学術論文賞規程 (PDF 113KB)

東邦大学学術論文賞規程
(目的)
第1条 本学教員等の記した欧文学術論文が、一定基準以上の有力学術雑誌に掲載さ
れた場合に、これを表彰することにより欧文論文の作成・投稿を奨励し、一層の研
究活性化に結びつける。同時に高度な研究成果を広く世界に知らしめることで、本
学のブランディングに寄与する副次的効果を期待する。
(対象者)
第2条 東邦大学学術論文賞の対象となる被表彰者は、推薦時に本学に在籍する専任
教職員、シニア・レジデント、レジデント、大学院生、学部生および学長・学部長
会議で認めた者とする。
(表彰基準および内容)
第3条
対象者の欧文論文が国際学術雑誌に筆頭著者として掲載され、Impact
Factor 10以上かつ論文掲載年の翌年から3年間の他論文よりの引用回数の合計が
概ね30回以上の場合には「優秀論文賞」として表彰し、同時に表彰金を授与する。
さらに、Impact Factor 上位10ジャーナルに掲載され、かつ論文掲載年の翌年から
3年間の他論文よりの引用回数の合計が概ね30回以上の場合には「最優秀論文賞」
と し て 表 彰 し 、 表 彰 金 を 授 与 す る 。 尚 、 引 用 回 数 の 検 索 方 法 と し て Web of
Knowledge を用いる。
2
優秀論文賞の表彰金は年度毎に総額100万円とし、被表彰者(1名の場合若しく
は複数の場合も含め)への表彰金額は学長・学部長会議で決定する。
3 最優秀論文賞の表彰金は年度毎に総額100万円とする。被表彰者は原則として1名
とするが、該当者が複数名の場合は学長・学部長会議で審議の上金額を決定する。
4 同一人物の記した複数の論文が優秀論文賞および最優秀論文賞に該当した場合は、
最優秀論文賞のみを授与する。
5 優秀論文賞、最優秀論文賞共に被表彰者が無い場合でも、表彰金は翌年度に繰り
越さない。
(対象論文)
第4条 推薦締め切りは毎年1月末日とし、その前年の 12 月までの過去5年間に国
際学術雑誌に掲載された欧文の原著論文を対象とする。Impact Factor は当該論文
の刊行年版の Journal Citation Reports によるものとする。
(例:2009 年5月刊
行の雑誌に掲載された論文は、2010 年発行の 2009 年版 JCR による)
(被表彰者の推薦)
第5条
医学部長、薬学部長、理学部長および看護学部長は、前条に該当すると認めら
れる者があった場合は、学長に推薦することができる。
2 前項に規定する推薦は、別に定める様式に所定事項を記入し1月末日までに行う。
その際、必要に応じて参考資料を添付するものとする。
(表彰者の審査および決定)
第6条 被表彰者の審査等は、学長・学部長会議で行い、学長が決定する。
(規程の改廃)
第7条 本規程の改廃は、学長・学部長会議の決定による。
(事務)
第8条 東邦大学学術論文賞に関する事務は、学事統括部が所管する。
附 則
この規程は、平成22年4月1日から施行する。
この規程は、一部改正のうえ平成23年4月1日から施行する。
この規程は、一部改正のうえ平成24年2月1日から施行する。