入札説明書[PDF:727KB]

全身用X線CT診断装置
入札説明書
1.入札説明書
P. 1
2.仕様書
P. 7
3.契約規程(抜粋)
P.22
4.入札心得
P.27
5.関係様式
物品購入契約書
P.31
一般競争入札参加資格確認申請書
P.49
委任状
P.50
入札書
P.51
高知県公営企業局
入 札 説 明 書
政府調達に関する協定の適用を受ける全身用X線CT診断装置の購入に係る入札公告に
基づく入札等については、関係法令に定めるもののほか、この入札説明書によるものとす
る。
第 1 入札及び契約に関する事項
1 入札公告日 平成28年11月25日(金)
2 契約担当者 高知県公営企業局長 井奥 和男
3 担当部署 〒780-0850
高知市丸ノ内一丁目7番52号
高知県公営企業局県立病院課 電話番号 088-821-4634
4 入札に付する事項
(1)購入物品の名称及び数量
全身用X線CT診断装置 一式
(2)調達物件の基本的性能・特質等
別紙仕様書による
(3)履行期限
平成29年3月30日(木)
(4)納入場所
安芸市宝永町3番33号
高知県立あき総合病院
5 入札参加資格
次に掲げる全ての要件を満たし、かつ、6により事前にこの入札公告に係る入札参加
資格があることの確認を受けた者は、この一般競争入札に参加することができる。
(1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しな
い者であること。
(2)高知県における「平成27~29年度競争入札参加資格者登録名簿(物品購入等
関係)
」に登載されている者であること。
(3)入札公告の日から入札の日までの間に、高知県物品購入等関係指名停止要領(平
成7年12月高知県告示第638号)に基づく指名停止等の措置を受けていない者
であること。
(4)6によりこの入札公告に係る入札参加資格があることの確認を受ける日から入札
の日までの間に、平成27年度から平成29年度までに県が発注する物品の購入又
1
はサービスの契約に係る一般競争入札又は指名競争入札の参加者の資格等(平成
26年9月高知県告示第555号。以下「告示」という。)第1の2の(9)に該当
し、告示第7の規定により入札参加資格の取消しを受けていないこと及び告示第1
の2の(9)に該当しないこと。
(5)医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35
年法律第145号)第39条第1項の規定による高度管理医療機器等の販売業の許
可を受けている者であること。
(6)入札公告に示した調達物品及び数量を指定する日時及び場所に確実に納入できる
こと及び維持補修サービス体制が整備されていること。
(7)
(1)から(6)までに掲げるもののほか、入札説明書に示した入札参加資格要件
を満たす者であること。
6 入札に参加を希望する者に求められる事項
この一般競争入札に参加を希望する者は、次に掲げる書類を3の場所に、平成28年
12月9日(金)午後5時までに提出し、この入札に参加する資格があることの確認を
受けなければならない。また、入札者は高知県公営企業局長から当該書類に関し説明を
求められた場合は、それに応じなければならない。
(1)一般競争入札参加資格確認申請書
(2)5の(5)及び(6)の要件を満たすことを証する書類
(3)納入しようとする機器が入札説明書に示す基本的性能及び特質等を満たすことを
証する書類(※仕様書の対応表に加えて、諸元等を記したカタログや取扱説明書等
を添付し、該当箇所を明示するなどにより証明すること。)
(4)入札日から過去2年以内の国又は地方公共団体への同種の物品の納入実績を証す
る書類
(5)その他入札参加資格に関する書類
7 入札及び開札等
(1)入札、開札の日時
平成29年1月6日(金) 午前10時
(2)入札場所及び開札の場所
高知市丸ノ内一丁目2番20号 高知県庁地下第3会議室
(3)入札書の記載内容等
ア 入札書には次に掲げる事項を記載すること
(ア)入札書提出年月日
(イ)入札参加者本人の住所、氏名(法人の場合は、その所在地、名称又は商号及
び代表者の氏名)及び押印(外国人の署名含む。以下同じ。
)
2
(ウ)代理人が入札する場合は、入札参加者本人の住所及び氏名(法人の場合は、
その所在地、名称又は商号及び代表者の氏名)、代理人であることの表示並びに
当該代理人の住所、氏名及び押印
なお、代理人が入札する場合は、入札書を投かんする際にあらかじめ委任状
を提出しなければならない。
(エ)入札金額
(オ)入札件名
イ 入札参加者等は、入札書の記載事項を訂正する場合は、当該訂正部分について
押印をしなければならない。ただし、入札金額の訂正はできない。
ウ
入札参加者等は、その提出した入札書の取り替え、訂正又は取り消しをするこ
とができない。
(4)入札書の提出方法
ア 持参又は郵送により提出することとし、電送その他によるものは受け付けない。
イ
持参による場合は、7の(1)及び(2)の日時及び場所において所定の入札
箱に投かんしなければならない。
ウ 郵送入札の取扱
郵送による入札の場合は、書留郵便により、平成29年1月5日(木)午後5
時までに、3の場所に必着するように郵送しなければならない。この場合、二重
封筒とし、表封筒に「平成29年1月6日入札〔件名(全身用X線CT診断装置
一式)
〕の入札書在中」と朱書し、中封筒の表面に氏名(法人の場合はその名称又
は商号)及び「平成29年1月6日入札〔件名(全身用X線CT診断装置一式)
〕
の入札書在中」と朱書しなければならない。
エ
入札参加者等は、別紙の仕様書、契約書(案)等を了解のうえ入札しなければ
ならない。この場合において、当該仕様書等に疑義のある場合は、3の場所に照
会することができる。
8 入札書に記載する金額
落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の8に相当す
る額を加算された金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り
捨てるものとする。
)を落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者である
か免税事業者であるかを問わず、見積もった金額の108分の100に相当する金額を
入札書に記載すること。
9 入札保証金及び契約保証金
高知県公営企業局契約規程(昭和41年高知県企業局管理規程第5号。以下「契約規
程」という。
)第6条、第22条及び第23条の規定による。
3
10 入札の無効等
次の(1)から(11)までのいずれかに該当する入札は、無効とする。
(1)入札に参加する資格を有しない者の入札
(2)委任状を持参しない代理人のした入札
(3)入札書の金額を訂正した入札又は金額未記入の入札
(4)入札書の氏名その他重要な文字及び証印が誤脱し、その意志表示が不明瞭である
入札
(5)同一の入札について他の入札者の代理人を兼ね、又は2人以上の代理をした者の
入札
(6)入札保証金を納付しなければならない場合において、入札保証金(入札保証金に
代わる担保を含む。
)を納付していない者又はこれが不足している者のした入札
(7)入札公告及び入札説明書において示した入札書の受領期限までに到達しなかった
入札
(8)入札公告及び入札説明書に示した入札参加者等に要求される事項を履行しなかっ
た者の入札
(9)高知県公営企業局特定調達契約事務取扱規程(平成7年高知県企業局管理規程第
9号)により、高知県特定調達契約事務取扱規則(平成7年高知県規則第125号)
の規定の例によることとされている同規則第4条第4項の規定により入札書を受領
した場合で、当該資格審査が開札日時までに終了しない者又は資格を有すると認め
られなかった者の入札
(10)私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号)に
違反し、価格又はその他の点に関して公正な競争を不法に阻害したと認められる者
の入札
(11)その他入札に関する諸条件に違反した入札
11 入札の延期又は中止
入札参加者等が相連合し、又は不穏な挙動をする等の場合であって、競争入札を公正
に執行することができない状況にあると認められるときは、当該入札を延期し、又はこ
れを中止することがある。
12 開札
(1)開札は、入札参加者等を立ち合わせて行う。入札参加者等は特に事情がある者の
ほかは開札に立ち会うものとする。ただし、入札参加者等が立ち会わない場合は、
入札事務に関係のない職員を立ち合わせて行う。
(2)開札場には、入札参加者等、入札事務に関係のある職員(以下「入札関係職員」
4
という。
)及び(1)の立会い職員以外の者は入場することはできない。
(3)入札参加者等は、開札時刻後においては、開札場に入場することはできない。
(4)入札参加者等は、開札場に入場しようとするときは、入札関係職員の求めに応じ、
入札参加者等に該当する者であることを証明しなければならない。
(5)入札参加者等は、入札関係職員が特にやむをえない事情があると認める場合のほ
か、開札場を退場することはできない。
(6)開札場において、次に掲げるいずれかに該当する者は当該開札場から退去させる。
ア 公正な競争の執行を妨げ、又は妨げようとした者
イ 公正な価格の成立を害し、又は不正の利益を得るために連合した者
(7)開札をした場合において、落札者とすべき入札がないときは、再度の入札を行う。
この場合において、入札参加者等のすべてが立ち会っている場合にあっては直ちに、
その他の場合にあっては別に定める日時において入札を行う。
(8)再度の入札を行っても落札者が決定しないときは、最低価格の入札を行った入札
参加者等から順次随意契約の交渉を行う場合がある。
13 落札者の決定方法
(1)契約規程第9条の規定により決定された予定価格の制限の範囲内で最低の価格を
もって有効な入札を行った入札参加者等を落札者とする。
(2)落札となるべき同価格の入札をした者が、2人以上あるときは、直ちに当該入札
参加者等にくじを引かせ、落札者を決定する。
なお、開札に立ち会えないなどの理由によりくじを引かない者があるときは、当
該入札参加者等に代わって入札執行事務に関係のない職員がくじを引き、落札者を
決定するものとする。
(3)落札者が、指定の期日までに契約書の取り交わしをしないときは、落札の決定を
取り消すものとする。
14 その他
(1)手続において使用する言語及び通貨
日本語及び日本国通貨
(2)手続における交渉の有無
無
(3)契約書の作成の要否
要
(4)資格審査に関する事項
5の(2)に掲げる入札参加資格要件を有しない者で、この一般競争入札に参
加を希望する者は、高知県知事が定める申請書に必要書類を添えて、高知県会計
5
管理局総務事務センターに提出すること。ただし、平成28年12月2日(金)
までに申請を行なわなかったときは、この入札公告に係る入札参加資格が与えら
れない。
また、同日までに申請を行なった場合でも、申請書類に不備があるときは、こ
の入札公告に係る入札参加資格が与えられないことがある。
なお、申請書を提出するときは、この入札公告の日、入札の件名及び入札の日
時を当該申請書の欄外に朱書きするとともに、当該事項を申し出ること。
(5)関連情報を入手するための照会窓口
3に同じ
(6)入札参加者は、別紙仕様書、入札心得等を熟読し、かつ、遵守すること。また、
入札後仕様書等の不知又は不明を理由として異議を申し立てることはできない。
(7)入札終了後、落札者は課税事業者又は免税事業者であることを明記した届出書を
提出すること。
(8)費用負担
入札参加者等又は契約の相手方が本件履行に関して要する費用については、すべ
て当該参加者等又は当該契約の相手方が負担するものとする。
(9)入札保証金及び契約保証金の免除について
入札保証金については、契約規程第6条ただし書きに該当する場合は免除する。
また、契約保証金については契約規程第23条に該当する場合は免除とする。
第2 仕様に関する事項
(1)当該件名の仕様は、仕様書のとおりとする。
(2)当該仕様書等の照会先は、第1の3に同じ。
(3)応札仕様書を作成し提出すること。
6
全身用X線CT診断装置
仕様書
高知県立あき総合病院
7
調達物品に備えるべき技術的要件
1
X 線 CT 装置は以下の要件を満たすこと。
1-1
走査ガントリについて以下の要件を満たすこと。
1-1-1
X 線管球と検出器が一体となって連続回転する第三世代方式であること。
1-1-2
X 線検出器の体軸方向の列数(実装)が 320 列以上であること。
1-1-3
撮影方法はコンベンショナルスキャン及びらせん状スキャンができること。
1-1-4
最短ローテーションタイムはフルスキャンにおいて 0.35 秒以下であるこ
と。
1-1-5
フルスキャン時間は 9 種類以上から選択できること。
1-1-6
撮影領域(FOV)は最大 50cmφ以上であること。
1-1-7
ガントリ開口径は直径 780mm 以上であること。
1-1-8
ガントリが傾斜角度は±30 度以上であり操作室から遠隔操作可能なこと。
1-1-9
ガントリ前面に患者支援機能を装備していること。漢字表示で,患者名を表
示でき、モニター上で言語を変更可能できること。また、患者の緊張や不安
を軽減するため,アニメーションで息止めなどの指示が行えること。
1-2
