新渡戸記念中野総合病院 臨床研修の特徴 研修責任者 副院長 山根 道雄 当院は新・内科専門医制度の基幹施設として 申請し, 修正なしで一次審査を通過しました。 新渡戸記念中野総合病院の概要 • 昭和7年(1932)新渡戸稲造博士により東京 医療利用組合として設立され, 以来80年余り 東京の中野区・杉並区を中心に地域医療を 行ってきた, 中規模の一般急性期病院(一般 病床 283床: 平成29年に296床へ増床予定) • 標榜15科の連携がよく, 各医師の顔が見える “小回りが利く”病院で, 多様な疾患に対して 迅速に対処することが可能である点が特長 初期研修医に望むこと • 1人の患者さんの命を預かる者として, 自分 に出来ることと出来ないことを区別し, 速やか にホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)を実施 できること • 患者さんの命を守るため, 全力を尽くせること • たとえ命が守りきれないとわかった時にも, 臨床医として患者さんの痛みを感じ, 相手の 立場に立てる気持ちのゆとりを持ち, 最期ま でともに歩み続ける心構えでいること 新渡戸記念中野総合病院研修の特徴 (Ⅰ) • 指導スタッフの多くが, 内科学会・外科学会・各 専門学会の専門医・指導医であり, 研修医指導 体制は整っています。出来る限り研修医の先生 方には学会発表・論文作成をして頂く方針です。 • 内科, 外科では各科毎月CPCがあり, 初期研修に おいても大変勉強になるので, 重視しています。 研修医はローテーション科にかかわらず, 月1回 の内科CPCへの出席は, duty としています。 • 東京都医学総合研究所脳病理形態研究室室長 内原俊記先生を迎え, 脳神経病理のCPCも毎回 行われており、リサーチマインドも修得可能です。 新渡戸記念中野総合病院研修の特徴 (Ⅱ) • 1年目:内科6ヶ月, 外科3ヶ月, 救急麻酔3ヶ月 2年目:内科4ヶ月, 地域医療1ヶ月, 選択必修 1ヶ月[ 産科, 精神科, 小児科のうち1科], 残り6ヶ月は自由選択科 • 救急医療研修は, 研修当初に2週間程度系統 的講義・実技実習を行い, 実際の救急医療の 研修は, 内科の昼間の救急当番, 内科・外科 の日直・当直時に, 上級医の指導の下に行う ○新渡戸記念中野総合病院臨床研修医の処遇について 1.報 2.賞 酬 与 1年目 月額 300,000円 2年目 月額 380,000円 7月期 報酬月額×1.0 12月期 報酬月額×1.5 (ただし、賞与支給対象期間に在籍しない期間は算入しない) 3.通勤手当 6ヶ月定期代支給 (ただし、支給要件は通勤手当に関する細則に準ずる) 4.宿日直手当 1回 10,000円 (副宿日直者) 5.研究補助奨学金 月の1日から末日までの間自主研修を行った場合、20時間は 自己の研修とみなし控除のうえ、20時間を上回る時間のうち 20時間分を限度として研究補助奨学金を支給 1時間あたりの単価は、1,500円 6.その他 社会保険加入(健康保険・厚生年金・雇用保険) 住宅手当 18,000円/月 (本人賃貸契約のみ対象) 職員宿舎 病院より4~5分 ワンルームマンション形式
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