住み慣れた自宅での療養を支援します

資料3
西東京市
記 者 会 見 資 料
平成 28 年 11 月 25 日
住み慣れた自宅での療養を支援します
~在宅療養連携支援センター及び在宅療養後方支援病床確保事業~
<在宅療養連携支援センター「にしのわ」>
1 概
要
市内高齢者の高い自宅療養ニーズに対応するため、在宅医療と介護を一体的に支援す
ることが求められており、保健・医療・介護・福祉の各分野の専門職からの在宅療養に
関する相談や、医療と介護の連携を支援するセンターを開設しました。
2 窓
口
開設日: 平成 28 年 10 月1日
場 所: 西東京市保谷保健福祉センター 1階 高齢者支援課執務室
内 容: 午前 9 時から午後 5 時まで(土・日・祝日及び年末年始を除く)
保健・医療・介護・福祉の各分野の専門職からの相談受付、情報提供等、
医療と介護の連携推進を図り、在宅療養に関する支援を行います。
3 主な相談内容
・医療情報について
ホスピス入院までの在宅支援体制を整えたいケースや病状に合わせた近隣の医療機
関の情報提供に関すること。
・医療連携について
ケアマネジャーから、在宅療養者のかかりつけ医への連携調整に関すること。
・ケアマネジャー支援について
地域包括支援センターから、夜間独居で急変が予想される在宅療養者のケアマネジ
ャーへの助言に関すること。
<在宅療養後方支援病床確保事業>
1 概
要
本事業は、医療的ケアが必要な方が、住み慣れた自宅で最期まで在宅生活を続けられ
るよう、市内病院に入院ベッドを確保するとともに、在宅かかりつけ医と後方支援病院
の連携を図り、在宅生活を多職種で支える取り組みです
10 月から、ベッドを確保する後方支援病院を2病院から5病院に拡充しています。
2 登録患者数
【問い合わせ先】
104人(平成 28 年 10 月 31 日現在)
健康福祉部 高齢者支援課 TEL:(042-438-4102)
資料3
資料のポイント
●在宅療養連携支援センター「にしのわ」
(包括的な支援体制モデル)
「にしのわ」開設にあたっては、検討専門会議を設置し、市内の医療・介護職な
どの各専門家が集中的に議論を重ね、医療・介護連携支援のニーズ把握を行い、施
設機能を確立している。
このような議論の経過をもとに設置したことで、みんなでつくりあげたセンター
という意識とともに、運営をバックアップしていこうという機運があり、地域全体
での包括的な支援体制のモデルの一つとなっている。
(事業者のための相談窓口)
医療ニーズを伴う重度の要介護者が増加する中、ケアマネジャーや介護職を対象
とする医療や介護の連携に関する専門の相談窓口を設置し、きめ細かくスムーズな
在宅療養支援の強化を図ります。
●在宅療養後方支援病床確保事業
(切れ目のない医療と介護の提供体制の構築)
本事業は、平成 25 年度から西東京市医師会が開始したもので、平成 28 年4月
から西東京市が継続して実施しています。
在宅療養者の体調悪化時のためのベッド確保に加えて、医療・介護の連携を推進
することを目的に、在宅療養者・家族、病院及び在宅スタッフによる退院カンファ
レンスの実施を事業に位置付けています。