資料5-2:(参考)根拠法令等

別紙参考資料(根拠法関連)
資料5-2
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準 より抜粋
二十七 指定居宅介護支援事業者は、法第百十五条の四十八第四項 の規定に基づき、同条第一
項 に規定する会議から、同条第二項 の検討を行うための資料又は情報の提供、意見の開陳、そ
の他必要な協力の求めがあった場合には、これに協力するよう努めなければならない。
第百十五条の四十八
市町村は、第百十五条の四十五第二項第三号に掲げる事業の効果的な実施のために、介護支援専門
員、保健医療及び福祉に関する専門的知識を有する者、民生委員その他の関係者、関係機関及び関係
団体(以下この条において「関係者等」という。
)により構成される会議(以下この条において「会議」
という。
)を置くように努めなければならない。
二 会議は、要介護被保険者その他の厚生労働省令で定める被保険者(以下この項において「支援対象
被保険者」という。
)への適切な支援を図るために必要な検討を行うとともに、支援対象被保険者が地
域において自立した日常生活を営むために必要な支援体制に関する検討を行うものとする。
三 会議は、前項の検討を行うため必要があると認めるときは、関係者等に対し、資料又は情報の提供、
意見の開陳、その他必要な協力を求めることができる。
四 関係者等は、前項の規定に基づき、会議から資料又は情報の提供、意見の開陳、その他必要な協力
の求めがあった場合には、これに協力するよう努めなければならない。
五 会議の事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、会議の事務に関して知り得た
秘密を漏らしてはならない。
六 前各項に定めるもののほか、会議の組織及び運営に関し必要な事項は、会議が定める。
「地域包括支援センターの設置運営について」の一部改正について より抜粋
① 地域ケア会議の目的
ア 個別ケースの支援内容の検討を通じた、
(ⅰ)地域の介護支援専門員の、法の理念に基づいた高齢者の自立支援に資するケアマネジメン
トの支援
(ⅱ)高齢者の実態把握や課題解決のための地域包括支援ネットワークの構築
(ⅲ)個別ケースの課題分析等を行うことによる地域課題の把握
イ 地域づくり、資源開発並びに政策形成など、地域の実情に応じて必要と認められる事項
②~④ 略
⑤ 地域ケア会議の留意点
ア 協力体制の確保
地域ケア会議での検討を行うため、必要に応じて関係者等に対し、資料又は情報の提供、意見の
開陳、その他必要な協力を求めることができることとし、関係者等は、これに協力するよう努め
なければならないこととされている(法第 115 条 の 48 第3項及び第4項)。また、これに併
せて、指定居宅介護支援事業所の運営基準においても、地域ケア会議への必要な協力について規
定されている。
(指定 居宅介護支援等の人員及び運営に関する基準(平成 11 年厚生省令第 38 号)
第 13 条第 27 号)
介護保険法(介護支援専門員の義務) より抜粋
第六十九条の三十四 介護支援専門員は、その担当する要介護者等の人格を尊重し、常に当該要
介護者等の立場に立って、当該要介護者等に提供される居宅サービス、地域密着型サービス、施
設サービス、介護予防サービス若しくは地域密着型介護予防サービス又は特定介護予防・日常生
活支援総合事業が特定の種類又は特定の事業者若しくは施設に不当に偏ることのないよう、公正
かつ誠実にその業務を行わなければならない。
2 介護支援専門員は、厚生労働省令で定める基準に従って、介護支援専門員の業務を行わなけ
ればならない。
3 介護支援専門員は、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知
識及び技術の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努めなければならない。
主任介護支援専門員研修実施要綱 より抜粋
1 目的
介護保険サービスや他の保健・医療・福祉サービスを提供する者との連絡調整、他
の介護支援専門員に対する助言・指導などケアマネジメントが適切かつ円滑に提供さ
れるために必要な業務に関する知識及び技術を修得するとともに、地域包括ケアシス
テムの構築に向けた地域づくりを実践できる主任介護支援専門員の養成を図ることを
目的とする。
介護支援専門員の資質向上と今後のあり方に関する検討会中間的整理 より抜粋
○ 主任介護支援専門員には、介護支援専門員に対するスーパーバイズ、地域包括ケアシステムを
実現するために必要な情報の収集・発信、事業所や職種間の調整といった役割が求められており、
そのような役割を担うことができる者を養成することを目的として主任介護支援専門員研修が位
置付けられている。
主任介護支援専門員については、上記のスーパーバイズ等の役割を果たすことをより一層進める
ことが重要であり、その資質の向上を図っていくことが必要である。
○ このため、主任介護支援専門員となるための研修修了後に修了評価を導入することを検討すべ
きである。また、主任介護支援専門員についても更新制を導入し、更新時においては、研修を実
施することを検討すべきである。
○ さらに、居宅介護支援事業所の主任介護支援専門員に求められる役割にかんがみ、例えば地域
の小規模な居宅介護支援事業所等で、ケアマネジメント業務に従事し、未だ実務に就いて間もな
い初任段階の介護支援専門員に対して、主任介護支援専門員が現場での実務研修により、指導・
支援する仕組みの導入を検討すべきである。
○ また、介護支援専門員が日常的に学びの場を共有していくことはその資質向上にとっても重要
であることを踏まえ、主任介護支援専門員は、地域の介護支援専門員のネットワークを構築する
といったことに努めることが必要である。