2016年11月09日

平成 28 年度日本臨床衛生検査技師会
中四国支部医学検査学会(第 49回)
ランチョンセミナー 13
∼銀増幅原理を用いた高感度マイコプラズマ抗原検査法∼
日時
2016 年 11 月 27 日(日)11:45∼12:45
会場
高知市文化プラザかるぽーと
演者
藤井 寛之 先生
公益財団法人
大原記念倉敷中央医療機構
倉敷中央病院 臨床検査技術部
座長
第5会場 7 階第3展示場
宮本 仁志 先生
愛媛大学医学部附属病院
検査部
感染症診断において臨床現場で求められるのは迅速性であり、その検査結果が抗菌薬の選択に役立つことが理想
である。
しかし、その検出感度には限界があり、感度ならびに特異度の高い M.pneumoniae 感染症診断キット
の開発が望まれている。
今回検討した銀増幅イムノクロマト法は、従来のイムノクロマト法に比べ高感度に抗原
を検出できるため流行期においては診療に直結した有用なツールになるものと考えられる。また、検査上の注意
点として検査を行うタイミングと検査検体の採取法ならびに結果の解釈など検査のコツについても概説する。
共催:平成 28 年度日本臨床衛生検査技師会 中四国支部医学検査学会(第 49 回) 株式会社 ミズホメディー