『情報参謀』その後 -2016参院選~都知事選、さらに「小池現象」- 日本の情報世界の様相 株式会社パースペクティブ・メディア 小口日出彦(こぐち・ひでひこ) [email protected] 2016年10月19日 2016/11/21 オープンガバメントコンソーシアム Organized by Perspective Media,Inc. 私、情報の専門家です ◎情報の専門家です ×政治の専門家ではありません ×選挙の専門家でもありません ◎自民党の「情報参謀」役になったのは 本書に書かれている通り「成り行き」でした。 情報参謀が務めることができたのは ①「メディアの事業開発」を手掛けていたおかげ。 ② 茂木、平井、世耕の3人が揃っていたタイミング。 2016/11/21 Organized by Perspective Media,Inc. 「戦時=選挙」より「平時」が大事 ◎「戦時」より「平時」が大事です 誰しも政治と言うと「選挙」に関心が向きますが、選対はとも かく情報戦略上は平時の方がはるかに大事です。選対にしても告 示・公示前までが大切。情報戦略上の仕込みは選挙前にはほとん ど終わっている。 ◎スポーツや受験などと同じ 練習しないで試合に出るスポーツ選手はいませんし、練習ででき ないことは試合でもできません。勉強なしで合格する試験もない でしょう。『情報参謀』は振り返って書いているのできれいに整 理されていますが、実際は暗中模索・無我夢中で進めていました。 2016/11/21 Organized by Perspective Media,Inc. 情報の見方・考え方 ◎「真実」は行く層にも構成されています。表層から深層まで。 なにが「真実」なのか? ヒント1:ブルムバーグの考え方。「ミサイルが飛んだ」という 噂が流れたらトレーダーは行動する。金融市場ではのべつ起きて いる。 ヒント2:野球観戦。「クロスプレーはスローモーションで見直 せる」と皆思っている。 ◎情報の断面を引き伸ばして見てみる(巨視的な挙動がわかる) カオス力学→ポアンカレ断面、 カオス情報理論=水道の水滴の間隔 2016/11/21 Organized by Perspective Media,Inc. 「だいたいのことはわかっている」のが前提、 それを裏付けるのが情報分析 ◎観天望気(経験からくる直観)と 天気予報(データ分析と理論による解析)の関係に似ている。 ◎データから「なにかを新たに発見する」こともあるがレアケース。 「意思」がないとデータは読めない。 ◎天気予報と同程度には当たる=天気予報と同程度に当てにならない。 ◎「ヒット現象」理論と現実のビジネス 2016/11/21 Organized by Perspective Media,Inc. 「情報の結節点に網を張る」発想とツール 1.テレビ、新聞、ネット--デジタルに見えること、見えないこと 2.国際情報 ex: Recorded Future, infographics.com 3.情報を総合する「意思」 2016/11/21 Organized by Perspective Media,Inc. http://insightfulinteraction.com/immigration200years.html メキシコ その他アジア イタリア インド オーストリア-ハンガリー 2016/11/21 Organized by Perspective Media,Inc. 中国 http://gizmodo.com/the-most-common-languages-spoken-in-the-u-s-stateby-1575719698 ワシントン州 ニューヨーク州 ネバダ州 バージニア州 カリフォルニア州 オクラホマ州 ジョージア州 テキサス州 2016/11/21 Organized by Perspective Media,Inc. 都知事選、参院選、さらに 「予期せぬ出来頃の連鎖」 1.TV報道の動向 舛添から小池まで 2.ネットの動向 3.何が言えるのか 2016/11/21 Organized by Perspective Media,Inc.
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