ユーザーとともに 平成29年3月期 第2四半期決算 説明会 2016年11月24日 阪和興業株式会社 1 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 連結経営成績 ユーザーとともに ・売上高 主に石油製品や鋼材の価格下落により、前年同期比9%の減少。 ・販管費 前年同期比3%増加(内、新規連結影響3%)。人件費は約5億円の増加。 ・経常利益 前年同期の持分法投資損失のような下押し要因がなく、43%の増益。 ・親会社株主に帰属する四半期純利益 前年同期のような特別利益はないため、3%の増益。 (単位:億円) 前第2 前第2四半期 売 上 高 当第2 当第2四半期 増減比 7,882 7,156 △9% 売上総利益 274 307 +12% 販管費 192 198 +3% 営業利益 81 109 +34% 経常利益 69 99 +43% 親会社株主に帰属する 四半期純利益 60 62 +3% 一株当たり四半期純利益 四半期包括利益 29.22円 30.28円 13 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 41 +4% +197% 2 業績推移 ユーザーとともに 原油価格を始めとする商品市況の低迷から売上高は減少傾向も、取扱数量は維持。 当期純利益は、前年同期に流通センターの不動産売却に伴う一過性の増益要素が あり突出しているが、その影響を除けば堅調に推移している。 300 通期売上高 第2四半期売上高 20,000 1 7 ,3 7 3 1 6 ,8 2 5 (単位:億円) 当期純利益(親会社株主帰属分) 第2四半期純利益 254 250 1 5 ,1 1 8 15,000 1 5 ,0 0 0 (予定) 200 150 10,000 130 (予定) 8 ,6 1 1 7 ,9 0 7 7 ,8 8 2 5,000 100 7 ,1 5 6 50 0 90 78 60 62 28年3月期 29年3月期 39 37 0 26年3月期 27年3月期 28年3月期 29年3月期 26年3月期 27年3月期 3 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 時価会計・一過性損益の影響 ユーザーとともに 経常利益99億円に対し、在庫評価やデリバティブなど期末時価評価損益、子会 社での一時的な損失など一過性の要素を除外すると、実力ベースでは104億円 程度の経常利益を実現(前年同期は76億円) (単位:億円) 110 2 104 10 100 99 2 0 5 90 80 0 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 4 事業セグメント別の状況 ユーザーとともに 商品価格水準の低下により、全報告セグメントで減収に。 利益面では、鉄鋼事業の増益や食品事業の収益性改善などにより、増益。 売上高 セグメント利益 (単位:億円) 150 10,000 7,882 291 1,000 8,000 130 7,156 396 826 1,500 99 69 5 10 5 13 90 6,000 1,250 477 452 739 70 447 371 617 4,000 9 9 10 5 110 0 50 85 63 30 4,063 2,000 3,710 10 -1 -10 0 -25 -463 -643 0 -30 -2,000 -1 -19 -50 H27/9期 鉄鋼 金属原料 H28/9期 非鉄金属 食品 H27/9期 石油化成品 H28/9期 海外販売子会社 その他 調整 5 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 連結財政状態 ユーザーとともに ・総資産 たな卸資産減少の一方で、現預金が増加したことなどから前期末比横ばい。 ・有利子負債 長期借入金の減少などにより、前期末比微減。ネットDERは1.2倍に改善。 ・純資産 親会社株主に帰属する四半期純利益からの積み上がりの一方で、自己株式の 取得や円高による為替換算調整勘定の減少などにより、前期末比微増。 (単位:億円) 前期末 当第2 当第2四半期末 前期末比 総 資 産 5,996 5,999 +0% 負 4,435 4,432 △0% 有利子負債 2,375 2,344 △1% ネットDER 1.4倍 1.2倍 △8% 1,561 1,566 +0% 1,548 1,555 +0% 25.8% 25.9% 0.1pt 747.40円 765.42円 +2% 債 純資産 自己資本 自己資本比率 1株当たり純資産 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 6 連結キャッシュ・フローの状況 ユーザーとともに ・営業活動CF たな卸資産の減少や事業収益の増加により、220億円の収入。 ・投資活動CF 投資有価証券の取得や長期貸付金の実行などにより、13億円の支出。 ・財務活動CF 自己株式の取得や期末配当金の支払いなどにより、55億円の支出。 (単位:億円) 前第2 前第2四半期 当第2 当第2四半期 増 減 営業活動によるキャッシュ・フロー 293 220 △73 投資活動によるキャッシュ・フロー △123 △13 +110 財務活動によるキャッシュ・フロー △177 △55 +122 246 404 +158 現金及び現金同等物期末残高 7 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 平成29年3月期(通期)の連結業績予想 ユーザーとともに ・売上高予想 商品価格の下落により第2四半期までの進捗率が低いことから、期初予想 から1,000億円下方修正。 ・利益予想 概ね期初予想に沿った進捗率につき、据置き。 当期純利益のマイナス予想は、前期の流通センター土地売却による利益押し上げ効 果がなくなったため。 (単位:億円) 平成28 平成28年 28年3月期 平成29 平成29年 29年3月期 (実績) 実績) (予想) 予想) 15,118 15,000 △1% 営業利益 181 210 +16% 経常利益 154 190 +23% 親会社株主に帰属する 当期純利益 254 130 △49% 売上高 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 増減比 8 事業セグメント別予想 ユーザーとともに 売上高は、金属原料や食品で増収を見込むものの、その他は減収予想。 利益は、鉄鋼事業の上期の増益ペースが下期も維持されると見込む。 売上高 セグメント利益 18,000 (単位:億円) 300 15,118 672 16,000 15,000 770 1,680 1,776 14,000 12,000 2,764 2,540 10,000 906 820 1,311 920 750 1,450 8,000 190 250 11 22 19 10 154 13 19 1 8 22 200 150 100 5 172 148 6,000 1 50 4,000 7,986 7,910 0 -7 2,000 -50 -51 -50 0 -1,121 -1,020 H28/3期 H29/3期 -2,000 -100 鉄鋼 金属原料 非鉄金属 食品 H28/3期 石油化成品 H29/3期 海外販売子会社 その他 調整 9 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 株主還元方針 ユーザーとともに 【配当方針】 経営基盤の強化と成長分野への投資に必要な内部留保を確保しつつ、安定した 配当を継続するとともに、利益水準や経営環境、配当性向などを勘案して、配 当の増額を目指していくことを基本方針としています。 【配当推移】 当期は、中間配当9円、期末配当9円を予定。 中間配当 20 期末配当 34.2 31.5 ( 配 15 当 額 10 連結配当性向 18.0 18.0 15.0 10.0 12.0 9.0 7.5 6.0 14.6 円 40 連 30 結 配 当 20 性 向 ( ) 5 8.0 9.0 10 % ) 6.0 7.5 0 0 H26/3期 H27/3期 H28/3期 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved H29/3期(予) 10 鉄鋼事業セグメントの状況 ユーザーとともに (単位:億円) 前第2 前第2四半期 当第2 当第2四半期 売 上 高 4,063 3,710 △9% 63 85 +35% セグメント利益 《売上高推移》 10,000 8,000 増減比 (単位:億円) 下期売上高 上期売上高 8,787 8,111 7,987 3,924 4,319 ・セグメント利益 採算の良い建設請負工事の完工や、 前年同期のような多額の持分法投資 損失がなかったことから増益。 《取扱量推移(単体)》 600 4,550 6,000 ・売上高 荷動きが停滞する中でも、取扱量は 維持したものの、単価水準の下落に より減収。 500 466 400 96 494 482 491 104 115 117 56 53 51 55 165 184 161 168 154 151 150 154 H27/9期 H28/9期 300 4,000 200 2,000 (単位:万トン) 3,792 4,237 4,063 100 3 ,7 1 0 0 H25/9期 0 H26/3期 H27/3期 H28/3期 H26/9期 条鋼 H29/3期 鋼板 その他鋼材 鉄鋼原料 11 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 金属原料事業セグメントの状況 ユーザーとともに (単位:億円) 前第2 前第2四半期 当第2 当第2四半期 増減比 売 上 高 739 617 △17% セグメント利益 13 △1 -% 1,500 《売上高推移》 下期売上高 上期売上高 1,312 (単位:億円) ・売上高 金属価格水準の低下とステンレススク ラップ販売の減少などにより減収。 ・セグメント利益 急激な円高進行による影響や集荷コス トの上昇、昭和メタルの長期在庫処分 等により純損失。 1,312 《取扱量推移(単体)》(単位:千トン) 396 10 55 400 1,000 980 657 572 300 200 510 500 100 654 739 617 470 0 0 H26/3期 H27/3期 H28/3期 H29/3期 277 9 64 292 11 68 52 48 61 65 46 48 44 52 46 27 41 35 H25/9期 H26/9期 H27/9期 H28/9期 ニッケル シリコン Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 266 11 58 46 47 208 79 ステンレス屑 マンガン クロム その他 12 非鉄金属事業セグメントの状況 ユーザーとともに (単位:億円) 前第2 前第2四半期 当第2 当第2四半期 売 上 高 452 371 △18% 5 5 +0% セグメント利益 《売上高推移》 ・売上高 低水準の国際価格と主力のアルミ、銅 屑販売減などにより減収。 増減比 ・セグメント利益 非鉄金属スクラップ販売での利益減に 対し、貴金属屑の拡販や正起金属加工 での脱酸財事業の採算向上によりカ バーし、利益は横ばい。 (単位:億円) 1,000 下期売上高 上期売上高 800 600 834 775 821 《取扱量推移(単体)》 (単位:千トン) 140 418 402 120 368 100 80 400 123 9 12 125 5 11 121 6 5 17 26 24 22 23 27 63 61 58 53 H25/9期 H26/9期 H27/9期 H28/9期 121 7 8 29 24 60 40 200 416 373 452 371 20 0 0 H26/3期 H27/3期 H28/3期 アルミニウム H29/3期 銅 貴金属屑 鉛 その他 13 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 食品事業セグメントの状況 ユーザーとともに (単位:億円) 前第2 前第2四半期 当第2 当第2四半期 増減比 売 上 高 477 447 △6% セグメント利益 △1 10 ー% 《売上高推移》 1,000 下期売上高 上期売上高 800 876 ・セグメント利益 若干市況が上向いた商品の利幅向上 と、前期赤字となったSeattle Shrimp and Seafood社の収益改善に より増益。 (単位:億円) 907 787 70 437 600 430 393 50 400 30 394 439 477 447 0 H27/3期 H28/3期 64 H29/3期 20 4 5 8 20 17 10 5 6 0 H26/3期 《取扱量推移(単体)(単位:千トン) 》 60 40 200 ・売上高 国内は依然として低調な推移。米国 でのエビ需要も低迷し、販売量が減 少したことから減収。 H25/9期 エビ シシャモ Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 61 21 59 56 22 22 3 5 2 4 10 13 3 2 7 12 6 4 8 4 5 9 5 4 H26/9期 カニ 底魚 H27/9期 サケ その他 H28/9期 サバ・アジ 14 石油・化成品事業セグメントの状況 ユーザーとともに (単位:億円) 前第2 前第2四半期 当第2 当第2四半期 売 上 高 6,000 5,000 増減比 1,500 1,250 △17% 10 9 △7% セグメント利益 《売上高推移》 ・売上高 石油製品価格は引き続き下落し、前 年同期に比べ低水準にあり、海運市 況の低迷による舶用石油需要の減少 などにより減収。 ・セグメント利益 石油製品販売収益は低下したものの、 化成品の原料安や円高による輸入雑 貨販売の採算好転により微減にとど まる。 (単位:億円) 下期売上高 上期売上高 4,990 《取扱量推移(単体)》 (単位:千トン) 3,000 4,299 4,000 2,741 113 140 167 248 117 463 2,500 2,681 2,000 1,987 3,000 2,765 1,500 1,264 2,000 1,000 2,312 1,250 1,447 1,257 1,136 H26/9期 重油 その他 H27/9期 軽油 化成品 H28/9期 灯油 0 H25/9期 舶用石油 ガソリン 0 H27/3期 2,317 78 176 343 127 68 385 500 1,500 H26/3期 2,228 67 170 167 187 58 322 1,000 1,493 2,309 2,559 89 153 269 147 111 345 H28/3期 H29/3期 15 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 海外販売子会社セグメントの状況 ユーザーとともに (単位:億円) 前第2 前第2四半期 当第2 当第2四半期 売 上 高 1,000 826 △0 0 セグメント利益 《売上高推移》 2,000 下期売上高 1,796 上期売上高 △17% ー% (単位:億円) 1,776 ・セグメント利益 米国に加え、香港・上海などでの鉄 鋼事業も低収益だったが、新規に連 結したインドネシアの利益が押し上 げ微増。 