X 線複数列検出器について以下の要件を満たすこと。
1-2-1
X 線複数列検出器は X 線利用効率の高い固体検出器であること。
1-2-2
X 線複数列検出器の回転方向(XY 方向)の検出器チャンネル数は実装(実効
は不可)で 896 チャンネル以上であること。
1-2-3
1 回転コンベンショナルスキャンにて同時 640 枚以上の画像出力が可能であ
ること。
1-2-4
X 線検出器はコンベンショナルスキャン1回転で、160mm 以上の範囲をカバ
ーできること。
1-2-5
X 線複数列検出器構造は 1 回のスキャンデータから異なるスライス厚を構成
できる構造であること。
1-2-6
320 列以上の同時収集時に最小撮影スライス厚は 0.5mm 以下であること。
1-2-7
最大ビューレートは秒間 2,500 ビュー以上であること。
1-2-8
X 線検出器の空間分解能は 18lp/cm 以上の性能を有すること。
1-2-9
X 線検出器密度分解能は 0.3%/2.0mm 以下の性能を有すること。
1-3
X 線管球,X 線発生装置について以下の要件を満たすこと。
1-3-1
X 線管球の陽極熱容量は,実装にて 7.5MHU 以上であること。
1-3-2
X 線管球の最大陽極冷却効率は,1,386kHU/min 以上であること。
1-3-3
X 線管球焦点は二重以上であり,小焦点サイズが IEC 規格 1.0mm 以下を有す
ること。
1-3-4
最大定格出力は 72kW 以上であること。
8
1-3-5
X 線管電圧は最大 135kV 以上の出力が可能であること。
1-3-6
X 線管電流は最大 600mA(120kV 使用時)以上であること。
1-3-7
電源設備容量は,125kVA 以下であること。
1-4
撮影寝台について以下の要件を満たすこと。
1-4-1
寝台の天板最低高は、天板面中央にて床面から 440mm 以下であること。
1-4-2
寝台の水平移動速度は最大 160mm/sec 以上であること。
1-4-3
撮影天板移動再現性精度は±0.25mm 以下であること。
1-4-4
精度が保障される最大荷重は 200kg 以上であること。
1-4-5
一動作でホームポジションへテーブル,ガントリを戻す機能を有すること。
1-4-6
ガントリ前面の左右両側の位置からテーブルとガントリの制御を行えるこ
と。
1-4-7
フットスイッチは、寝台の左右に合計 2 個有すること。
1-5
操作コンソールについて以下の要件を満たすこと。
1-5-1
操作コンソールはキーボードを 2 台、マウスを 2 セット、液晶モニタを 2
台含むこと。
1-5-2
患者名は,漢字・ひらがなで入力が可能であること。
1-5-3
画像再構成マトリクスは最大 512×512 以上で,画像表示マトリクスは最大
1024×1024 以上であること。
1-5-4
撮影プロトコルは、360 種以上を設定できること。
1-5-5
オートフィルミング機能を有すること。
1-5-6
撮影前に画像再構成領域中心及び撮影領域サイズ,画像再構成関数,スライ
ス厚の任意設定が 4 種類以上できること。
1-5-7
リアルタイム再構成表示は、最大 12 画像/秒以上が可能であること。
1-5-8
造影剤の関心領域内濃度を 12 回/秒以上(512×512)でモニタリングし,最
適なタイミングでの撮影を支援する機能を有すること。
1-5-9
画像ネットワークの対応は DICOM3.0 規格に準じていること。
1-5-10 操作コンソール上で、3 次元カラー画像処理(ボリュームレンダリング、MPR、
MIP)が可能であること。
1-5-11 逐次近似応用画像再構成法を有すること。
1-5-12 ボリュームスキャン及びヘリカルスキャンに対応し SingleEnergy データに
対する金属アーチファクト低減画像処理機能を有すること。
1-5-13 本院の放射線情報システムが DICOM3.0 通信規格に対応している場合は、
DICOM3.0 通信規格(MWM と MPPS)に準拠したシステムを構築すること。
1-5-14 CT 装置と本院の画像保存システム(PACS)間で、DICOM3.0 通信規格(Q/R SCU
と SCP)に準拠したシステムを構築すること。
9
1-6
コンピュータについて以下の要件を満たすこと。
1-6-1
制御コンピュータシステムは、64 ビット以上の並行処理可能な高速システ
ムであること。
1-6-2
制御コンピュータシステムのメインコンピュータのメモリー容量は 32GB 以
上であること。
1-6-3
画像及び生データ保存用磁気ディスクの容量は、合計で 3TB 以上であるこ
と。
1-6-4
本体磁気ディスクに、生データを 1700 回転分以上かつ画像を 800,000 枚以
上保存可能なこと。
1-6-5
外部画像記憶媒体用に CD ドライブもしくは DVD ドライブを有すること。
1-6-6
画像再構成速度は1つのボリューム(320 列分の画像)あたり最短 5 秒以下
であること。
1-7
心臓 CT 撮影について以下の要件を満たすこと。
1-7-1
心電図と同期した撮影画像再構成を行う機能を有すること。
1-7-2
レトロスペクトに撮影された生データから最も動きの無い位相を自動で検
索して再構成を行う機能を有すること。
1-7-3
心臓用画像再構成においては,実効時間分解能の高い画像を得るために最大
5 心拍以上から画像を得られること。
1-7-4
寝台移動を伴わない心電同期スキャンで,体軸方向に 16cm 以上の範囲を撮
影可能なあること。
1-7-5
寝台移動を伴わないスキャンで心筋の血流灌流解析(体軸方向に 16cm 以上
の範囲)パーフュージョンイメージングが可能であること。
1-7-6
心電同期撮影用のモニターを装備すること。
1-8
頭部 CT 撮影について以下の要件を満たすこと。
1-8-1
ダイナミックスキャンにより得られたデータから、全脳で Perfusion 検査が
可能であること。
1-8-2
全脳の Perfusion 画像を 3 次元画像で表示可能であること。
1-8-3
全脳の Perfusion3 次元画像と、頭部血管 CT 画像を Fusion 表示可能である
こと。
1-8-4
寝台移動を伴わないスキャンで、全脳(160mm の範囲)をカバーできること。
1-9
その他撮影機能について以下の要件を満たすこと。
1-9-1
良好なサブトラクション効果が得られるよう,単純 CT 画像収集時と造影 CT
画像収集時のらせん状スキャン軌道を完全に一致させるフトウェア・ハード
ウェアを有し、頭部 CTA 撮影時,動脈相と静脈相を分離して撮影可能なこと。
1-9-2
3 断面を 8 画像/秒以上でリアルタイム表示し、CT ガイド下穿刺などを支援
10
する機能を有すること。
1-9-3
撮影室内に 1-9-2 用の液晶モニタ、モニタ台車、操作器を備えること。
1-9-4
160 列検出器以上でのヘリカル撮影が行えること。
1-10
デュアルエネルギースキャンについては、以下の要件を満たすこと。
1-10-1 デュアルエネルギーを用いた撮影が行えること。
1-10-2 寝台移動を伴わないデュアルエネルギースキャンで,体軸方向に 16cm 以上
の範囲のデュアルエネルギースキャンが可能であること。
1-10-3 心臓以外の全身領域において,デュアルエネルギーイメージングが可能であ
ること。
1-11
CT 操作卓及びワークステーション用机は、以下の要件を満たすこと。
1-11-1 CT 操及び本院の既設ワークステーションが設置できる机を付属すること。
1-11-2 CT 操作用の椅子はキャスター付きの椅子を 2 個付属すること。
1-12
患者監視カメラシステムは、以下の要件を満たすこと。
1-12-1 患者監視カメラシステムを CT 撮影室内に1台設置して CT 室の患者状態を観
察ができること。
2
画像処理ワークステーションは以下の要件を満たすこと。
2-1
サーバーに関しては以下の要件を満たすこと。
2-1-1
CPU はインテル社製ヘキサコア Intel Xeon プロセッサーdual 相当以上を有
すること。
2-1-2
メモリ容量は 64GB 以上を実装すること。
2-1-3
OS は Windows Server 2012 R2 Standard Edition 64bit 相当以上で
あること。
2-1-4
物理容量 250GB 以上のハードディスクを備え、RAID1 適用後の物理容量とし
て 15.0TB 以上のサーバを有すること。
2-2
各クライアントは以下の要件を満たすこと。
2-2-1
専用クライアントは 3 台導入すること。
2-2-2
専用クライアントの CPU はインテル社製 intel Corei5-4570 相当以上を有
すること。
2-2-3
専用クライアントの本体メモリ容量は 4GB 以上であること。
2-2-4
ライセンスの追加なしにすべてのクライアントで 3D 処理及び解析作業が行
えること。
2-2-5
各汎用 PC からもクライアントとして利用が可能であること。
2-2-6
本院の指定する HIS 端末において、3D 解析および解析作業ができること。
2-2-7
本院が指定する装置との接続を行うこと。尚、接続に関する装置メーカー
側の費用も本調達に含むこと。
11
2-2-8
同時接続は 16 クライアントまで可能なこと。
2-2-9
本院で稼働中の PACS から連携起動するための接続調整費用も本調達に含む
こと。
2-3
3D 画像処理において以下の要件を満たすこと。
2-3-1
外部の DICOM 機器からの画像入力、出力、他の DICOM 機器内の画像データ
の検索、取得が可能であること。
2-3-2
study、series レベルでの一覧表示が可能であり、患者氏名、患者 ID、モ
ダリティ、検査部位での検索機能を有すること。
2-3-3
表示した 2D,3D 画像を JPEG、Bitmap、PNG、DICOM、QuickTimeVR、AVI、MPEG、
MP4、WMV、QuickTime の形式で保存が可能であること。
2-3-4
操作とリンクしたオンラインヘルプ機能を有し、文書内及びページ内検索
両方が可能であること。
2-3-5
VR、SSD、MIP、MINIP、レイサム、SMIP、仮想内視鏡表示、CPR 表示が可能
であること。
2-3-6
表示されている3DVR や MPR カラーに対しカテゴリ内のすべてのテンプレ
ートをプレビュー表示し一覧で表示可能な機能を有すること。
2-3-7
断面、視線、球体等での表示範囲クリップ機能を有し、その表示範囲の抽
出・削除が可能であること。
2-3-8
自動骨除去と同時に石灰化部分のマスクを作成する機能を有すること。
2-3-9
骨除去、肝臓抽出、骨抽出、骨頭分離がワンクリックで可能な機能を有す
ること。
2-3-10
各種解析作業状態を途中保存し、後から復元可能であること。
2-3-11
3D 画像自体に影の写しこみ(セルフシャドウ)が可能であること。
2-3-12
読み込んだ画像の信号値に合わせたオパシティカーブを自動で設定する機
能を有すること。
2-3-13
複数シリーズ以上読み込み、すべての 3D 画像を自動で位置合わせをし、フ
ュージョン表示が可能であること。
2-3-14
3D 画像の処理を現在作業中のものを終了することなく、並列で 5 個以上可
能であること。
2-3-15
キャプチャした画像をプレビューでき、編集(アノテーション追記など)
が可能であること。
2-3-16
マスクの同時表示は 10 個以上可能であること。
2-4
心臓 CT 領域における血管評価解析ソフトを有し、以下の要件を満たすこ
と。
2-4-1
自動または手動による心臓抽出、冠動脈抽出が可能であること。
12
2-4-2
各冠動脈の輪郭は抽出後、外径と同時に石灰化をはずした内径を自動表示
する機能を有すること。
2-4-3
冠動脈を VR 画像、SMIP、アンギオでの表示、大動脈の表示非表示をワンク
リックで変更可能であること。
2-4-4
狭窄率の測定、プラークの測定が可能であること。
2-4-5
同一患者 ID の XA 画像の表示、3D 表示向きの連動が可能であること。
2-4-6
2 つの CPR 画像を並べて、90 度の角度を保ったまま回転表示が可能である
こと。
2-4-7
冠動脈解析ソフトを起動する際に、多フェーズの画像を選択した場合はい
つでもフェーズを変更して解析が可能であること。
2-4-8
作成した冠動脈の 3D 画像を利用したままその表面に SPECT の画像をマッピ
ングすることがどのメーカーでも可能であること。但し、アプリケーショ
ンを開きなおす必要がないこと。
2-4-9
SPECT 画像を用いた際は stress、rest 間の各種計算した結果のマッピング、
ブルズアイ表示が可能であること。
2-4-10
作成した冠動脈の 3D 画像を利用したままの表面に MR または CT の心機能解
析、MR 遅延造影解析結果のブルズアイ画像をマッピングすることがどのメ
ーカーでも可能であること。
2-5
CT 心臓シネ画像を用いて心機能を評価するソフトを有し、以下の機能を備
えていること。
2-5-1
自動または手動による心臓抽出機能を有すること。
2-5-2
心室、心房、大動脈弁を観察する断面を自動で設定することが可能である
こと。
2-5-3
心臓中心軸をスライス毎に設定可能であること。
