Europe Insights

ご参考資料
Europe Insights
欧州市場を⾒る眼〜現地からの報告
HSBC投信株式会社
2016年11月
<トピックス>
• 米⼤統領・議会選挙と欧州経済への影響:ユーロ圏の対GDP比輸出額は30%であり、主な貿易
相手国である米国および英国向け輸出はそれぞれ約14%を占める。米⼤統領選挙におけるトラ
ンプ⽒の勝利を受け、欧州では政策の不透明感が強まることが予想され、ユーロ圏の企業景況感
、対内投資および需要にマイナスの影響を与える可能性がある。
• 2016年第3四半期の決算によれば、欧州企業の62%、また、ユーロ圏企業の56%の一株当たり
利益(EPS)が市場予想を上回った。
• 当社は欧州社債の小幅なオーバーウェイトを維持し、財務健全性が高い企業に重点を置き、選別
投資を継続している。複数の要因が引き続き相場の下支えとなっている。企業の信用状態は良好
で、景気は緩やかに拡大しており、また⾦利が極めて低水準にあるため、社債に対する投資家の
関心は依然として高い。
今月の注目テーマ:⽶⼤統領・議会選挙と欧州経済への影響
⽶⼤統領・議会選挙と欧州への影響
国際貿易への影響
ユーロ圏は輸出額の対GDP比が30%であり、米
国(輸出額の対GDP比は約13%)と比べて開か
れた経済である。⽶国は主要な貿易相⼿国の
1つであり、米国向け輸出の構成比は英国向け
とほぼ同水準の約14%である(図1参照)。
しかし、選挙戦での発言が実際の政策にどの
米国で保護主義的な姿勢が強まれば米国の需要
程度反映されるかはまだ不明である。選挙直
が弱まり、その波及効果として世界経済に影響
後に⾦融市場が動揺したが、今後12ヶ月間の
を与える可能性がある。トランプ政権は北⽶⾃
欧州の選挙スケジュールを考慮すると、今回
由貿易協定(NAFTA)の⾒直しを求めるだけでな
の米国の選挙結果を受けて欧州では政策の不
く、世界貿易機構(WTO)での貿易紛争を悪化さ
透明感が強まることが予想される。
せ、中⻑期的にユーロ圏の企業景況感、対内投
マクロ経済への影響としては、ユーロ圏各国
資および世界需要にマイナスの影響を与える可
で財政政策がより積極的となり、短期的に個
能性がある。欧州各国首脳が米国の政策の変化
人消費の下支え要因になるとみられる。但し、 にどのように対応するかは、2017年に予定され
中⻑期的には政策の不透明感が強く意識され、 ている選挙の結果にも大きく左右される。
企業は様⼦⾒姿勢を強め、設備投資を手控え
るようになるとみられる。
ドナルド・トランプ⽒の予想外の勝利と共和
党が上下両院で過半数の議席を獲得したこと
は、米国の財政政策、通商政策および軍事政
策が変化する可能性を示唆している。
当資料の「留意点」については、巻末をご覧ください。
図1:ユーロ圏の輸出の国・地域別構成比
(2015年)
5%
2%
6%
9%
17%
5%
17%
25%
14%
中国
アジア(除く中国)
欧州(ユーロ圏を除く)
米国
中東欧
アフリカ
石油輸出国機構(OPEC)&ロシア
ラテンアメリカ
その他
出所:データストリーム、Eurostatのデータをもとに
HSBCグローバル・アセット・マネジメント
(フランス)が作成(2016年10月31日現在)
財政政策への影響
ドナルド・トランプ⽒は⼤統領選で法⼈税率を
現⾏の35%から15%に引き下げると訴えたが、
英国のメイ首相が提案する水準やアイルランド
の 12.5 % に 近 づ く こ と に な る 。 欧 州 連 合
( EU ) は 10 月 に 共 通 連 結 法 人 税 課 税 標 準
(CCCTB)と呼ばれる大胆な法人税改革を提
案し、主要企業がEU共通の税法等に準拠して
課税所得を計算できるようにする。しかし、こ
れらの課題をめぐる不透明感から、企業はこの
税制措置が実施されるまで事業計画の策定を先
送りする可能性がある。
地政学リスクと軍事支出
トランプ⽒は北⼤⻄洋条約機構(NATO)に加
盟する欧州諸国による拠出⾦の負担増の必要性
を訴えている。したがって、欧州諸国は軍事支
出を増やさざるを得ないとみられる。EUの軍
事費の対GDP比は1.3%、ユーロ圏は同1.2%
であり、NATOの目標値である2%を下回って
いる。欧州主要国の中で英国とフランスの軍事
予算が最も大きく、2014年は対GDP比がそれ
ぞれ2.2%、1.7%であった。欧州各国首脳は
既に交渉を始めている。英国の国⺠投票におけ
るEU離脱決定後、フランス、ドイツ、イタリ