《地域別売上比率推移》 100% 1,500 1,332 967 1,000 増減比 ・売上高 シンガポールでの舶用石油の販売減 や米国でのアンチダンピング措置に よる鉄鋼事業の不振などにより減収。 (単位:%) 北 米 775 80% 682 AS EA N 60% 40% 1,000 500 829 826 中 国・ 台 湾 20% 650 0% 0 H26/3期 H27/3期 H28/3期 H29/3期 H25/9期 H26/9期 H27/9期 H28/9期 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 16 その他の事業の状況 ユーザーとともに (単位:億円) 前第2 前第2四半期 当第2 当第2四半期 291 5 売 上 高 セグメント利益 800 396 9 《売上高推移》 下期売上高 上期売上高 +36% +71% (単位:億円) 628 600 339 381 298 《木材取扱量推移(単体)(単位:千㎥) 》 800 700 673 677 機械事業でのレジャー機械の完工収入 や木材事業で欧州材の拡販が収益増に 寄与した。 増減比 694 600 500 616 48 35 11 400 300 200 437 100 0 86 H25/9期 米州製材 合板 400 533 73 42 7 625 80 103 60 132 35 341 308 352 68 74 67 105 H26/9期 H27/9期 欧露製材 原木 H28/9期 南洋製材 396 200 338 331 291 H26/3期 H27/3期 H28/3期 0 H29/3期 (EXPOCITY/REDHORSE OSAKA WHEEL)(富士急ハイランド/テンテコマイ) 17 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 中期経営計画の進捗状況 ユーザーとともに 運転資金需要の減少から有利子負債の削減が進み、ネットDERが改善。 新規取引社数も3年間で2,000社の目標に対し、ほぼ1/6を達成。 収益関連指標も着実に好転している。 【定量指標の推移】 H26/3 H27/3 H28/3 H28/9 ROIC(投下資本EBIT率) (%) 4.9 4.4 4.5 2.9 (5.8) ネットDER ネットDER (倍) 1.9 1.8 1.4 1.2 新規取引社数 (社) 705 665 705 338 ROE(自己資本純利益率) (%) 6.6 6.9 17.2 4.0 (8.0) 売上高純利益率 (%) 0.5 0.5 1.7 0.9 総資産回転率 (%) 293.6 279.1 241.7 119.3 (238.6) 財務レバレッジ 財務レバレッジ比率 レバレッジ比率 (%) 475.6 471.5 422.2 386.5 (H28/9 ( Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved )は、年度換算参考値) 18 中期経営計画の進捗状況 ユーザーとともに 『 Sへのこだわり - STEADY, SPEEDY, STRATEGIC 』によって、SUSTAINABLEな 成長を図ります。 STRATEGIC 当期の投資実績(投資額) 資本参加 約17億円(MM METAL、ステンレスパイプ工業他) 設備投資 約13億円(主に子会社の設備増強) SPEEDY 国内子会社経常利益 9億円(前年同期比+ 4億円) 海外子会社経常利益 3億円( 同 +10億円) 関連会社持分利益 1億円( 同 + 2億円) (※金額は、単体利益の単純合算) STEADY 単体経常利益 95億円(前年同期比△3.5%) 阪和興業本体の収益 (貸倒引当金戻入益の減少、為替差損の増加による) 19 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved グループ会社の収益状況 ユーザーとともに グループ会社の収益は、少しずつ伸長。非連結子会社群の経常利益合計が黒字化。 