2-5-4
解析結果として、拡張末期容量、収縮末期容量、一回拍出量、毎分拍出量、
最大充満速度、駆出率が数値として算出可能であり、且つブルズアイ表示
機能を有すること。
2-5-5
短軸、長軸両方向から輪郭の修正が可能であること。
2-5-6
心室輪郭の表面に各ブルズアイをマッピングして 3D のサーフェス表示が可
能であること。
2-5-7
心機能の評価に用いた画像を用いて、引き続き冠動脈の評価を行うソフト
が起動可能であること。
2-6
石灰化スコアを算出するソフトを有し、以下の機能を備えていること。
2-6-1
自動または手動による心臓抽出機能を有すること。
2-6-2
血管ごとのプラーク数、体積(面積)、Agatston スコア、平均 CT 値、最大
13
CT 値の算出が可能であること。
2-6-3
2D または 3D で石灰化の指定が可能であること。
2-6-4
スコアリングの結果を csv ファイルに出力可能であること。
2-7
心臓 MR における血管評価解析ソフトを有し、以下の要件を満たすこと
2-7-1
自動または手動による心臓抽出、冠動脈抽出が可能であること。
2-7-2
冠動脈の中心線、輪郭の編集が可能であること。
2-7-3
冠動脈を VR 画像、SMIP、アンギオでの表示、大動脈の表示非表示をワンク
リックで変更可能であること。
2-7-4
同一患者 ID の XA 画像の表示、3D 表示向きの連動が可能であること。
2-7-5
2 つの CPR 画像を並べて、90 度の角度を保ったまま回転表示が可能でえあ
ること。
2-7-6
作成した冠動脈の 3D 画像を利用したままその表面に SPECT の画像をマッピ
ングすることがどのメーカーでも可能であること。但し、アプリケーショ
ンを開きなおす必要がないこと。
2-7-7
左冠動脈、右冠動脈のどちらかのすべての分岐のストレッチ CPR を合成表
示する機能を有すること。
2-8
MR 心臓シネ画像を使用して心機能を評価するソフトを有し、以下の機能を
備えていること。
2-8-1
短軸画像の場合、解析するスライス範囲を設定可能であること。
2-8-2
心臓中心軸をスライス毎に設定可能であること。
2-8-3
解析結果として、拡張末期容量、収縮末期容量、一回拍出量、毎分拍出量、
最大充満速度、駆出率が数値として算出可能であり、且つブルズアイ表示
機能を有すること。
2-8-4
短軸、長軸両方向から輪郭の修正が可能であること。
2-8-5
解析結果画面全体の動画出力が可能であること。
2-8-6
心室輪郭の表面に各ブルズアイをマッピングして 3D のサーフェス表示が可
能であること。
2-9
MR 心臓遅延造影解析ソフトを有し、以下の要件を備えていること。
2-9-1
短軸方向または 3D で撮像された画像での解析が可能であること。
2-9-2
正常領域に対する SD の倍数で梗塞領域の指定が可能であること。
2-9-3
心筋のラインは 2 スライス間を補間して作成する機能を有すること。
2-9-4
心筋の内、外における梗塞占有率のブルズアイ表示が可能であること。
2-9-5
梗塞領域を 3D 表示する機能を有すること。
2-9-6
同一患者の冠動脈 3D 画像に遅延造影解析のブルズアイをマッピング表示が
可能であること。
14
2-10
MR 心筋パフュージョン解析ソフトを有し、以下の要件を備えていること。
2-10-1
呼吸ずれを自動で補正する機能を有すること。
2-10-2
解析結果として、最大勾配、LV 相対最大勾配、ピークまでの時間、LV 相対
累計増強を安静、負荷時比率が数値として算出可能であり、且つブルズア
イ表示機能を有すること。
2-10-3
計算結果、タイムインテンシティカーブをテキストファイルに保存可能で
あること。
2-11
肺結節、気管支測定、肺気腫、クラスターの評価を行うソフトを有し、以
下の要件を備えていること。
2-11-1
肺野、肺葉領域を読み込みと同時に抽出が可能であること。
2-11-2
結節の位置、径または輪郭を指定して、半自動で抽出が可能であること。
2-11-3
結節ごとの体積、最大 CT 値、平均 CT 値、標準偏差の各値、ヒストグラム
の表示が可能であること。
2-11-4
画像の信号値幅を任意で指定し、色分けして 2D 断面の肺野領域上にオーバ
ーレイ表示が可能であること。
2-11-5
気管支が占有する肺野領域を自動抽出する機能を有すること。
2-11-6
2D または 3D でのクラスター解析機能を有すること。
2-12
肺のボリューム計測を行うソフトを有し、以下の要件を備えていること。
2-12-1
造影 CT 画像を用いて肺動静脈を自動で分離・抽出する機能を有すること。
2-12-2
腫瘍の位置、径または輪郭を指定して、半自動で抽出が可能であること。
2-12-3
肺動静脈及び気管支に対して指定した肺野領域を自動で抽出する機能を有
すること。
2-12-4
3D 画像に領域断面の MPR を貼り付けて表示する機能を有すること。
2-12-5
作成した 3D 画像のマスクを 3D ビューアに移動して引き続き使用可能であ
ること。
2-13
気管支内視鏡のシミュレーションを行うソフトを有し、以下の要件を備え
ていること。
2-13-1
画像読み込みと同時に肺野、気管支を抽出する機能を有すること。
2-13-2
肺結節への最適経路を自動抽出する機能を有すること。
2-13-3
仮想内視鏡画像で超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)のシミュレ
ーションが可能であること。
2-13-4
最適な経路に対する仮想内視鏡動画の保存が可能であること。
2-13-5
内視鏡の進展に応じてオパシティを自動で更新し観察可能であること。
2-14
核医学画像と CT 画像のフュージョンに特化したビューアアプリケーショ
ンソフトを有し、以下の要件を備えていること。
15
2-14-1
自動での位置合わせ機能を有すること。
2-14-2
手動での位置合わせ(平行移動及び回転)機能を有すること。
2-14-3
SUV の測定が可能であること。
2-14-4
3 種類以上の比較読影可能なモードを有すること。
2-14-5
過去検査の解析結果との比較観察が可能であること。
2-15
複数シリーズとして広範囲に撮影された画像をつなぎ合わせて 1 枚の画像
として再構成するソフトを有し、以下の要件を備えていること。
2-15-1
各シリーズごとに信号値変換(濃度調整)が可能であること。
2-15-2
自動及び手動での位置合わせ機能を有すること。
2-15-3
5 シリーズ以上合成可能であること。
2-15-4
合成した画像から 3D 画像(VR、MIP)の作成が可能であること。
2-15-5
合成した画像を別シリーズとして DICOM 保存が可能であること。
2-16
頭部 CT パフュージョン解析ソフトを有し、以下の要件を満たすこと。
2-16-1
同一断面内の時間軸方向の画像に対して自動位置合わせ機能を有するこ
と。
2-16-2
動脈・静脈の位置を自動で検出、または手動で設定可能であること。
2-16-3
CBV/MTT/CBF/TTP の算出及びカラーマップ表示が可能であること。
2-16-4
bSVD による遅延補正の有無設定を有すること。
2-16-5
ROI をテンプレートとして保存し、自動で設定が可能であること。
2-17
頭部 MR パフュージョン解析ソフトを有し、以下の要件を満たすこと。
2-17-1
同一断面内の時間軸方向の画像に対して自動位置合わせ機能を有するこ
と。
2-17-2
動脈・静脈の位置を自動で検出、または手動で設定可能であること。
2-17-3
CBV/MTT/CBF/TTP の算出及びカラーマップ表示が可能であること。
2-17-4
bSVD による遅延補正の有無設定を有すること。
2-17-5
ROI をテンプレートとして保存し、自動で設定が可能であること。
2-17-6
ADC マップ、DWI 画像との比較観察することが可能であること。
2-18
歯科領域用のソフトを有し、以下の要件を満たすこと。
2-18-1
パノラマ像の前後複数枚表示が可能であること。
2-18-2
クリックすると同時に歯槽骨断面の表示が可能であること。
2-18-3
仮想的なインプラント、下顎管の表示、マージンの設定が可能であること。
2-18-4
パノラマ像は MIP、レイサムから選択可能であり、厚さも任意で指定可能で
あること。
2-18-5
作成した歯槽骨断面、パノラマ画像をすべて一度に DICOM 保存する機能を
有すること。
16
2-19
ADC マップを計算するソフトを有し、以下の要件を満たすこと。
2-19-1
DWI 画像読み込みと同時に ADC マップ及び eADC マップの表示が可能である
こと。
2-19-2
DWI 画像以外の画像を読み込むことで ADC マップと重ね合わせが可能であ
ること。
2-19-3
ROI をとることで ADC 値を表示する機能を有すること。
2-19-4
ADC 値の表示は ROI 内の上位、下位共に指定した範囲内のみの値を表示する
機能を有すること。
2-19-5
作成した歯槽骨断面、パノラマ画像をすべて一度に DICOM 保存する機能を
有すること。
2-20
腹部の脂肪量のボリューム計測をするソフトを有し、以下の要件を備えて
いること。
2-20-1
画像読み込みと同時に解析範囲を自動で設定する機能を有すること。
2-20-2
脂肪量を面積・体積で算出することが可能であること。
2-20-3
皮下脂肪量を 3D 画像の表面に色でマッピング表示が可能であること。
2-20-4
内臓脂肪量を 3D 画像の表面に色でマッピング表示が可能であること。
2-20-5
大腰筋を自動抽出し体積を算出することが可能であること。
2-21
肝臓のボリューム計測をするソフトを有し、以下の要件を備えていること。
2-21-1
1 シリーズのみで肝臓を自動で抽出する機能を有すること。
2-21-2
各フェーズの位置合わせが可能であること。
2-21-3
動脈、門脈、静脈はワンクリックで抽出が可能であること。
2-21-4
抽出した領域の編集(複数領域の加算、減算、削除等)が可能であること。
2-21-5
領域の指定は 15 以上可能であること。
2-21-6
作成したボリュームレンダリング表示をサーフェス表示に変更可能である
こと。
2-21-7
血管に対して抽出した領域の色を表示する機能を有すること。
2-21-8
門脈及び静脈を表示したまま支配領域の指定、抽出が可能であること。
2-22
CT 画像から大腸を抽出し、観察するソフトを有し、以下の要件を備えてい
ること。
2-22-1
大腸を自動で抽出する機能を有すること。
2-22-2
抽出された大腸内を通る経路を自動で作成可能であること。
2-22-3
仮想内視鏡表示、展開ビュー、ストレートビュー、キューブビュー各表示
が可能であること。
2-22-4
内視鏡と各展開表示に対して、壁から厚みをつけたデプス MIP 表示が可能
であること。
17
2-22-5
周辺臓器と重ね合わせた 3D 表示が可能であること。
2-23
CT または MR の画像から仮想的な超音波画像を作成するソフトを有し、以
下の要件を備えていること。
2-23-1
仮想超音波画像とオリジナル画像の各 3 断面の位置がリンクする機能を有
すること。
2-23-2
擬似的な音響陰影の表示が可能であり、そのパラメータ変更も可能である
こと。
2-23-3
オリジナル画像から作成した 3D 画像は操作対象や体表等切り替えが可能で
あること。
2-23-4
プローブの形状がコンベックスとリニア等選択することが可能であるこ
と。
2-23-5
体表からの刺入点の距離及び角度の計測が可能であること。
2-24
腹部造影 MR 画像の観察、解析をするソフトを有し、以下の要件を備えてい
ること。
2-24-1
各フェーズ間を自動または手動で位置合わせする機能を有すること。
2-24-2
指定した VOI のヒストグラムの表示が可能であること。
2-24-3
全フェーズを比較した表示が可能であること。
2-24-4
指定した領域をもとに自動で肝臓抽出する機能を有すること。
2-25
3D での頭部 CT パフュージョン解析ソフトを有し、以下の要件を満たすこ
と。
2-25-1
結果画像に対してノイズ除去のフィルタをかける機能を有すること。
2-25-2
同一断面内の時間軸方向の画像に対して自動位置合わせ機能を有するこ
と。
2-25-3
動脈・静脈の位置を自動で検出、または手動で設定可能であること。
2-25-4
CBV/MTT/CBF/TTP の算出及びカラーマップ表示が可能であること。
2-25-5
bSVD による遅延補正の有無設定を有すること。
2-26
IVIM Map を計算するソフトを有し、以下の要件を満たすこと。
2-26-1
DWI 画像読み込みと同時に ADC、eADC、D、D*、f マップの表示が可能である
こと。
2-26-2
DWI 画像以外の画像を読み込むことで各マップと重ね合わせが可能である
こと。
2-26-3
ROI をとることで ADC と D、D*、f による計算結果を比較するためのグラフ
を表示する機能を有すること。
2-27
頭部 CT/MR 画像等を使用して開頭手術シミュレーションをおこなうソフト
を有し、以下の要件を備えていること。
18
2-27-1
