社会課題解決に向けた国際機関・政府・産業界の連携

社会課題解決に向けた国際機関・政府・産業界の連携のあり方
に関するアンケート調査(依頼状)
2016 年 11 月 企業活力研究所
1.調査の背景
新興国における人権・労働問題、貧困問題、環境問題などの社会課題解決に向けた企業の
社会的寄与への期待が高まりを見せる中、特にグローバルに展開する企業に対しては「責任
あるサプライチェーン」への取り組みの要求が年々強まってきています。
しかしながら、例えばビジネスと人権やサプライチェーンのデュー・ディリジェンスに関
わる課題等は、日本企業にとっては比較的歴史が浅く、なじみが薄いだけではなく、自社の
みでの課題解決を行うことは容易ではありません。
さらに 2015 年に新たな国際目標として採択された「持続可能な開発目標(SDGs)
」はグロ
ーバルなレベルでの社会課題に対しての世界的な共通目標であり、国家レベルだけではなく、
グローバル企業の積極的な取り組みが国際的に求められています。
このような取り組みについては、企業 1 社で展開していくには限界があり、より効果的に
実践するためには、国際機関・政府・NGO 等との連携が必要不可欠であると考えられます。
こうした問題意識のもと、弊研究所では、本年度、経済産業省、企業、関係団体、その他学
識経験者のメンバーからなる「CSR研究会」を設置し、社会課題解決に向けた国際機関・
政府・産業界の連携のあり方について検討し、提言を取りまとめることと致しました。
本調査研究の一環としまして「社会課題解決に向けた国際機関・政府・産業界の連携のあり方
に関するアンケート調査」をさせていただきたくご協力の程宜しくお願い申し上げます。
2.持続可能な開発目標(SDGs)とは?
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、2015 年 9 月に国連総
会で各国首脳が採択した持続可能な世界に向けた目標です。17 目標、すなわち貧困、飢餓、
健康、教育、ジェンダー平等、水・衛生、エネルギー、経済成長・雇用、インフラ・産業・イ
ノベーション、格差是正、持続可能な都市・防災、持続可能な消費と生産、気候変動対策、海
洋資源、陸上資源・生物多様性、平和・司法・ガバナンス、パートナーシップの促進につい
て、2016〜2030 年までの期限付きで世界各国が達成を目指すものです。
SDGs は、政府のみならず、国際機関、地方自治体、議会、企業、消費者、学術界、市民社
会などの多様なステークホルダーが協力し、17 目標に定められたグローバルな社会課題を解
決することで達成できる包括的な目標であり、途上国のみならず日本を含めた先進国もその
達成が求められ、国際的にも多様なビジネス・プラットフォームが立ち上がりつつあります。
日本政府においては 2016 年 5 月、安倍総理を本部長として「SDGs 推進本部」を立ち上げ、
SDGs を達成するための基本的な方針や優先施策を定めた「SDGs 実施指針」を省庁横断的に作
成しているところです。他方、日本国内では SDGs がほとんど知られておらず、その普及促進
と各ステークホルダーによる取り組み強化が急務となっています。
3.アンケート調査について

今回のアンケート調査では、社会的課題と連携のあり方をテーマとしますが、特に世界
共通の社会課題を集約した SDGs に基づいて、日本の各企業がどのような認識を持ち、取
り組もうとしているか、またそのために必要なパートナーシップは何か等について、お
尋ねするものです。

本調査結果は、アンケート結果に各種分析を付した報告書として、経済産業省、企業活力研
究所ウェブサイトに掲載されます。
※個社名及び個社名が特定できる情報が外部に公表されることはございません。

本アンケート調査は、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)によ
る会員企業・組織向けの SDG に関するアンケート調査と連携しております。質問内容が
GCNJ のアンケートと重複している設問もございますこと、ご了承ください。
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ご回答いただいた企業様には、アンケート集計結果の概要をご送付申し上げます。

ご回答内容は、当研究所及び本調査の委託先㈱リサーチワークスが統計的に処理致します。
ご協力のほど、何卒よろしくお願い致します。
(所要時間:5-30 分程度)
* 持続可能な開発目標(SDGs)の詳細については、本アンケート添付の参考資料、または下
記をご参照ください。
外務省「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/doukou/page23_000779.html
GCNJ「SDGs Compass SDGs の企業行動指針–SDGs を企業はどう活用するか-」
http://ungcjn.org/gc/pdf/SDG_COMPASS_Jpn.pdf
企業活力研究所は、日本経済と企業活動を取り巻く諸問題を調査研究するシンクタンクとし
て、経団連等産業界の協力と通商産業省(当時)の支援を得て、昭和59年7月に設立。企業
活力増進に向け、経営戦略、産業税制、企業法制、雇用・人材開発等、経済・社会・制度を巡
る諸問題について幅広い施策普及活動と調査研究・施策提言活動をミッションとしています。
ホームページ:http://www.bpfj.jp/
一般財団法人 企業活力研究所 委託
社会課題解決に向けた国際機関・政府・産業界の連携のあり方
に関するアンケート調査ご記入にあたっての留意点
平成 28 年 11 月
(株)リサーチワークス
本アンケート調査は、
(株)リサーチワークスが、一般財団法人企業活力研究所からの委託に
より実施させていただくものです。社会課題解決に向けた国際機関・政府・産業界の連携のあり
方を検討するための重要な資料となりますことから、お手数ですがご回答の程、何卒よろしくお
願い申し上げます。
【アンケートご記入にあたりまして】
○ ご回答は、本社においてCSRをご担当されている方にお願い致します。
○ ご記入は黒または青のボールペン、万年筆、濃いめの鉛筆をご使用ください。
○ ご回答は、同封させていただいております紙面調査票のご回答欄に直接ご記入ください。選択
肢が用意されている設問においては、該当する項目の番号に○印をご記入ください。
○ ご記入いただきましたアンケート用紙は、お手数ですが、同封の返信用封筒(切手不要)に入れ
て、 12月12日(月) までにポストに投函してください。
※もしくは、アンケート票をスキャンした PDF をメール添付にてお送りいただいても結構でござ
います。([email protected] 担当:小西まで)
○ ご回答内容は、企業活力研究所及び本調査の委託先の㈱リサーチワークスが統計的に処理
致します。個社名及び個社名が特定できる情報が外部に公表されることはございません。
○ 本調査に関するお問い合わせやご不明な点がございましたら、下記お問い合わせ先までご連
絡ください。
○ 電子媒体(Word)でのご回答を希望される方は、以下のいずれかで御願い致します。
・[email protected] 担当:小西までメールをお願い致します。電子媒体(Word)のアンケート票
をメールに添付してお送り申し上げます。
・検索サイト(ヤフーやグーグルにて)で「企業活力研究所」とご入力いただくと当方ホームページ
にリンク致します。(http://www.bpfj.jp/)
当方ホームページの「新着情報」もしくは、「CSR関連 調査研究報告」をクリックしていただくと
電子媒体(Word)アンケート票のダウンロード画面に移りますので、ダウンロードをお願い致し
ます。
<お問い合わせ先>
◆ 本アンケートの具体的な内容につきまして ◆
一般財団法人 企業活力研究所 担当:小西、吉澤
〒105-0003 東京都港区西新橋 1-13-1 DXLビル 3 階
tel:03-3503-7671 fax:03-3502-3740
e-mail: [email protected]
◆
本アンケートの送付や記入方法などにつきまして ◆
株式会社リサーチワークス 担当:小寺(コテラ)
〒104-0041 東京都中央区新富 1-14-3
tel :03-5542-0579 fax :03-5542-0461
e-mail : [email protected]