「都市鉱山から作る!みんなのメダルプロジェクト(仮称

「都市鉱山から作る!みんなのメダルプロジェクト(仮称)」
における事業協力者の選定基準
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下「当委員会」
という。)が実施する「都市鉱山から作る!みんなのメダルプロジェクト(仮
称)」における事業協力者の選定にあたっての判断基準は、以下のとおりとす
る。
1. 審査機関
(1) 本プロジェクトのうち事業協力者が実施すべき業務(以下「本業
務」という。)の企画審査については、「都市鉱山から作る!みんなの
メダルプロジェクト(仮称)」事業協力者選定審査会(以下「審査会」
という。)において実施する。
(2) 審査会は、応募者が企画提案書作成要領に記載している資格要件を
満たしていることを判断するとともに、応募者の提出した企画提案書及
び応募者によるプレゼンテーションの内容について審査し、後記4.に定
める評価基準に基づき付与する点数を基に判断する。
2.事業協力者の選定基準
(1) 事業協力者の選定方法
次に掲げる各要件の全てを満たす応募者のうち、後記3に定める評価
方法により算出された企画点に基づいた総合評価が高い者を事業協力者
の候補とする。
① 一定規模以上のリサイクル材を回収・処理・精錬まで一括して、自ら
の責任で実施し、入賞メダルの原材料となる金銀銅を、定型魂など当
委員会が別途指定する方法により供給できること。
② 入賞メダルの製造に必要な金銀銅を必要な時期までに供給できるこ
と。
③ 本業務の各工程において必要な資格等を有すること。
(2) 企画点の配分
点数については、100点満点とし、内訳は次のとおり。
企画提案に対する点数配分表
評価項目
1.期限内に確実に原材料を供給する方策
点数
25
2. 当委員会が実施すべき東京 2020 大会に向けた機運醸成の具体策及び
20
その策に対する事業協力者の支援内容
3. トレーサビリティの確保等に留意したリサイクル運動をレガシーとする
20
ことができる推進策
4. 本業務の実施体制
10
5. コスト見通しと納入予定価格
25
合計
100
3. 企画点の評価方法
企画点の評価方法は、次のとおりとする。
(1)評価基準については、後記4に示すとおり。
(2)審査会の審査員の採点を平均した点をもってその点に係る得点とす
る。
(3)小数点以下第2位を四捨五入し、小数点以下第1位までを有効とす
る。
4.
評価基準
評価基準は、以下のとおりとする。
(1) 期限内に確実に原材料を供給できる方策
・ 回収、輸送、処理、精錬、納入まで各工程は実現可能なものであるか
・ 各工程を担当する各事業者の実績は十分か
・ 当該活動で納入可能な金、銀、銅の数量と入賞メダル制作に不足する
場合の代替案に実効性があるか。コストに変更はあるのか
・ 納入後の残余原材料の扱いは適正か
・ 納入される金、銀、銅のリサイクル率をどの程度明示することができ
るか
(2) 当委員会が実施する東京 2020 大会に向けた機運醸成の具体策及び
その策における事業協力者の支援方法
・ 東京や特定の地域だけでなく、日本全国から参加できる企画かどうか
・ オリンピック並びにパラリンピックとの結びつき、東京2020大会に
向けた取り組みであることを認識してもらえる方策になっているかど
うか
(3) トレーサビリティの確保等に留意したリサイクル運動をレガシーと
することができる推進策
・ リサイクルの重要性を理解、環境意識の向上につなげることができる
か
・ 今回限りの活動とするのではなく、東京2020大会以降も継続した取
り組みとすることが可能か
・ リサイクル率の把握など持続可能性の観点からトレーサビリティをど
の程度確保できるか
・ その他リサイクル運動をレガシーとできる推進策の提案に実効性があ
るか
(4) 本業務の実施体制
・ 上記の役割を実行するにあたっての実施体制が確保できているか
(5) コスト見通しと納入予定価格
・ 本業務の推進にあたり発生する予想コストが高額になっていないか
・ 当委員会に対する納入予定価格が低廉になっているかどうか
(金、銀、銅それぞれの地金単価及び「仕様書」に記載された納入量
総額および事業に必要な項目の費用)
※採点基準について
・ 評価は1~5までの5段階とする。
・ 評価タイプ(25点、20点、10点)により段階ごとに採点を行う。
・ 詳細は、以下の別表のとおりとする。
別表
評価
評価タイプ
段階
内容
5
非常に優れている提案
25
20
10
4
やや優れている提案
15
12
6
3
標準的な提案
10
8
4
2
やや劣っている提案
5
4
2
1
非常に劣っている提案
0
0
0
25 点
20 点
10 点