【セグメント別グループ会社の経常利益推移】 前第2 前第2四半期 連結子会社 鉄鋼 (単位:億円) 増減額 当第2 当第2四半期 非連結子会社 連結子会社 非連結子会社 連結子会社 非連結子会社 4.6 △1.5 7.9 2.6 +3.2 +4.1 金属原料 △1.0 △0.0 △5.7 0.6 △4.7 +0.7 非鉄金属 0.1 0.9 1.4 0.4 +1.2 △0.4 △7.9 △1.3 1.7 △0.3 +9.6 +1.0 石油・化成品 0.6 0.4 1.5 0.6 +0.9 +0.3 海外販売子会社 4.1 △1.2 1.1 △1.5 △3.0 △0.3 その他 0.1 0.7 1.0 0.6 +0.9 △0.1 0.8 △2.0 9.0 3.2 +8.2 +5.3 食品 合 計 (合計は、各社利益の単純合算) Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 20 そこか戦略の進捗状況 ユーザーとともに 地域需要、小口需要の取り込みを図る「そこか(即納・小口・加工)戦略」を 推進するため、引き続き機能のある中小の鋼材卸売・加工業者のグループ化 を進めている。 そこか戦略子会社群 そこか戦略子会社群 太洋鋼材(鋼材リース・卸売業) ダイコースチール(鋼板加工業) 三重鋼業(鋼板加工業) すばる鋼材(鋼材加工品卸売業) 廣内圧延工業(鋼板加工業) カネキ(鋼材卸売業) 三栄金属(鋼材卸売・加工業) 北陸コラム(コラム加工業) 松岡鋼材(鋼材卸売業) 福岡鋼業(鋼材卸売業) 大鋼産業(鋼材卸売・鉄骨鉄筋加工業) ダイサン(鋼材卸売業) 松山資材(鋼材卸売業) 日吉鋼材販売(鋼材卸売業) 当社営業拠点 M&A子会社 21 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 事業投資の状況 ユーザーとともに 将来に向けて更に利益を積み増すため、当期も事業投資を積極的に推進。早期 の収益寄与を目指す。 【当期の事業投資実績】 総額 主要な 主要な投資内容 鉄鋼事業 22億円 ・松山資材グループ会社化 ・ステンレスパイプ工業子会社化 ・HSSインドネシア スリッター設備 金属原料・ 金属原料・ 非鉄金属事業 5億円 ・MM METAL RECYCLING(三菱マテリアル欧州合弁) ・正起金属加工設備更新 その他事業 その他事業 1億円 ・ハローズ遊戯器具 全社 2億円 ・基幹システム構築 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 22 ユーザーとともに 参 考 資 料 23 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 鉄鋼主原料の動向 ユーザーとともに 鉄鉱石…長く下落基調だったが、3月の中国全人代以降、潮目が変化。先物 取引主導で価格上昇。中国国内鋼材市況に連動して上げ基調で推移。 原料炭…鉄鉱石より出遅れたが、中国国内炭鉱の稼働日削減や洪水による物 流障害、豪州鉱山での事故などによる供給難から急騰。 【主原料価格の推移】 330 280 (US$/t FOB) 鉄鉱石スポット価格 鉄鉱石四半期契約価格 原料炭スポット価格 原料炭四半期契約価格 230 180 130 80 30 (出所:Platts) Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 24 中国鉄鋼市場の動向 ユーザーとともに 市中価格…全人代での需要喚起策公表により、急上昇後、先物規制により反 落するも、その後、先行き期待から先物取引主導で再上昇中。 鉄鋼需給…前期までは小幅とは言え、生産調整傾向にあったが、市況反転に よるマージン改善により増産傾向。 【鉄鋼需給と鋼材市況の推移】 80,000 70,000 粗鋼生産 異形棒鋼価格 4,000 流通在庫 ホットコイル価格 60,000 市況 (元/t) 粗鋼生産、流通在庫 (千t) 3,000 50,000 40,000 30,000 2,000 20,000 10,000 0 1,000 (出所:日本鉄鋼連盟 ) 25 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 鉄スクラップの動向 ユーザーとともに 需給動向…低調な発生の一方で堅調な輸出需要によりタイトな状況が続く。鉄筋 需要の低迷で需給バランスしていたが、足下、主原料価格高騰による 高炉の代替使用や中国の需要が増加。 市況動向…3~4月の鋼材高騰時の価格上昇後、反落するも、タイト感から徐々に 切り上げ。足下、主原料の代替需要増により強含み。 【鉄スクラップと異形棒鋼市況の推移】 鉄スクラップ(H2) 異形棒鋼市中価格 異形棒鋼メーカー価格 米国コンポジット 60 875 750 50 625 40 500 30 375 20 250 10 125 コンポジットプライス(US$/㌧) 鉄スクラップ、異形棒鋼(千円/㌧) 70 (出所:日本鉄源協会 鉄鋼新聞) Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 26 条鋼分野の動向 ユーザーとともに 需給動向…建設物件の出件・進捗の遅れから、荷動きが停滞。在庫も20万tン 前後で推移。