アおよびスペインは共通の安全保障防衛政策の
必要性を訴えている。また、フランスとドイツ
はEUの防衛協⼒強化を共同提案した。
ECBの⾦融政策への影響
政策の不透明感の強さは低⾦利が⻑期化する可
能性を示唆している。短期的には⾦融市場の混
乱等によりECBが追加緩和を迫られる可能性が
ある。ECBは12⽉の定例理事会で期限を設け
ずにAPPの延⻑を決めるとみられ、月間の買入
れ額に上限を設定、あるいは買入れ額を月間
800億ユーロから600億ユーロに縮小する可能
性もある。
当資料の「留意点」については、巻末をご覧ください。
2
欧州株式市場:10月の動向と今後の⾒通し
10月の動向
10月は堅調な経済
指標や好調な企業
決算が追い風とな
り、ユーロ圏株式
は1.3%上昇。但し、
欧 州 株 式 は 0.82 %
下落
• 10月は、堅調な経済指標、好調な企業決算などが追い風となり、
ユーロ圏株式は1.3%上昇した一方、欧州株式は0.82%の下落となっ
た。
- ユーロは対米ドルで2セント下落し、月末時点で1ユーロ当たり
1.10米ドルに。
- ユーロ圏の⻑期⾦利は全般的に上昇。
• 経済面では、ECBが政策の現状維持を発表し、資産購入プログラム
(APP)の延⻑の是⾮は12月の会合で決定することを示唆している。
2016年7-9月期のユーロ圏の実質GDP成⻑率は前四半期⽐+0.3%と
プラス成⻑となった。10月の消費者物価指数(CPI)は前月比+0.5%
と9月の+0.4%から上昇。先⾏指数では、10月のユーロ圏の総合購
買担当者指数(PMI)が53.7と、過去10ヶ月で最高水準となった。
• 政治面では、スペインのマリアーノ・ラホイ首相が、10ヶ月に亘る
⾸相不在を経て、3度⽬の総選挙で続投を決める。
• 企業面では、BNPパリバ(フランス)などの銀⾏セクターの四半期決
算内容がアナリスト予想を上回った。ユーロ圏の2016年の予想一株
当たり純利益(EPS)成⻑率は4%程度で安定している。
• スタイル:大型株が小型株をアウトパフォームし、バリュー株が成⻑
株を大きくアウトパフォームした。
• セクター:⾦融(+8.4%)、エネルギー(+3.6%)がアウトパフォーム
した一方、生活必需品(-4.7%)、IT(-4.0%)、ヘルスケア(-1%)
はアンダーパフォームとなった。
10月と11月のテーマ:欧州の企業収益
62%の欧州企業、
56 % の ユ ー ロ 圏
企 業 の EPS が 市 場
予想を上回った
•
•
•
•
•
7-9月期決算では、欧州企業の62%はEPS成⻑率が市場予想を上回
った。EPS成⻑率は全体で前年同期⽐-2%、エネルギーセクターを
除くと+1%。46%の企業の売上高は市場予想を上回ったが、前年
同期比では2%減(エネルギーセクターを除くと2%増)。
ユーロ圏企業の56%はEPS成⻑率が市場予想を上回り、全体では前
年同期⽐+2%、エネルギーセクターを除くと+7%。
事前予想を上回ったのは素材、ヘルスケア、⾦融、エネルギー、
下回ったのは生活必需品、通信、IT、資本財。
欧州では、一般消費財、生活必需品、ヘルスケア、不動産の4業種が
プラス成⻑となった⼀⽅、エネルギー、IT、通信、公益はマイナス
成⻑となった。
ユーロ圏では、一般消費財、素材、生活必需品、ヘルスケア、⾦融
の5業種がプラス成⻑となったが、エネルギー、IT、公益はマイナス
成⻑となった。
当資料の「留意点」については、巻末をご覧ください。
3
欧州株式市場:業種別ポジショニング
•
注意点:セクターの相対ウェイトは各セクターの選択された銘柄をもとに比較したものである。
但し、投資妙味のある銘柄が多く含まれるセクターにおいては、当社の戦略において必ずしも
セクター全体に前向きでなくとも、オーバーウェイトとなる場合がある。
業種別の投資判断
業種
ウェイト*
理由
持続的成⻑が⾒込まれ、またバリュエーションが魅⼒的。
例)施設管理のISS(デンマーク)、アウトソーシングの
商業サービス・用品 オーバーウェイト
テレパフォーマンス(フランス)、エンジニアリング関
連サービスのバブコック(イギリス)**
銀⾏
当社ではドイツを除くユーロ圏の商業銀⾏を選好。低⾦
オーバーウェイト 利と規制⾯の不透明性などを背景とした株価が低迷から、
資本⽐率が⼤幅に改善している銘柄に投資機会あり
資本財
欧州の資本財セクターは、企業収益⾒通しの上⽅修正を
オーバーウェイト 背景に、他セクターをアウトパフォームしてきたが、成
⻑モメンタムは依然強く、引き続き有望視。
