ 乳 製 品 ( 仮 )」 ペ ー ジ 及 び 「 家 畜 防 疫 の 取 組 ( 仮 称 )」 に 関 す る 情 報 ページが容易に表示されるよう配置すること。 エ 関連サイトのリンクを設けること。 (3) 各 種 情 報 掲 載 ペ ー ジ ア 「口蹄疫の記憶」ページ ・口蹄疫に関する情報、口蹄疫の発生から終息までの防疫措置や経緯等について の情報を掲載する。 イ 「再生・復興の取組」ページ - 1 - ・口蹄疫による影響、口蹄疫終息後に実施された再生・復興の取組や地域振興の 取組等についての情報を掲載する。 ウ 「全国からの支援」ページ ・防 疫 対 策 の 従 事 者 数 、義 援 金・寄 附 金 及 び 応 援 メ ッ セ ー ジ 等 の 情 報 を 掲 載 す る 。 エ 「口蹄疫メモリアルセンター」ページ ・口蹄疫メモリアルセンターの利用案内に関する情報を掲載する。 ・メモリアルセンターが設置されている「宮崎県農業科学公園」の紹介も含めた 見学コース等の情報等を掲載する。 オ 「口蹄疫パネル・DVDの無料貸出」ページ ・口蹄疫に関する学習用パネル及びDVD等の無料貸出に関する情報を掲載し、 貸出申請書の様式をダウンロードできるようにする。 カ 「 宮 崎 の 肉 ・ 乳 製 品 ( 仮 )」 ペ ー ジ ・「 宮 崎 牛 」、 「 宮 崎 ブ ラ ン ド ポ ー ク 」及 び「 み や ざ き 地 頭 鶏 」の 食 肉 ブ ラ ン ド を は じめ、乳製品や鶏卵などの本県の畜産物に関する情報を掲載する。 キ 「 家 畜 防 疫 の 取 組 ( 仮 )」 ペ ー ジ ・「 水 際 防 疫 」、 「 地 域 防 疫 」、 「 農 場 防 疫 」及 び「 迅 速 な 防 疫 措 置 」に 関 す る 情 報 を 掲載する。 ク 掲載情報 ・具体的な情報の内容については、県より資料データを提供する。 (4) そ の 他 独 自 の 提 案 上 記 (1)∼ (3)以 外 に 、平 成 22 年 に 本 県 で 発 生 し た 家 畜 伝 染 病「 口 蹄 疫 」に 関 す る こ と並びに本県の畜産振興に資する独自の企画があれば、別途提案すること。 4 業務詳細 (1) ス マ ー ト フ ォ ン 利 用 者 が 横 ス ク ロ ー ル な く 閲 覧 で き る よ う 、 レ イ ア ウ ト を 最 適 化 す ることができるコンテンツを作成すること。 (2) 口 蹄 疫 ホ ー ム ペ ー ジ 専 用 の テ ン プ レ ー ト を 作 成 し 、 グ ロ ー バ ル ナ ビ ゲ ー シ ョ ン は 全 ページに配置されるよう配慮すること。テンプレートの作成にあたっては県庁CMS 上 で 稼 働 す る こ と を 前 提 に 、「※ テ ン プ レ ー ト 作 成 手 順 書 」を 参 照 の う え 作 成 す る こ と 。 (3) 作 成 す る テ ン プ レ ー ト は 、 以 下 の 種 類 と す る 。( 詳 細 は 協 議 に よ り 決 定 ) ・トップページ ・インデックス ・末端−左あり ・末端−左右なし (4) ト ッ プ ペ ー ジ 、 各 ペ ー ジ に 統 一 性 を 持 た せ た デ ザ イ ン で あ る こ と 。 (5) コ ン テ ン ツ 更 新 に あ た っ て は 、 県 庁 C M S で 行 え る も の と す る こ と 。 (6) ア ク セ シ ビ リ テ ィ 対 応 に つ い て 、宮 崎 県 ウ ェ ブ ア ク セ シ ビ リ テ ィ の 方 針 の と お り「 J IS X 8341-3:2016 高 齢 者・障 害 者 等 配 慮 設 計 指 針 -情 報 通 信 に お け る 機 器 、ソ フ ト ウ ェ ア 及 び サ ー ビ ス -第 3 部 : ウ ェ ブ コ ン テ ン ツ 」 で 定 め る ウ ェ ブ ア ク セ シ ビ リ テ ィ 配 慮 に つ い て 、 適 合 レ ベ ル 「 AA」 に 準 拠 す る こ と 。 (7) 宮 崎 県 公 式 ホ ー ム ペ ー ジ の 他 ペ ー ジ と 同 様 の 操 作 で の 更 新 管 理 を 実 現 す る こ と 。 (8) ホ ー ム ペ ー ジ を 管 理 運 用 す る 上 で 、 新 着 情 報 を 自 動 リ ン ク 設 定 に て 実 現 す る な ど 、 - 2 - 公開後の運用負担を軽減するための実装設計、設定を行うこと。 (9) PHP や CGI な ど の プ ロ グ ラ ム や 映 像 や 音 声 を 使 用 し た コ ン テ ン ツ は 掲 載 し な い こ と 。 (10) jQuery(バ ー ジ ョ ン 1.7.1)が 使 用 可 能 で あ る が 実 装 に つ い て は 本 県 と 協 議 す る こ と 。 (11)原 則 と し て Flash Player を 必 要 と す る コ ン テ ン ツ は 掲 載 し な い こ と 。 (12)作 成 し た テ ン プ レ ー ト の 県 庁 C M S へ の 適 用 作 業 は 、 南 日 本 ネ ッ ト ワ ー ク ・ グ ロ ー バルデザイン共同企業体(以下「保守会社」という)にて実施するが、取り込み用デ ー タ の 作 成 に つ い て は 、 「※ 外 部 フ ァ イ ル 取 り 込 み 用 フ ァ イ ル 作 成 手 順 書 」を 参 照 し た 上で作成すること。 また、保守会社で適用作業を行うにあたり、事前に作成物が取り込み可能な状態か 確認を行う。その結果、取り込み不可と判断された場合には受注者の責任において修 正を行うこと。 な お 、保 守 会 社 の 確 認 回 数 は 、2 回 ま で を 無 償 と し 、3 回 目 以 降 の 確 認 が 必 要 な 場 合 に は 、1 回 に つ き 43,200 円 の 費 用 が 発 生 す る 。こ の 費 用 は 本 事 業 内 に 含 め 、受 託 者 が 負担するため、見積りに含めること。 (13)受 託 事 業 者 ( 以 下 「 乙 」 と い う 。) の 専 門 的 な 立 場 か ら 、 将 来 的 な 技 術 革 新 や ICT を取り巻く社会情勢の変化等も見据え、本業務の委託費用範囲内で甲が要求している 要件以外で、効果的な提案がある場合は、提案書に明記すること。 ※ 「テンプレート作成手順書」 「 外 部 フ ァ イ ル 取 り 込 み 用 フ ァ イ ル 作 成 手 順 書 」に つ いては、宮崎県農政水産部畜産新生推進局家畜防疫対策課において閲覧できるもの とする。 5 構築スケジュール等 (1) 構 築 ス ケ ジ ュ ー ル 甲の要求や甲職員の負担軽減等を考慮した構築スケジュールを作成すること。 なお、詳細は乙と協議の上決定する。 (2) 構 築 体 制 ア 乙 は 、直 近 2 年 以 内 に 類 似 業 務 の 履 行 実 績 が あ り 、豊 富 な 経 験 を 有 し て い る こ と 。 イ 乙の社内において、役員あるいは正社員の中から責任者を選出し、構築体制を整 えること。 ウ 業務を乙の正社員以外の第三者に委託することは基本的に認めない。デザインや データ入力などについては事前の甲の許諾をもって可能とする。 エ 本番運用までの期間は、適宜進捗報告のためのミーティングを行うこと。 ミーティングの場所は、原則として宮崎県家畜防疫対策課内とし、会議室等は、 その都度、甲が準備する。 ミーティングの主体は、乙とし、会次第やその他の会議資料を作成し、必要部数 を用意すること。 オ 業務において、発生した課題やリスクを的確に管理、把握し、迅速に処置を行う ため、課題管理表を作成して、課題・リスクに対する管理体制・管理手段・原因調 査方法・処置等を明確にし、レビューを実施すること。 