資料3-4 認知症カフェ及び家族介護者支援センター事業補助制度 1 目的 認知症をはじめ介護を必要とする人の生きがい支援、介護する家族の介護 負担の軽減、地域住民の認知症への理解と啓発の推進を目的として、誰でも 参加でき、参加者で交流や情報交換できる活動拠点を地域に増やします。 認知症の人とその家族が互いに交流するとともに、認知症についての地域 住民の理解を深めること等を目的とした認知症カフェ及び家族介護支援セ ンターを実施する団体又は個人に補助金を交付します。 2 補助金の交付対象者 ⑴ 市内で認知症カフェを実施する団体又は個人。 ⑵ 市内で家族介護者支援センターを実施する団体。 ※ 暴力団や暴力団が実質的に経営に関与している場合、又は暴力団と密接 な関係を有する団体や個人は対象となりません。 3 補助対象事業 認知症カフェ 内 容 地域住民の認知症への理解と啓発を推進するための物品を設置し、認 知症の人、その家族、地域住民の誰もが気軽に集い、相互交流、情報交 換等を目的とする場所を市内に開設する。 要 件 ⑴ 市内に店舗等を有し、認知症関連の書籍及びDVD等の設置等によ り、認知症の人やその家族が利用しやすい環境を提供すること。 ⑵ 認知症サポーター養成講座の受講者又は3か月以内に認知症サポー ター養成講座を受講できる者を1名以上配置すること。 ⑶ 交流会を月1回以上開催し、1回の開催時間は2時間以上とするこ と。 ⑷ 3年以上継続実施できること ⑸ 市及び地域包括支援センターと連携を図り、認知症の人及びその家 族の支援、認知症の啓発、その他認知症施策の推進に努めること。 ⑹ 認知症徘徊高齢者SOSネットワークへの登録又は認知症サポータ ー、認知症見守りボランティア等との協力体制を確立できること。 ⑺ 家族介護者支援センターとの連携をすること。 家族介護者支援センター 内 容 認知症をはじめ介護を必要とする人とその家族、地域住民等のための介 護相談、関係機関とのコーディネート及び認知症カフェの運営の支援等を 行う。 要 件 ⑴ 介護相談に対応できる人員(医療従事者、介護事業従事者又は高齢者 の相談業務経験のある者)を1名以上配置すること。 ⑵ 地域包括支援センターや介護支援専門員、介護サービス事業所等と連 携を図り、認知症の人、その家族の相談支援を行うこと。 ⑶ 認知症カフェの運営等について支援を行うこと。 ⑷ 家族介護者支援について広報及び啓発活動を行うこと。 ⑸ 介護者を支援する者の養成に努めること。 ⑹ 認知症カフェ等を活用したボランティアによる居宅訪問( 「認とも」) や家族向け介護教室の開催を推進すること。 ただし、次の事業に該当する場合は、補助の対象となりません。 ⑴ 政治活動又は宗教活動に関する事業 ⑵ 営利事業又はこれに類似する事業 ⑶ 当該事業について、市から他の類似の補助金の交付を受けている事業 4 補助金 種類 補助対象 対象経費 認知症カフェ 認知症カフェの 消耗品、印刷製本 開設に必要な物 費、備品購入費 品等の経費 家族介護者 支援センター 報償費、人件費、消 耗品、印刷製本費、 家族介護者支援 光熱水費、保険料、 センターの運営 手数料、通信運搬 に係る経費 費、使用料及び賃借 料その他市長が適当 と認める経費 補助金限度額 5万円 (20か所以内) 月額5万円 (1~2か所) ※一部事業(要件⑶⑹) は、必要に応じて、市 からの委託により実施
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