MR の画像を使用して神経線維の抽出が可能であること。
2-27-2
トラクトグラフィを実行する際の ROI は楕円、矩形、自由形状、球体で設
定可能であること。
2-27-3
入力画像同士の位置合わせが可能であること。
2-27-4
1 で作成した画像と CT 画像との 3D での重ね合わせが可能であること。
2-27-5
手術シミュレーションとして皮膚、骨の順番に切開した、手術シミュレー
ションが可能であること。
2-28
MRI で撮像したダイナミック画像を元に ROI 解析、レポート作成するソフ
トを有し、以下の要件を備えていること。
2-28-1
読み込んだダイナミック画像から、差分・Initial enhancement、Delayed
phase enhancement の各パラメータ画像を生成可能であること。
3
2-28-2
ダイナミック画像で ROI を設定し、カーブの表示が可能であること。
2-28-3
BI-RADS MRI に準拠したレポートの作成が可能であること。
造影剤自動注入装置は以下の要件を満たすこと。
3-1
CT 用造影剤自動注入器は,以下の要件を満たすこと。
3-1-1
生理食塩水の後押しが可能な 2 筒式かつ天井懸垂式であること。
3-1-2
注入速度が 0.1ml/sec~10.0ml/sec の間で設定できること。
3-1-3
注入時において経時的に注入圧力グラフを表示できること。
3-1-4
体重、ヨード量、時間からなる注入アプリケーションを有すること。
3-1-5
CT 装置との連動機能を有すること。
3-1-6
検査ごとに任意設定可能な圧力リミット機構を有すること。
3-1-7
将来必要となる注入法に対応できる拡張用スロット等を有すること。
3-1-8
生理食塩水用ディスポシリンジは注射器タイプで、検査室外でも造影検査
の準備(生食吸引、エア抜き等)が可能であること。
4
3-1-9
高圧、低圧ともに異常圧の検出、および制御が可能であること。
3-1-10
市販のシリンジ製剤の全種類を標準機能として装着できること。
3-1-11
造影剤シリンジに装着された IC タグの情報を読み取る機能を有すること。
3-1-12
造影剤の注入速度の可変注入が可能であること。
画像書き出し装置は以下の要件を満たすこと。
4-1
CD/DVD ディスクパブリッシャーは以下の要件を満たすこと。
4-1-1
画像の記録、ラベル印刷、DICOM ビューワの添付が自動で行なえること。
4-1-2
ウェブサーバ機能を有し、ネットワーク上の端末からの遠隔操作が行なえ
ること。
4-1-3
操作が簡単なタッチスクリーンモニターを備えること。
4-1-4
システムディスクが SSD(ソリッドステートドライブ)を内蔵すること。
19
4-1-5
画像の容量によって自動的に CD と DVD を使い分けられること。
4-1-6
セキュリティ保持のための匿名ディスクが簡単に作成できること。
4-1-7
卓上コンパクトであること。
4-1-8
複数の DICOM ビューワを書き込むことができること。
4-1-9
CD 作成処理能力スピードが最大 50 枚/時間以上であること。
4-1-10
別患者のデータを混在させない設定が可能であること。
性能・機能以外に関する要件
1-1
納入場所は以下の用件を満たすこと。
1-1-1
X 線 CT 装置及びワークステーションは本院担当職員協議し、スタッフ・患
者動線等を検討の上,診療効率が上がるように設置すること。
2-2
設置要件は以下の用件を満たすこと。
2-2-1
X 線 CT 装置及び画像処理ワークステーション、その他の本調達物品の設置
に伴い必要となる電気設備,遮蔽工事,空調・衛生設備,内装工事,ネッ
トワーク等の工事については,本院既設設備以外で必要な場合は、全て本
契約内で工事を行い,高性能 CT システム設置後の申請及び診療に支障がな
いようにすること。
2-2-2
X 線 CT 装置及び画像処理ワークステーション、その他の本調達物品の接続
及び設置に伴い必要となる工事について,本院担当職員と打合せを行い病
院業務に支障のないように本院担当職員の指示に従うこと。
2-2-3
機器の搬入,据付,配線,配管,調整等については,現場の実測等現地確
認を行い,本院の診療業務に支障をきたさないよう充分に注意し,本院担
当職員の指示に従うこと。
2-2-4
機器の搬入,据付,配線,配管,調整等に伴い本院建物等に破損を与えた
場合は,本院の担当職員の指示に従い,ただちに原状復旧すること。
2-3
保守・障害体制,教育訓練,申請等に関し,以下の要件を満たすこと。
2-3-1
地震時の耐震対策として,機器の転倒・移動を防止するための床固定など
の対策がなされていること。
2-3-2
通常の使用により故障が発生した場合、X 線管など高額消耗品も含め、本シ
ステム導入後 1 年間は無償で修理または交換を行うこと。ただし,個別に
保証期間を明記しているものはその限りではない。
2-3-3
障害が発生及び発生が予測される場合,速やかに対応が行える体制である
こと。
2-3-4
障害が発生し報告後,3 時間以内に現場での復旧措置を講ずる体制であるこ
と。
2-3-5
X 線 CT 装置に関しては受付だけでなく 24 時間 365 日障害に対し現地へ赴き
20
復旧対応できる体制にあること。
2-3-6
ネットワーク回線を開設し落札業者運営の下,オンラインによる故障診断
に対応する機能を最低 1 年間提供すること。
2-3-7
保守の実施後は,保守報告書を提出すること。
2-3-8
X 線 CT 装置の部品供給は、納品後 10 年間以上確保できる体制であること。
2-3-9
取扱説明に関する教育訓練は,本院が指定する日時・場所で行うこと。ま
た,X 線 CT 装置においては落札者の運営するトレーニングセンターにおい
て、実機を用いた研修を診療放射線技師1名に実施すること。
2-3-10
装置の操作及び故障時対応マニュアルは日本語に対応しているものを用意
すること。
2-3-11
本システムの申請に際し,本院担当職員の指示に従い,各省庁に提出する
申請書類の作成に協力すること。
2-3-12
緊急を有する保守対応の場合を考慮し、自社のサービスメンテナンスの拠
点が高知県内に存在すること。一次的な出張所はこれに該当しないものと
する。
2-3-13
画像処理ワークステーションに関してはシステムダウン等緊急時には復旧
に努め、システムダウン中に撮影された画像データ等はシステムダウン等
緊急事態が復旧した後に本院と協力し自動的または手動により速やかに本
システムに保存されること。
2-3-14
画像処理ワークステーションはハードウェアおよびソフトウェアの障害発
見時の電話連絡先を平日、夜間(17:15~翌 8:30)、土日祝祭日毎について
書面で提示すること。
2-4
廃棄に関し,以下の用件を満たすこと。
2-4-1
機器更新であるため,更新対象の CT 装置を,附属する備品とともに関係法
令に従い適正に廃棄処分すること。また,廃棄の時期については本院担当
職員と打ち合わせを行い,診療に支障がないようにすること。
21
○高知県公営企業局契約規程(昭和 41 年 12 月 27 日企業局管理規程第 5 号) (抜粋)
(一般競争入札参加者の資格等の公示)
第 3 条 管理者は、一般競争入札に参加する者に必要な資格として、あらかじめ、契約の
種類及び金額に応じ、工事、製造、販売等の実績、従業員の数、資本金の額その他の経
営の規模及び状況を要件とする資格を定めた場合は、これに資格審査の申請の時期、方
法等を併せて高知県公報、掲示その他の方法により公示するものとする。
2 管理者は、知事があらかじめ前項に規定する一般競争入札に参加する者に必要な資格そ
の他を定めたものについては、これによるものとし、その旨を同項に規定する方法によ
り公示しなければならない。
(一般競争入札参加者の資格の審査及び結果の通知)
第 4 条 管理者は、前条の規定により資格を定めた場合においては、その定めるところに
より一般競争入札に参加しようとする者の申請をまって、その者が当該資格を有するか
どうかを審査するものとする。
2 管理者は、前項の審査を終了したときは、当該申請者にそれぞれ資格の有無その他必要
な事項を通知するものとする。
(入札保証金)
第 6 条 契約担当者は、一般競争入札に参加しようとする者をしてその者の見積もる契約
金額の 100 分の 5 以上の入札保証金を納めさせなければならない。ただし、次の各号の
いずれかに該当する場合は、入札保証金の全部又は一部を納めさせないことができる。
(1) 一般競争入札に参加しようとする者が、保険会社との間に公営企業局を被保険者と
する入札保証保険契約を結んだとき。
(2) 第 3 条の規定による資格を有する者による一般競争入札に付する場合において、落
札者が契約を結ばないこととなるおそれがないと認められるとき。
(入札保証金に代わる担保)
第 7 条 入札保証金の納付は、国債、地方債及び次に掲げるものを担保として提供するこ
とをもって、これに代えることができる。
(1) 政府の保証のある債券
(2) 銀行、農林中央金庫、株式会社商工組合中央金庫又は全国を地区とする信用金庫連
合会の発行する債券、農林債、商工債又は全国連合会債(第 8 条第 1 号において「金融
債」と総称する。)
(3) 契約担当者が確実であると認める社債
22
(4) 銀行又は契約担当者が確実であると認める金融機関(出資の受入れ、預り金及び金
利等の取締りに関する法律(昭和 29 年法律第 195 号)第 3 条に規定する金融機関(銀行
を除く。)をいう。以下同じ。)が振出し、又は支払保証をした小切手
(5) 銀行又は契約担当者が確実であると認める金融機関が引受け、又は保証若しくは裏
書をした手形
(6) 銀行又は契約担当者が確実であると認める金融機関に対する定期預金債権
(7) 銀行又は契約担当者が確実であると認める金融機関の保証
2 契約担当者は、前項第 6 号の定期預金債権を入札保証金に代わる担保として提供させる
ときは、当該債権に質権を設定させ、当該債権に係る証書及び当該債権に係る債務者で
ある銀行又は確実であると認める金融機関の承諾を証する確定日付のある書面を提出さ
せなければならない。
3 契約担当者は、第 1 項第 7 号の銀行又は確実であると認める金融機関の保証を入札保証
金に代わる担保として提供させるときは、当該保証を証する書面を提出させ、その提出
を受けたときは、遅滞なく、当該保証をした銀行又は確実であると認める金融機関との
間に保証契約を締結しなければならない。
(入札保証保険証券の提出)
第 7 条の 2 契約担当者は、第 6 条第 1 号の規定に該当し、入札保証金を納めさせないとき
は、当該一般競争入札に参加しようとする者から当該入札保証保険契約に係る保険証券
を提出させなければならない。
(手形の現金化等)
第 7 条の 3 契約担当者は、一般競争入札に参加しようとする者が入札保証金の納付に代え
て手形を担保として提供した場合において、契約締結前に当該手形が満期になるときは、
企業出納員に連絡し、企業出納員をしてその取立て及び当該取立てに係る現金の保管を
させ、又は当該手形に代わる入札保証金の納付若しくは入札保証金の納付に代える担保
の提供を求めなければならない。
(担保の価値)
第 8 条 第 7 条第 1 項に規定する担保の価値は、次の各号に掲げる担保について当該各号
に掲げるところによる。
(1) 国債、地方債、政府の保証のある債券、金融債及び契約担当者が確実であると認め
る社債 額面金額又は登録金額(発行価額が額面金額又は登録金額と異なるときは、発
行価額)の 8 割に相当する金額
(2) 銀行又は契約担当者が確実であると認める金融機関が振出し、又は支払保証をした
小切手 小切手金額
23
(3) 銀行又は契約担当者が確実であると認める金融機関が引受け、又は保証若しくは裏
書をした手形 手形金額(その手形の満期の日が当該手形を提供した日の 1 月後であ
るときは、提供した日の翌日から満期の日までの期間に応じ当該手形金額を一般の金
融市場における手形の割引率によって割り引いた金額)
(4) 銀行又は契約担当者が確実であると認める金融機関に対する定期預金債権 当該
債権証書に記載された債権金額
(5) 銀行又は契約担当者が確実であると認める金融機関の保証 その保証する金額
(予定価格)
第 9 条 契約担当者は、一般競争入札に付する事項の価格を当該事項に関する設計書、仕
様書等によって予定し、その予定価格を記載した別記第 1 号様式又は別記第 1 号様式の 2
による書面を作成して封書にし、開札の際これを開札場所に置かなければならない。た
だし、あらかじめ予定価格を公表するものについては、当該予定価格調書を封書にしな
いことができる。
(入札の無効)
第 12 条 次の各号のいずれかに該当する入札は、無効とする。
(1) 入札の資格のない者の入札
(2) 納付すべき入札保証金(入札保証金に代わる担保を含む。以下同じ。)を納付しない
者又は第 6 条に規定する額に達していない者の入札
(3) 不正の利益を得るため談合したと認められる者又は入札に際し不正の行為があっ
た者の入札
(4) 同一の入札について 2 以上の入札をした者の入札
(5) 入札書の氏名その他重要な文字及び証印が誤脱し、又は不明な入札
(6) 入札書の金額を訂正した入札
