資料② 世田谷区産業ビジョンに係る施策体系の変更点及び現況確認について 1.世田谷区産業ビジョン策定時からの施策体系等の変更について 現行産業ビジョン(平成 20 年) 現行産業振興計画(平成 26 年) 策定の考え方 ・Ⅰ、Ⅱは全産業における基盤となる部分を設定 ・Ⅰ∼Ⅴの施策の柱等について、一部表現を分かりやすく変更 ・Ⅲ∼Ⅴは産業政策部の職掌との関係も勘案し施策構成を設定 ・Ⅵは、それまで別途アクションプラン等を作成していたが、あらためて世田谷区とし ・Ⅵは当初「観光」という言葉はなるべく使わず「魅力アップ」と表現 て観光振興を進めて行く意図もあり、特に「まちなか観光」の表記にして施策の整 ・Ⅶは商業振興等で得た外部からの資金を区内での活用促進意図により特だし 理・統合 ・Ⅷは上記の産業施策を区内産業と連携して効果的に進め、自立した活力ある都市 ・ビジョンの「Ⅶ」と「Ⅷ」については、施策や事業が再掲のものが多かったこともあ づくりを進めるという意図で設定 り、その考え方を各施策に含めて整理 Ⅰ 世田谷産業の基礎づくり 1.産業の高度化・安定化・組織化 Ⅰ 世田谷産業の基礎づくり 2.政策実現の基盤づくり 2.政策実現の基盤 Ⅱ 世田谷人財の充実と活用 1.労働・雇用の充実 Ⅱ 世田谷人財の充実と活用 施策体系 Ⅳ 工業・ものづくり 1.区民生活や地域社会と共生する商業の振興 Ⅲ 商業・サービス業の振興 2.地域の区民生活・ビジネスを支える高品 サービス産業の展開 質なサービス産業の展開 1.世田谷の特色を活かした新たな産業の展開 Ⅳ 工業・ものづくりの振興 1.世田谷らしい都市農業の推進 Ⅶ 地域内資源の循環促進 Ⅷ 都市の自立に向けて 1.区民が創り楽しむ世田谷の魅力アップ 1.世田谷の特色を活かした産業の展開 2.地域に展開しているものづくりなどの活性化 Ⅴ 都市農業の振興 1.世田谷らしい都市農業の推進 2.区民とともに育む世田谷農業の推進 2.区民とともに育む世田谷農業 Ⅵ 魅力的な世田谷づくり 1. 区民生活や地域社会と共生する商業の振興 2.地域の区民生活・ビジネスを支える高品質な 2.地域に展開しているものづくりなどの活性化 Ⅴ 農業・農地 1.労働・雇用の充実 2.人材育成・活用 2.人材育成・活用 Ⅲ 商業・サービス 1.産業の高度化・安定化・組織化の促進 Ⅵ まちなか観光の推進 1.世田谷の魅力を高める資源の「発見」 2.多様な交流がもたらす世田谷観光の展開 2.資源を活用した新たな魅力の「創造」 1.地域内での循環促進 3.様々な媒体を活用した効果的な魅力の「発 2.循環を促す基盤整備 信」 1.自立に向けた地域産業の推進 2.産業活動を発展させる都市基盤づくり 2.世田谷区産業ビジョン 10 の将来像の現況確認 No 1 2 3 将来像 将来像の実現に向けた成果例 客観データによる評価例 ①生活支援拠点型商店街数 (H22→H27) 歩いて暮らせる生活エリアで ②1 週間に 1 回以上の商店街利用者数 ・住み慣れた地域で継続して生活できる生活支援拠点 安全・安心な生活を送り続け の増減、商店街イベント等の参加及 の形成 ることができる まち び利用経験 (H20→H25) ③犯罪件数、火事等件数(H20→H26) ※買い物不便度 魅力と個性に溢れ、子どもか ・区民が楽しめるだけでなく、区外の人も訪れ楽しむこと ①商店街数(区内拠点数 H22→H27) ら高齢者までさまざまな世代 ができる、商店街などを中心とした区内拠点の活性化 ②区民居住意向(区民意識調査 H25→ の区民が快適で充実した生 ・商店街にしかないオンリーワンの魅力を創出し、商店 H28) 活を楽しむことができる まち 街全体の価値を高め、多くの人が訪れるエリア ①小売吸引力(H19→H26) さまざまなひと・もの・情報の ・拠点エリア内の回遊性や拠点同士の回遊性向上によ ②各拠点(三軒茶屋、下北沢、二子玉 交流が生み出すにぎわいと活 る世田谷の新たな魅力創出 川)の販売額、事業所数、従業者数 気に満ち、新たな交流を生み ・世田谷全体を大きな市場とした多様な事業展開 (H19→H26) 出す まち ※区民の区内観光へのイメージ 4 ・区内中小企業の人材活用能力の向上 世田谷を魅力的にするための ・意欲さえあればチャレンジできる環境づくり さまざまな能力を有した人材 ・多様な働き方に応える就労体制と経営者の意識改革 の集う まち ・区民の社会的企業家への育成 5 仕事と調和した潤いのある生 活が営める まち 6 事業者が新たなビジネスに取 り組んだり、安定した経営が 可能な活気ある まち 7 世田谷の資源・特性に見合っ た産業やビジネスがある ま ち 8 ものづくりが地域に貢献し、活 躍する魅力的な まち 9 世田谷の自然環境や生活環 境と産業が共生した まち 10 産業の健全な発展に裏付け られた自立都市:世田谷 ・ワーク・ライフ・バランスに配慮した雇用環境 ・ワーク・ライフ・バランスを先進的に推進する会社の増 加 ・効率的で質の高い経営革新の推進 ・地域資源を活用する新事業の展開 ・経営基盤・財務基盤の強化 ・安定的な事業承継のシステム構築 ・都市型産業の誘導によるまちの活性化 ・世田谷ブランドの育成 ・地域のブランドイメージの更なる向上 ・区民が自分の住むまちや地域での生活を楽しめる ・ものづくり産業が地域の中で協力・協働しながら発展 ・区民等のものづくりの楽しさや豊かな想像力醸成 ・区民生活に貢献するものづくり産業の育成 ・地産地消の推進 ・安全・安心・高品質な区内産農産物「せたがやそだち」 ・みどり率33% 区民の都市農業・農地への理解推進 ・農業の新たな担い手としての区民参加 ・自立した地域経済に対する意識 データ一覧 ①2→7(商店街と区、公社の協働による事 業効果) ②商店街(拠点)の利用者はやや増加傾向、 イベント等の参加率は一部を除き微減の 傾向 ③10,655→8,515 件、276→209 件 ※「家から遠い」6.9 ポイント増 ①140→134 商店街 ②「非常に住みやすい・やや住みやすい」 1.0 ポイント減 ①0.664→0.622 ②二子玉川以外は各値減少 ※「そう思う・まあそう思う」5.0 ポイント増 ①区内就業者数(H17→H22) ②昼間人口比率(H17→H22) ※就業マッチング機能の充実(採用状 況) ①185,516→179,910 人 ②89.7→92.7% ※「順調である」「まあ順調である」、「商業・ サービス事業者」3.1 ポイント増、「ものづく り事業者」0.9 ポイント減 ※ワーク・ライフ・バランスに取組む企 業 ※「商業・サービス事業者」24.5 ポイント 増、「ものづくり事業者」18.8 ポイント増 ①事業所数の推移(H21→H26) ※資金調達等の制度に対する認知度 ①24,679→28,994 事業所 ※− ①事業所数の推移(H21→H26) ②小売業、情報通信業等の事業所数 (H21→H26) ※区民の区内観光へのイメージ ①24,679→28,994 事業所 ②5,697→5,794、393→637 ※「そう思う・まあそう思う」5.0 ポイント増 ①製造業の事業所数(H21→H26) ※区民のものづくり業への認知度 ①809→872 事業所 ※「そう思う・まあそう思う」0.8 ポイント増 ①農家戸数(H22→H27) ②農地面積(H20→H27) ③みどり率(H18→H23) ※区民の農業に対する認知度 ― ①418→340 戸 ②120→94ha ③25.6→24.6% ※「そう思う・まあそう思う」7.5 ポイント減 ― ※は全て世田谷区産業基礎調査より出典(H20→H27 の経年変化)
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