食べて学ぼう !糖尿病教室

(※ブルーにライトアップされた松本城)
世界糖尿病デー(2016 年 11 月 14 日)に合わせたイベントを、社会医療法人抱生会丸の内病院 糖尿病ケアチー
ム主催により開催いたしました。
11 月 14 日は世界糖尿病デーです。
世界の糖尿病患者数は、現在 4 億人に達しており、今後も増加する見込みです。増加し続ける糖尿病を脅威として、国際
連合は、11 月 14 日を「世界糖尿病デー」に指定し、世界各地で、糖尿病の予防、治療、療養を喚起する啓発運動が毎年推
進され、日本各地でも世界糖尿病デーに併せて糖尿病のシンボルカラーである「ブルー」に建物がライトアップされており、松本城
もブルーにライトアップされます。
また、(社)日本糖尿病学会、(社)日本糖尿病協会が 11 月 14 日を含む 1 週間(11 月 14 日~20 日)を「全国
糖尿病週間」としています。
糖尿病ケアチームにおいては、年間を通じて各種健康教室において糖尿病に関する啓発を行っていますが、2016 年 11 月
13 日に、日本ゼネラルフード株式会社の協力のもと、世界糖尿病デーに合わせたイベント(糖尿病教室「食べて学ぼう︕糖尿
病教室」︔バイキングイベント)を行いました。
【 社会医療法人抱生会 丸の内病院 糖尿病ケアチーム 】
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まずは、糖尿病ケアチームのリーダーである、五味英一健診センター長より挨拶があり、まずは講義がスタート︕管理栄養士の
門脇俊美より「間食とおやつ ~上手な付き合い方~」と題し、カロリークイズや間食と血糖値の講義が行われました。
自己血糖測定中
自己血糖測定器
次に臨床検査技師の小林将広より「SMBG(自己血糖測定)」の説明から、糖尿病ケアチームが参加者各自に付添いな
がら「空腹時血糖」を測定し、その結果を目標シートに記入しました。
そして、メイン企画であるバイキングがスタート︕
【 社会医療法人抱生会 丸の内病院 糖尿病ケアチーム 】
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食事シートに従いながら、参加者各自で指示カロリー内でのメニューを選択し、最終確認を管理栄養士が行いました。
参加者 A さんの選択
参加者 B さんの選択
食事中には、臨床検査技師の小林将広より「SMBG(自己血糖測定)の必要性」と、薬剤師の鷲尾浩司より「糖尿尿治
療薬」の講義があり、食事後には、理学療法士の島田友貴より「運動療法について」の講義と軽い運動を行いました。
最後に、食事後の SMBG(自己血糖測定)を測定し、目標シートに記入を行いイベントは終了しました。
イベント中やイベント後には、参加者各自が抱えている疑問・質問などを、糖尿病ケアチームのスタッフが対応し、参加者からは
「考えて食事すれば、こんなに食べられるのね︕」や「この様なイベントは、年に 1 回ではなく複数回開催してほしい︕」などの声
が聞かれました。
このイベントは 10 月初旬にイベント開催告知をしましたが、直ぐに予約枠がいっぱいになるほどの人気であり、来年度の開催に
あたっては、予約枠の拡大や年複数回の開催も検討しています。
【 社会医療法人抱生会 丸の内病院 糖尿病ケアチーム 】
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