(7) 前各号に掲げるもののほか、入札の条件に違反した入札
(契約保証金)
第 22 条 契約担当者は、契約者をして契約金額の 100 分の 10 以上の契約保証金を納めさ
せなければならない。この場合において、契約者が高知県住宅供給公社又は県から基本
財産その他これに準ずるものの 2 分の 1 以上の拠出を受けている一般社団法人若しくは
一般財団法人であるときは、契約金額の 1,000 分の 1 以上とすることができる。
2 契約保証金の納付は、次に掲げるものを担保として提供することをもって、これに代え
ることができる。
(1) 国債、地方債及び第 7 条第 1 項各号に掲げるもの
24
(2) 公共工事の前払金保証事業に関する法律(昭和 27 年法律第 184 号)第 2 条第 4 項に
規定する保証事業会社(第 4 項において「保証事業会社」という。)の保証
3 第 7 条第 2 項及び第 3 項並びに第 7 条の 2 から第 8 条までの規定は、契約保証金につい
て準用する。この場合において、第 7 条第 3 項中「又は確実であると認める金融機関の
保証」とあるのは「若しくは確実であると認める金融機関の保証又は保証事業会社(公共
工事の前払金保証事業に関する法律(昭和 27 年法律第 184 号)第 2 条第 4 項に規定する保
証事業会社をいう。以下この項において同じ。)の保証」と、「又は確実であると認める
金融機関との間」とあるのは「若しくは確実であると認める金融機関又は保証事業会社
との間」と、第 7 条の 2 中「第 6 条第 1 号」とあるのは「第 23 条第 3 号」と、「一般競
争入札に参加しようとする者」とあるのは「契約者」と、「入札保証保険契約」とある
のは「履行保証保険契約」と、第 7 条の 3 中「一般競争入札に参加しようとする者」と
あるのは「契約者」と、「契約締結前」とあるのは「契約上の義務履行前」と、第 8 条
中「第 7 条第 1 項」とあるのは「第 22 条第 2 項第 1 号」と読み替えるものとする。
4 第 2 項の規定に基づき、保証事業会社の保証を契約保証金に代わる担保とする場合にお
ける当該担保の価値は、その保証する金額とする。
5 既に締結した契約について契約金額を増減することとなった場合は、その増減の割合に
従って契約保証金(契約保証金に代わる担保を含む。以下同じ。)を増減するものとする。
ただし、契約担当者が特に必要がないと認めたときは、この限りでない。
(契約保証金の免除)
第 23 条 契約担当者は、次の各号のいずれかに該当する場合は、契約保証金の全部又は一
部を納めさせないことができる。
(1) 公営企業局が契約保証金を納付しなければならない契約を結ぶとき。
(2) 財産の売払いの契約で売払代金が即納されるときその他これに類する場合で契約
保証金を納付させる必要が認められないとき。
(3) 契約者が保険会社との間に公営企業局を被保険者とする履行保証保険契約を結ん
だとき。
(4) 契約の相手方から委託を受けた保険会社と工事履行保証契約を結んだとき。
(5) 財産の売払いの契約について、公営企業局が契約を解除したときにおいて既に納付
している売払代金のうち契約保証金に相当する金額を違約金として公営企業局に帰属
させる旨を約定した契約を結ぶとき。
(6) 契約金額が少額であり、かつ、契約の相手方が契約を履行しないこととなるおそれ
がないと認められるとき。
(7) 第 3 条の規定による資格を有する者による一般競争入札に付し、若しくは指名競争
入札に付し、又は随意契約による場合において、当該契約者が、国又は地方公共団体
との間において過去 2 年間に当該契約と種類及び規模をほぼ同じくする契約を数回に
25
わたって締結し、これらの契約を誠実に履行し、かつ、当該契約を履行しないことと
なるおそれがないと認められるとき。
26
政府調達協定に係る一般競争入札心得
高知県公営企業局
(目的)
第1条
高知県公営企業局の行う物品の購入に係る一般競争入札の取扱いについては、他
の法令で定めるもののほか、この心得の定めるところによるものとする。
(一般競争入札参加資格)
第2条
一般競争入札に参加できる者は、当該調達物品等の入札参加者として資格を確認
された者(以下「入札参加者」という。
)とする。
(入札保証金)
第3条
入札参加者は、入札執行前に、高知県公営企業局契約規程(昭和41年高知県企
業局管理規程第5号。以下「規程」という。
)第6条の入札保証金を納付しなければなら
ない。ただし、同条ただし書の規定により免除された場合は、この限りでない。
(入札の基本的事項)
第4条 入札参加者又はその代理人(以下「入札者」という。)は、消費税に係る課税事業
者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約希望金額の108分の100
に相当する金額を入札書に記載して入札しなければならない。
2
入札者は、仕様書、設計書及び図面その他契約締結に必要な条件を熟知のうえ、入札
しなければならない。
3
入札者は、入札執行者の指定する場所に待機していなければならない。無断で指定す
る場所を離れ、入札時間に入札しない者は、辞退したものとして取り扱うものとする。
4
入札執行中は、入札者間の私語及び放言を禁ずる。指示に従わないときは、投かん後
であっても入札の辞退があったものとして取り扱うことがある。
5
入札時間を過ぎても指示に従わず、故意に投かんしないときは、入札の辞退があった
ものとして取り扱うものとする。
(公正な入札の確保)
第5条
入札者は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第
54号)等に抵触する行為を行ってはならない。
(入札の方法)
第6条
入札者は、指定の日時及び場所に出頭し、所定の入札書(規程第2号様式)を用
27
いて入札しなければならない。
2
入札者が代理人であるときは、その委任状を提出し、確認を受けた後、入札しなけれ
ばならない。
3
入札書の記載事項について訂正又は字句を挿入したときは、必ずその箇所に押印しな
ければならない。ただし、金額を訂正することはできない。
4
入札金額(一定期間継続する売買、供給、使用等に関する契約に係る単価について行
う入札の入札金額を除く。
)には、1円未満の端数をつけることができない。1円未満の
端数をつけたものがあるときは、その端数の金額は、記載のないものとして取り扱うも
のとする。
5
入札者は、いったん投かんした入札書について、取り替え、訂正又は取り消しするこ
とはできない。
6
郵便により入札する場合は二重封筒とし、入札書を中封筒に入れて密封し、かつ、封
皮に氏名(法人の場合はその名称又は商号)及び「○月○日入札〔件名(○○○○)
〕の
入札書在中」と朱書し、外封筒の封皮には中封筒と同様に氏名等を朱書し、書留として
受領期限までに到着するよう送付しなければならない。
(入札の辞退)
第7条 入札者は、入札執行の完了に至るまでは、いつでも入札を辞退することができる。
2
入札者が入札を辞退するときは、その旨を次に掲げるところにより申し出るものとす
る。
(1)
入札執行前にあっては、入札辞退届を契約担当者に直接持参し、又は郵送(入札
日の前日までに到達するものに限る。)すること。
(2)
入札執行中にあっては、前号の入札辞退届又はその旨を明記した入札書を、入札
を執行する者に直接提出すること。
(無効の入札)
第8条 次の各号のいずれかに該当する入札は、無効とする。
(1) 入札に参加する資格を有しない者の入札
(2) 委任状を持参しない代理人のした入札
(3) 入札書の金額を訂正した入札又は金額未記入の入札
(4)
入札書の氏名その他重要な文字及び証印が誤脱し、その意志表示が不明瞭である
入札
(5)
同一の入札について他の入札者の代理人を兼ね、又は2人以上の代理をした者の
入札
(6)
入札保証金を納付しなければならない場合において、入札保証金(入札保証金に
代わる担保を含む。
)を納付していない者又はこれが不足している者のした入札
28
(7)
入札公告及び入札説明書において示した入札書の受領期限までに到達しなかった
入札
(8)
入札公告及び入札説明書に示した入札参加者等に要求される事項を履行しなかっ
た者の入札
(9)
高知県公営企業局特定調達契約事務取扱規程(平成7年高知県企業局管理規程第
9号)により、高知県特定調達契約事務取扱規則(平成7年高知県規則第125号)
の規定の例によることとされている同規則第4条第4項の規定により入札書を受領
した場合で、当該資格審査が開札日時までに終了しない者又は資格を有すると認め
られなかった者の入札
(10)
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律に違反し、価格又はその他の点
に関して公正な競争を不法に阻害したと認められる者の入札
(11) その他入札に関する諸条件に違反した入札
(入札の執行の取り消し又は延期)
第9条
次の各号のいずれかに該当する場合は、入札の執行を延期若しくは取止め、又は
当該入札者を入札に参加させないことがある。
(1) 天災その他やむを得ない理由があるとき。
(2)
入札者が談合し、又は不穏の行動をする等の場合において、入札を公正に執行す
ることができないと認められるとき。
(開札)
第10条
開札は、入札者又はその代理人を立ち会わせて行う。ただし、入札者又はその
代理人が立ち会わない場合においては、入札事務に関係ない職員を立ち会わせて行う。
(落札者の決定の方法)
第11条 予定価格の範囲内で最低の価格をもって入札をした者を落札者とする。
2
落札となる入札があったときは調達件名、入札書記載金額に100分の8を加算した
金額で落札した旨及び落札者を宣言して決定する。
3
落札となるべき同価格の入札をした者が、2人以上あるときは、くじで落札者を決定
する。
(再度入札等)
第12条 開札した場合において、落札者とすべき入札がないときは、再度の入札を行う。
2
前項の場合において、事前に郵送し開札に立ち会わない者がいるときは、再度入札の
日時を新たに決定するものとする。
3 再度入札は、2回(あわせて3回の入札)まで行う。
29
4 次の各号のいずれかに該当する入札をした者は、再度入札に参加することができない。
(1)
第4条第3項から第5項までのいずれかの規定に基づき辞退として取り扱われた
とき。
(2) 第7条第2項の規定により辞退したとき。
(3)
第8条第1号、第2号又は第5号から第8号までのいずれかに該当し、無効とさ
れたとき。
5
再度入札において、前回の入札の最低価格以上の入札は、辞退の意志表示があったも
のとし、辞退札として取り扱うものとする。この場合、次回以後の再度入札に参加する
ことができない。
6 落札者が契約を結ばないときは、落札金額の制限内で随意契約を行うことがある。
(契約の確定)
第13条
契約書を作成する契約にあっては、契約当事者双方が記名押印したときに確定
する。
(契約保証金)
第14条
落札者は、契約を締結するにあたり、規程第22条による契約保証金を納付し
なければならない。ただし、規程第23条の規定により免除された場合は、この限りで
ない。
(異議の申立)
第15条
入札した者は、入札後この心得、仕様書、設計書、図面、契約書及び現場等に
ついての不明を理由として異議を申し立てることはできない。
30
契約保証金あり
物
品
購
入
契
約
書
買受人高知県公営企業局(以下「甲」という。)と売渡人某(以下「乙」という。)とは、
次の条項により物品の売買契約を締結する。
(信義誠実等の義務)
第1条 甲乙両者は、信義を重んじ、誠実にこの契約を履行しなければならない。
2 甲乙両者は、日本国の法令を遵守し、この契約を履行しなければならない。
(売買物品及び売買代金)
第2条 乙は、次に掲げる物品(以下「売買物品」という。
)を金
額及び地方消費税額
品
名
種
類
規
格
数
量
円(うち消費税
円とする。)をもって甲に売り渡し、甲はこれを買い受ける。
(契約保証金)
第3条
乙は、この契約の締結と同時に契約保証金として金
円甲に納付しなけ
ればならない。
2
前項の契約保証金は、乙がこの契約に定める義務を履行しないときは、甲に帰属する
ものとする。
3 第1項の契約保証金には、利息を付さないものとする。
(納入期限及び納入場所等)
第4条
売買物品の納入期限及び納入場所は次のとおりとし、その所有権は、売買物品の
引渡しをした時に移転するものとする。
納入期限
納入場所
(権利又は義務の譲渡等の禁止)
第5条 乙は、この契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、若しくは承継させ、
又は担保に供してはならない。ただし、あらかじめ書面により甲の承諾を得た場合は、
31
この限りでない。
(売買物品の引渡しをした後の納入実績等の譲渡に伴う債務引受)
第5条の2
前条の規定にかかわらず、乙は、売買物品の引渡しをした後において、この
売買に係る納入実績等を第三者に譲渡する場合は、売買物品の引渡しをした後に第 15 条
、第 18 条及び第 18 条の2の規定により効力が生ずる乙の債務をその第三者に引き受け
させなければならない。
2
乙は、納入実績等を第三者に譲渡したときは、速やかに当該納入実績等の譲渡及び債
務の引受けを証する譲渡契約書等の写しを甲に提出しなければならない。
3
前2項の規定は、売買物品の引渡しをした日から起算して5年を経過した日の属する
年度の末日まで適用する。
(暴力団員等からの不当介入に対する通報及び報告の義務)
第6条
乙は、本契約に係る事業の遂行に当たって、暴力団員等(高知県暴力団排除条例
(平成 22 年高知県条例第 36 号)第2条第3号に規定する暴力団員等をいう。第 16 条の
2第1項において同じ。
)による不当若しくは違法な要求又は契約の適正な履行を妨げる
妨害を受けたときは、その旨を甲に報告するとともに、所轄の警察署に届け出なければ
ならない。
(納期限の延長等)
第7条
乙は、天災その他不可抗力によって納入期限内に売買物品を納入することができ
ないときは、甲に対して遅滞なくその事由を明らかにした書面により納入期限の延長を
請求することができる。この場合において当該延長する日数は、甲乙協議して定めるも
のとする。
2
乙は、その責めに帰する事由により納入期限内に売買物品を納入することができない
ときは、納入期限の猶予についてあらかじめその事由を記載した書面により甲の承認を
受けなければならない。
(売買物品の品質等)
第8条
売買物品は、この契約締結前に特定したものを除き、その品質、構造、形状、寸
法等は、仕様書、図面又は見本によるものとし、品質が明らかでないものについては、
中等以上のものとする。
(検査等)
第9条
乙は、売買物品を納入しようとするときは、その旨をあらかじめ甲に通知し、品
質、規格、数量等について甲の検査を受けなければならない。
32
2
前項の検査の結果不合格と決定した売買物品は、乙において甲の指示する期限内にこ
れを取り替えて前項の規定に準じ甲の再検査を受けなければならない。
3 前項の取替えによって生ずる損害は、すべて乙の負担とする。
4
売買物品の引渡しは、乙が第1項又は第2項の規定による検査に合格した時に行われ
たものとする。
(売買代金の支払)
第 10 条 乙は、前条第4項の規定により売買物品の全部の引渡しが行われたときは、甲に
対して売買代金の支払を請求することができる。
2
前項の規定による請求は、前金払又は部分払を受けている場合は、その額を控除した
額について行うものとする。
3 甲は、第1項の規定による支払の請求書を受理した日から 30 日以内に当該売買代金を
支払わなければならない。
(前金払)
第 11 条 甲は、特別の理由があると認めるときは、乙の申請により前金払について法令の
規定の範囲内で別段の定めをすることができる。
(部分払)
第 12 条 乙は、売買物品の既納部分(甲が第9条の規定による検査を行って引渡しを受け
たものをいう。以下同じ。
)に対する売買代金相当額が契約金額の 10 分の4(前金払を
受けていない場合にあっては、10 分の3)又は 10 分の8以上に達した場合は、それぞれ
既納部分の売買代金相当額の支払(この契約において「部分払」という。
)を請求するこ
とができる。
2
前項の規定にかかわらず、甲において特別の理由があると認めるときは、部分払につ
いて高知県公営企業局契約規程(昭和 41 年高知県公営企業局管理規程第5号)第 36 条
の規定の範囲内で別段の定めをすることができる。
3
部分払の時期は、第9条の検査に合格した部分に対する請求書を甲が受理した日から
15 日以内とする。
4
前金払があった場合において、第1項の規定により請求することができる額は、当該
前金払に係る金額を控除して算定するものとする。
(数量等の変更)
第 13 条 甲は、必要がある場合には、乙から第9条第1項の規定による検査を求める通知
を受け取るまでは、売買物品の数量を増減し、又は納入期限を変更することができる。
この場合において契約金額を増減する必要が生じたときは、売買代金の計算の基礎とな
33
った単価によって行うものとする。
2
甲は、前項の場合において乙が損害を受けたときは、甲乙協議して定めるところによ
り、その損害を賠償しなければならない。
(履行遅滞に伴う違約金等)
第 14 条 甲は、乙がその責めに帰する事由により納入期限内に売買物品を納入しなかった
ときは、当該納入遅滞部分に係る売買代金に対し、当該納入期限の翌日から納入した日
までの日数に応じ、年 2.8 パーセントの割合で計算した額(当該額に1円未満の端数があ
るときは、当該端数を切り捨てた額)を違約金として徴収するものとする。ただし、違
約金の額が 100 円未満の場合は、この限りでない。
2 甲の責めに帰する事由により、第 10 条第3項及び第 12 条第3項に規定する売買代金
の支払が遅れた場合は、乙は、未受領額につき、同条同項に規定する支払期限の翌日か
ら支払をする日までの日数に応じ、年 2.8 パーセントの割合で計算した額(当該額に1円
未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額)を遅延利息として甲に請求するこ
とができる。
(瑕疵担保)
第 15 条 乙は、売買物品の引渡し後 12 月以内に売買物品に数量の不足、又は故障その他
隠れた瑕疵が発見されたときは、その瑕疵が甲の責めに帰すべき事由により生じた場合
を除き、甲の選択により直ちに無償による補充、取替え若しくは修理(以下この条にお
いて「補充等」という。
)又は補充等に代え若しくは補充等とともに売買代金の減額若し
くは損害賠償に応じなければならない。
(契約の解除)
第 16 条 甲は、乙がその責めに帰すべき事由により、この契約に定める義務を履行しない
ときは、催告を行うことなくこの契約の全部又は一部を解除することができる。この場
合において、解除により乙に損害があっても、甲はその損害の賠償の責めを負わないも
のとする。
2 前項の規定によりこの契約を解除された場合においては、乙は、売買代金の 10 分の1
に相当する額(当該額に1円未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額)を違
約金として甲の指定する期間内に支払わなければならない。
3 前項の場合において、第3条の規定により契約保証金が納付されているときは、甲は、
当該契約保証金を違約金に充当することができる。
(暴力団排除措置による解除)
第 16 条の2 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当するときは、契約を解除することがで
34
きる。この場合において、解除により乙に損害があっても、甲はその損害の賠償の責め
を負わないものとする。
(1) 暴力団(高知県暴力団排除条例第2条第1号に規定する暴力団をいう。以下この項
において同じ。
)であると認められるとき。
(2)
役員等(次に掲げる者をいう。以下この項において同じ。)が暴力団員等であると
認められるとき。
ア 法人にあっては、代表役員等及び一般役員であって経営に事実上参加している者
イ
法人以外の団体にあっては、代表者、理事その他アに掲げる者と同等の責任を有
する者
ウ
個人にあっては、その者及びその使用人(支配人、本店長、支店長その他いかな
る名称を有する者であるかを問わず、事業所の業務を統括する者(事業所の業務を
統括する者の権限を代行し得る地位にある者を含む。))
(3) 役員等が、業務に関し、暴力団員等であることを知りながら当該者を使用し、又は
雇用していると認められるとき。
(4)
暴力団又は暴力団員等がその経営又は運営に実質的に関与していると認められる
とき。
(5)
役員等が、自己、その属する法人等(法人その他の団体をいう。)若しくは第三者
の利益を図り、又は第三者に損害を加えることを目的として、暴力団又は暴力団員等
を利用していると認められるとき。
(6) 役員等が、いかなる名義をもってするかを問わず、暴力団又は暴力団員等に対して
、金銭、物品その他財産上の利益を与え、または便宜を供与する等直接的または積極
的に暴力団の維持又は運営に協力し、又は関与していると認められるとき。
(7) 役員等が、業務に関し、暴力団又は暴力団員等が経営又は運営に実質的に関与して
いると認められる業者であることを知りながら、これを利用していると認められると
き。
(8) 役員等が、県との契約に関し、暴力団又は暴力団員等が経営又は運営に実質的に関
与していると認められる業者であることを知りながら、これを利用していると認めら
れるとき。
(9) 前各号に掲げるもののほか、役員等が暴力団又は暴力団員等と社会的に非難される
べき関係を有していると認められるとき。
(10) 第6条に規定する義務を履行しなかったと認められるとき。
2
前条第2項及び第3項の規定は、前項の規定によりこの契約を解除された場合につい
て準用する。
(談合等の不正行為が行われた場合の解除)
35
第 16 条の3 甲は、乙がこの契約に関して、次の各号のいずれかに該当するときは、契約
を解除することができる。この解除により乙に損害を及ぼしても甲はその責めを負わな
いものとする。
(1)
公正取引委員会が、乙に違反行為があったとして私的独占の禁止及び公正取引の
確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号。以下「独占禁止法」という。
)第 62 条第
1項に規定する課徴金の納付命令(以下「納付命令」という。)を行い、当該納付命令
が確定したとき(確定した当該納付命令が独占禁止法第 63 条第2項の規定により取り
消された場合を含む。以下この条において同じ。)
。
(2) 公正取引委員会が、乙に違反行為があったとして独占禁止法第 49 条に規定する排
除措置命令(以下「排除措置命令」という。
)を行い、当該排除措置命令が確定したと
き。
(3) 乙(法人の場合にあっては、その役員及びその使用人をも含む。
)について刑法(
明治 40 年法律第 45 号)
第 96 条の6若しくは第 198 条又は独占禁止法第 89 条第1項、
第 90 条若しくは第 95 条(独占禁止法第 89 条第1項又は第 90 条に規定する違反行為
をした場合に限る。
)の規定による刑が確定したとき。
(4)
納付命令又は排除措置命令(これらの命令が乙又は乙が構成事業者である事業者
団体(以下この号及び次号において「乙等」という。)に対して行われたときは、乙等
に対する命令で確定したものをいい、乙等に対して行われていないときは、各名宛人
に対する命令すべてが確定した場合における当該命令をいう。次号及び第 18 条第1項
第1号において同じ。
)において、この契約に関し、独占禁止法第3条又は第8条第1
号の規定に違反する行為の実行としての事業活動があったとされたとき。
(5)
前号に規定する納付命令又は排除措置命令により、乙等に独占禁止法第3条又は
第8条第1号の規定に違反する行為があったとされた期間及び当該違反する行為の対
象となった取引分野が示された場合において、この契約が、当該期間(これらの命令
に係る事件について、公正取引委員会が乙に対し納付命令を行い、これが確定したと
きは、当該納付命令における課徴金の計算の基礎である当該違反する行為の実行期間
を除く。
)に入札(見積書の提出を含む。)が行われたものであり、かつ、当該取引分
野に該当するものであるとき(公正取引委員会が発した文書によってこの契約を特定
できる場合に限る。
)
。
2 第 16 条第2項及び第3項の規定は、前項の規定によりこの契約が解除された場合に準
用する。
(損害賠償等)
第 17 条 乙は、この契約に定める義務を履行しないため甲に損害を与えたときは、その損
害に相当する金額を損害賠償として甲に支払わなければならない。
2 甲は、第 16 条第1項又は第 16 条の2第1項の規定によりこの契約を解除したときに
36
おいて、第 16 条第2項に定める(第 16 条の2第2項において準用する場合を含む。)違
約金の額を超える損害がある場合は、乙に対してその超過分につき賠償を請求すること
ができる。
3
甲は、この契約に関して乙から徴収することができる金銭があるときは、乙に支払う
べき売買代金と相殺することができる。
(賠償額の予定)
第 18 条 乙は、第 16 条の3第1項各号のいずれかに該当するときは、甲が契約を解除す
るか否かにかかわらず、賠償金として、売買代金の 10 分の1に相当する額(当該額に1
円未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額)を、特別の定めがある場合を除
き、甲が納入の通知(地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 231 条に規定する納入の
通知をいう。次条第1項において同じ。
)を発する日の属する月の翌月の末日(当該日が
日曜日、土曜日若しくは国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)第3条に規
定する休日又は 12 月 31 日に当たるときは、これらの日の前日をもって当該日とみなす。
)までに支払わなければならない。ただし、次に掲げる場合は、この限りでない。
(1) 第 16 条の3第1項第1号、第2号、第4号及び第5号のいずれかに該当する場合
であって、納付命令又は排除措置命令の対象となる行為が、独占禁止法第2条第9項
の規定に基づく不公正な取引方法(昭和 57 年6月 18 日公正取引委員会告示第 15 号)
