11月は児童虐待防止推進月間です[PDF:609KB]

11 月は児童虐待防止推進月間です
11 月は児童虐待防止推進月間です
気づくのは あなたと地域の 心の目
■問い合わせ:こども課子育て支援グループ☎内線 273
子どもへの虐待の発生件数は年々増え続け、平成 27 年度のこども課への相談件数は 38 件でした。虐待
種別では身体的虐待・ネグレクト(育児放棄)が多くを占め、合わせて 28 件(73%)となっています。また、
土浦児童相談所への直接通告件数は 63 件と、平成 22 年度通告件数の4倍まで増加しています。
虐待は家庭という密室の中で行われていることが多く、周囲から発見されにくい状況にあります。発見し
ても、「しつけの一環かも」と通告を迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。あなたの「心配」の電
話が子どもと家族を救うことにつながります。迷わず市役所こども課や土浦児童相談所にご相談ください。
社会情勢も複雑化する中で親の孤立化も増えており、子育てに何らかの不安や困難を抱える親も多く、子
どもと家族を地域全体で支えていく必要があります。
◦児童虐待の種類と具体例
児童虐待には次の4つの種類があり、子どもの心身の発達に深刻な影響を与えます。
名称
具体的な行為
身体的虐待
殴る(身体にけがやあざがある)/蹴る/投げ落とす/激しく揺さぶる/火傷
を負わせる/戸外に締め出すなど
ネグレクト(養育放棄)
家に閉じ込める/食事を与えない/ひどく不潔にする/自動車の中に放置する
/保護者以外の同居人による虐待を放置するなど
心理的虐待
乱暴な言葉による脅し/無視する/兄弟で差別的な扱いをする/子どもの目の
前で夫婦間の暴力を見せてしまうなど
性的虐待
性的行為の強要/ポルノグラフィを見せるなど
◦子どもを虐待から守るために
「虐待を受けているのではないか」と気になる子どもを発見したときには、迷わずに相談や通報をしてく
ださい。通報者(匿名でも可)の秘密は守られます。調査の結果虐待でないと分かっても、通告者が責任を
問われることはありません。
地域住民や子どもに関係するさまざまな機関が連携し、地域全体で子どもを育て、家族を支えていくこと
が虐待の未然防止につながります。日ごろから地域での「あいさつや声掛け」を積極的に行い、子育て中の
家族を温かく見守りましょう。
◦子育てがつらい・いらいらする、子育ての悩みを相談する人がいない…
家庭児童相談室(市役所こども課内)では、家庭児童相談員がしつけや発達など子どもについてのさまざ
まな相談を聴き、子育ての手助けをしています。お気軽にご相談ください。
◦相談や通報はこちらまで
いばらき
虐待ホットライン
(24 時間対応)
☎ 029-322-0293
市役所こども課
(家庭児童相談室)
☎ 64-1111・内線 287
龍ケ崎市
虐待ホットライン
☎ 090-4816-5956
午 前 8 時 30 分 ~ 午 後
5時 15 分/土日祝日・
年末年始を除く
午前8時 30 分~午後
5 時 15 分 / 土 日 祝
日・年末年始を除く
土浦児童相談所
☎ 029-821-4595
午前8時 30 分~午後
5 時 15 分 / 土 日 祝
日・年末年始を除く
緊急と思われる場合は迷わず警察☎ 110 番へ !!
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平成 28 年 11 月前半号
児童相談所
全国共通ダイヤル
☎ #189