平 成 28年 度 滋賀県交通安全実施計画 滋賀 県交通 安全 対策会 議 は じ め に 平成28年中に県内で発生した人身交通事故は、5,879件で、これらの事故により73人 の尊い命が失われ、7,625人が負傷されました。 関係者をはじめ県民の真摯な取組みにより、交通事故発生件数および負傷者数は、 5年連続で減少したものの、死者数は4年ぶりに増加に転じました。 いまだ多くの尊い命が交通事故で失われており、昨年の高齢者死者数は39人(53.4 %)と死者数の5割以上を占め、依然として厳しい状況となっています。 この交通安全実施計画は、交通安全対策基本法(昭和45年法律第110号)第25条第1 項の規定に基づき作成した、第10次滋賀県交通安全計画(平成28年度~平成32年度) を的確に推進するため、平成28年度の県内における陸上交通の安全に関し、県および 国の指定地方行政機関等が実施する具体的な施策を定めたものです。 第10次滋賀県交通安全計画では、県民の安全と安心を確保し、真に豊かで活力ある 社会を構築し、人権尊重の理念に基づき究極的には、交通事故のない滋賀を目指すこ とを基本理念とし、計画の最終年となる平成32年までに年間の交通事故死者数を45人 以下とするとともに死傷者数を6,000人以下という交通事故の総量を抑止することを 目指しています。 こうしたことから、第10次滋賀県交通安全計画の初年度である平成28年度は、「交 通事故のない滋賀」の実現に向けて確実に歩を進めるため、滋賀県交通安全対策会議 の構成員が引き続き相互に緊密な連携を図りながら、市町をはじめ関係機関・団体や 県民の皆様との協働のもとに、この実施計画に定めている各種の施策を着実に推進す ることとしています。 滋賀県交通安全対策会議 目 第1部 次 平 成 28年 度 交通安 全 実 施計 画 第1章 道 路交 通 の安全 第 1節 道路 交 通環境 の 整 備 1 1 (1) 生 活 に密 着 した 身 近 な道 路 等に お ける人 優 先 の安 全 ・安 心 な 歩 行 空 間の 整 備 1 (2) 高 速道 路 の更 な る活用 促 進 によ る 生活 に 密着し た 身 近な 道 路等 と の 機 能分 化 2 (3) 幹 線 道路 に おけ る 交 通安 全 対策 の 推進 2 (4) 交 通 安全 施 設等 整 備 事業 の 推進 4 (5) 歩 行 者空 間 のバ リ ア フリ ー 化 8 (6) 無 電 柱化 の 推進 9 (7) 効 果 的な 交 通規 制 の 推進 9 (8) 自 転 車利 用 環境 の 総 合的 整 備 10 (9) 高 度 道路 交 通シ ス テ ムの 活 用 10 (10)交 通 需要 マ ネジ メ ン トの 推 進 11 (11)災 害 に備 え た道 路 交 通環 境 の整 備 11 (12)総 合 的な 駐 車対 策 の 推進 13 (13)道 路 交通 情 報の 充 実 14 (14)交 通 安全 に 寄与 す る 道路 交 通環 境 の整備 15 第2節 交 通安 全 思想 の 普 及徹 底 (1) 段 階 的か つ 体系 的 な 交通 安 全教 育 の推進 17 17 (ア 幼 児 に対 す る 交通 安 全教 育 ) 17 (イ 児 童 に対 す る 交通 安 全教 育 ) 17 (ウ 中 学 生に 対 す る交 通 安全 教 育) 18 (エ 高 校 生に 対 す る交 通 安全 教 育) 20 (オ 成 人 に対 す る 交通 安 全教 育 ) 21 (カ 高 齢 者に 対 す る交 通 安全 教 育) 22 (キ 障 害 者に 対 す る交 通 安全 教 育) 23 (ク 外 国 人に 対 す る交 通 安全 教 育) 24 (ケ 自 転 車利 用 者 に対 す る交 通 安全教 育 ) 24 (2) 効 果 的な 交 通安 全 教 育の 推 進 24 (3) 交 通 安全 に 関す る 普 及啓 発 活動 の 推進 25 (ア 交 通 安全 県 民 総ぐ る み運 動 の推進 ) 25 (イ 交 通 安全 運 動 の推 進 ) 26 (ウ 自 転 車の 安 全 利用 の 推進 ) 27 (エ す べ ての 座 席 にお け るシ ー トベル ト 着 用の 徹 底) 28 (オ チ ャ イル ド シ ート の 正し い 使用の 徹 底 ) 28 反 射 材の 普 及 促進 ) 29 飲 酒 運転 根 絶 に向 け た規 範 意識の 確 立 ) 29 危 険 ドラ ッ ク 対策 の 推進 30 (ケ 交 差 点事 故 防 止対 策 の推 進 ) 30 (コ 高 齢 者に 優 し い3 S 運動 の 推進) 