とも&さちの 上町台地ウォーク (平成 28 年 11 月 5 日) 大阪町並み

とも&さちの
上町台地ウォーク (平成 28 年 11 月 5 日)
大阪町並みウォークコースを辿り、通天閣
で界隈で串カツを食べようと出かけましたが、
天王寺駅でストップしました。
何十年も近郊に住んでいるのに、知らない
所が沢山ありました。
上町台地名所ウォーク地図をネットで入手、
鶴橋駅からのスタートです。上町台地は大阪
が茅渟(ちぬ)の海と言われていた時代からの
半島で、北端が大阪城、その前は「石山本願
寺」があり、そのまた昔は、聖徳太子の「難
波の宮」が築かれていた所です。
大川
八軒家
大阪城
熊野街道
榎木
大明神
玉造稲荷神社
三光神社
難波の宮跡
鶴橋駅西口の焼肉店街の誘惑を振り払い、
玉造筋を北上すると直ぐに真田山公園です。
ここが「真田丸」であったとすると、大阪城
は本当に巨大な城だったということです。
高津神社
宰相山公園
真田山公園
生国魂神社
鶴橋駅
真田山公園に左折した所の
お寺(?)に「 四軰所」の石碑
がありますが、文字も意味も、
ネットでも分かりません。
真田山公園はグラウンドの
ような公園で、その北に「宰
相山公園」がありました。
「幸
村像」を求めて登ると、陸軍
兵士の墓石が林立、全てに花
が供えられています。
天満橋
四天王寺
天王寺駅
像は「真田丸として使われた三光神社」の
階段下の「真田の抜け穴」の横にあ
りました。
幸村像は、大阪夏の陣屏風を参考
に製作され、台座の石は信州の真田
の菩提寺から運ばれたもの。
長堀通り(これは外堀ではなく、江
戸時代の運河)を渡り、玉造稲荷神社
の階段を登ります。
大阪城玉造門が黒塗りだったことから名付けられた、「玉造黒門越瓜(くろもんしろうり)」
の畑が多くあったとの案内。
ここは秀頼のゆかりの神社で、淀
君の胎盤・卵膜などが鎮められてい
るそうです。
また、ここは神宮まで 171 ㎞の「伊
勢本街道」起点で、奈良までは狭く
て険しい暗街道(国道 308 号線)がル
ートです。
ここから「上町台地」へ緩やかな登り坂が続きます。大阪城天守が見えて来て、明日開催
の朝鮮通信使を迎える祭「四天王寺
ワッソ」の準備に忙しい「難波の宮
跡公園」を抜けて行きます。
中央大通りを森ノ宮方向に歩き、
巨大な横断陸橋で、中央大通りと阪
神高速を一気に越えると、大阪城公
園が目の前です。
天守閣へは内堀を大きく迂回して行きます。お腹が空いていま
すが、\600/5 ケのたこ焼きはパス。
「大阪マラソンコースの中で最大の登り坂」(わずか 8m の標高
差)を通り、中国系観光客でごった返している城内に入ります。
巨大な石がありますが、江戸時代に豊臣時代の上に建造された
ので、誰かが運んできたのでしょうね。
壮大でキンピカの天守閣を左側から回り込んで、
京橋口から出、一旦大川(昔の淀川)を渡ります。
川べりを歩き、天満橋を渡りきって直ぐに右折、
観光船乗り場の先には、三十石船の港跡に、
「川の
駅八軒屋」があります。
ここには、
「ウォーキングステーション」がある
と地図には有りますが分かりません。
少し戻って土佐堀通りから熊野街道に入る所で「すき家」を発
見、遅い昼食は牛丼サラダセットです。写真はさちさんのミニサ
イズ。
台湾の客が来た時に、英・中・韓メニューが出ていました。
坂を登り、阪神高速の低いガードを潜ります。すぐ先の小学校
に、「太閤下水」の見学施設がありましたが、見逃しました。
熊野街道の現代の道標を見つけて、写真を撮
った反対側の歩道にあったのです。残念でした。
調べてみると、京橋口から出た小学校の壁に
も豊臣の石垣の復元があったようです。看板が
欲しかった。
高台から長堀通りに下る急坂の手前に、大き
な榎木が聳える、小さな榎木大明神があります。長堀通りを過ぎて直ぐにあ
るのが「からほり商店街」。これも大阪城の遺構でしょうか。
暫く行くと左手の急な階段の上が「高津宮」です。伝統文化に
ちなんだ催しものが多いとのことで、歌舞伎役者の絵馬などがあ
ります。仁徳天皇を祭神として、悪縁との縁切りとしても有名。
長い参道を抜けると千日前通り
に出ました。方向を間違えました
が、大過なく高台にある生国魂(い
くたま)神社に到着しました。
ここの建物は、
「生国魂造」という。他に例を見ない建築様
式ということですが、良く分かりません。ちゃんと勉強しな
いといけませんね。写真はネットから借用。
城方向(きたむき)八幡宮があります。城の鬼門を護るため、城を向いた北向きに建てられ
ているとのこと。
裏から入って表に出、お寺の林立する通りを南下、谷町筋に出
た所に、北山不動が鎮座する大平寺があります。酉年の守護神で
すからお参りをします。火炎の光背の無い、優しいお不動さんで
した。
四天王寺参道となっている熊野
街道は、谷町筋の東側です。
北の乾門から入ると、大師堂の
前に「茅の輪くぐり」がありましたから、
智慧が授かるとの事なので、認知症予防のためにしっかり
とお願いをして潜りました。
境内は工事中で余り景観は良くありません。本命の五重塔は拝
観料が必要なので、外から見せて戴くことで終了。
退出後再び熊野街道を通り、釣鐘屋さんの釣鐘饅頭を買い、再
び谷町筋に合流します。
天王寺駅前から「阿倍野ハルカス」を仰ぎ見
て、本日のウォーキングは終了です。
歩行距離 12 ㎞余り、所要時間 5 時間 15 分の旅でした。
お疲れ様でした。