第6項に規定する不当廉売である場合その他甲が特に認める場合
(2) 第 16 条の3第1項第3号に該当する場合であって、刑法第 198 条の規定による刑
が確定した場合
2
前項の規定にかかわらず、甲は、甲に生じた実際の損害金が同項に規定する賠償金の
額を超える場合においては、乙に対してその超過した損害金にこの契約における売買代
金の最終の支払の日の翌日から起算して当該損害金の支払の日までの日数に応じて年5
パーセントの割合で計算した額(当該額に1円未満の端数があるときは、当該端数を切
り捨てた額)の遅延利息を付した額を請求することができる。
3
前2項の場合において、第3条の規定により契約保証金が納付されているときは、甲
は、当該契約保証金を賠償金等に充当することができる。
4 前3項の規定は、売買物品の引渡しをした後においても適用する。
(違約罰としての違約金)
第 18 条の2 乙は、第 16 条の3第1項第1号から第3号までのいずれかに該当する場合
は、前条の賠償額の予定とは別に、違約罰としての違約金を、特別の定めがある場合を
除き、甲が納入の通知を発する日の属する月の翌月の末日(当該日が日曜日、土曜日若
しくは国民の祝日に関する法律第3条に規定する休日又は 12 月 31 日に当たるときは、
これらの日の前日をもって当該日とみなす。
)までに支払わなければならない。
37
2 前項の違約罰としての違約金の額は、売買代金の 10 分の1に相当する額(当該額に1
円未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額。以下この項において「違約金額」
という。
)とする。ただし、乙がこの契約に関し独占禁止法第7条の2第 11 項又は第 12
項の規定による課徴金の減額(以下この項において「課徴金の減額」という。)を受けた
事業者(公正取引委員会に対して課徴金減免制度の適用を受けたことを公表することを
申し出て、公正取引委員会によって公表された事業者に限る。)である場合は、違約金額
にその者が課徴金の減額を受けた割合を乗じて得た額(当該額に1円未満の端数がある
ときは、当該端数を切り捨てた額)を違約金額から減額した額とする。
3 前2項の規定は、売買物品の引渡しをした後においても適用する。
(乙の文書提出義務)
第 18 条の3 乙(乙が法人である場合は、その役員及びその使用人をも含む。
)は、この
契約に関して、公正取引委員会、警察、検察庁、裁判所その他公的機関から通知、命令
その他の文書(この契約書の規定により甲から発せられた文書を除く。)の交付を受けた
ときは、直ちに当該文書の写しを甲に提出しなければならない。
2 前項の規定は、売買物品の引渡しをした後においても適用する。
3
前2項の規定は、売買物品の引渡しをした日から起算して5年を経過した日の属する
年度の末日まで適用する。
(違約金等の徴収)
第 19 条 乙がこの契約に基づく違約金、賠償金、損害金又は違約罰としての違約金を甲の
指定する期間(第 18 条に規定する賠償金にあっては同条第1項に、第 18 条の2に規定
する違約罰としての違約金にあっては同条第1項にそれぞれ規定する期間とする。以下
この項において同じ。
)内に支払わないときは、甲は、その支払わない額に甲の指定する
期間を経過した日から起算して売買代金の支払日までの日数に応じて年5パーセントの
割合で計算した額(当該額に1円未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額。
次項において同じ。
)の遅延利息を付した額と、甲の支払うべき売買代金とを相殺し、な
お不足があるときは追徴する。
2
前項の追徴をする場合には、甲は、乙から遅延日数につき年5パーセントの割合で計
算した額の遅延利息を徴収する。ただし、計算した遅延利息の額が、100 円に満たないと
きは、この限りでない。
(年当たりの割合の基礎となる日数)
第 20 条 第 14 条、第 18 条第2項及び前条の規定による違約金、遅延利息等の額を計算す
る場合における年当たりの割合は、閏年の日を含む期間についても、365 日当たりの割合
とする。
38
(契約保証金の還付)
第 21 条 甲は、乙がこの契約に定めるところにより売買物品の全部の引渡しを完了したと
きは、乙の請求により遅滞なく第3条第1項に定める契約保証金を乙に還付するものと
する。
(疑義の決定等)
第 22 条 この契約に関する疑義及びこの契約に定めのない事項については、甲乙協議のう
え定めるものとする。
(裁判管轄)
第 23 条 この契約に関して生じた甲乙間の紛争については、高知地方裁判所を第一審の専
属的合意管轄裁判所とする。
この契約の締結を証するため、この契約書2通を作成し、両者記名押印のうえ、各自そ
の1通を保有するものとする。
平成
年
月
日
買受人
高知県公営企業局
高知県公営企業局長 井奥 和男
売渡人
印
□
住所
氏名
39
印
□
契約保証金なし
物
品
購
入
契
約
書
買受人高知県公営企業局(以下「甲」という。)と売渡人某(以下「乙」という。)とは、
次の条項により物品の売買契約を締結する。
(信義誠実等の義務)
第1条 甲乙両者は、信義を重んじ、誠実にこの契約を履行しなければならない。
2 甲乙両者は、日本国の法令を遵守し、この契約を履行しなければならない。
(売買物品及び売買代金)
第2条 乙は、次に掲げる物品(以下「売買物品」という。
)を金
額及び地方消費税額
品
名
種
類
規
格
数
量
円(うち消費税
円とする。)をもって甲に売り渡し、甲はこれを買い受ける。
(契約保証金)
第3条 契約保証金は、高知県公営企業局契約規程(昭和 41 年高知県公営企業局管理規程
第5号)第○条第○号の規定により免除する。
(納入期限及び納入場所等)
第4条
売買物品の納入期限及び納入場所は次のとおりとし、その所有権は、売買物品の
引渡しをした時に移転するものとする。
納入期限
納入場所
(権利又は義務の譲渡等の禁止)
第5条 乙は、この契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、若しくは承継させ、
又は担保に供してはならない。ただし、あらかじめ書面により甲の承諾を得た場合は、
この限りでない。
(売買物品の引渡しをした後の納入実績等の譲渡に伴う債務引受)
第5条の2
前条の規定にかかわらず、乙は、売買物品の引渡しをした後において、この
売買に係る納入実績等を第三者に譲渡する場合は、売買物品の引渡しをした後に第 15 条
40
、第 18 条及び第 18 条の2の規定により効力が生ずる乙の債務をその第三者に引き受け
させなければならない。
2
乙は、納入実績等を第三者に譲渡したときは、速やかに当該納入実績等の譲渡及び債
務の引受けを証する譲渡契約書等の写しを甲に提出しなければならない。
3
前2項の規定は、売買物品の引渡しをした日から起算して5年を経過した日の属する
年度の末日まで適用する。
(暴力団員等からの不当介入に対する通報及び報告の義務)
第6条
乙は、本契約に係る事業の遂行に当たって、暴力団員等(高知県暴力団排除条例
(平成 22 年高知県条例第 36 号)第2条第3号に規定する暴力団員等をいう。第 16 条の
2第1項において同じ。
)による不当若しくは違法な要求又は契約の適正な履行を妨げる
妨害を受けたときは、その旨を甲に報告するとともに、所轄の警察署に届け出なければ
ならない。
(納期限の延長等)
第7条
乙は、天災その他不可抗力によって納入期限内に売買物品を納入することができ
ないときは、甲に対して遅滞なくその事由を明らかにした書面により納入期限の延長を
請求することができる。この場合において当該延長する日数は、甲乙協議して定めるも
のとする。
2
乙は、その責めに帰する事由により納入期限内に売買物品を納入することができない
ときは、納入期限の猶予についてあらかじめその事由を記載した書面により甲の承認を
受けなければならない。
(売買物品の品質等)
第8条
売買物品は、この契約締結前に特定したものを除き、その品質、構造、形状、寸
法等は、仕様書、図面又は見本によるものとし、品質が明らかでないものについては、
中等以上のものとする。
(検査等)
第9条
乙は、売買物品を納入しようとするときは、その旨をあらかじめ甲に通知し、品
質、規格、数量等について甲の検査を受けなければならない。
2
前項の検査の結果不合格と決定した売買物品は、乙において甲の指示する期限内にこ
れを取り替えて前項の規定に準じ甲の再検査を受けなければならない。
3 前項の取替えによって生ずる損害は、すべて乙の負担とする。
4
売買物品の引渡しは、乙が第1項又は第2項の規定による検査に合格した時に行われ
たものとする。
41
(売買代金の支払)
第 10 条 乙は、前条第4項の規定により売買物品の全部の引渡しが行われたときは、甲に
対して売買代金の支払を請求することができる。
2
前項の規定による請求は、前金払又は部分払を受けている場合は、その額を控除した
額について行うものとする。
3 甲は、第1項の規定による支払の請求書を受理した日から 30 日以内に当該売買代金を
支払わなければならない。
(前金払)
第 11 条 甲は、特別の理由があると認めるときは、乙の申請により前金払について法令の
規定の範囲内で別段の定めをすることができる。
(部分払)
第 12 条 乙は、売買物品の既納部分(甲が第9条の規定による検査を行って引渡しを受け
たものをいう。以下同じ。
)に対する売買代金相当額が契約金額の 10 分の4(前金払を
受けていない場合にあっては、10 分の3)又は 10 分の8以上に達した場合は、それぞれ
既納部分の売買代金相当額の支払(この契約において「部分払」という。
)を請求するこ
とができる。
2
前項の規定にかかわらず、甲において特別の理由があると認めるときは、部分払につ
いて高知県公営企業局契約規程(昭和 41 年高知県公営企業局管理規程第5号)第 36 条
の規定の範囲内で別段の定めをすることができる。
3
部分払の時期は、第9条の検査に合格した部分に対する請求書を甲が受理した日から
15 日以内とする。
4
前金払があった場合において、第1項の規定により請求することができる額は、当該
前金払に係る金額を控除して算定するものとする。
(数量等の変更)
第 13 条 甲は、必要がある場合には、乙から第9条第1項の規定による検査を求める通知
を受け取るまでは、売買物品の数量を増減し、又は納入期限を変更することができる。
この場合において契約金額を増減する必要が生じたときは、売買代金の計算の基礎とな
った単価によって行うものとする。
2
甲は、前項の場合において乙が損害を受けたときは、甲乙協議して定めるところによ
り、その損害を賠償しなければならない。
(履行遅滞に伴う違約金等)
42
第 14 条 甲は、乙がその責めに帰する事由により納入期限内に売買物品を納入しなかった
ときは、当該納入遅滞部分に係る売買代金に対し、当該納入期限の翌日から納入した日
までの日数に応じ、年 2.8 パーセントの割合で計算した額(当該額に1円未満の端数があ
るときは、当該端数を切り捨てた額)を違約金として徴収するものとする。ただし、違
約金の額が 100 円未満の場合は、この限りでない。
2 甲の責めに帰する事由により、第 10 条第3項及び第 12 条第3項に規定する売買代金
の支払が遅れた場合は、乙は、未受領額につき、同条同項に規定する支払期限の翌日か
ら支払をする日までの日数に応じ、年 2.8 パーセントの割合で計算した額(当該額に1円
未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額)を遅延利息として甲に請求するこ
とができる。
(瑕疵担保)
第 15 条 乙は、売買物品の引渡し後 12 月以内に売買物品に数量の不足、又は故障その他
隠れた瑕疵が発見されたときは、その瑕疵が甲の責めに帰すべき事由により生じた場合
を除き、甲の選択により直ちに無償による補充、取替え若しくは修理(以下この条にお
いて「補充等」という。
)又は補充等に代え若しくは補充等とともに売買代金の減額若し
くは損害賠償に応じなければならない。
(契約の解除)
第 16 条 甲は、乙がその責めに帰すべき事由により、この契約に定める義務を履行しない
ときは、催告を行うことなくこの契約の全部又は一部を解除することができる。
2 前項の規定によりこの契約を解除された場合においては、乙は、売買代金の 10 分の1
に相当する額(当該額に1円未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額)を違
約金として甲の指定する期間内に支払わなければならない。
(暴力団排除措置による解除)
第 16 条の2 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当するときは、契約を解除することがで
きる。この場合において、解除により乙に損害があっても、甲はその損害の賠償の責め
を負わないものとする。
(1) 暴力団(高知県暴力団排除条例第2条第1号に規定する暴力団をいう。以下この項
において同じ。
)であると認められるとき。
(2)
役員等(次に掲げる者をいう。以下この項において同じ。)が暴力団員等であると
認められるとき。
ア
法人にあっては、代表役員等及び一般役員であって経営に事実上参加している者
