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2016年
(平成28年)11月20日
平穏な暮らしを再び
12/4∼10は人権週間
犯罪被害者に理解を
イラスト展やイベント開催
11月25日∼12月1日は「犯罪被害
交通遺児を支援
者週間」
です。
交通事故により父や母を失った本
犯罪の被害に遭った人やその家族は、 市在住の中学生以下の交通遺児の健
犯罪そのものによる直接的な被害だけ
全な育成を図るため、遺児家族同士
でなく、精神的・経済的などさまざま
の交流の場の提供や激励金の贈呈な
どの支援を行っています。
な二次的損害を受けています。
希望者は申請が必要です。詳しく
犯罪被害者や家族が立ち直り、再び
は問い合わせてください。
平穏な生活に戻るためには、地域の皆
この事業は市民の皆さんの善意の
さんの理解や配慮、協力が必要です。
寄付により行っています。皆さんの
この機会に犯罪被害者や家族が抱え
支援と協力をお願いします。
る問題への理解を深め、支える社会づ
問い合わせ・寄付受付 市交通対策
協議会事務局(市民生活課安心・安
くりを進めましょう。
全推進室内)
問 市民生活課安心・ 安全推進室
(☎
□
025-226-1113)
■にいがた被害者支援センター
犯罪や交通事故の被害者とその家族を対象に相談を受け付けています。
また、犯罪被害者や家族らが集う機会を提供する「自助グループ」活動を
2カ月に1回実施。互いに支え合い励まし合う中で、問題の解決・克服を
目指します。
受付日時 月∼金曜午前10時∼午後4時
相談専用電話 025-281-7870
■犯罪被害者支援フォーラム
フリーフォトジャーナリストの大藪順子さんが「立ち上がる選択∼被害
者にも加害者にもさせない社会のために」と題し講演します。
日時 11月26日
(土)午後2時∼4時10分
会場 市民プラザ
(NEXT21・6階)
定員 先着240人
問 市民生活課安心・安全推進室
□
おおやぶのぶ こ
動く市政教室 市の美術館めぐり
学芸員の解説を聞きながら文化に親しみませんか。
日時 12月8日
(木)
・ 13日(火)午前9時∼午後4時
集合場所 市役所分館、新潟駅南口
コース 潟東歴史民俗資料館・樋口記念美術館∼潟東農村環境改善セン
ター
(昼食)
∼新津美術館
定員 各日30人
(応募多数の場合抽選)
申 11月28日月曜
(必着)までに、往復はがき(〒951-8550、
□
住所不要)またはメール([email protected])で「美術
館」、希望日・集合場所、参加者全員(3人まで)の住所・氏
名・年齢・電話番号を広聴相談課(☎025-226-2098)へ
携帯電話での
※市ホームページからも申し込み可。応募は1組1通。見学 申し込みは
こちら
後はレポートを提出。筆記用具、観覧料1,000円、昼食が必要
松くい虫被害に注意 所有する松に対策を
主に海岸保安林などで発生していた松くい虫によ
る松枯れ被害(枯死)=写真=が、近年、市内全域で
確認されるようになりました。
治療方法がなく、一度被害に遭うと夏ごろから葉
が赤く変色し枯死します。松くい虫はカミキリ虫が
媒介し、ほかの松への被害を拡散させます。
本市では、海岸保安林や公園などの松に薬剤散布
などの対策を行っています。
市民の皆さんが所有する松についても、日ごろか
らの予防をお願いします。松くい虫には、3月ごろま
でに行う樹幹注入や、6月初旬の薬剤散布などが効果的です。枯死してし
まった松は、カミキリ虫が羽化する前の5月末までに処分してください。
問 公園水辺課
(☎025-226-3065)
□
2
12月4日から10日までは人権週間です。これは、1948
年
(昭和23年)
12月10日に国連総会で世界人権宣言が採
択されたことを記念し、国が制定したものです。
同週間にちなみ、人権イラストの展示や講演会など
を開催します。この機会に人権について考えてみま
しょう。
■人権イラスト展 入賞者決まる
「人権の大切さ」
をテーマに、市内の小
会期
会場
展示内容
学4年生から募集した
