平成 28 年 11 月 7 日お客様各位古川信用組合金融円滑化に関する取組状況について当組合は、『地域に密着して、地域の発展と共に、地域への貢献』を経営理念に掲げ、地域金融機関として、積極的な地域貢献への取り組みを行うことが重要な社会的役割と認識し、金融円滑化（貸付条件の変更等）推進についての当組合の方針に基づいて地域金融の円滑化に積極的に取り組んできたところであります。中小企業等金融円滑化法は、平成 25 年 3 月 31 日を以って終了しましたが、当組合は同法の期限到来後においても、お客様からのお申し込みに対しては、従来どおり対応方針が何ら変わることはありません。 ○ お客様からの新規融資や貸付条件の変更及び経営者保証に関するガイドライン等のご相談・申し込み等に対しては、これまで同様、お客様のご事情をきめ細かく把握したうえで、迅速かつ真摯に対応いたします。 ○ 貸付の条件変更のお申し込みに際しては、関係する他の金融機関等と連携を図りながら、円滑な資金供給とお客様の経営改善に向けた取り組みへの積極的な支援を実施いたします。 ○ お客様の抱える問題や課題に対しては、お客様の立場に立ち適切な解決策のご提案が出来るよう、コンサルティング機能の発揮に努めます。平成 21 年 12 月から平成 28 年 9 月までの、中小企業向け融資及び住宅ローンに係る貸付条件の変更等の申込み・実行・審査中・取下げの件数は別表 1 の内容となっております。お客様各位金融円滑化（貸付条件の変更等）推進についての当組合の方針平成 28 年 11 月古川信用組合 1. ご相談に対する真摯な対応について返済条件のご変更及び新規のお借入等に係るご相談・お申込みをお受けした場合には、当該ご相談に真摯に対応するとともに、ご相談をいただいた案件の進捗状況について適切な管理をいたします。 2. 適切な審査の実施決算書等、財務の表面上の数値のみで画一的な判断は行いません。中小企業や個人事業主のお客様の審査につきましては、お客様の事業の特性、状況、改善または再生の可能性等を勘案し、経営実態をきめ細かく把握した適切な審査を行います。また、貸付条件の変更等の実施後の新規融資申込に対しても、同様に対応いたします。住宅ローンご利用のお客様につきましては、将来にわたる無理のないご返済に向けて、お客様の収入状況や生活状況をきめ細かく把握したうえで審査を行います。【適切な融資慣行の確立】 ○経営者保証に依存しない融資の一層の促進当組合は、経営者保証に関するガイドライン研究会（平成 25 年 12 月 5 日公表）が公表した「経営者保証に関するガイドライン」（以下、「ガイドライン」という。）を自発的に尊重し、遵守します。今後、お客様と保証契約を締結する場合、また、保証人のお客様が本ガイドラインに則した保証債務の整理を申し立てられた場合は、本ガイドラインに基づき切実に対応し、お客様との継続的かつ良好な信頼関係の構築・強化に努めてまいります。 ○「経営者保証に関するガイドライン」について、ご相談・苦情の窓口を設置しております。 3．中小企業者の既往の債務に係る貸付条件の変更等申込み・相談に対する対応について当組合に対して事業資金の貸付けに係る債務を有する中小企業者のお客様が、業績不振による倒産・廃業、受注減少や売上減少による減収など、不安定な経済情勢の影響（状況）等によりご返済が困難となった場合には、当組合の本店、各営業店の「金融円滑化相談窓口」等において、貸付条件の変更等のお申込み・ご相談に応じます。 4．既往の住宅ローン取引に係る貸付条件の変更等の申込み・相談に対する対応について当組合に対して住宅資金の貸付けに係る債務を有する住宅資金借入者のお客様が、勤務先の倒産による解雇、リストラによる転職・退職・出向による減収、業績悪化などによる給与・ボーナスの減収、超過勤務減少による減収など、勤務先等の事情により返済が困難となった場合には、当組合の本店、各営業店の「金融円滑化相談窓口」等において、貸付条件の変更等のお申込み・ご相談に応じます。 5．他金融機関等との緊密な連携関係の構築について当組合は、他の金融機関から借入を行っているお客さまから貸付条件の変更等について、お申込み・ご相談があった場合には、お客様のご要望に基づき、情報共有の同意をいただいた上で守秘義務に留意しつつ、該当する他金融機関、政府関係金融機関（日本政策金融公庫、商工組合中央金庫）、信用保証協会、住宅支援機構、地域経済活性化支援機構、事業再生ＡＤＲ、中小企業再生支援協議会等間で相互に貸付条件の変更等に係る情報の確認を行うなど、緊密な連携関係に努めてまいります。 6．お客様への説明態勢の充実について（１）お客様からの返済条件のご変更及び新規のお借入等に関するお申込み・ご相談に対し、迅速かつ誠実な対応に努めるとともに、その対応に際しては、お客様の理解を得るために、知識、経験を踏まえ適切かつ丁寧な説明に努めてまいります。（２）返済条件のご変更等にあたり、条件を付す場合は、その内容を速やかにお客様に提示のうえ十分な説明に努めてまいります。（３）返済条件のご変更及び新規のお借入等にかかるご要望に沿えない場合には、これまでのお取引やお客様の知識等を踏まえ、ご要望に沿えない理由について可能な限り具体的かつ丁重な説明に努めてまいります。 7．貸付条件の変更等の申込み・相談に対する対応状況を把握等するための態勢整備について（１）当組合は、お客様からの貸付条件の変更等に関するお申込み・ご相談に対し、お客様の実態を十分に踏まえ、迅速な検討・回答に努めるため、融資部に貸付条件の変更等に係る情報を集約し、貸付条件の変更等の適否を審査するとともに、その内容を記録、保存等いたします。（２）融資部において、お客様からの貸付条件の変更等のお申込み・ご相談に対する対応状況を把握等します。また、関係各部署において、貸付条件の変更等の申込み・相談に係る情報の共有化に努めてまいります。（３）お客様との継続的な訪問等を通じて、経営改善に向けた積極的な支援を行います。特に、お客様からのご依頼がある場合には、改善計画等の策定を支援するとともに、計画を策定した場合には、進捗状況の把握に努め、必要に応じて助言等を行うなど経営改善支援に努めてまいります。