ダブル連結トラック実験の開始について

平 成 28 年 11 月 18 日
国土交通省中部地方整備局
ダブル連結トラック実験の開始について
<概要>
ダブル連結トラック実験について、11 月 22 日(火)より、まずは車両
長 21m※のトラックについて、省人化や交通流への影響等のデータ収
集のための走行を開始します。あわせて、高速道路の SA・PA を活用
した中継輸送の実験も実施します。
※特車許可基準の緩和前の最大値
国土交通省では、トラック輸送の省人化を促進し、生産性向上を図るた
め、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラッ
ク」の導入促進を目指しています。
10 月 19 日より実験参加者を公募(車両長 19m 超~25m)し、以下の実験
について準備が整いましたので、新東名を中心とするフィールドで実験を
開始します。
①ダブル連結トラック実験
開始日時:平成 28 年 11 月 22 日(火) 7 時~(予定)
実験参加車両:車両長 21m(特車許可基準の緩和前の最大値)
走行区間:①埼玉県狭山市~愛知県豊田市(2台/日)
②群馬県太田市~三重県鈴鹿市(4台/日)
②高速道路の SA・PA を活用した中継輸送実験
開始日:平成 28 年 11 月 22 日(火)~
実験箇所:新東名 清水 PA
※実験スタートの状況は三重県鈴鹿市(10 時頃)において撮影して頂
けます。取材をご希望される方は下記問い合わせ先までご連絡下さい。
なお、実験参加者は、引き続き公募しております。また、21m 超~25m
の車両についても、現在、民間事業者で開発に向けた検討が進められてい
るところ です。
配布先:中部地方整備局記者クラブ
<問い合わせ先> ダブル連結トラック実験協議会 事務局
みす
あきひろ
国土交通省 中部地方整備局 道路部 交通対策課長 翠 昭博
TEL 052-953-8178(直通)
今回開始するダブル連結トラック実験の概要
参考資料
〇開始日時
平成28年11月22日(火)7時~
〇使用車両
【ダブル連結トラック(21m)】
ダブル連結トラック(21m)
〇走行ルート
①埼玉県狭山市~愛知県豊田市(2台/日)
狭山営業所~圏央道入間IC~東名海老名JCT
~新東名浜松いなさJCT~東名三ヶ日JCT
~東名岡崎IC~豊田営業所(331km)
②群馬県太田市~三重県鈴鹿市(4台/日)
群馬営業所~北関東道太田薮塚IC~関越道
~圏央道~東名海老名JCT
~新東名豊田東JCT~伊勢湾岸道
~東名阪道鈴鹿IC~鈴鹿センター営業所(489km)
【走行ルート】
1
高速道路のSA・PAを活用した中継輸送実験(清水PA)
参考資料
上り(東京方面)
○開始日
平成28年11月22日(火)~
(上り)トレーラー駐車マス
(27m x 3台)
○実験箇所
新東名高速道路 清水PA
群馬県太田市~三重県鈴鹿市(2台/日)
群馬営業所~北関東道太田薮塚IC~関越道
~圏央道~東名海老名JCT~新東名清水PA~
~新東名豊田東JCT~伊勢湾岸道
~東名阪道鈴鹿IC~鈴鹿センター営業所(489km)
下り(
名古屋方面)
○走行ルート
運転者の移動
(上り→下り、下り→上り)
(下り)トレーラー駐車マス
(27m x 3台)
出典:電子国土
【清水PA(平面図)】
駐車マス
これまで 19m×3台
今回
27m×3台
【清水PA(上り)トレーラー駐車マス】
2
ダブル連結トラックによる省人化
参考資料
現状: トラック輸送は、深刻なドライバー不足が進行(約4割が50歳以上)
民間からの提案や将来の自動運転・隊列走行も見据え、特車許可基準
を緩和し、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結
トラック」の導入を図り、トラック輸送の省人化を促進
現在 通常の大型トラック(10tトラック)
約12m
今後 ダブル連結トラック:1台で2台分の輸送が可能
特車許可基準の車両長を緩和
(現行の21mから最大で25mへの緩和を検討)
ドイツ アウトバーンでの実験車両
(2012.1~実験中、135台が運行)
平成28年11月22日より、トラック輸送の主要幹線である「新東名」で実験開始
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