南方熊楠顕彰館

報道関係各位
南方熊楠顕彰館
館長
南方熊楠顕彰館
濵岸
宏一
新春吉例「十二支考」輪読「 鶏 に関する民俗と伝説」の開催について
南方熊楠顕彰館では、企画展及び講演会を下記のとおり開催しますので、報道方よろし
くお願いいたします。
記
新春吉例「十二支考」輪読
「 鶏 に関する民俗と伝説」
<企画展>
会
期:平成 28 年 12 月3日(土)~平成 29 年1月8日(日)
時
間:10:00~16:30(最終入館)
会
場:南方熊楠顕彰館
内
容:南 方熊楠の著作「十二支考」より、2017 年の「酉年」に関した論文「鶏に関
する民俗と伝説」について、「酉年」生まれの研究者などによる展示解説。
担
当:菊地
暁
先生(京都大学人文科学研究所助教)
道明
熙
先生(南方熊楠顕彰会学術部副部長)
入場料:無料
<講演会>
日
時:平成 29 年1月7日(土)14:00~16:00(予定)
会
場:南方熊楠顕彰館
講
師:菊地
暁
先生(京都大学人文科学研究所助教)
道明
熙
先生(南方熊楠顕彰会学術部副部長)
内
容:企画展と連動し、南方熊楠の論文「鶏に関する民俗と伝説」について、
「酉年」
生まれの研究者による講演会。
その他:入場無料/事前申込不要(直接会場へお越しください)
【新春吉例「十二支考」輪読】
南方熊楠は、1914(大正3)年~1923(大正 12)年にかけて、当時の雑誌『太陽』(博
文館)にその年の十二支をテーマにした論文を発表しました。その論文「十二支考」につ
いて、その年生まれの研究者が展示解説を行います。
お問合せ
南方熊楠顕彰館(℡0739-26-9909)
新春吉例「十二支考」輪読
鶏に関する民俗と伝説
講演会開催!
「熊楠をもっと知ろう!」シリーズ第 36 回
講師 菊地 暁(京都大学人文科学研究所助教)
あきら
道明 熙(南方熊楠顕彰会学術部副部長)
ひろし
日時 2017 年 1月7日(土)14時∼16時(予定)
会場 南方熊楠顕彰館 学習室
※入場無料(申込不要)
〔時間〕
10:00 ∼ 17:00(最終入館 16:30)
〔休館日〕
12/5(月)・12(月)・13(火)・19(月)
・26(月)∼1/4(水)
※入館無料
<企画展>
会
時
会
内
期 : 2016 年 12 月3日 (土) ~ 2017 年1月8日 (日)
間 : 10:00 ~ 17:00 (16:30 最終入館)
場 : 南方熊楠顕彰館
容 : 南方熊楠の著作 「十二支考」 より、2017 年の 「酉」 年に関した論文 「鶏
に関する民俗と伝説」 について、 酉年生まれの研究者による展示解説。
担 当 : 菊地 暁 (京都大学人文科学研究所助教)
道明 熙 (南方熊楠顕彰会学術部副部長)
入場料 : 無料
休館日 : 12 月5日 (月)、 12 日 (月)、 13 日 (火)、 19 日 (月)、
26 日 (月) ~1月4日 (水)
<講演会>
▲ 熊 楠 が 12 ~ 14 歳 頃 に 書 き 写 し た
「鶏」図[自筆 021]本草綱目抜記より
日 時 : 2017 年1月7日 (土) 14:00 ~ 16:00 (予定)
会 場 : 南方熊楠顕彰館 学習室
内 容 : 企画展と連動し、 「酉」 年生まれの研究者による講演会。
講 師 : 菊地 暁 (京都大学人文科学研究 所助教)
道明 熙 (南方熊楠顕彰会学術部 副部長)
その他 : 入場無料
(申込不要 ・ 直接会場へお越しください)
新春吉例「十二支考」輪読
▲ [ 原稿 0835] 鶏に関する伝説と民俗 ・ 草稿
熊楠は大正 3(1914)年の「虎に関する民俗と伝説」に始まり、毎年の十二支に因んだ論考を博文館の雑誌『太
陽』の新年号に掲載しました。これは大正 12(1923)年の亥年まで続きますが、子年のために書かれた「鼠
に関する民俗と信念」は編集部の方針として不掲載、最後の丑年については結局執筆されませんでした。現在
では、これらの掲載 10 篇、不掲載 1 篇の計 11 篇を総称して、「十二支考」と呼んでいます。
「十二支考」は熊楠の主著と目されるもので、乾元社の『南方熊楠全集』では冒頭の一・二巻にこれを配し、
平凡社版でもこれを踏襲して一巻にまとめられています。熊楠 46 歳から 56 歳の脂の乗りきった時期の傑作
であることは間違いないでしょう。しかし、実際に読んでみると、内容はもちろん面白いものの、情報が詰ま
りすぎていて、実は熊楠の著作の中でももっとも難読のものと言えるかもしれません。
南方熊楠顕彰館では、2012 年から毎年、年末・年始の恒例行事として、この「十二支考」に関連する展示
と講演会を開催しています。もちろん、10 年以上かかる息の長いプロジェクトです。その間、熊楠が『太陽』
に連載していた当時の雰囲気を再現しながら、内容を分析していくことによって、
「十二支考」をもっと身近
な作品として読むことができるようになることを期待したいと思います。
南方熊楠顕彰館
時 間 10:00 ~ 17:00(最終入館 16:30)
休館日 毎週月曜日、第2・4火曜日、
祝日の翌日(土・日を除く)、12/28 ~1/4
交 通 JR 紀伊田辺駅より徒歩約 10 分
南紀田辺 IC より自動車で約6分
無料駐車場 12 台
〒 646-0035
和歌山県田辺市中屋敷町 36 番地
Tel0739(26)9909 Fax0739(26)9913
E-mail:[email protected]
URL:http://www.minakata.org/