（４）上記（１）～（３）の態勢整備の推進状況・問題点について、お客様の利害が著しく阻害されるおそれがある事案等については、速やかに常務会に報告し、問題の解決、再発防止に努めてまいります。 8．貸付条件の変更等の実施状況の公表について当組合は、金融円滑化の管理の状況に関し、貸付条件の変更等の申込み、実行等の実施状況（累積件数）を半期（9 月末・3 月末）毎に、それぞれの期末より 45 日以内に開示します。以上お客様各位古川信用組合ご返済がお困りになっているお客様へ当組合は、中小企業のお客様、住宅ローンをご利用のお客様からのご返済等に関するご相談について、お客様とのこれまでの取引関係やお客様の理解、経験、資産の状況等に応じて、適切かつ丁寧な対応に努めていくため、別紙のとおり、貸付条件の変更等の申込みに対する方針を定め、これを遵守し、全役職員が一体となって取り組んでまいります。ご返済等に関するご相談については、当組合の本店、各営業店の「ご返済等に関するご相談受付窓口」又は担当者のほか、下記のお問い合わせ窓口までお申出ください。また、お電話やインターネットメールでのご相談等もご遠慮なくお申出ください。日時等のご都合により、お越しいただけないお客様に対しては、事前にご予約をいただければ、担当者が訪問して対応させていただく「出前相談」も承ります。中小企業のお客様住宅ローンご利用のお客様業績不振による倒産・廃業、受注減少や売上減少による減収など、不安定な経済情勢の影響（状況）等によりご返済が困難となった場合勤務先の倒産による解雇、リストラによる転職・退職・出向による減収、業績悪化などによる給与・ボーナスの減収、超過勤務減少による減収などの事情により返済が困難となった場合・ご返済等に関するご相談受付窓口（金融円滑化相談窓口）・経営者保証に関するガイドラインご相談受付窓口【営業店お問い合わせ先住所・電話番号】店大崎市古川十日町 7－ 8 ・本・涌谷支店・中新田支店・吉岡支店・鳴子支店・小牛田支店・岩出山支店・三日町支店・泉中央支店遠田郡涌谷町字本町 103 加美郡加美町字南町 49 黒川郡大和町吉岡字高田東 20 大崎市鳴子温泉字新屋敷 126－ 6 遠田郡美里町小牛田北浦 1 丁目 52 大崎市古川十日町 7－8（本店内）大崎市古川三日町 2 丁目 3－ 43 仙台市泉区泉中央 3 丁目 34－ 6 ℡ ℡ ℡ ℡ ℡ ℡ ℡ ℡ ℡ 0229-22-1845 0229-43-2105 0229-63-3432 022-345-5131 0229-83-3243 0229-32-5038 0229-22-1845 0229-24-3888 022-771-2780 ・ご返済等に関するご相談・苦情等に関するご相談窓口・経営者保証に関するご相談・苦情に関するご相談窓口【本部お問い合わせ先電話番号・メールアドレス】・電話によるお問い合わせ先（相談・苦情ホットライン）・電子メールによるお問い合わせ先（Ｅメールアドレス）【受付日・受付時間】 ℡0229-21-7666（担当：佐々木） [email protected] 当組合営業日の午前 9 時から午後 5 時 30 分（別表1）【貸付条件の変更等の実施状況】 ○貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の数 [債務者が中小企業者である場合] (単位：件) 平成25年平成25年平成25年平成26年平成26年平成26年平成26年平成27年平成27年平成27年平成28年平成28年平成29年 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末 3月末 9月末 3月末貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の数 493 502 523 541 551 565 582 598 619 630 659 686 うち、実行に係る貸付債権の数 394 405 425 442 452 462 474 489 504 518 546 576 うち、謝絶に係る貸付債権の数 67 69 69 69 70 70 70 75 76 76 76 77 4 0 1 2 0 4 9 5 10 7 7 3 28 28 28 28 29 29 29 29 29 29 30 30 うち、審査中の貸付債権の数うち、取下げに係る貸付債権の数注：計数は各時点における平成21年12月4日以降受付分の累計となっております。注：謝絶には、申込日より3ヶ月を経過したものの、継続審査中である｢みなし謝絶」を含んでおります。 ○貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の数 [債務者が住宅資金借入者である場合] (単位：件) 平成25年平成25年平成25年平成26年平成26年平成26年平成26年平成27年平成27年平成27年平成28年平成28年平成29年 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末 3月末 9月末 3月末貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の数 27 28 28 28 29 30 31 31 32 32 33 34 うち、実行に係る貸付債権の数 19 20 20 20 20 21 22 22 23 23 23 23 うち、謝絶に係る貸付債権の数 4 4 4 4 4 5 5 5 5 5 6 6 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 3 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 5 うち、審査中の貸付債権の数うち、取下げに係る貸付債権の数注：計数は各時点における平成21年12月4日以降受付分の累計となっております。注：謝絶には、申込日より3ヶ月を経過したものの、継続審査中である｢みなし謝絶」を含んでおります。