30 (サ 効 果 的な 広 報 の実 施 ) 30 (シ そ の 他の 普 及 啓発 活 動の 推 進) 31 (カ (キ (ク (4) 交 通 の安 全 に関 す る 民間 団 体等 の 主体的 活 動 の推 進 等 31 (5) 住 民の 参 加・ 協 働の推 進 32 第3節 安 全運 転 の確 保 32 (1) 運 転 者教 育 等の 充 実 32 (2) 運 転 免許 制 度の 改 善 34 (3) 安 全 運転 管 理の 推 進 35 (4) 事 業 用自 動 車の 安 全 プラ ン に基 づ く安全 対 策 の推 進 35 (5) 交 通 労働 災 害の 防 止 等 36 (6) 道 路 交通 に 関す る 情 報の 充 実 37 第4節 車 両の 安 全性 の 確 保 39 (1) 自 動 車の 検 査お よ び 点検 整 備の 充 実 39 (2) 自 転車 の 安全 性 の確保 40 (3) 交 通 関係 用 品の 安 全 性の 確 保お よ び向上 41 第5節 道 路交 通 秩序 の 維 持 41 (1) 交 通 の指 導 取締 り の 強化 等 41 (2) 交 通 事故 事 件等 に 係 る適 正 かつ 緻 密な捜 査 の 一層 の 推進 42 (3) 暴 走 族対 策 の強 化 42 第 6節 救助 ・ 救急活 動 の 充実 43 (1) 救 助・ 救 急体制 の 整 備 43 (2) 救 急医 療 体制の 整 備 44 (3) 救 急関 係 機関の 協 力 関係 の 確保 等 44 第 7節 被害 者 支援の 充 実 と推 進 45 (1) 損 害賠 償 の請求 に つ いて の 援助 等 45 (2) 交 通事 故 被害者 支 援 の充 実 強化 第 8節 45 研究 開 発およ び 調 査研 究 の充 実 46 (1) 道 路交 通 の安全 に 関 する 研 究開 発 の推進 46 (2) 道 路交 通 事故原 因 の 総合 的 な調 査 研究の 充 実 強化 46 第2章 鉄 道交 通 の安全 第 1節 鉄道 交 通環境 の 整 備 48 48 (1) 鉄 道施 設 等の安 全 性 の向 上 48 (2) 運 転保 安 設備等 の 整 備 48 第 2節 鉄道 交 通の安 全 に 関す る 知識 の 普及 49 第 3節 鉄道 の 安全な 運 行 の確 保 49 (1) 保 安監 査 の実施 49 (2) 運 転士 の 資質 の 保持 49 (3) 安 全上 の トラ ブ ル情報 の 共 有・ 活 用 49 (4) 気 象情 報 等の 充 実 49 (5) 大 規模 な 事故 等 が発生 し た 場合 の 適切 な 対応 49 (6) 運 輸安 全 マネ ジ メント 評 価 の実 施 49 第4節 鉄 道 車両 の 安全性 の 確 保 51 第5節 救 助 ・救 急 活動の 充 実 51 第 6節 被害 者 支援の 推 進 52 第3章 踏 切道 に おける 交 通 の安 全 53 (1) 踏 切道 の 立体 交 差化、 構 造 の改 良 およ び 歩行者 等 立 体横 断 施設 の 整備促進 53 (2) 踏 切保 安 設備 の 整備お よ び 交通 規 制の 実 施 53 (3) 踏 切道 の 統廃 合 の促進 53 (4) そ の他 踏 切道 の 交通の 安 全 およ び 円滑 化 等を図 る た めの 措 置 53 第2部 平 成 27年 度 交通安 全 実 施計 画 に対 す る実績 第1章 道 路交 通 の安全 1 第 1節 道路 交 通環境 の 整 備 第 2節 交通 安 全思想 の 普 及徹 底 11 第 3節 安全 運 転の確 保 19 第 4節 車両 の 安全性 の 確 保 25 第 5節 道路 交 通秩序 の 維 持 25 第 6節 救助 ・ 救急体 制 等 の整 備 27 第 7節 損害 賠 償の適 正 化 を始 め とし た 被害者 支 援 の推 進 29 第 8節 研究 開 発およ び 調 査研 究 の充 実 31 第2章 鉄 道交 通 の安全 1 32 第 1節 鉄道 交 通環境 の 整 備 32 第 3節 鉄道 の 安全な 運 行 の確 保 33 踏 切道 に おける 交 通 の安 全 34 第3章 ( 参 考 資料 ) 全 国 ・滋賀 県 ・ 市町 の 交通 統 計 1 平 成 27年 都 道府県 別 交 通事 故 発生 状 況 1 2 平 成 27年 県 内の各 種 発 生状 況 (前 年 対比) 2 3 平 成 27年 市 町別交 通 事 故発 生 状況 6
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