なお、必要に応じ、甲の担当者を含めてレビューを実施し、結果を定例ミーティ ング及び進捗ミーティングで報告すること。 (3) 責 任 分 界 点 - 3 - 甲と乙の責任分界点を明確にすること。 6 成果物 成果物は以下のとおりとするが、詳細は乙と協議の上決定する。 (1) 進 捗 報 告 書 業務の進捗報告書を月末締めで作成し、翌月 5 日までに提出すること。ただし、当 日が閉庁日に当たる場合は、翌開庁日とする (2) 課 題 管 理 表 業務において、発生した課題やリスクを的確に管理、把握し、迅速に処置を行うた め、課題管理表を作成すること。 (3) 打 合 せ 議 事 録 以 下 の 打 合 せ を 行 っ た と き は 議 事 録 を 作 成 し 、別 に こ の 仕 様 書 に 定 め る 場 合 の ほ か 、 5 営業日以内に甲の承認を受けること。 ア 甲との要件や機能に関する打合せ イ 進捗ミーティング ウ 甲とのレビュー エ その他、甲が必要と判断したもの (4) 出 力 設 計 サイトマップ、テンプレートデザイン、メニューデザイン、フォルダ構成など (5) デ ー タ フ ァ イ ル 本業務にて作成した、専用テンプレートならびに付随するデータファイル一式を格 納したCD又はDVD(1 部) 7 留意事項 (1) 構 築 作 業 に 必 要 な 機 材 ・ 環 境 は 、 乙 が 準 備 す る こ と 。 (2) 本 業 務 の 遂 行 に あ た り 、 知 り 得 た 情 報 等 の 外 部 漏 洩 、 転 用 等 を 行 わ な い こ と 。 (3) 本 仕 様 書 に 定 め の な い 事 項 に 関 し て は 、 乙 と 協 議 の 上 、 決 定 す る 。 ま た 、 疑 義 及 び 本仕様書によりがたい事由が生じた場合も同様とする。 8 問い合わせ先 宮崎県農政水産部畜産新生推進局 家畜防疫対策課総括担当 TEL 0985− 26− 7140( 担 当 : 川 﨑 ) E-mail [email protected] - 4 - 参考資料 見積書に記載される項目について 見積項目は下記のとおりとする。 ただし、用語や様式は下記にこだわらず、下記の項目が含まれれば、任意の様式で可と する。できるだけ、各項目の内容について詳細に記述すること。 番号 項目 単価 Web 構 成 企 画 費 用 トップページデザイン費用 詳細ページ(二階層目)デザイン作業 CMS テ ン プ レ ー ト 作 成 費 用 ( ト ッ プ 、 二階層目) テスト検証費用 (その他必要とされるもの) 合計 - 5 - 数量/単位 金額 別紙 口蹄疫防疫対策等情報発信ホームページ サイト全体構成案 トップページ 口蹄疫を忘れない そして前へ 写真 口蹄疫の記憶 再生・復興の取組 全国からの支援・応援 口蹄疫メモリアルセン ターの紹介 宮崎の肉・乳製品 口蹄疫パネル・DVD 無料貸出し 家畜防疫の取組 口蹄疫の記憶 <スライド> ●口蹄疫とは ●口蹄疫の発生状況 ●非常事態宣言 ●口蹄疫の殺処分状況 ●殺処分と埋却 ●消毒ポイントと移動・搬出制限 ●終息宣言 <アルバム(写真集)> 再生・復興の取組 ●口蹄疫の影響 ●生産性の向上 ●販売力の強化 ●種雄牛の早期造成 ●口蹄疫埋却地の再生・整備 ●地域振興の取組 全国からの支援 ●防疫対策の従事者数 ●義援金・寄附金 ●口蹄疫復興宝くじ ●応援メッセージなど 宮崎の肉・乳製品 ●みやざきの食肉3大ブランド 宮崎牛 宮崎ブランドポーク みやざき地頭鶏 ●乳製品 ●復興の取組から生まれた商品 家畜防疫の取組 ●水際防疫 ●地域防疫 ●農場防疫 ●迅速な防疫措置 口蹄疫メモリアルセンター ●口蹄疫メモリアルセンターの概要 ●メインコーナー ●パネルコーナー ●グッズコーナー ●その他展示内容 口蹄疫パネル、DVDの無料貸出 ●パネル ●DVD 貸出申請書様式
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