* Overweight (OW), Neutral (N), Underweight (UW)
⾃動⾞
オーバーウェイト
持続的な需要が⾃動⾞・部品製造会社に追い風。内需志
向型企業は、欧州の景気回復がプラスに働く。
運輸
オーバーウェイト
事業分野が多岐に亘るディフェンシブ銘柄を選好。
例)ドイチェ・ポスト(ドイツ)**
耐久消費財・
アパレル
アンダーウェイト 高価な高級ブランドを手掛ける企業をアンダーウェイト。
⾷品・飲料
アンダーウェイト
新興国の売上⽐率が⾼く(約40%)、全般的に割高感あ
り。割安な内需志向型企業を選好。
各種⾦融サービス
アンダーウェイト
ビジネスモデルが規制強化の影響を受けている投資銀⾏
をアンダーウェイト。
エネルギー
アンダーウェイト
エネルギー関連銘柄は、原油価格のバレル65〜70米ドル
程度までの上昇を織り込んでいると⾒られる。
*ウェイトについては、MSCIヨーロッパ指数に対するHSBCグローバル・アセット・マネジメントの主要な欧州株式ファンドのオーバーウェイト
/アンダーウェイトを示します。
**参考情報として掲載したものであり、個別銘柄を推奨するものではありません。銘柄名は、HSBC投信が翻訳しており、発⾏体の公
式名称やその和⽂訳と異なる場合があります。
当資料の「留意点」については、巻末をご覧ください。
4
欧州債券市場:10月の動向と今後の⾒通し
欧州国債市場と社債市場の動向
• 2016年10月の国債市場は、予想インフレ率の上昇(前年⽐0.4%から0.5%
へ)、良好な経済指標(ユーロ圏総合PMIは53.7)、⽶連邦準備制度理事会
(FRB)による年内の利上げ期待の高まりなどを受けて国債利回りが⼤きく上
昇した。ECBの⾦融政策をめぐる不透明感の強まりと、2017年3月に資産買入
2016 年 10 月 の
れを終了または縮⼩する可能性が相場下落の⼤きな要因となった。
国債市場は、予
想 イ ン フ レ 率 の • ドラギ総裁は10⽉の定例理事会後の記者会⾒でこうした懸念に対して、政策
理事会はAPPの縮⼩や期限について議論しなかったと述べ、12⽉の定例理事会
上 昇 ( 前 年 ⽐ 0.4
% か ら 0.5 % へ ) 、 で「⾦融政策の⽅向性を決める」方針を強調した。重要な点として、ドラギ総
裁は「債券買⼊れを突然終了する可能性は低い」と述べたが、再び疑念が膨ら
良好な経済指標(
み国債利回りは5月以来の高水準で推移した。
ユーロ圏総合PMI
は53.7)、米連邦 • 10月はユーロ圏国債インデックスが2.14%下落した。ドイツ10年国債利回り
準備制度理事会
は-0.12%から+0.16%に上昇し、イールドカーブがスティープ化した。周
(FRB)による年内
辺国の国債利回りも上昇し、12⽉に憲法改正の是⾮を問う国⺠投票が予定さ
の利上げ期待の
れているイタリアで利回りが最も⼤きく上昇した。
高 ま り を 受 け て • 10⽉はインフレ率の下振れリスクが後退し、ブレークイーブンインフレ率
国債利回りが
(BEI)が上昇したため、物価連動国債の買い意欲が強まった。
大きく上昇した。
• 社債市場は概ね横ばいで推移し、Markit iTraxx Crossoverインデックスは
329、Markit iTraxx Europeインデックスは73と、前月末とほぼ同じ水準で
取引を終えた。現物市場では保険会社が発⾏するハイブリッド証券や劣後債に
加えて、偶発転換社債(CoCo債)がアウトパフォームした。 ⾮⾦融セクター
では基礎産業と⾃動⾞がアウトパフォームした。全体として、10月はユーロ
圏社債インデックスが0.77%下落した。
• 10月はユーロ圏のハイイールド社債が0.9%上昇した。ハイイールド社債と投
資適格社債のパフォーマンスの違いは、ハイイールド社債の⽅が⾦利感応度が
低いことに起因する。
• 発⾏市場では10月後半に起債が活発化し、投資家の需要が満たされ、社債ス
プレッドの縮小が抑制された。欧州企業による社債発⾏は、2016年は低調な
スタートとなったが、その後急増し、ユーロ圏の発⾏体による⼤型起債が⽬⽴
つようになった。この数年顕著であった⾮ユーロ圏の発⾏体による社債発⾏の
増加トレンドに代わり、ユーロ圏の発⾏体による発⾏が顕著となっている。
今後の⾒通し
当社は欧州社債
の小幅なオーバ
ーウェイトを
維持し、財務健
全性の高い企業
に重点を置き、
選別投資を継続
している。
• 当社は欧州社債の小幅なオーバーウェイトを維持し、財務健全性の高い企業に