イ
法人以外の団体にあっては、代表者、理事その他アに掲げる者と同等の責任を有
する者
43
ウ
個人にあっては、その者及びその使用人(支配人、本店長、支店長その他いかな
る名称を有する者であるかを問わず、事業所の業務を統括する者(事業所の業務を
統括する者の権限を代行し得る地位にある者を含む。))
(3) 役員等が、業務に関し、暴力団員等であることを知りながら当該者を使用し、又は
雇用していると認められるとき。
(4)
暴力団又は暴力団員等がその経営又は運営に実質的に関与していると認められる
とき。
(5)
役員等が、自己、その属する法人等(法人その他の団体をいう。)若しくは第三者
の利益を図り、又は第三者に損害を加えることを目的として、暴力団又は暴力団員等
を利用していると認められるとき。
(6) 役員等が、いかなる名義をもってするかを問わず、暴力団又は暴力団員等に対して
、金銭、物品その他財産上の利益を与え、又は便宜を供与する等直接的又は積極的に
暴力団の維持又は運営に協力し、又は関与していると認められるとき。
(7) 役員等が、業務に関し、暴力団又は暴力団員等が経営又は運営に実質的に関与して
いると認められる業者であることを知りながら、これを利用していると認められると
き。
(8) 役員等が、県との契約に関し、暴力団又は暴力団員等が経営又は運営に実質的に関
与していると認められる業者であることを知りながら、これを利用していると認めら
れるとき。
(9) 前各号に掲げるもののほか、役員等が暴力団又は暴力団員等と社会的に非難される
べき関係を有していると認められるとき。
(10) 第6条に規定する義務を履行しなかったと認められるとき。
2 前条第2項の規定は、前項の規定によりこの契約を解除された場合について準用する。
(談合等の不正行為が行われた場合の解除)
第 16 条の3 甲は、乙がこの契約に関して、次の各号のいずれかに該当するときは、契約
を解除することができる。この解除により乙に損害を及ぼしても甲はその責めを負わな
いものとする。
(1)
公正取引委員会が、乙に違反行為があったとして私的独占の禁止及び公正取引の
確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号。以下「独占禁止法」という。
)第 62 条第
1項に規定する課徴金の納付命令(以下「納付命令」という。)を行い、当該納付命令
が確定したとき(確定した当該納付命令が独占禁止法第 63 条第2項の規定により取り
消された場合を含む。以下この条において同じ。)
。
(2) 公正取引委員会が、乙に違反行為があったとして独占禁止法第 49 条に規定する排
除措置命令(以下「排除措置命令」という。
)を行い、当該排除措置命令が確定したと
き。
44
(3) 乙(法人の場合にあっては、その役員及びその使用人をも含む。
)について刑法(
明治 40 年法律第 45 号)
第 96 条の6若しくは第 198 条又は独占禁止法第 89 条第1項、
第 90 条若しくは第 95 条(独占禁止法第 89 条第1項又は第 90 条に規定する違反行為
をした場合に限る。
)の規定による刑が確定したとき。
(4)
納付命令又は排除措置命令(これらの命令が乙又は乙が構成事業者である事業者
団体(以下この号及び次号において「乙等」という。)に対して行われたときは、乙等
に対する命令で確定したものをいい、乙等に対して行われていないときは、各名宛人
に対する命令すべてが確定した場合における当該命令をいう。次号及び第 18 条第1項
第1号において同じ。
)において、この契約に関し、独占禁止法第3条又は第8条第1
号の規定に違反する行為の実行としての事業活動があったとされたとき。
(5)
前号に規定する納付命令又は排除措置命令により、乙等に独占禁止法第3条又は
第8条第1号の規定に違反する行為があったとされた期間及び当該違反する行為の対
象となった取引分野が示された場合において、この契約が、当該期間(これらの命令
に係る事件について、公正取引委員会が乙に対し納付命令を行い、これが確定したと
きは、当該納付命令における課徴金の計算の基礎である当該違反する行為の実行期間
を除く。
)に入札(見積書の提出を含む。)が行われたものであり、かつ、当該取引分
野に該当するものであるとき(公正取引委員会が発した文書によってこの契約を特定
できる場合に限る。
)
。
2 第 16 条第2項の規定は、前項の規定によりこの契約が解除された場合に準用する。
(損害賠償等)
第 17 条 乙は、この契約に定める義務を履行しないため甲に損害を与えたときは、その損
害に相当する金額を損害賠償として甲に支払わなければならない。
2 甲は、第 16 条第1項又は第 16 条の2第1項の規定によりこの契約を解除したときに
おいて、第 16 条第2項に定める(第 16 条の2第2項において準用する場合を含む。)違
約金の額を超える損害がある場合は、乙に対してその超過分につき賠償を請求すること
ができる。
3
甲は、この契約に関して乙から徴収することができる金銭があるときは、乙に支払う
べき売買代金と相殺することができる。
(賠償額の予定)
第 18 条 乙は、第 16 条の3第1項各号のいずれかに該当するときは、甲が契約を解除す
るか否かにかかわらず、賠償金として、売買代金の 10 分の1に相当する額(当該額に1
円未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額)を、特別の定めがある場合を除
き、甲が納入の通知(地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 231 条に規定する納入の
通知をいう。次条第1項において同じ。
)を発する日の属する月の翌月の末日(当該日が
45
日曜日、土曜日若しくは国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)第3条に規
定する休日又は 12 月 31 日に当たるときは、これらの日の前日をもって当該日とみなす。
)までに支払わなければならない。ただし、次に掲げる場合は、この限りでない。
(1) 第 16 条の3第1項第1号、第2号、第4号及び第5号のいずれかに該当する場合
であって、納付命令又は排除措置命令の対象となる行為が、独占禁止法第2条第9項
の規定に基づく不公正な取引方法(昭和 57 年6月 18 日公正取引委員会告示第 15 号)
第6項に規定する不当廉売である場合その他甲が特に認める場合
(2) 第 16 条の3第1項第3号に該当する場合であって、刑法第 198 条の規定による刑
が確定した場合
2
前項の規定にかかわらず、甲は、甲に生じた実際の損害金が同項に規定する賠償金の
額を超える場合においては、乙に対してその超過した損害金にこの契約における売買代
金の最終の支払の日の翌日から起算して当該損害金の支払の日までの日数に応じて年5
パーセントの割合で計算した額(当該額に1円未満の端数があるときは、当該端数を切
り捨てた額)の遅延利息を付した額を請求することができる。
3 前2項の規定は、売買物品の引渡しをした後においても適用する。
(違約罰としての違約金)
第 18 条の2 乙は、第 16 条の3第1項第1号から第3号までのいずれかに該当する場合
は、前条の賠償額の予定とは別に、違約罰としての違約金を、特別の定めがある場合を
除き、甲が納入の通知を発する日の属する月の翌月の末日(当該日が日曜日、土曜日若
しくは国民の祝日に関する法律第3条に規定する休日又は 12 月 31 日に当たるときは、
これらの日の前日をもって当該日とみなす。
)までに支払わなければならない。
2 前項の違約罰としての違約金の額は、売買代金の 10 分の1に相当する額(当該額に1
円未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額。以下この項において「違約金額」
という。
)とする。ただし、乙がこの契約に関し独占禁止法第7条の2第 11 項又は第 12
項の規定による課徴金の減額(以下この項において「課徴金の減額」という。)を受けた
事業者(公正取引委員会に対して課徴金減免制度の適用を受けたことを公表することを
申し出て、公正取引委員会によって公表された事業者に限る。)である場合は、違約金額
にその者が課徴金の減額を受けた割合を乗じて得た額(当該額に1円未満の端数がある
ときは、当該端数を切り捨てた額)を違約金額から減額した額とする。
3 前2項の規定は、売買物品の引渡しをした後においても適用する。
(乙の文書提出義務)
第 18 条の3 乙(乙が法人である場合は、その役員及びその使用人をも含む。
)は、この
契約に関して、公正取引委員会、警察、検察庁、裁判所その他公的機関から通知、命令
その他の文書(この契約書の規定により甲から発せられた文書を除く。)の交付を受けた
46
ときは、直ちに当該文書の写しを甲に提出しなければならない。
2 前項の規定は、売買物品の引渡しをした後においても適用する。
3
前2項の規定は、売買物品の引渡しをした日から起算して5年を経過した日の属する
年度の末日まで適用する。
(違約金等の徴収)
第 19 条 乙がこの契約に基づく違約金、賠償金、損害金又は違約罰としての違約金を甲の
指定する期間(第 18 条に規定する賠償金にあっては同条第1項に、第 18 条の2に規定
する違約罰としての違約金にあっては同条第1項にそれぞれ規定する期間とする。以下
この項において同じ。
)内に支払わないときは、甲は、その支払わない額に甲の指定する
期間を経過した日から起算して売買代金の支払日までの日数に応じて年5パーセントの
割合で計算した額(当該額に1円未満の端数があるときは、当該端数を切り捨てた額。
次項において同じ。
)の遅延利息を付した額と、甲の支払うべき売買代金とを相殺し、な
お不足があるときは追徴する。
2
前項の追徴をする場合には、甲は、乙から遅延日数につき年5パーセントの割合で計
算した額の遅延利息を徴収する。ただし、計算した遅延利息の額が、100 円に満たないと
きは、この限りでない。
(年当たりの割合の基礎となる日数)
第 20 条 第 14 条、第 18 条第2項及び前条の規定による違約金、遅延利息等の額を計算す
る場合における年当たりの割合は、閏年の日を含む期間についても、365 日当たりの割合
とする。
(疑義の決定等)
第 21 条 この契約に関する疑義及びこの契約に定めのない事項については、甲乙協議のう
え定めるものとする。
(裁判管轄)
第 22 条 この契約に関して生じた甲乙間の紛争については、高知地方裁判所を第一審の専
属的合意管轄裁判所とする。
47
この契約の締結を証するため、この契約書2通を作成し、両者記名押印のうえ、各自そ
の1通を保有するものとする。
平成
年
月
日
買受人
高知県公営企業局
印
高知県公営企業局長 井奥 和男 □
売渡人
住所
氏名
48
印
□
一般競争入札参加資格確認申請書
平成
高知県公営企業局長 井奥
年
月
日
和男 様
住所
氏名又は名称
及び代表者名
印
申請書作成担当者 氏名
(電話番号)
(FAX番号)
(電子メール)
平成28年11月25日付けで入札公告のありましたあき総合病院の全身用X線CT診
断装置の入札に参加したいので、下記の書類を添えて申請します。
なお、入札公告及び高知県公営企業局が入札に関して定める規程を遵守するとともに、
この申請書のすべての記載事項及び添付書類の内容については事実と相違なく、また入札
参加資格要件を満たしていることを誓約します。
記
○ 平成27~29年度競争入札参加資格(物品購入等関係)決定通知書の写し
○
高度管理医療機器等販売業許可証(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性
の確保等に関する法律第39条第1項)の写し
○
納入に関する証明書(入札公告に示した調達物品及び数量を指定する日時及び場所
に確実に納入できることの証明)
○ 保守サービス体制証明書(維持補修サービス体制が整備されていることの証明)
○ 応札仕様書
○
指定管理医療機器製造販売認証書(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性
の確保等に関する法律第23条の2の23第 1 項)の写し
○ 納入実績証明書
○ その他(
)
49
委
任
状
平成
高知県公営企業局長 井奥
和男
年
月
日
様
(委任者)
住所
氏名又は名称
及び代表者名
印
私は、
(住所)
(入札書使用印)を代理人と定め、平成
(氏名)
年
見積に関する一切の権限を委任します。
記
件名
全身用X線CT診断装置 一式
50
月
印
日執行の下記の一般競争入札・
規程第2号様式
平成
年
月
日
契約担当者
高知県公営企業局長 井奥 和男 様
住
所
氏名又は名称
及び代表者名
入
札
印
○
書
入札の諸条件を承諾の上、次のとおり入札します。
金
額
契約件名
又は内容
備
円
全身用X線CT診断装置
一式
考
1
代理入札の場合は、委任者の住所及び氏名の下に「代理人」の表示をしてその住所
及び氏名を記入し、押印すること。
2
法人の場合にあっては、住所及び氏名は、所在地、名称及び代表者の職氏名を記入
すること。
3 入札金額の数字の頭に¥を冠すること。
51