「工業用水道浄水汚泥」中の放射性物質の測定

山形県企業局水道事業課
プレスリリース
平成28年11月25日
「工業用水道浄水汚泥」中の放射性物質の測定について(第 126 報)
工業用水道の浄水汚泥について放射性物質の測定を行いましたので、その結果をお知らせしま
す。
なお、水道水(浄水)の放射性物質については、継続的に検査しており、検出されていないこ
とを申し添えます。
1 測定結果
施設名
酒田工業用水道
遊摺部浄水場
酒田市
放射性物質濃度(ベクレル/kg)
試料
結果
採取場所
採取日
判明日
(天日乾燥床番号)
11 月 21 日
11 月 24 日
ストックヤード
(24 回目)
所在地
セシウム 134
セシウム 137
不検出(<8.7)
14
合計 14
※1 測定機関は株式会社理研分析センターです。
※2 検査結果の( )内は、検出下限値です。検出下限値とは、検査機器で測定できる最小の値であり、放射
性物質の測定結果がこの数値未満である場合、
「不検出」と表記します。
【浄水汚泥の取扱いに関する国の基準】
セシウム 134 及び 137 の合計
100,000 ベクレル/kg 超
8,000 ベクレル/kg 超~
100,000 ベクレル/kg 以下
100 ベクレル/kg 超~
8,000 ベクレル/kg 以下
100 ベクレル/kg 以下
保管・処理の概要
放射線を遮蔽できる施設で保管
管理型最終処分場に埋立処分
指定廃棄物として国の責任の
もと処理
管理型最終処分場に埋立処分
市場に流通する前に製品が 100 ベクレル/kg 以下になるものは、
地盤改良材等への再利用が可能
2 今後の対応
(1)検出値が 100 ベクレル/kg 以下の汚泥は、従来どおり道路工事等の埋戻材などへ再利用を
行います。
(2)企業局が管理する広域水道及び工業用水道の浄水汚泥については、継続して放射性物質の
検査を実施する予定です。
問い合わせ先
企業局水道事業課
課長補佐 吉田 秀明
TEL 023-630-2344
[報道監]
企業局長 青木 茂美
TEL 023-630-2752