「人権イラスト展」
12/3(土) イオンモール新潟南
金・銀・
の入賞者が決まりました。
∼11(日)(江南区下早通柳田1)
銅賞作品
今年度は50校から2,572作品の応募 12/13(火)
東区役所
があり、金賞に坂井輪小学校の笠原詩菜
∼20(火)
さんの作品=写真=が選ばれました。入 12/21(水)市民プラザミニギャラリー 全入賞
(NEXT21・6階)
作品
賞作品は市内各所で展示します=表=。 ∼27(火)
金賞以外の入賞者は次の通りです
(敬称 1/5(木) ほんぽーと中央図書館
∼31(火)
(中央区明石2)
略・かっこ内は小学校名)。
銀賞 田村優佳(亀田西)、野村江里(新通)、松澤琉空(坂井輪)
銅賞 金子衣利(牡丹山)
、五十嵐萌(竹尾)、大西慧(関屋)、坂上春樹(鳥屋野)、
池田璃美亜(桜が丘)、大平和花(新通) ※ほか奨励賞35人
問 広聴相談課市民相談室
(☎025-226-1025)
□
■関連イベント
申 ◇のみ代表者の住所・氏名・電話番号
(あればFAX番号も)
、参加人数を電話
(025-280-5181)
、
□
は が き( 〒950-8570、 住所不要 )、FAX(025-280-5742)、 メ ー ル([email protected].
lg.jp)
のいずれかで県人権啓発室へ
12 月
時間
3
(土)
9:00
∼11
(日) ∼22:00
4
(日)
10
(土)
コラム
10:15
∼15:00
11:00
∼12:00
13:30
∼15:00
会場
内容
「じんけんパネル展」
イオン 人権擁護委員の活動紹介パネル、ほか
モール
新潟南 「人権を大切にする県民のつどい」
紙芝居、トークショー、ステージパフォーマンス、ほか
中学生人権作文コンテスト表彰式
市民
プラザ
◇講演会「本当の国際理解∼世界9万5000km
自転車ひとり旅から考える人権」
講師 石田ゆうすけ(旅作家)
定員 先着200人 ※手話通訳・要約筆記あり
私が考える障がいのある人の人権と共生社会③
「話し合い」
から学ぶ
有限会社ミカユニバーサルデザインオフィス取締役社長 中村美香
障がいのある人のバリアをなくそうとバ
リアフリーという言葉が生まれて20年余
り。ほぼ同時期に障がいの有無や能力のい
かんを問わず、文化・言語・国籍や老若男
女の差異などに関わらず、できるだけ最大
限の人が利用可能となる情報や製品、建物
を設計するユニバーサルデザインという考
え方も誕生した。まちでは段差が小さくな
り、視覚障がい者用誘導ブロックが連続的
に敷設された。情報提供方法は、手話や筆
談、音声や点字に加え、スマートフォンの
アプリと変化が著しく、多言語表記や文字
の大きさへの配慮もされている。
ことし4月、新潟市では障がいを理由と
する差別の解消を推進する
「障がいのある人
もない人も共に生きるまちづくり条例」
を施
行した。全ての市民が障がいや障がいがあ
る人に対する理解を深めるとともに、話し
合いにより相互の立場を理解することを基
本理念に掲げた。
「話し合い」が肝である。
丁寧に話し合う場こそが求められている。
条例検討の過程では、障がいを理由とし
た差別と思われる事例が200件ほど報告さ
れたが、多くの場合、障がい者が何を求め
ているのか、それに対してできること・で
きないことを明示できていなかった。話し
合いで気付く誤解や思い込みも多い。双方
がもう一歩踏み込んで話し合い、互いを知
ろうとする力を働かせれば、よりよい解決
策を導き出せる可能性がより高まるはずだ。
多世代同居していた時代は、家族を通じ
て不自由さや互いに手助けする方法を自
然と身に付けることもできたが、今は自ら
が学ぶ姿勢が求められる。一方、地域で暮
らす障がい者も増えているという好ましい
現状がある。地域は大きな教室だ。日々の
暮らしや地域活動を通じて、障がいがある
人に接する機会が増えている。まずは、挨
拶を交わそう。そういう気持ちを大事にで
きたらいいなと思う。
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