足下、生産調整と鉄骨需要増により在庫減少。 市況動向…需要の停滞からジリ安基調が続いていたが、在庫調整が進み、原 料価格の上昇も受けて、鉄鋼メーカーが値上げ姿勢に転換。 【H形鋼 市中在庫量と市況の推移】 240 90 市中在庫量 市中価格 メーカー価格 200 市 80 況 ( 在160 庫 量 120 千 ㌧ 80 ( 千 円 / 70 ㌧ ) ) 40 0 60 (出所:在庫/ときわ会、価格/鉄鋼新聞) 27 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 鋼板分野の動向 ユーザーとともに 需給動向…国内需要の伸び悩みや海外景気の停滞に伴う輸出不振により、鋼板 需要は低調推移に。市中在庫も400万t前後に高止まりしていた。 市況動向…原料価格の回復を受けて、鉄鋼メーカーは期初から値上げ姿勢に。 下期に原料価格の一段の上昇により、追加値上げ方針。 【薄板3品 市中在庫量と熱延鋼板市況の推移】 5,000 70 市中在庫量 熱延定尺市中価格 ホット・コイル メーカー価格 4,000 市 60況 ( 在 庫 3,000 量 ( 千 円 / 50㌧ 千 ㌧ 2,000 ) ) 1,000 0 40 (出所:在庫/日本鉄鋼連盟、価格/鉄鋼新聞) Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 28 金属原料市況の推移 ユーザーとともに ニッケル…ステンレス需要の低迷による需要減少や在庫の高止まりで停滞 していたが、フィリピンの鉱山規制をきっかけに上昇。 合 金 鉄…前期の国際商品市況の下げから、弱い基調が続いたが、メー カーの淘汰や生産調整が進み、足下では強含みに転じている。 140 2,000 120 (FeCr) (Ni, FeSi, MeSi, Stainless scrap) 2,500 1,500 1,000 フェロシリコン($/t) ニッケル($10/t) 金属シリコン($/t) ステンレススクラップ($/t) フェロクロム(¢/lb) 500 100 80 29 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 非鉄金属市況の推移 ユーザーとともに アルミ…LME価格は前期の下落基調から徐々に上昇に転じた。中国の生産調整 は余り進まないが、LME在庫が大きく減少し、下支え。 銅…LME他金属に比べ、小幅な値動き。供給過剰の状態は変わらず、米中の経 済指標や商品市況に影響を受けて上げ下げ。LME在庫が急増し、弱い基 調だったが、足下では変化の兆しも。 2,400 7,000 6,500 2,200 5,500 1,800 5,000 1,600 アルミ 亜鉛 鉛 銅 4,500 1,400 4,000 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 30 銅(US$/㌧) アルミ、亜鉛、鉛(US$/㌧) 6,000 2,000 輸入水産物市況の推移 ユーザーとともに エビ…東南アジアでの水揚げが低調で、現地相場は高値推移。国内市況も在 庫低水準で強含みで推移。 サケ…チリの3月の藻発生による養殖サケ被害などによる在庫薄のため、強含 みで推移。 1,000 4,000 ブラックタイガーエビ 銀サケ アジ サバ 3,600 800 600 2,800 400 2,400 200 2,000 0 銀サケ、アジ、サバ(円/kg) ブラックタイガー(円/1.8kg) 3,200 31 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 原油・石油製品市況の推移 ユーザーとともに 原油…前期は年度を通じて下げたが、当期は徐々に切り上がる。BREXITで 一瞬下げるも、9月のOPEC臨時総会での減産合意により、再上昇。 製品…原油価格の変動に連動した動きだが、需要低調で市況転嫁が困難な 状況継続。 140 600 米国WTI LSA重油(RIM) 舶用石油(380CST) ドバイ ガソリン(RIM) 原油($/BL),LSA・ガソリン(千円/KL) 舶 400 用 100 石 油 ( 20 0 ) 60 $ / m 200 t Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 32 ユーザーとともに ユーザーのために・ユーザーとともに 阪和興業株式会社 本資料で記述されている業績予想並びに将来予測は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想であり、潜在的なリス クや不確実性が含まれています。そのため、様々な要因の変化により実際の業績は記述されている将来見通しとは大きく異なる結果と なる可能性があることをご承知おき下さい。 Copyright© 2016 Hanwa Co., Ltd. All Rights Reserved 33
© Copyright 2024 ExpyDoc