資料3 報道資料 「新シルク産業創造事業」の方向性について 平成 28 年 11 月2 1 日 京 丹 後 市 役 所 京丹後市では、平成 26 年 5 月に内閣府の「地域活性化モデルケース」の採択を受け、 さらに、平成 27 年 1 月に「地域再生計画」の認定を受けたことにより、地場産業の振 興、さらには、絹の素材・機能を活用したヘルスケア産業、医療・医薬産業、産業素材 産業など新たな産業分野への展開と産業集積を目指し取り組んでいるところです。 このほど、本事業の方向性を再確認いたしましたので、お知らせいたします。 新シルク産業創造事業は、シルクを活用する関連産業の集積をめざし、関係機関と連 携して基礎研究を実施する。 <新シルク産業創造事業の再確認の概要> 1. 全体に関する事項 (1) 新シルク産業創造機構(仮称)は設立しない。 2. 京都工芸繊維大学に関する事項 (1) 関係機関と連携して基礎研究を実施(~平成32年度)。 ① 研究により作出した繭は、サンプルとして無償提供し、活用するものの試 作開発を支援。 3. 信州大学繊維学部に関する事項 (1) スパイダーシルクについては、信州大学の研究は平成28年度をもって終 了。信州大学繊維学部のサテライト研究室は、本市内に設置しない。 (2) 研究成果の活用 ① 平成28年度後半でこれまでの研究成果を発表し、以後、公募により活用 企業を選定。 ② 市は、成果を活用する市内事業者をサポート(創業支援等)。 1 資料3 4. 平成33年度以降 (1)本事業期間中、京都工芸繊維大学とともに基礎研究終了後の活用方策を検討 する。 【問い合わせ先】 京丹後市商工観光部商工振興課 TEL 0772-69-0440、FAX 0772-72-2030、E メール [email protected] [参考] 新シルク産業創造事業(現在)の概要 1.施設整備 平成28年3月 10月 第1工区(養蚕飼育棟)完成 第2工区(研究棟)完成 2.新シルク産業創造機構(仮称)の設立・ビジネス化 国・自治体等行政関係、大学・研究機関、大日本蚕糸会等業界団体、企業などからの 出資により株式会社または一般財団法人等の法人を設立し、自主運営化を図る。 3.京都工芸繊維大学との連携 周年養蚕に伴う生産繭の低コスト化研究 4.信州大学繊維学部との連携 遺伝子組み換え蚕(スパイダーシルク)の研究 2 資料3 現在の事業概要 今後の事業概要 3
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