平成 28 年度滋賀の医療福祉に関する県民意識調査仕様書 1.調査の目的 医療福祉・在宅看取り等にかかる県民の意識調査を実施し、今後の医療福祉行政を 推進するための基礎資料とする。 2.調査の内容 (1)調査項目 ① 医療全般・在宅医療に関すること ・滋賀県の医療全般について ・在宅医療・人生の最終段階における医療について ② 認知症に関すること ・在宅における認知症ケアについて ③ 在宅介護に関すること ・高齢期(概ね 65 歳以上)の生活への不安・ニーズについて ④ 介護予防・健康づくりに関すること ・介護予防のイメージ、理解度、期待度等について ・健康づくりのための行動状況について ⑤ フェイスシート(回答者属性) (2)設問数 50 問程度(フェイスシートを含む。) 3.調査基本設計 (1)調査地域:滋賀県全域(各市町から1地点以上抽出する。) (2)調査対象:県内に住む満 20 歳以上の男女 3,000 人 (3)抽出方法:層化二段無作為抽出法 ・地域別(7地域) 湖西地域の抽出ウェイトを2倍にする等誤差の補正を行う。 (4)抽出台帳:選挙人名簿 (5)調査方法:郵送法(督促を1回行う) 調査票の返送先は滋賀県健康医療福祉部医療福祉推進課とする。 (6)調査票等:(調査票) 調査票(A4判 16 頁程度 文字サイズは 12 ポイント程度とし、ふ りがなを付す。)を 3,050 部作成する。 (督促状) 督促はがきを 3,000 部作成する。 (7)発 送:調査票、督促状、報告書等の発送、また調査票の返送費用は委託料に含 める。なお、調査票の返送は郵便局の料金受取人払および料金後納制度 を利用する。当制度の申請は委託者が大津中央郵便局あて行う。 (8)調査時期:平成 29 年1月(予定) (9)有効回収率:60%程度(実績 H24:59.2%) (10)調査報告書等の作成:①報告書(A4判 ②概要版(A4判 200 頁程度、CD-ROM、400 枚) 中綴じ8頁程度、フルカラー2,000 部) 4.委託内容 (1)調査の実施設計および準備 ・設問項目は委託者と協議の上決定する。 ・標本数の配分、対象者の抽出を行う。 ・対象者抽出にあたっては、地域別(7地域)の層化で、国勢調査の調査区ごとに 無作為抽出を行う。今年度、本県で実施した世論・住民意識調査とできるだけ抽 出が重ならないよう注意すること。 (2)調査票等の作成、印刷および発送 ・調査票は再生紙を使用し、規格確認書を提出することとする。 (古紙パルプを配合、白色度 70%程度、厚みはA版 28.5 ㎏程度) ・調査に使用する封筒類は受託者で用意し、封筒に印刷する図柄や文字は委託者と 協議のうえ決定し、印刷する。(調査票発送用は角2封筒、調査票返送用は長3 封筒とする) ・調査票の発送については、抽出名簿と住所・氏名を記載した封筒を医療福祉推進 課員が 検認し た後 に、 受託者 が調査 票一 式を 封入し 送 付 す る こ と と す る 。 ま た 、 発送後、受託者は送付通数が明記された郵便局発行の領収書等の写しを委託者に 提出することとする。(督促についても同様とする。) (3)調査結果の集計、分析および考察 ・集計については、比例数%(小数点以下第2位を四捨五入した小数点以下第1位) と実数を作成し、分析作業までに単純集計表(一部属性にクロス集計表を含む) およびクロス集計表を各1部納品することとする。また、各データを Excel2010 (Windows7対応)形式(CD-ROM)で併せて納品することとする。 ・全項目を「基本分類」で集計することとする。 ・過去に実施した調査結果について、今回の調査分析に必要な場合は、医療福祉推 進課に備え付けの過去の報告書から抽出して集計することとする。 ・その他の質問相互のクロス集計は、調査項目決定後に委託者と協議の上決定する。 ・分析については、単純集計による分析と、クロス集計による分析を行い、内容に ついては協議の上決定する。また、過去に実施している調査項目については、経 年変化に着目して分析、考察することとする。 (4)調査報告書および概要版の作成 ・報告書等の内容は委託者と協議の上決定、報告書はCD-ROM400 部作成する。 概要版は、中綴じ8頁程度、フルカラー2,000 部を作成、調査結果を広く県民に アピールできるものとなるよう、グラフ等を多く取り入れ、わかりやすい内容と なるよう工夫する。 ・報告書等の元データは、それぞれの完成時および事業完了報告時にCD-ROMで 納品することとする。データの形式は委託者と協議の上決定することとする。 ・報告書等の著作権は、すべて委託者に帰属する。 (5)調査票および返信用封筒の廃棄 ・医療福祉推進課あてに返送されてきた調査票、返信用封筒および調査対象者名簿 については、委託者に確認のうえ、溶解による廃棄処分を行い、履行期間内に証 明書を提出することとする。 (6)成 果 物 の 納 品 ・単純集計結果、クロス集計結果、調査結果報告書および概要版の電子データ は、それぞれ完成時に、エクセル形式等のデータを送付いただき、業務完了 報告時に、紙媒体およびCD-ROMで1部を滋賀県健康医療福祉部医療福 祉推進課に納品する。 ・ 報 告 書 は 、 配 布 用 に P D F 形 式 等 で C D - R O M 400 部 を 作 成 し 、 概 要 版 に つ い て は 、 フ ル カ ラ ー 印 刷 に て 2,000 部 を 作 成 し 、 納 品 期 限 ま で に 納 品 ・ 送 付する。 ・なお、本業務において、作成した調査票、封筒等については、業務完了報告 提出時にサンプルを添付すること。 5.調査日程 標本設計 11月29日(火)~12月 調査票内容決定 12月 5日(月) 調査対象者抽出 12月 6日(火)~12月22日(木) 調査書類印刷完了 12月22日(木) 調査票郵送 1月 督促状の送付 1月13日(金) 調査票返送期限 1月20日(金) 受託者への調査票最終到着 1月30日(月) 単純集計表およびデータ納品 2月10日(金) クロス集計表およびデータ納品 2月24日(金) 報告書(案)提出 3月10日(金) 報告書等データ納品・送付 3月24日(金)厳守 5日(月) 6日(金) ※太字の項目以外の日程については、協議の上変更することも可能。 6.その他 ・個人情報の取り扱いにあたっては、別添契約書に留意することとする。 ・調査票、報告書様式は前回(平成 24 年度)のものを参照。(説明会で提示) ・重大な事項により日程等の変更の必要が生じた場合には、その都度協議のうえ、作業 を進めることとする。 ・本業務を適正かつ円滑に推進するため、医療福祉推進課員と常に綿密な連係をとり、 必要な段階で十分協議することとする。
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