重点を置き、選別投資を継続している。複数の要因が引き続き相場の下支えと
なっている。企業の信⽤状況は良好で(過去12ヶ⽉間のデフォルト率は2.5%
と相対的に低い)、ユーロ圏の景気が緩やかに拡大しており、かつ⾦利が極め
て低水準にあるため社債に対する投資家の関心は非常に高い。さらに、過去数
四半期の間に⽶国企業のレバレッジ⽐率が上昇したが、欧州企業の大半は堅実
な財務運営を継続している。重要な点として、中央銀⾏の⾦融緩和策は引き続
き相場の強⼒な下⽀えとなるテクニカル要因である。
• これらのプラス要因によって社債市場における一部のセクターのリスクプレミ
アムの高さの影響は相殺されるとみられる。当社は引き続きリターン寄与度が
大きい資産選択を重視しており、保険会社の劣後債等の財務健全性が⾼いセク
ターや、残存期間が短いハイブリッド証券等の⾼キャリーが⾒込めるセクター
に重点を置いた戦略を継続する。
• 当面は政治的な不透明感が債券市場に影響を与えるとみられる。2016年末か
ら2017年にかけて、イタリアで国⺠投票、オランダ、ドイツおよびフランス
で選挙が予定されており、市場ボラティリティは高水準で推移する可能性があ
る。また、FRBの⾦融政策の誤り、中国および新興国経済の減速、原油安によ
るインフレ予想の低下等が当社のメインシナリオに対するリスク要因として残
る。
当資料の「留意点」については、巻末をご覧ください。
5
留意点
投資信託に係わるリスクについて
投資信託は、主に国内外の株式や公社債等の値動きのある証券を投資対象としており、当該資産の市場における取
引価格の変動や為替の変動等により基準価額が変動し損失が生じる可能性があります。従いまして、投資元本が保証
されているものではありません。投資信託は、預⾦または保険契約ではなく、預⾦保険機構または保険契約者保護機構
の保護の対象ではありません。また、登録⾦融機関でご購⼊の投資信託は投資者保護基⾦の保護の対象ではありませ
ん。購入の申込みにあたりましては「投資信託説明書(交付⽬論⾒書)」および「契約締結前交付書面(⽬論⾒書
補完書面等)」を販売会社からお受け取りの上、十分にその内容をご確認頂きご自身でご判断ください。
投資信託に係わる費用について
購入時に直接ご負担いただく費用
購⼊時⼿数料 上限3.78%(税込)
換⾦時に直接ご負担いただく費⽤
信託財産留保額 上限0.5%
投資信託の保有期間中に間接的にご
負担いただく費用
運⽤管理費⽤(信託報酬) 上限年2.16%(税込)
その他費用
上記以外に保有期間等に応じてご負担頂く費用があります。
「投資信託説明書(交付⽬論⾒書)」、「契約締結前交付書⾯(⽬論⾒
書補完書面等)」等でご確認ください。
※上記に記載のリスクや費用につきましては、一般的な投資信託を想定しております。
※費⽤の料率につきましては、HSBC投信株式会社が運⽤するすべての投資信託のうち、ご負担いただくそれぞれの
費用における最⾼の料率を記載しております。
※投資信託に係るリスクや費⽤はそれぞれの投資信託により異なりますので、ご投資される際には、かならず「投資信託
説明書(交付⽬論⾒書)」をご覧ください。
※当資料は、HSBC投信株式会社が情報提供を目的として、HSBCグローバル・アセット・マネジメン
ト(フランス)が作成した“Europe Insights”を翻訳・編集したものです。
HSBC投信株式会社
⾦融商品取引業者 関東財務局⻑(⾦商)第308号
加入協会 一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会
ホームページ
www.assetmanagement.hsbc.com/jp
電話番号 03-3548-5690
(受付時間は営業日の午前9時〜午後5時)
【当資料に関する留意点】
 当資料は、HSBC投信株式会社(以下、当社)が投資者の皆さまへの情報提供を目的として作成したものであり、
特定の⾦融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。
 当資料は信頼に⾜ると判断した情報に基づき作成していますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。また、
データ等は過去の実績あるいは予想を示したものであり、将来の成果を示唆するものではありません。
 当資料の記載内容等は作成時点のものであり、今後変更されることがあります。
 当社は、当資料に含まれている情報について更新する義務を⼀切負いません。
6