福島県県南地方における県産農林水産物の風評払拭と消費拡大の取組 - 鮫川村で生産された新鮮な色とりどりのお野菜を販売し、好評をいただきました。また、現在価 格が高騰しているキャベツや玉ねぎの売れ行きが好調でした。鮫川村では「えごま」のブランド 化に努めており、クッキーやプリンなどのスイーツにもえごまが使われています。 地方創生型 H28.9.18(日) さめがわ de マルシェ 鮫川村は自然豊かな高原気候の中、美しい環境で展開される農林業が主要産業で、 古くから特産品開発が盛んに実施されてきましたが、原発事故による風評被害に見 舞われました。 風評被害からの回復のためには、鮫川ブランドの確立と新しい発想による農産物 加工品の販売促進、そして村外の消費者からの新しい需要の開拓が必要であると考 え、商工会の青年部によって平成27年に始まった「さめがわ de マルシェ」。 今年はポスターや新聞記事はもちろんのこと、ラジ ↑ワークショップ オ出演や SNS でもマルシェの開催情報を PR したこと で、県内外からターゲットとしていた20代、30代 の若者が来場。 本村で育てられた安全で安心な農産物を、オリジナ リティ溢れる工芸品やお花、ハーブ、スイーツと共に 販売、またワークショップで生産方法をPRしたこと で、農産物も作品であるという新しいイメージを生み 出すことができました。 来年以降もマルシェを続けていくつもりです。 に一役買いました。 鮫川村で生産された花を使 って、オリジナルの飾り作り を体験。 →マルシェの看板 鮫川村のゆるキャラ「ゆうき #01 くん」が描かれた看板。集客 【消費者の声ーアンケート結果】 ○鮫川村産の農産産物について、90%以上の 方が放射能の影響を心配していないと回答。 ○鮫川村の特産物といえば、多くの方が「えご ま」と回答。 【イベント実績】 ○来場者数 1,000 名(宮城県、茨城県、栃木県、 千葉県からの来場者あり) 鮫川村商工会青年部 ○農産物等売上高 140 万円 ←青年部仲間と出展者さん →えごま鶏の親子丼 【メッセージ】 手まめ館でいつでも -鮫川村商工会 室賀さん- 召し上がることがで 地元の若手農業者や飲食業 きます。えごま鶏は 者達が連携して、マルシェを開 地元の農家さんが飼 催することができました。次回 育しているもので、 以降も若い衆のネットワーク えごまの絞りかすを 作りのキッカケとなるイベン ニワトリに与えてい トに成長させていきたいです。 ます。 発行 福島県県南農林事務所 企画部 0248-23-1527
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